「タ〜カト〜・・・・・・ギルモンおなかペコペコだよ〜・・・・・・・・」  
タカトがパンのいっぱい入ったケースを持って階段を上っていく。  
「ダメじゃないかギルモン、部屋の中で大きな声出しちゃ」  
「だってギルモン、おなか空いちゃったんだも〜ん・・・・・・」  
タカトはギルモンの目の前にパンを差し出す。  
「はいっ、今日の売れ残りのパンだよ」  
「わ〜っ!!いっただっきま〜す・・・・・・ムシャムシャ・・・・・」  
ギルモンは目の前にあるあんパンやカレーパンやチョココロネを一気に食べてしまった。  
「っは〜っ・・・・・・・タカトのパンはいつもおいしいね〜・・・・・ん?」  
タカトはちょっと目を細めながらギルモンのことを見つめていた。  
 
「タカト〜・・・どうしたの?・・・・・・・」  
ギルモンがけげんそうな顔をしてタカトの顔をのぞき込む。  
「ううん・・・ギルモンってかわいいなって・・・・・・」  
「えへへ〜・・・タカトにそういってもらえると、ギルモンうれしいな〜・・・・・・」  
ギルモンは照れくさそうに笑って頭をかいている。タカトはそれでもまだ  
ギルモンの目を見つめ続けている。そして小さな声でささやいた。  
「・・・僕ね・・・ギルモンのこと好きだよ・・・・・・・・・」  
「ホント?ギルモンもタカトのことだ〜い好きだよ〜」  
ギルモンはタカトの『好き』の本当の意味が分かっていなかった。黙ってギルモンの目を  
見つめるタカトを不思議に思ったのか、ギルモンは首をちょこんと傾げながら  
タカトの顔をのぞき込む。  
 
「・・・タ〜カト〜・・・・・ホントにさっきからどうしたの〜?」  
ギルモンはさらに顔をグイッとタカトに近づける。するとタカトはそっと右手を  
ギルモンの脇の下に、左手を頭の後ろに回しながら、そっとギルモンの口に  
キスをした。ギルモンは一瞬驚いてタカトから口を離して後ろに飛び退いた。  
「???・・・タカト〜・・・・・ギルモンに何したの?・・・・・」  
タカトはそのとき初めて、思わずプッと吹き出して笑って言った。  
「ゴメンゴメン、びっくりしちゃった?人間の男の子と女の子はね、本当に好きになったとき、  
 こうして口と口を合わせてキスをするんだよ」  
「ふ〜ん・・・そっか〜、タカトはギルモンのこと好きだからキスをしたんだ〜・・・  
 じゃあギルモンもタカトのことだ〜い好きだからキスしてあげる〜」  
ギルモンはまだキスの意味を知らないのに今度はタカトにキスをした。  
 (チュッ・・・・・チュッ・・・・・)  
タカトはギルモンをやさしく抱きしめながら、そっとささやく。  
「・・・・・ギルモン・・・・・僕、ギルモンのこともっと好きになっていい?」  
「・・・タカト〜・・・・タカトがギルモンのこと好きなら、ギルモンもタカトのこと  
 大好きだよ〜・・・・・ギルモン、タカトのこともっともっと好きになりたい〜・・・・・」  
「本当だね?・・・・じゃあ僕たち、もっともっと好きになろうね・・・・・・・」  
タカトはいったんギルモンから体を離すと、服もズボンもパンツも脱いで裸になった。  
 
「ほら、これで僕もギルモンもお互いに同じ裸だね・・・・・」  
タカトはまだ華奢な自分の裸体をギルモンに見せる。ギルモンは初めて正面から見る  
タカトの裸体を不思議そうにしげしげと眺めている。そして、ある不思議なことに  
気が付いた。  
「・・・タカト〜・・・・・タカトのおなかの下に付いてるのはな〜に?・・・・・」  
タカトは下を向いて自分のペニスを見て、それから笑って答えた。  
「ギルモン、これはね、『おちんちん』っていうんだよ」  
「どうしてギルモンにはないの〜?」  
「それはね、ギルモンが女の子だからだよ」  
「そっか〜・・・・・ギルモン、女の子だからおちんちんがないんだ〜・・・・・」  
ギルモンは自分にはないタカトのペニスを興味深そうにジーッと眺めている。  
「・・・・・タカト〜・・・・ギルモン、タカトのおちんちんペロペロしていい?」  
「うん、いいよ」  
タカトはまだ小さなペニスをギルモンの目の前に差し出した。  
 
ギルモンはタカトのペニスを軽くくわえると舌を使ってころがしながら吸い始めた。  
 (チュパッ・・・・・チュパッ・・・・・)  
「あっ・・・あっ・・・ギルモンってば・・・・・・・」  
「ふふふふ・・・・タカトのおちんちんってかわいいね〜」  
タカトのペニスはギルモンの舌の刺激によってしだいに勃起してきた。  
「わ〜っ!!タカトのおちんちんおっきくなってきたよ〜」  
「よ〜し・・・今度は僕がギルモンにお返ししちゃうぞ〜・・・」  
今度はタカトがギルモンを仰向けにさせると、白いふっくらとしたギルモンの股間へ  
顔を潜り込ませて女の子の割れ目に舌を合わせて上下になめ回し始めた。  
「あっ・・・・あっ・・・・タ〜カト〜・・・・・・ギルモンの一番感じるところを  
 そんなにペロペロしちゃダメだってば〜・・・・・・」  
「ふふっ・・・ギルモンだってここは一番感じるだろう?」  
「もうタカトってば〜・・・・・そんなことしたらギルモン、ギューしちゃうよ」  
「あっ!!ギルモン・・・・・・・」  
ギルモンは起き上がるとタカトの体をつかんで自分の方へと向かせ、それからまた静かに  
仰向けに寝っ転がる。タカトとギルモンは腹部と腹部を密着させながら互いの瞳を  
見つめ合う。  
「ふふふふ・・・・タ〜カト〜・・・・・・ギルモンのこと抱いて〜」  
「しょうがないな〜、ギルモン・・・・・・・」  
タカトとギルモンはそう言いながら互いにキスとキスを繰り返す。  
 
 (チュッ・・・・チュッ・・・・・)  
タカトはギルモンにキスをしながら、勃起したペニスでギルモンの割れ目を前後へなぞる。  
「あっ・・・・あっ・・・・・・タ〜カト〜・・・・・・」  
ギルモンから甘い吐息がこぼれてくる。ギルモンは込み上げてくる感覚をこらえるように  
タカトの体をググッと抱き寄せ、甘えるような瞳でささやいた。  
「タ〜カト〜・・・・・・ギルモンのおなかに入って〜・・・・・」  
「いいのかい?ギルモン・・・・・・」  
「うん・・・・・ギルモン、タカトと一つになりたい・・・タカトのこともっともっと  
 好きになりたい・・・・・」  
「じゃあ僕、ギルモンのおなかに入るよ・・・・・」  
タカトはギルモンの膣の中へゆっくりと勃起したペニスを入れた。  
 
「ああっ!!・・・ああっ!!・・・・タカト〜・・・・・・」  
タカトのペニスがギルモンの膣を押し広げていくと、ギルモンは今までに感じたことのない  
天上に昇っていくかのような幸福感が込み上げてくるのを感じた。タカトはギルモンの  
膣の中でさらにペニスをもみ続ける。  
「あっ・・・・あっ・・・・ギルモン・・・・・・・・」  
タカトもまた、背中からムズムズとくすぐられるような感覚が込み上げてくるのを感じた。  
タカトはさらに激しくギルモンの膣の中でペニスをもみ続ける。  
「あっ、あっ・・・ギルモン・・・僕もう出ちゃいそうだよ・・・・・・・」  
タカトは体を大きくのけ反らしてペニスをギルモンの膣の奥深くまで押し込むと、  
ギルモンの体内へ自らの精液を注入していった。射精が終わるとタカトは一気に  
力が抜けたようにグッタリとなってギルモンの上で突っ伏したまま半ば放心状態になっていた。  
 
タカトとギルモンは互いに抱き合ったまましばらく愛の至福の余韻に浸っていた。  
「・・・ふふふ・・・タ〜カト〜・・・・・ギルモンいっぱいタカトの愛もらっちゃった〜・・・・」  
ギルモンが先に首をもたげると、自分に愛を注入してくれたタカトを舌でやさしく  
ペロペロとなめ回す。あまりのくすぐったさにタカトも我に返ると、自分の愛を受け入れてくれた  
ギルモンにキスをしてお返しをする。  
「ふふふ・・・ギルモン・・・やっぱり君は僕の最高のデジモンだよ・・・・・・」  
「ホント?タカト〜・・・・ギルモン、タカトのこと愛してるよ〜・・・・・」  
「僕だって、ギルモンのこと愛してるよ・・・・・ふふ・・・・・・」  
「ねぇタカト〜・・・・またギルモンと愛の抱っこしようね〜・・・・えへへ〜・・・・」  
 
タカトとギルモンはいつまでもいつまでも抱き合ったまま、戯れのひとときを楽しむのであった。  
 
 〜完〜  
 
 

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