「ロザリーィィィイッ!!」
「ア……アデル!?」
「タローをかけて俺と勝負しろー!!」
「………な?」
「女が苦手な俺にとって唯一のオアシス!フューチャー!サンクチュアリ!!」
「ちょ、ちょっと待っ」
「朝は優しく起こしてくれ!炊事洗濯掃除も完璧!夜は添い寝から夜伽の相手まで!」
「アデル?」
「しかし!!」
「(ビクッ)」
「最近はお前に懐いて俺には全然構ってくれない!正直俺は寂しいッ!」
「お、落ち着くのじゃ!余はタローをお主から取り上げようなど……」
「うるさいうるさいうるさーい!!くらえ俺の悲しみのバーニングフィストー!!」
「アデルッ!!」
「!?」
「余はその……タローを取り上げるつもりなど無い……あ、あの」
「ロ、ロザリー?」
「余はアデルが好きじゃ!!」
「ロザリー……」
「アデル……」
「ロザリー!」
「アデル!!」