(ちょ・・最悪なんですけど・・)どこまでも続く砂漠を1人歩き続け、
ヨシノが心の奥底でぼやく。デジタルワールドにやってきたとき、再びあの
人間がデジモンになるあの3人組―目的は分からないが―が空間を歪ませ
、自分だけ遠い別の地域へ飛ばされてしまった。
「とりあえず、大達と合流しないと・・・)
あれからどれだけだろうか。ずっと歩き続けているのに、一向に先が見え
ない。もう足が悲鳴を上げている。そう考えていると―
「探しましたよ。」聞き覚えのある声。それは・・
「倉田!」そこには後ろにあの3人を引き連れた男が立っていた。
(・・・まずいわね・・今は戦う力が・・)
「何しにきたの?」ヨシノは乾く声を荒げて、聞く。
「あなたに寝返ってもらおうかと思いましてね。」男が笑みを浮かべる。
「誰があなた達と・・な・・ッ・・」そこで言葉が途切れてしまう。
(こんなときに・・眩暈が・・!!)砂漠の熱気でついに目が霞んでくる。
「どうやら・・お困りのようですね・・続きは私の拠点でということで。
あなた達、あの女を捕えなさい。」
「わかりましたわ。」「・・・・・」「ふん。」
「・・・しまった!」熱さにもがいているうちに3人にあっという間に
取り囲まれてしまう。
「・・ゃ!!」彼女の手足に枷を付ける。と、同時に眩暈が激しくなり、
意識を手放す・・。
ズゴッ・・バキッ・・ドスッ・・
「どう?これで手を組む気にはなった?」ヨシノに暴行を重ねていた中の
1人である金髪の女―七海が嘲る。
「・・・はぁ・・はぁ・・誰が・・あんたたち・・に・・」
この施設に監禁されてから、かなりの時が立った気がする。
彼女の手と腹部は壁に鎖で?がれ、休息も無く、腹部や顔面を殴られたり
して、暴行を続けられていた。
「・・・フフ。ならもっとお仕置きしなければ。」
そういい、3人がかりで再び彼女を甚振り始める。
「・・うっ、くあッ!!あぐッ!!」全身を駆け抜ける痛みにヨシノハ
必死に耐え続ける。
「フフ・・大人しく協力すれば、こんな苦痛は味あわ無かった物を。
みなさん、もういいですよ、協力する気が無いのならば、別の用途で
あなたを使用するだけです。」そういい、男は小型の機械を取り出す。
そこからはオレンジ色の火花が絶えず飛び散っていた。
「・・・う・・はぁ・・何をする気!?・・」
「こうするんですよ・・」男は笑みを浮かべ、その小型の機械を2つ
彼女の乳首―桃色の服を隔てて―に接触させる。
「ひゃ!!」突如走った快感に喘いでしまう。
(・・・・何?・・・)この出来事がどうしても飲み込めない。
「ギズモンのデジモン消滅電波をちょっと改造しました。
これであなたの感度をいじっただけですよ。本当の威力はこんなものじゃ
ありませんけど、あなたは特別にこの一番弱い火花程度の電波で
弄んであげましょう。さあ、今度はここですかね?」
「え?」男が今度は下半身に器具を近づけてくる。
「威力を確かめるために、服を脱いでもらいましょうか。」
「やめなさい!」反射的に男の顔に蹴りを入れてしまう。
男はよろけ、尻を床につく。
「フフフ・・私を怒らせましたね。いいでしょう。なら、最大威力の
電波であなたの歪む顔を拝みましょうか。」
男は懐から巨大な銃を取り出し、彼女の短パンを脱がし、下着越しに
尖った銃口を強く秘所になぞりこませ、出来るだけ至近距離から
打ち込もうとする。
「く・・ふ・・ぁ・・やめて!!・・ッ」
もう1度蹴りを入れようとするが、横の二人に足を押さえつけられる。
「では、幸運を。」男がトリガーを引く。
銃声が薄暗い部屋に鳴り響く。橙色の光線が彼女の秘所に直撃し、
その威力に下半身の下着どころか壁に?がれていた鎖も消え去り、
ヨシノは床に叩きつけられる。
「あああッ!!」すさまじい快楽が彼女を襲う。さっきの衝撃で
下半身は全てその姿を現し、精液を噴出し続けていた。
「・・・ぅあああッ・・!!ああ・・・」
(何これ・・?収まらない・・・!)
「フフ・・どうやらまだ改良の余地があるようですね。これを
道具として扱うには受けた人間のダメージが大きすぎます。
何度も撃たれてはこの女の体が持たないでしょう。まあ現に・・」
「・・・くッ・・はぁ・・はぁ・・」
「あら、逃げるつもりですこと?この期に及んで図々しいですわ・・」
「・・ッぁ!!」尻に傘の柄の部分を挿され、喘ぐヨシノ。
「まあいいでしょう。七海さん。後は任せましたよ。」
「いいですわ。この女におしえてあげますわ。」
女が彼女に先程の銃を彼女のクリトリス目掛けて、掲げる。
(まずい・・)