穏やかな日差しが窓をさす午後2時。
その日、タカトはジュリに招かれて、彼女の家に来ていた。
「あ…………」
ジュリの小さな声がもれる。何が起こっているのか?
「タカトくん…次は…あたしの胸…さわって…」
「う、ウン…こ、こ、これでいいかな?」
「ん…そう…いいわ………………………………よーし、そしたら相手の腕をこう持って……おぉりゃーーーーー!」
「 う ぎ ゃ ー ー ー ー ー !!い、痛いよう、加藤さぁん!!!!」
「しょうりしょうりーー、ブイ!えーと、これで護身術NO.13のやり方はオッケーね。次はっと…」
「か、加藤さん、もうカンベンしてよ!僕、腕とか足とか、もう体中痛くってたまんないよう!」
くたっ、と彼女の部屋の床にへばりこんだタカトがもらす。好きな女の子との一緒の時間も、今は拷問の連続だった。
事の起こりは先日の彼女の意味深なお誘いから始まる。
「ねぇタカトくん、明日の午後ウチに来ない?…その日にしか頼めない…お願いがあるの…」
なんでも、その時間帯は珍しくジュリが一人で留守番をしている時らしい。つきあって以来、彼女の家には何度か行っている。
だが彼女の家は小料理屋故、招かれてもそうそう二人っきりになれる機会はなかった。
もちろん彼女の家族がいることは嫌ではない。彼女の弟はタカトに兄のように懐いていたし、母親も娘のボーイフレンドを
快く迎え入れてくれた。唯一、父親だけはタカトが来るとすっげー複雑そうな顔で娘の彼氏を睨むのだが…
(本当はタカトくんのこと、すっごい感謝しているのよ:ジュリ談)
明日の午後はまさにカップル水入らずということなのだ。そして彼女がその時間を選んでタカトを呼ぶ理由、それは何なのか。
(僕にお願いって何だろう…加藤さん最近欠席したことなんてないし、ノート写させてとかじゃないよね…)
前日の夜から、タカトはあれこれ考えてなかなか眠れなかった。
(僕と加藤さんが二人っきりの時にしか頼めないことっていったら……することっていったら……)
(ふ、二人でキスしたり、イチャイチャしてみたり…)
そこまでは結構頻繁にやっていることなのだが、タカトの妄想はもう1ランク飛躍した。
(ま…まさか、まさか……え、えええ エ ッ チ な お 願 い だったりして!!わ、わわわ〜!!)
布団の中で暴れまわりながら、一人で勝手に大フィーバー。純真そうな顔をしているくせに、見よ、このマセガキぶりを!!
しかしタカトがこんないやらしい妄想を抱いてしまったのにはちょっとした理由があるのだ。
以前、6年生の修学旅行でタカト達は京都に行ったことがある。その当時すでにタカトはジュリに告白し、憧れのクラスメイトを彼女に
するという幸せを謳歌していたのだが、タカトのあまりののぼせっぷりにムカついたヒロカズのイタズラでタカトは誤って女湯に入ってしまい、
ジュリと鉢合わせしてしまった。
しかし結果オーライでジュリに許してもらい、驚くことに彼女にフェラまでしてもらった上に、それが原因でタガが外れたタカトは…
なんと、彼女と初体験まで済ませてしまったのだ。
昨今、若者の性の乱れが叫ばれて久しいが、こんな大人しく初々しい小学生のカップルまでも童貞卒業(&処女喪失)しているとは
お釈迦様でも気がつくめぇ。さらにはフェラしてもらった際に、「今度またしたくなったら…その…いつでも言ってね?」とまで言われたのだ。
ここまで許容されてしまっては、タカトにちょっと位スケベ根性が染み付いても仕方がないではないか。
そんなわけで今日は、表向きは平静を装いつつも内心色々な感情と劣情を渦巻かせながら彼女の家に来たのだが、辿り着いた答えは
「じゃーん!『必見!女の子でもカンタンに出来る護身術!これでチカンもノック☆アウト♪』なんだわん!今日はタカトくんにこれの相手を
してほしくって、呼んだんだわん!」という、全く予想外のお願いであった。
勿論、ジュリの方だってふざけているつもりは毛頭無かった。
「ど…どうしてまた急に、こんなの試してみたくなったの…?」というタカトの問いに対し、
「うん…あのね、最近この辺でも怪しい人に絡まれたとかいう事件たまに聞くじゃない。あたしも塾のある日はいつも遅くなるから…
万一に備えて、練習しとこうと思って。…タカトくんが一緒にいる時は守ってもらってるけど、一人の時でも大丈夫なように、あたしも
今よりもっと強くなろうと思うの!」と、特集の載ったティーン誌を片手にいたって真面目に答えた。
ジュリの悩みや相談には常に真摯に力になってきたタカトのこと、(スケベな妄想が外れたことにはほんのちょっぴりガッカリするも)
それならばと今回の彼女のお願いにも応じたのだが…
関節技や急所攻撃など、非力な女の子でも効果絶大な護身術の面白さにすっかりハマッタジュリは、どんどん手加減無しで
手当たり次第にタカトに技をかけてきたのだ。
最初の内こそ「こ、これも加藤さんでちょっとでもエッチなことを考えた罰なのかな…」と思っていたタカトも、これでは我慢ならない。
悲鳴の一つも上げたくなるというものだ。
「ええー、まだ色々試したいのにー。ファイト!ファイト!タ・カ・ト!なんだわん!」
彼女は悪びれる様子もない。
「ちょ、ちょっとは手加減してよ加藤さん。いくら僕が男だからって、本気でこういう技かけられたらやっぱり痛いよ!」
調子のいい彼女がちょっぴりショックだった。13種も技をかけられ続けたのだ。タカトがそう思うのも無理はない。
「ん、わかったわ。それじゃあ休憩にしましょ。…うふふ、でもタカトくんがこんなに痛がるってことは、あたしの護身術ももうカンペキって
ことね!これでもう男の子なんて怖くないんだわん!」
後ろを向くと、笑ってお茶菓子を取りにいこうとする。
ジュリだって内心タカトに悪いとは思っていたのだろう。痛い目に合わせてしまった彼を、おやつで労わってやりたいという気持ちは
あったに違いない。しかし、この一言がタカトに思わぬ感情を生ませることになった。
…………………………………“もう男の子なんて怖くない”だって………………………………………………?
加藤さん、僕に技を色々極めて喜んでるけど、僕は加藤さんに言われた通りの動きしかしなかったから、あんなに簡単に
色んな技にかかったんだよ?
ぼ、僕もよくわかんないけど、チカンとか女の子を襲おうとするヤツはもっと手加減なしで色々ひどいことしてくるんじゃないの?
それなのにそんな簡単にはしゃいじゃって、本当にいいの?
ぼ、僕にだって……僕にだって、か、か、加藤さんが困るようなことをすることは、か、かか、簡単にできるんだよ?
それに人にこんなに痛いことしてはしゃいでるなんて、やっぱりいけないことだよ!そ、そんな加藤さんには―――――
―――――加藤さんには―――――
ジュリを怒らせたり、悲しませたりすることは絶対にしないし、想像すらしたくない。タカトは日々、心に誓っていた。
そして、前述したように彼女が心に抱いたちょっとした悩みや不安にも、全力でアドバイスし、支えてきた。
僕は加藤さんの彼氏なんだから。ありのままの反応を、彼女に示すまでだと。
しかし、それは同時に彼女がもし誤った行動を取った時は、全力で諌めるということでもあった。
それ故に、タカトが次にとった行動は、普段の彼とは全く正反対の感情に動かされてのものであったのだ。
一階に降りようとする彼女の腕を掴む。振り向いたジュリに、立ち上がり、囁く。
「?タカトくん?どうしたの??」
「おさらい…しようよ加藤さん…」
「僕、これから加藤さんの身体あちこち触るから…………本物のチカンだと思って…今までやった技、かけてみて……………」
ゆっくりと、ゆっくりと。この心優しい少年の体内を、青白い炎のような何かが支配していく。
初めての感情であった。「 彼 女 に 、 イ ジ ワ ル し て み た い 」などというのは―――――
タカトの何やらただならぬ雰囲気に少し違和感を感じたジュリであったが、護身術の面白さに魅了されていたので気にせずに
受けて立つことにした。
「本物のチカンと思えばいいのね。よーし、タカトくん!あたし手加減しないわよ!覚悟するんだわん!」
しかしタカトの淡い色欲の炎は、すでに心の中でくすぶり始めていたのだ。
(か、加藤さん!ぼ、僕も手加減しないよ!とってもエッチで、ドスケベで、いやらしくって、ヘンタイなタカトになっちゃうからね!)
それは自らを奮い立たせるかのように。
最初にタカトが手を伸ばしたのは、ゆるやかな曲線を描く彼女のお尻だった。
さわ…さわ…さわ…
ヒップラインを嘗め回すような手の動きに、さっきの練習の時とは違う違和感をジュリは覚えた。
(な…なんかタカトくんの手つき、やらしくなってる…)
チカンされた時の対策法である以上、タカトはジュリの胸やお尻に触れることになる。そんな恥ずかしいことを男の子にされてしまうのを
許容したのは、彼氏であり、一度は身体を許した少年だからという特別な気持ちがあったからなのは間違いない。
しかしタカトはさっきまでは恥部にそっと手を置くだけだった。やっぱり彼も恥ずかしいんだと、そう思って安心していたのに。
(そ、そうだ、反撃しなきゃ。よ〜し、覚悟するんだわん!)
すばやく気を取り直し、タカトの腕をつかもうと手を伸ばすが。
タカトは逆にその腕を左手でつかむと、右手でジュリのスカートをめくり上げた。そしてめくったスカートをジュリの右腕に巻きつけ…
彼女の腕の動きをロックしてしまったのだ!
「きゃあ!た、タカトくん!?」
思わぬ行動に驚いてジュリが叫ぶ。スカートをめいっぱいめくられて、白いぱんつが丸見えになったのだ。
太ももから臀部まで、あらわになった肌の色に映える純白色のアクセントは、明るい日差しの下で見ると殊の外まぶしい。
(あうう…ぱ、ぱんつ、か、加藤さんの白いぱんつ…、こ、こんなに間近で見れるだなんて…き、キレイだよう!)
早くもタカトは息を荒げる。ジュリは結構ガードが緩い時が多く、階段を上る時や、座り込んだ時に何度かパンチラしたことがある。
しかし、それらをいつまでも凝視していては当然怪しまれるし、何より今まではそんな目で彼女を見るのに抵抗があった。
だが今は何の遠慮もしない!そう、純情そうな顔をしているがタカトだっていつかはやってみたかったのだ!
「女 の 子 の ス カ ー ト を め く っ て み た い」と!勿論タカトの痴行はそれで終わりではなかった。
スカートで縛った彼女の右腕を動かせないよう左腕でつかんだまま、右腕でぱんつの上から彼女のお尻をなでまわし始めたのだ。
「ちょ、ちょっと!や、やだ!やだやだぁ!!」
薄い布地のさらさらとした肌触りと、肉づきのよい柔肉の感触に夢中になる。
触る度にしわが乱れ、表情を変える純白の下着に見とれる。
そんなタカトにジュリは必死で抵抗するが、右腕は動かせないし、左腕を振り回したところで背後のタカトにはよけられてしまう。
「ち、チカンはこんなこと位平気でやってくるんだよ!だ、だから加藤さんもちゃんとしなきゃ!ほ、ほら、こんなことだって…!」
ぱんつの両端を指でつまみ、尻に食い込ませる。白い薄布は何の苦もなく中心に寄せられ、覆っていた生尻を大きく外にさらす。
「ひああん!」
(か、加藤さんのTバック姿…………!)
小学生の女の子にこんな恥ずかしい姿をさせるという背徳感。そして、彼女がジタバタ動くと微かにプリンと揺れる発育のいいお尻。
ゾクゾクと劣情にかられて、今度はその生尻をムニュムニュと揉み始めた。
「いやっ、お尻揉まないでぇ!はなして!は、離しなさいったらぁ!!」
顔を紅潮させ、恨めしげにジュリがにらむ。いつものタカトなら、即座に謝っているだろう。だが、今日はひかない。
「は、離すんだね…いいよ…」
そう呟くと、ロックしていた彼女の右腕から左腕を離した。右腕が自由になると、ジュリはタカトに一発キツ〜イおしおきをせずには
いられなかった。しかし、拳を振り上げた先に、彼の姿は見えなかった。
手を離すと同時にタカトはすばやくしゃがんでいたのだ。そして、舞い降りたジュリのスカートの中に…顔をつっこんでいた。
太ももを抱きしめて、Tバック状態のジュリのお尻に顔をすりよせる。温かく柔らかくいいにおいのする、女の子の人肌のお出迎えだ。
「はあぁ…加藤さんのお尻…柔らかくって気持ちいいよお…すりすり♪」
「きゃ!?きゃはん!な、何言ってるのよ!」
「ち、チカンはきっといやらしいコトを言って女の子を混乱させたりもするんだよ!か、加藤さんももっと抵抗しなきゃ!ほらほら!」
さらに顔をお尻にすりつける。スカートの中に入っているのでジュリからはわからないが、今のタカトはとんでもなくにやけまくった
好色な表情をしているに違いない。
「で、電車の中でそんなしゃがんだりなんかしないわよぉ…タカトくんのエッチィ…!…ひゃん!?」
悪ノリしたタカトはさらにジュリの生尻にかぶりつくと、今度は指でなく口と舌で彼女の柔肉を楽しみだしたのだ。
「お、落し物を探してるフリをしてエッチなことをしてくるかもしれないじゃない!え、え〜と、落し物はどこかな…こ、ここかな?」
一点を舌でピチャピチャとなめ回しだす。そのヒンヤリとした感触に思わずジュリはのけぞった。
「ひ…ふ…バ、バカバカ!も、もおお、あ、あたし本気でタカトくんやっつけちゃうんだからね…!えいえい!」
こんな体勢でのチカン対処法は本には載っていない。足はタカトにがっしりつかまれているので、已む無く両手でゲンコツの嵐を
スカートの上から、中で蠢いているケダモノにお見舞いすることにした。
これが意外とタカトに効いた。
(い、いた、イタタタタ…よ、よ〜し、ぼ、僕だって、こうなったらもっと加藤さんを困らせちゃうからね!)
タカトは一旦ジュリの太ももから手を離し、顔も離し、そして…………ぱんつをずり下ろしてしまったのだ!!
「(え?………………………………!)きゃ、きゃああああ!?…………!・あっ!?ああああ!!??」
ジュリは一瞬自分の身に何が起きたのか理解できなかったが、すぐに気づくと大慌てで股間に(スカートの上から)手を当てた。
しかしタカトの手の動きはそれより早かった。
ジュリのぱんつをひざ下までずり下ろすや否や、今度はすぐさま指を太ももへ、そしてさらにその上の到達点にまで――――
――――――――女の子の大切な部分にまで――――――――
スライドさせていったのだ!敏感な目標点へ、タカトは十の指をそっとゴールさせた。そしてその敏感さ故に、指を置かれただけで
ジュリはそれまでで一番の悲鳴を上げた。
スカート越しに手で押さえてガードしても無駄だ。タカトの小さな分身達は、脱がせたぱんつの代わりを務めようとするかの如く
少女の可憐な陰部を蠢きまわっていくのだ。しかし、当の少女の方は可憐なままではいられなかった。
「あ、ひぁ、た、タカトくん!そ、そこはだめぇ…だ、ダメなのぉ!…さ、さわっちゃダメなのおぉぉぉぉぉ!!(…く、くすぐったぁい…!)」
スカート越しに必死でタカトの指を引き離そうと努めるジュリだが、つかもうとすればするほど、指は奥へ奥へ、―秘所へ秘所へ―
隠れようとしてしまう。そればかりか、タカト本人は剥き出しになった彼女のおいしそうな桃尻に、文字通りかぶりついているのだ。
そして、ジュリが前門の指を引き離そうとすると、はむはむと果実にすり寄り、ほおばり、舌で賞味してみせるのだ。
舐めまわされた柔尻の上にさらに荒い息がかかる。寒気に触れたような刺激が、繊細な肌をゾクゾクと刺激する。
「こ、この…あふっ!」
「ダメだったら…は、あは!!」
「い、いやあぁん!!あ・や、やぁああ〜……!」
後ろのタカトをどうにかしようとすると、今度は前の指が旋律を奏でるかのようにプニプニと恥丘をいじる。
舐めるように割れ目をなぞり、少女の抵抗心を奪ってみせる。
「は…はぁ…はぁぁあ…(だ、ダメよジュリ、は、反撃しなくっちゃ……!)」
頭がポーッと真っ白になってきた。腕に力が入らない。足もガクガクと支点を失い、ぶれ始めて来ている。
前後からの愛撫を受けて身体にだんだん汗が滲んできたのがわかる。そして、別の汗も…………
(あ、あああ〜!か、加藤さん、ぬ、ぬぬぬぬ・濡れてきてるよ〜!!)
勿論それはチカンをしている当人であるタカトの指先も瞬時に感じ取った。そしてその感触は、タカトの劣情を益々推し進めることになった。
ジュリのお尻に頬を擦り当て、靄を呼んだ指で割れ目をなぞり続けながら、最愛の少女にイジワルな質問をする。
「あれれ?か、加藤さん…どうして攻撃しなくなったの…?」
「……」
「それに加藤さんのお、おお、オマンコをいじってた僕の指、何か濡れてきたよ?ど、どうしてなのかな?(ジュリのお尻に息を吹きかける)」
「ひゃ、ひゃん!そ、それは…それ…は…」
「ひょ、ひょっとして、こ、ここの調子が悪くなったから加藤さんぐったりしちゃったのかな?よ、よーし、ぼ、僕が調べてあげるね!」
「え、えええええ!?ちょ、ちょっとタカトくんいいってば!きゃああああああああ!!??」
タカトは名残惜しそうにジュリのお尻をもう一舐めすると、体勢を変え、半ば強引に股の間に顔を通してしまった。
体勢的にはほとんど腹筋状態という苦しい姿勢だが、両腕で彼女の横太ももをガッチリつかんで、何とかバランスを支えた。
つまり、ジュリの股下からタカトの首がスッポリと出ているという按配だ。ちなみにぱんつはタカトの一連の行動によってジュリの足が開閉した
はずみで、足元にすっかり落ちてしまっていた。
タカトの眼前には悩ましい光沢を放つピンク色の蜜壺が芳しい媚臭を放ってタカトを誘っている。もう待ちきれなかった。
楽しい楽しい女陰調査の始まりだ!
「チュパ…プチャ…ピチャピチャペチャ……」
「ああっ!ひああ!やっ・やっ・やああぁ〜〜〜〜!!!!!!!!」
ザワザワとした衝撃がジュリの全身を駆け巡り、快感を享受し、嬌声を上げてよがることのみを許可する。
(あああ〜…ひ、久しぶりにされたけどやっぱり気持ちがいいわんっっ!!……ってダメダメ!ダメよジュリ!ち、チカン対策なんだから…
な、なななな、なんだからああああぁぁぁん!!)
微かに残った理性で当初の目的を果たそうとするが、身体を満たしていく快楽の前にはそれもなす術は無かった。
そもそもタカトが体勢を変える間に攻撃しようと思えば出来たはずだ。まして今では両手も完全に自由だし、簡単に舌から逃れられるはずだ。
それなのに。それなのに。今やタカトのいやらしいトラップに、完全に虜にされていた。
「あああああ…た、タカト…くん、やめてぇ……」
「はぁ、はぁ、や…やめない!だって加藤さんのここ、こんなにいっぱい溢れてるんだもん!も、もし電車で加藤さんが気持ちよくって濡れてるのが
みんなにバレちゃったら、とっても恥ずかしいよ!だ、だから僕が全部舐め取るんだ!!はぁはぁ!」
一旦舐めるのをやめて、荒い息で一気にまくしたてる。
「き、気持ちよくなってなんか……な、ないわん……!た、タカトくんが本格的にチカンしてきたから…お、驚いてるだけなんだわん!……う、ふうう、
ふああああああああ!?あっあぁ、だ、だからダメだわん!!そこ舐めちゃ……………………………………ダメだわんっっっっっっっっ!!!!」
必死で否定するジュリの心根を試すかのように、タカトが再びジュリのアソコを啜り出す。クリトリスを優しく吸い込み、ジュリの果汁を搾り出す。
気を落ち着けようといつものおどけた口調で話してみるも、口から出るのは甘く切ない喘ぎ声ばかり。
(あ、ああああ相手はチカンなのに〜……感じたりなんかしちゃいけないのにぃ…………!)
もはや護身術の知識はどこへやら、今や少女の頭の中はエッチでいけない気分で一杯だ。
(このままじゃあたし…チカンに……………タカトくんにメロメロにされてしまうんだわん…………………………!)
既に足に力は入らず、頼るべき地面の位置を忘れたジュリはそのままドシンと膝をついてしまった。
「わわわわ!イタッ!」
その拍子でタカトは地面に頭を軽く打った。
痛みを感じると同時にタカトのリビドーはちょっぴり正常に戻った。もうこの辺でやめよう。そう思ったのだが…
「はぁ、はぁはぁ…はぁ……………」
目を閉じて顔を真っ赤にしながら、切ない声を出しているジュリを見た途端、俄然色欲はヒートアップした。
タカトももう当初の目的を忘れていた。前後不覚の快感に今だ痺れているジュリの股から抜け出すと、タカトは彼女の後ろに回った。
肩で息をしている彼女の後ろ姿を、ボンヤリと眺めていた。そして…
(加藤さん……僕、加藤さんにもっともっと、エッチなことしちゃうからね………………………!)
ハァハァと肩で息をしているジュリの背後に、自らも床に座りそっと近づく。
うっすらと汗ばんだ白いうなじ。匂い立つような色気に、ゴクリと息を呑む。
いつだってそうだ。エッチなイタズラをした今ならともかく、普段もこの見慣れた私服で無防備に、
あるいは無邪気に振舞っているだけなのに、何故彼女からはこういった色気が漂うのか。
中学、高校生になれば、女の子が色っぽくなるというのもわかる。しかし彼女の発育ぶりは小学生にしては進んでるように思う。
(だ、だから…だから僕がこんなにエッチな気分になっちゃうのも、仕方のないことなんだよ!)
彼氏の余裕というものもあるのだろう。今日はとことんまでヘンタイなタカトになるつもりだ。
何だかんだ言ってあの温泉での一件以来、彼女とこういう行為に及んだことはない。(つーか、小学生ならそれが普通だが)
それ故に、この機会を逃すわけにはいかなかった。
一方のジュリも、途切れ途切れな意識の中でタカトが何故急にこんなことをしてきたのか考えていた。
(あたしがタカトくんに痛いことばかりしてたから、タカトくんイジワルしたくなっちゃったのかな…)
(あたしがタカトくんに身体を触らせたから、タカトくんエッチな気分になっちゃったのかな…)
(な、なら…それなら…)
火照った身体の鼓動を見透かすかのように、タカトがジュリの肩に手を置く。荒い息が後ろ髪にかかるのを感じる。
「あ…また…」(もうこれはただのエッチだから…タカトくんチカン役じゃないから… 何 さ れ て も O K な ん だ わ ん ! )
口ではなお遠慮するそぶりを見せながらも、身体はもうタカトのなすがままに任せることにした。
タカトは熟れた果実のように紅く染まったジュリの可愛い耳たぶを甘噛みしながら、両手で胸を揉み始めた。
「んんっ…ふう…ふううん……」
「加藤さん…またおっぱい大っきくなったんだね…とっても素敵だよ…」
耳元で恥ずかしい言葉を囁かれた上に、生温かい息の感触にゾクゾクしてしまう。
「ああっ…や…そんなこと…いっちゃ、あ、あああんっ!」
我慢できなくなったタカトがジュリの上着をずり上げ、脱がせてしまったのだ。上を白いブラだけにされて、恥ずかしげに腕で隠すが。
「隠さないでちゃんと見せて!」「ああっ!」
タカトはその腕を強引につかんで広げると、舐めるように小学生の女の子のブラジャー姿を鑑賞した。
膨らみは白い二つの山を作り、谷底には微かながら立派な谷間の影ができている。
世の少年が憧れてやまない女の子の胸の感触。久々にそれを堪能できると思うと、タカトも俄然胸が高まった。
プニッ プニンッ プニプニニンッ
「やあ……おっぱいツンツンしないでぇ……」
言葉とは裏腹に、ジュリの腕は空気の抜けた風船のように頼りなく力を失ってしまった。
さらにタカトは胸を撫で回すと、ある一点で指を止め、回し始めた。
「あ、あれれ?加藤さんのおっぱい、ここだけ硬くなってるよ?ど、どうしてなのかな?」
「あっはぁん!や、そ、そこはダメェ!」
「こ、これは僕が直接加藤さんのおっぱいを見て、確かめないとねっ!!ハァハァ!!」
「あああんっ!!」
一度もいじったことがないのに、どこで知ったのか背中のホックを瞬時に外す。以前よりさらに膨らんだ少女の乳房は、
タカトの予想通り、すっかり勃起したピンク色の乳首が中心でツンと自己主張していた。
その穢れなき若芽を、クニクニとつまみ、さらに乳房の乳弾力と絡めて混ぜ合わせる。
「ああああん!ふあっ、ああ、やあああんっっっっ!!ダメェ、まだお昼なのにぃぃぃぃぃ!!!!」
幼い肢体が陽射しの下で絡み合い、輝く様はあまりにも恥ずかしく生々しくて、ジュリは思わず目をつぶった。
一方タカトはその痴態から目を逸らすことは出来ず、自分の指や舌で彼女の身体がどんな魅惑的な反応を示し、
変わっていくのかつぶさに観察していた。
(ハァハァ、か、加藤さんのおっぱいってあったかくってプニプニで……し、しあわせな気分になっちゃうっっ!!!!)
本能のなすがままに、彼女の乳首に吸い付いた。チュウチュウと美味しそうな音を立てて、舌と歯と唇とで乳首をほぐしていく。
「あっあっいやあん、おっぱい吸っちゃ、チュパチュパしちゃ、ダメだわんんん!!」
普段はマイペースで通している分、不意の出来事にはジュリはとことん弱かった。
「…加藤さんのおっぱい…いつ飲んでもおいしいね♪」
乳首から糸を引いたまま口を離した彼に、再び耳元で囁かれる。
普段は照れ屋で奥手な彼が、こんな大胆に迫ってくる。薄目を開けてタカトを見つめる。
女の子のような中性的な顔立ち。恋愛感情が芽生える以前から何かと彼に接してこれたのは、異性を意識する必要のない
この顔立ちのせいかもしれない。その顔が、今や少女漫画のプレイボーイキャラのように見えてきた。
胸を集中的に責められて、子宮の疼きが止まらなくなってきた。もう我慢の限界だ。
ジュリは自分からスカートを脱いだ。タカトにおろされたぱんつは既に床に落ちたので、これで身に纏う物は何もなくなったのだ。
「…!!!!」
大きな赤ちゃんとなって援乳してもらっていたタカトも、ジュリの行動を素早く察知する。
「タカトくん…………してください…………」
「男の子を軽く見ていたいけないジュリに………………………エッチな……おしおきしてください………………………」
そう言って足を開いてみせた。
「か、加藤さん…………………………よ、よ〜し、そ、そ、それじゃあ、い、いくよ!」
久しぶりの性交にちょっぴり緊張しつつも、タカトは強気の姿勢を崩さず、己が分身をジュリの秘所へと挿入していった。
「ん…」「ふっ…」
「く…くぅっ!」「はあああ!!あーーっ、あ・ああああーーーっ!!!!」
「はぅああああ!!は、入ったよ加藤さん!!え……えっちな……エッチなおしおきだあぁぁーーーーぁああ!!!!」
「あ、は、はは、はいぃぃ!いっぱい、いっぱいおしおきしてええぇぇえl!!!!」
ジュプジュプと卑猥な音を立てて、欲と愛とをぶつけ合う。ジュリの膣は相変わらずきつくて、熱くて、愛に溢れていて。
ザワザワと五感を駆け巡るいけない幸せに、おしおきしたタカトの方がとろけそうになってしまう。
ジュリの方はすっかりタカト任せで、だらりと弛緩した表情で愛の鉄槌を享受していた。
「はぁ、はははぁ、ぅあっ、あくっ、ふうっ……あ・はああああぁぁ!!!!」
「あっあっ、あーーっきもちっ、い・ひあ、ぁあああーーーーーー!!!!」
はだかんぼのジュリを、まるで宝物を抱えるかのようにしっかりと抱きしめながら、上下運動を繰り返す。
修学旅行の一件で自戒していたオナニーをジュリに許可されて以来、晴れてタカトは彼女をオカズに毎晩自慰に耽り続けた。
そして今。2度目の彼女は前よりもさらに「女性」として磨きがかかり、魅惑的になっていた。
成長する宝物。僕だけの宝物。この少女を他の男になんか触らせてたまるか。チカンの毒牙になんか晒してたまるか。
(か、加藤さんにエッチなことしていいのは僕だけなんだ!他の誰にも渡さないんだーーーーっっ!!)
汗を拭き取るかのように彼女の頬を這っていた舌はやがて唇の中に入り、お互いの舌を絡め合った。
上も下もつながった状態で、やがて訪れる絶頂の時を待つ。
「ぅああ、加藤さん、だすよ、僕、なかに出すよ、膣に出しちゃうよおおぉっっっっ!!!!」
「ああっ……き、きてタカトくんんっ、い、いい、いっぱいジュリの膣に出してえェ!!!!」
ーーーーーーーーーーーードックンーーーーーーーーーーーーーーービュク、ビュビュッルル…ー
ドプドプと熱い愛を注がれて、少女は果てた。少年はその様子を確認すると、ほんの少し遅れて力尽きた。
そんな二人の激しい性交にあてられたのか、太陽も恥ずかしそうに雲に寄り添い、隠れていった。
「あ、あのねタカトくん…あたし、服着たいから、むこう向いててくれる?」
「あ、う、うん…」
行為が終わり、熱が冷めて年相応の少年少女に戻った二人。
一気に駆け抜けてしまったが、我に返ってしまえばお互いやっぱり恥ずかしそうだ。
「で、でも、ま、まさかこんなことになるなんて思わなかったなー。……お、男の子ってやっぱりキケンなのね!
あたしも気をつけなくっちゃ!ね?タ・カ・ト・先・生!」
背中合わせのままジュリが話す。いそいそとブラを着け直している最中のようだ。
恥じらいを入れつつも、その口調に怒っている感じはない。親愛を込めて、いつもタカトをからかう時の彼女と同じだ。
とはいえ、あんなにヒートアップしてしまったことを考えると、タカトは恥ずかしくってたまらない。
「あ、あうう……じ、自制します……」
カァっと耳まで赤くして、ちぢこまった。頭が上がらないとはこのことだ。
リードされたりしてみたり。コロコロと変わるお互いの変化を、魅力を、瞬時に受け入れ共有していく。
このカップルはこれからも相手に飽きることがなさそうだ。
ふと、タカトが床を見ると、クチャッと丸まった白い布が目に入った。
(あれ?こ、これって……あ、ああ、か、か、加藤さんのぱんつっっっっ!!)
脱げたのが丁度手元に落ちていたのだ。手にとって広げてみる。ピンク色の小さなリボンがついていて可愛らしい。
(ぬ、脱ぐと結構小っちゃいんだな…ま、真っ白でかわいい!デヘヘヘヘ……ハッ!?)
愛しげにリボンを指で弾いてみる。と、その時、背後に殺気が感じられた。
恐る恐る振り向くと、着替え終わった(ただしノーパンの)ジュリが、フルフルと拳を震わせて立っていた。
「ちょっとお…何、人のぱんつ拾ってニヤニヤしてるの…?」
「あ、ご、ごめん加藤さん!こ、これは丁度手元にあったから、何かなーと思って見てみたらぱんつで…わわわわ!」
「いくら身体を許した恋人同士だからって、守るべきマナーと節度はあるわ。いつまでもヘンタイのままになっている
タカトくんにはこうよ!えーーーーい!」
彼女の蹴りがタカトの股間に入った。ぱんつはいてないジュリの陰部が一瞬丸開きになるも、タカトにはそれを喜んでいるヒマ
などなかった。
「☆○×■@−−−−−!!うぎゃーー!!!!」
絶叫し、股間を押さえて床をゴロゴロと転げまわり、やがてヒクヒクと痙攣しながら静かになる。
その様子を見て、ジュリはハッと閃いた。
「あ、そっか!もしチカンされてもこうやって相手のオチンチンを強く蹴ればOKなのね!よ〜し、これで護身術の極意は極めたわん!」
ノーパンも気にせずに嬉しそうにピョコピョコ跳ね回る。一方天国から一気に地獄に突き落とされたタカトは、消えぬ激痛と
薄れゆく意識の中で今回の自分を振り返っていた。
「こ、これも調子に乗って加藤さんにエッチなことしまくった罰なのかな…って何だよこのオチは!……トホホホ……いたいよぉ……」
…おしまい。(汗