冬休み、空は近所のコンビニに来ていた。  
「あ、丈先輩のお兄さん」  
「やぁ、空君だよね、丈の友達の。」  
この兄弟は顔から声まで本当にソックリだと、空はつくづく思った・・・  
「丈の奴受験勉強ばっかりで、今日なんて塾がないから家に籠りっきりなんだよなぁ…」  
丈先輩らしいと空は微笑む。  
「そうだ!これから丈に会いに来ないかい?僕もこのまま家に帰るし、丈も喜ぶと思うよ。」  
空は暇だった。それに、しばらく丈に見てないためちゃんと生きてるか心配だったのだw  
 
 
・ ・ ・  
丈は部屋でお約束の如く必勝ハチマキを巻いて机に向かっていた。  
ガチャ…  
「…シン兄さん?入るんならノックしてくれょ…」  
「せーんぱぃっ」  
…兄じゃない…久しぶりに聞いた事のある女性の声だ…  
「そっ…そ…空くん!?」  
「ふふっ、こんにちは、先輩。」  
こちらもお約束の笑顔である。  
・ ・ ・ ・ ・  
「コンビニでお兄さんと会って、先輩の話聞いたら、会いたくなって来てみました。  
差し入れも買って来たんですよ♪」  
丈は少し照れ臭い顔をしていたが兄が用意してくれたお茶を一気に飲み干ほすと、  
椅子に腰掛けいつでも勉強できる姿勢に戻した。  
 
しかし客を無視するワケにもいかず、たじろいでいると  
「私の事はお構いなく、勉強していいですょ」  
昔から気が利く娘だなどと内心関心して勉強に取り掛かった。  
が、よく考えてみれば個室に自分と女の子だけ。勉強のセイでここしばらくご無沙汰だった感情が丈の体中にこみあげてくる。  
「うわぁー…」  
空はいつのまにか立ち上がり中腰で丈の机の上のノートを横から覗き込んでいた。  
「…高校受験ってこんなに大変なんだぁ…」  
「わっ…空くん!?」  
二人の距離はほとんどないと言っていいだろう。空の体から何とも言えない甘い香りがする。  
ついに、丈の抑えていたモノが、プツンと切れた糸の様に暴れだし、矛先を眼前の女性に向けた。  
 
「きゃっ…」  
空は柔らかなカーペットの上に押し倒された。  
「君がいけないんだ、空くん。責任はとって貰うよ…」  
そう言って、上から強引に唇を被せた。  
「んぅっ…く…ふ…ぷはっ」  
息を起てうるんだ目で丈を見つめる。  
「せん…ぱい…」  
空の声など届くはずもなく、丈は狂った様に自分のモノを取り出し、彼女の口に押し込んだ。  
「いやっ…んむっ…んぅっ……カブッ」  
「っつ…!!…はっ」  
丈は我に帰った。歯を起てられたのだ。  
「ぁ…ごめんなさい…先輩…」  
自分のした事を思い返して、丈はこの世の終わりというような顔でうなだれていた。  
 
「…いや…僕の方こそ…勉強ばっかりしてて頭がおかしくなってたんだ…」  
空は少し悩んだような顔をした後、ニッコリ笑みを浮かべて、  
「ふふっ…いいですよ…続けても…今日は先輩の事応援しに来たんだから。」  
「えっ…?」  
この娘は本当に不思議な娘だ…他の娘とは違う…一緒にいるだけで心が落ち着く気がする。  
これも「愛情」なのだろうか。  
丈はふとそんな事を考え、今度は優しく唇を重ねていった。  
「んんっ…ふぅ…クチュ…」  
空も先程と違い、嫌らしい音を起てながら舌を丈に絡めてくる。  
丈は空の服を脱がし、撫でるように自分の手を這わせ、やがて小さな膨らみに辿り着いた。  
 
丈は探り探り膨らみを手で覆っては揉みしだいた。  
「はあっ…んぅ…丈…せんぱぃ…」  
「空くん…きっ…気持いいのかい…?」  
言い慣れない言葉だ。しかし何故だろうか。聞かずにはいられない。  
「ぁ…はぁんっ…気持ち…いぃですぅ…」  
丈は嬉しかった。もっともっと空を気持ち良くさせたい…そんな思いで頭がいっぱいになる。  
空の体から手を離し、再び、今度は下半身…彼女の秘部へと手を延ばした。  
 
「すごい…濡れてるよ…もっと奥まで見てもいいかい…?」  
丈は空の返事を待たずに、服を全て脱がせ、すっかり濡れてしまった秘部を露にした。  
空は頬を赤く染めながら、羞恥心と期待感に満ちた眼差しで丈を見つめる。  
濡れている部分に指を当てる。  
「さ…触るよ…」  
ヌチュッ…クチャ……ツプッ  
「んっ…ひぁっ!?…あぁん…っんぅ…!」  
「あ…指が入っちゃったよ…」  
…動かせば動かす程、そこからは蜜ばかりが溢れてくる。  
空は指の動きに合わせて、声を上げながら腰をうねらせる。  
「うぅっ…空くん…僕もっ…もぅ我慢できない!!」  
空が驚いて丈を見ると、彼のモノははち切れんばかりに勃起していた。  
 
息を荒くし、ズボンを脱ぎ、丈は彼女の蜜の出所へ押し当てる。  
「…入れるよ……っ…く」  
「え!?ちょっと待っ…ふあぁっ」  
丈は入った途端にピストン運動を繰り返し、未知の感覚に興奮していた。  
「空くんの中…温かくて…ヌルヌルしてて…気持ちいい…」  
「ひぅ…ぁん…恥ずかしい…」  
空はさらに赤面し、涙目になりながらも、丈に抱きつき腰をうねらせる。  
同時に丈の動きも益々活発になり、2人の間での淫乱な摩擦音が部屋中に響き渡る。  
「んぅ…せん…ぱぃ…ぎゅってしてぇ…」  
丈は空をしっかりと抱き締め、2人で絶頂へと向かう。  
 
「うっ…僕…もう出ちゃいそうだよ…っ」  
「はぅぅ…先輩っ…私も…どうにかなっちゃいそぅ…」  
2人の感情が最高潮になった時、白濁の液体が解き放たれた。  
「出るよっ…くぅっ!!」  
「んっ…せんぱっ…ぁはぁぁんっ…」  
ビュ…ビュルッ…  
 
・ ・ ・ ・ ・  
絶頂に達し、気絶している空の髪を優しく撫で、丈は呟いた。  
「…好きだよ…空くん…」  
〓END〓  
 
 

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