「ふぁ・・・あっ・・・」一体いつまでこれが続くのだろう・・。  
ずっと長い時が過ぎた気がする。  
(一体・・いつまで・・)  
(逃がしは絶対にせぬぞ・・・。この体は永遠に我が奴隷となる・・。)  
(・・・これなら・・死んだほうが・・マシ・・)  
バチィ・・・自分の体を包む触手が切り裂かれる音がした。  
(ぐぁっ・・)その声を聞いたときには既に床に横たわり、淑乃  
意識を失っていた。  
 
 
 
「う・・・ここは・・・」どうやらここは基地の個室のようだ。  
自分の体にタオルが巻かれてある。傍らには制服の変わりに自分の服が  
置いてある。  
「助かったの・・・!?とりあえず着替えを・・」  
彼女は勢いよくベッドから起き上がる。  
「うぁっ・・!!」タオルに大量の精液がかかる。  
(これは・・・!)とりあえず服を着ようとする。が、入らない。  
胸が二廻りほど肥大化され、古い服では入らない。とりあえず、  
体に巻いてあったタオルで胸を押さえつけ、その上から下着を着て、  
洋服を着る。窮屈だが、何とか着ることが出来た。が、下着がビリビリと  
ずっと音を立て続け、いつ破れてしまうか分からない。  
「司令室にとりあえず・・・」彼女は司令室に向かう。  
 
 
「ハァハァ・・・ぅ・・んっ!!」喘ぎ声を聞かすまいと必死に堪え、  
司令室に向かう。  
(体が・・・足を動かすたびに・・疼いてくる・・!!)  
疼きが収まらず、この疼きでイってしまわぬよう、抑えるのが限界だ。  
「・・・!!・・・長官・・ただいま・・ぁ・・帰り・・ま・・っ・・」  
「無理をするな・・今からお前に埋め込まれたウイルスデータについて  
説明をする。静かに座っていろ。」  
「・・はい・・」  
「お前の調査場所で失踪が起きたのは一ヶ月前から知っている。が、  
あえてお前を捜索するのは上部からの命令で取り消された・・。」  
「な・・!!」反論しようとする淑乃に長官は制する。  
「お前の通信機から全てこちらに情報が入り、お前の奪還は奴の台詞どおり  
一ヵ月後しか不可能と思われた。そういうことだ・・・。」  
淑乃は顔がだんだん熱くなってきた。  
「・・・長官達はきいてらしたのですか・・」  
「いや・・・通信機はデジモン反応のみになっていたのでな、デジモンの  
声のみが聞こえてきた。」彼女の火照りが引いていく。  
「で・・これを早くどうにかして・・くれないでしょうか・・」  
早くこの忌まわしいものを抜いてほしかった。これには散々痛い思いを  
させられた。  
「それなのだが・・まだこれは新種のウイルスだ。まだワクチンは  
作られていない。」  
「そんな・・・」淑乃は疼く体を押さえつける。  
「しかも・・これは時間の経過とともに性器を全て徐々に肥大化、感度を上昇させ  
感染者の様態を徐々に悪化させる事が分かった。つまり・・・「あれ」だ。」  
(これがだんだんひどくなる・・・。)血の気が引いていく。  
「試作品が用意されているが、危険物だ。使用は禁ずる。」  
「・・・はい・・・」疼く体を堪え、彼女は自分の家へと帰る。  
 
(早く・・楽に・・・なりたい・・どうなっても・・・)  
この体の苦痛を知った彼女は1つの考えを実行するほか無かった。  
 
 
―侵入者を発見・・迎撃します―足を踏み入れた途端にこれだ。  
「いきなり・・ぃ・・最悪なんですけど・・」  
ローラースケートを足に嵌め、研究室の廊下を走る。これなら、足を使わ  
ないので、あのウイルスの影響も少なからず、受けない。  
(私って天才ね。とりあえず、P−67の部屋に行けば・・。っと、  
ここだわ・・)明らかに様子が違い、他の部屋とロックの厳重さが  
伊達ではない。  
(さっき盗んだこのIDカードなら・・)意図も容易に扉がひらく。  
中は赤いライトに照らされ、中央に色とはいえない色の  
薬物のみが置かれている。  
「・・これね・・・」淑乃は瓶を手に取る。  
(これが試作品・・・あんな生活より、危険を冒したほうがいい・・)  
「待て!!」彼女が瓶を飲み干そうとしたとき、扉が開き、長官と  
後ろに数人顔の見えず、銃を持った人が立っていた。  
「・・もう・・遅いです。こんなことになるのなら・・」  
彼女は一気にその中の液体を飲み干してしまう。すると・・  
バクン・・・何かが熱く燃え滾る。  
呻き声がしたと同時に長官達は壁に吹き飛ばされる。  
「な・・!?」バクンバクン―鼓動がさらにスピードを増す。  
「うあぁっ!!」秘所に振動が走る。強すぎる刺激に彼女は床に倒れる。  
「あああっっ!!はぁはぁ・・ひぃ!!・・はぁはぁはぁはぁ・・」  
鼓動がどんどん早くなる。乳首から発する鼓動が瓶の液体と強い反応を  
示している。  
(・・・苦しい・・・)  
「ああああっっ!!」彼女の体はデータ上に分解され、消えた。  
「・・やはり・・か・・」  
 
 
「はぁはぁ・・はぁはぁ・・何処・・ここ・・」見渡すと、妖しい部屋に  
眠っていた。そして手についているのは鎖のついた手錠。  
外そうと床に叩きつける。が、彼女に電流が流れる。  
「・・ああっ・・ちょっと・・何これ・・」  
「ここは・・デジタルワールド・地下牢獄よ・・」声が聞こえ、振り向くと  
黒い服に包まれた女―レディーデビモンが歩く。  
「デジタルワールド・・・牢獄・・・?」さっぱりわからない。  
「あんたは勝手にここに侵入した大罪でここで永久拷問されることに  
なったわけ・・で、あんたの拷問番が私になったってことよ・・」  
女は手を伸ばし、気付かぬうちに彼女の上半身の服を脱がし、  
鉄格子の向こう側へ投げ捨てた。  
「やっ・・!!何するのよ!」抵抗する間も無く与えられたことに  
驚きを隠せない。  
「あああっっ!!ひいいっ!!」その言葉さえ言ったと同時に、  
乳首を瞬時に触られ、イかされる。対応する間など到底無い。  
むしろ、早すぎて  
「あんた・・これでイくとはね・・」女はこれから起こることが楽しみ  
で仕方ないというように笑みを浮かべる。  
(・・・こんな奴、相手にしてたらまずい・・絶対・・!!逃げ・・)  
女は不敵な笑みを浮かべている。  
 
「くっ・・・」淑乃はとっさに胸を手錠でつながれた腕で交差させて隠し、  
狭い牢獄を逃げる。  
「ふふ・・・この狭い部屋でどう逃げる気かしら・・・」  
風が起こったかと思い、目をつぶる。と、その瞬間女の姿が消える。  
(何処・・・)淑乃は辺りをきょろきょろと見渡す。  
「何処を向いてるの・・?」背後から、瞬時に彼女の胸を優しく揉む。  
「いやっ!!」女に蹴りを入れようと足を引く。  
「何する気・・?」その途端、再び背後でその足を掴み、開いた股に  
服越しに指を挿す。  
「ひぃぁっ!!・・・くっ!!」もう1つの足で更に蹴りを加えようとする  
が、再び女の姿が消え、宙に浮いた両足のせいで、地面に倒れてしまう。  
「しまった・・・」立ち上がろうと淑乃はする。が、  
「もうこれ以上、動こうとしないことね・・。これ以上動くと・・」  
淑乃の上には4本の腕を生やした女が立ち、2本は乳首、もう1本は  
秘所のすぐ真上に尖った爪を置き、もう1本は彼女の顎を弄んでいた。  
「く・・・」  
(これじゃ・・・立ち上がれない・・)  
「これ以上逃げようとして、この指の餌食になってイくか・・諦めて  
犯されるか、の2択よ」女は不敵な笑みを浮かべ、足で乳房を捻る。  
「くふ・・っ・・」どちらに転んでも犯される。逃げ場は無い。  
(どうすれば・・・・)  
「さあ、始めましょうか。」そういうと、女の腕が更に増える。  
これに遣られたら、ひとたまりも無い。  
「やぁっ!!」本能的に淑乃は足に力を込め、女の隙を狙う。  
「ああっ・・・!!」女は蹴りの痛みで呻き、淑乃はその蹴りで爪が  
秘所にのめり込み、喘ぐ。だが、彼女はとっさに起き上がり、  
縛られた腕で、女の頬を殴る。途端に女は鍵を落とす。  
「・・・!!・・・」それを拾うと、走り、鉄格子まで行く。  
「この鍵だ・・・・あかない・・!!」  
「無駄よ・・これは私専用。開けさせることは出来ない。あんた・・・  
2度とこんなことが出来ないよう・・たっぷり調教してやるわ。」  
 
 
「ちょ・・何これ・・」目が覚めると、彼女は台の上に跨がされていた。  
両腕は天井に鎖でまとめて吊るされ、両足はそれぞれ足枷で台の  
跨ぐ所に固定されている。  
「・・・はぁぁっ!!あああっっ!!」身構える間も無く、彼女は  
イかされる。  
「あんたは私を怒らせた・・・。」  
「ひッ!!はぁっ!!くぅっ!!」見えない速度で何度も何度も乳首を突く。  
(逃げられない・・)天井に吊るされた両腕は動く気配が無い。  
彼女の拷問はもう止められない。  
 
 
「はぁはぁ・・・・・・くはぁっ!!・・」  
(絶対・・・こんな奴に屈しない・・。)  
何日続けられただろう。いや、この世界に日付という概念は無い。  
永遠にこの肉体に休みは訪れない。だが、絶対に奴隷にされたくない。  
その気持ちだけで今まで抗ってきた。  
「ひぐっ!・・・っあ・・・ぁぁ・・・ぃ・・」  
「どう・・・!?いい加減、諦めて、ここで・・・」  
女も長時間、彼女―淑乃を犯し続け、体力の限界に来ているようだ。  
「うるさい・・・!!ぃ・・はぁ・・はぁ・・ん・・・」  
女を凝視しつつも、辛い表情で犯される。薬の影響が徐々に強くなっている  
感じであり、体力も低下しているため、早々何度もたえられない。  
(このままだと・・まずいわ・・・)女は上からの命令で、  
この女を奴隷にし、連れ返れと命じられた。命令が遂行できないと、  
どうなるだろうか。ならば、無理にでもさせる。  
「そらっ・・・」女は彼女の中に指を入れ、かき回す。  
「はぁぁっ!!」(また・・イか・・・)と、思った途端、指が抜かれる。  
「え・・・?」快感が体を迸り、抜けていかない。  
「寸止めェ!どう・・まだ気持ちいいでしょ?」  
「・・・っぁ・・・!!!」彼女は鋭く睨むが、女は彼女の火照りが  
消えたのを確認し、再び手をかける。  
 
 
あれから・・・6時間・・・  
「・・・!!・・!!・・・」彼女は体を震わせながら、蓄積した快感に  
身をよじる。両腕を縛られていては、自分でイくこともできない。  
「どう・・苦しいで・しょ・?。賭けをしようか。」女は笑みを浮かべる。  
「賭け・・・?」淑乃の声は苦しみに震え、聞き取れない。  
「そっちが勝ったら開放。負けたら奴隷。いいね。それじゃ・・」  
「・・・まだ・・何も・・・」彼女が床に倒れたまま、つぶやいた途端、  
周りが光に包まれる。  
 
 
・・・今から囚人の開放試合を始める・・・  
淑乃はプロレス・・・だろうか。妖しいリングの上に立っていた。  
前にはあの女がいる。だが、逃げられないように、リングには巨大な棘が  
何本もついた、鉄格子が張り付いている。しかも、スピーカーのみで、人はいない。  
あれから気付けば、この試合の控え室にいた。とはいっても、  
無愛想なもので、極悪囚人扱いで、服として40cmほどの短い布しか  
与えてもらえなかった。しかも、女は両腕に先の尖った部分から  
電気が迸っている妖しい武器をつけ、自分は不恰好な布を巻きつけた  
丸腰である。  
「最悪なんですけど・・・」短い布では乳首を隠す程度の小ささの  
布を胸に巻き、下半身は短くて前方を隠すのが精一杯で、後方の尻は  
隠すことなく全て露出している。  
そして、女は不敵な笑みを浮かべ、こちらに向かってくる・・・。  
 
逃げるどころか自分には手錠や足枷がつけられ、手足は軽く―3cm程―  
しか開けない。しかも、さっきまで寸止めさせられていたのが原因で  
火照って、体がうまく機能しない。これで戦えというのが無理な話だ。  
「くっ・・・」両足で飛び跳ねて、女の攻撃をかわそうとする。  
「甘い・甘い。」  
「な・・・」デジモンのスピードについてこれるはずが無く、  
後ろを簡単に取られ、両腕を鎖で巻きつけられてしまう。  
「ほら。」そして、布から乳首に腕の機械を当てる。すると、  
なにやら電流が流れ、彼女を苦しめる。  
「うぅぅっ!!・・くぅぅ!!」体が軽く焼け焦げるように電流が迸る。  
(卑怯・・・だわ・・)  
「ふっ!!!」手錠がかかった両足を宙に浮かせ、女に飛び蹴りを  
食らわせる。女は軽く身もだえするが、胸元の布が破けただけで、  
再び襲ってくる。淑乃は肩から地面に落下し、息を荒げている。  
「ハアハア・・おかしい・・体が・・熱・・」と、同時に再び女の  
武器が迫る。  
 
パシュゥ・・・咄嗟の判断で足の鎖で攻撃を防ぎ、足枷を外す。  
「くっ・・」必死に間をとろうと走る。  
「だからあ・ま。い・わ」女は容易に彼女の懐にもぐってくる。  
そして、ふたたび電流を流す。  
「ああぁぁっ!!ぐぅぅっ!!」乳首にすさまじい電気が迸り、  
乳首に巻いた布が焼け焦げる。。  
「やめて・・・!!」淑乃は女の手を必死に振り払い、飛び退く。  
「くっ・・はぁはぁ・・!!」が、体の異変にすぐに気付く。  
(あれ・・!?まともに立てない・・・)体が火照り、ふらつく。  
「どうしたの・・もう終わり?」女が乳首を知らぬ間に突き始める。  
「はぁんっ!!・・・ひぐっ・・」床に倒れてしまう。  
「まだ気付かないの・・!?これはあんたに含まれる媚薬を不安定にさせ、  
強力にさせる機械。1度じゃダメみたいだったけど、2度目なら  
胸が重くなってきたってわけ。どう胸が地面に張り付いて動かない?」  
「くっ!!離しなさいよ!!」  
「無駄よ。ゆっくりいたぶってあげる。うっ!!貴様!!」  
淑乃の足が顔に当たり、怒りに震える。  
「まだ抵抗するとは。お前の体、2度と動かなくさせてやろう。」  
「ひぃぃ!!ぅぅぅ・・・!!・・っ!!・・ぁ!!」  
電流を永続的に流されるうちに完全に体が動かなくなる。  
「お仕置きね。」女が腰の布を破り捨て、鋭い爪で秘所の中を抉りまわす。  
「ああっ!!あああっっ!!」途端のうちにイってしまう。  
すると、左足の力が抜け、更に体が火照っていく。  
(しまった・・・耐えないと・・。)媚薬の力を改めて認識する淑乃。  
「あんたの薬、イくたびに効果がある。でも、耐えさせはしないわよ〜。」  
女はうれしそうに笑いながら、脈動を開始する。  
 
「ひあっ!!うあっ!!」何度も思うがままにイかされるヨシノ。  
「どう・・!?もう奴隷になったら?」女の声が響き渡る。  
「・・・・」ヨシノはイかされて、既に喘ぐとき以外口さえも動かない  
ので、代わりに無駄に抵抗するそぶりを見せる。ここで諦めたら、今まで  
耐えた意味がない。彼女はそれだけだった。  
「フン。ならば・・・!!」女はまたあの機械を取り出す。  
そして、電流が流れる尖った部分を捲る―電流の火花が散り、  
彼女の体を煽った―。  
「・・・!!」淑乃は怯える表情を浮かべる。なぜなら、それは―  
「あああっっ!!・・・ひいいぃっ!!」右の機械で秘所に直接挿して、  
喘がせ、左はクリトリスに当て続け、電流を流す。快感の電流が  
吉野の性感部を焦がし続ける。  
(こんなの・・耐えられるわけないんですけど・・!!)  
「これで数時間待ってみようかしら。そしたら、どうなるか・・。  
楽しみね。」女は嘲り笑う。  
「・・・ぅふざけ・・ないで・・はなし・・くぅぅ!!なさ・・きゃふっ!  
よ・・・!!」最後の力を振り絞る。  
「まだしゃべれたのね。でも・・こ・れ・で!」  
「ひゃふぅっ!!!」クリトリスを指で揉み続けられる。耐えられない。  
「・・ぃぃっ!!あああっ!!・・ハッ・・ハァ・・ん・・・!!」  
 
 
―6時間後―  
「ひいい・・・・」喘ぐ彼女から機械を抜く。  
「・・・ッ・・ぁぁ・・・」荒く息をつき悶えるヨシノ。  
「そろそろね。」女が乳房を軽くつつく。  
「はぁぁッ!!!」意図も簡単にイってしまう。  
「ほら、ほら、ほら・・・クリトリスはどう?」  
「ひゃあああッッッッッ!!!ひいいいぁぁぁ!!!!」  
「なかなかの感度ね・・・もっとよ!!もっと!!」  
「あああぁぁぁッッ!!!・・・はぁは・・・んくはぁぁあ!!!」  
「耐えようなんて生意気ね。存分に犯してあげる。」  
「きゃふうぅぅ!!!ふぁぅぅッ!!!」  
絶え間ない快楽に身をよじり、悶えるヨシノ。  
(・・最悪・・なんで・・すけどぉ・・・・)  
もう誰も助けるものはいない。  
 
〜完〜  
 

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