「デジタルゲートオープン、選ばれし子供達出動!!」  
 
恒例となった京の掛け声と共に、子供達はデジヴァイスをパソコンの画面に向ける。  
デジヴァイスの輝きでデジタルゲートが開いて子供達は光の中へと包まれていく。  
いつもと変わらない、デジタルワールドへの冒険が始まる・・・ハズだったのだが・・・。  
デジタルゲートを最後に潜った、武之内空の体だけに異変が起きていた。  
 
「えっ?何・・・コレ・・・?」  
 
子供達の体はゲートを潜るときにデジタルワールドでの生存を可能にするためデータへと変換される。  
とろこがその瞬間に、空の体にだけドス黒い色をした電流が走ったのだ。  
その時は痛みも何も感じなかったのだが、ゲートを潜り抜けたその瞬間に大きな変化があった。  
 
「と〜〜〜う、ちゃく〜!!」  
 
京の澄んだ声が元気に響き渡った。  
長い戦いは終結していたが、子供達の使命は終わってはいない。  
デジタルワールドはまだ完全に復興したとは言えず、未だに暮らす場所がないデジモン達が残されている。  
子供達は復興作業のためにデジタルワールドへとやってきたのだが・・・。  
 
「よっしゃ、今日も頑張ろうぜブイモン!」  
「アルマジモン準備は良いですか?」  
「それじゃあ、私たちはあっちのエリアに・・・」  
「僕たちも行くよワームモン」  
 
子供達がそれぞれの持ち場に就こうとした瞬間だった。  
タケルの声がそれを遮った。  
 
「あれ?空さん・・・??空さんが居ない・・・」  
 
えっ?と全員があたりを見回す。  
普段は忙しい先輩達は頻繁には来れないのだが、今日は空が学校帰りに手伝いに来てくれていた。  
 
「タケルくん、これ!!」  
 
ヒカリが地面から拾い上げたもの、それは水色の丸っこい形の物体。  
 
「デジヴァイス・・・空さんの・・・」  
 
 
「なっ、何なの・・・ここはどこなの!?」  
 
空はたった一人で別の場所へと降り立っていた。  
あたりはうす暗くて地平線の彼方まで闇に包まれていた。肌寒くてスカートから伸びた足からひんやりと冷気が這いあがってくる。  
不安に駆られ、空はあたりを警戒しながら行くあてもなく歩き始めた。  
 
「とにかく・・・皆と合流しないと・・・せめてピヨモンと・・・」  
 
だが歩けど歩けど、一向に景色が変わることもデジモンの気配がすることも無い。  
自分の足音だけが暗闇の中、不気味に響き渡るだけだった。  
 
「・・・皆ーっ!!どこなのー!!返事してえっ!!」  
 
勇気を振り絞って声を張り上げる。だけど当然返事はなく、空しく声が響くだけだ。  
どうしようと不安に顔を歪める空。まさか、このまま永久に出れないなんてこと・・・。  
 
「ひっ!!?」  
 
思わず悲鳴を上げて立ち止まる。  
誰かの気配が突然、背後から現れたのだ。足音がゆっくりとこちらに向かってきているのがハッキリと感じとれる。  
 
「だ、誰・・・」  
「フフフ・・・わらわの餌食となるのはそなたか・・・」  
 
闇の中から現れたのは黒い着物のような衣装に身を包む女性。  
しかし見た目は女性でも、背中から悪魔のような羽や触手のような物が生えていて人間では無いのは明らか。  
 
「わらわの名はリリスモン。『色欲』を司る魔王型デジモン」  
「あ、あなたなの?私をこんな所に連れてきたのは!?」  
「いかにも・・・。『愛情』の紋章を持つ選ばれし子供、武之内空よ。そなたはわらわが復活するための糧となってもらう」  
 
ニヤッと妖艶な笑みを浮かべるリリスモン。  
 
「糧・・・ですって?」  
「そなたの『愛情』とわらわの『色欲』は裏表の存在。そなたの力を喰らえば、わらわは力を得て再び解き放たれる」  
 
じりじりと間合いを詰めてくるリリスモン。  
それと同時に震える脚を無理矢理動かして空は後ずさる。  
 
「ヴァンデモンが闇の力を世界中に放った事によってわらわは一時的に復活ができた・・・そなたを喰らい今度は完全に復活を遂げるのだ」  
「・・・あなたが何なのか分からないけど・・・狙いが紋章だって事だけは分かったわ」  
「フフフ、空よ。そなたはわらわが復活するための尊い犠牲となってもらう」  
「そんなの・・・お断りよっ!!」  
 
気力と体力を振り絞って空は全力疾走で脱兎の如く逃げ出した。  
何処に逃げれば良いかなんか分からないけど、絶対に捕まるわけにはいかない。  
 
「フフフ・・・愚かな・・・」  
「なっ・・・!?」  
 
リリスモンが翼で羽ばたくと、一瞬にして逃げる空の眼前へと移動してきた。  
空は驚いてその場で急ブレーキをかけて立ち止まってしまった。  
リリスモンはクスと笑みを浮かべると左手を使ってクイッと空の顎を上げさせた。  
 
「スカートを履いたまま脚を振り上げて走り回るとは・・・下品にもほどがある・・・」  
「くっ・・・」  
「さて、下品な抵抗をまた見せられては敵わぬ。まずはそなたの気力体力、喰らい尽してやろう」  
 
空を右手で抱きすくめるようにすると、上から覆いかぶせるように唇を重ね合わせるリリスモン。  
 
「『ダークネス・ラブ』」  
「んうっ!!」  
グチュチュプジュル・・・チュウウ  
 
空の舌を絡め捕り、唾液を啜りあげる。じっくりと味わうように空の唇を貪り食う。  
得体の知れぬ快感が空に襲いかかった。力が抜けきって空の脚はガクガクと震え始める。  
もはや完全にリリスモンに体を支えられている形だ。  
 
「んんっ、んんーーーっ・・・」  
「ふっ・・・む・・・んう・・・っは!!」  
「かはっ・・・ぁ・・・」  
 
リリスモンが口を放すと、ねっとりと唾液が糸を引く。  
空は支えを失ってガクリと膝を折りその場にへたり込んでしまった。  
 
「フフフ・・・ダークネス・ラブは相手の力を奪い取る闇と愛の口付け。そなたにはもはや抵抗する気力はあるまい」  
「うっ・・・うぅ・・・」  
「休ませると思うたか?」  
 
左手で空の髪の毛を鷲掴みして乱暴に立ち上がらせる。と、いうより吊るし上げた。  
 
「うあっ・・・!!」  
「お楽しみは、まだ之からだというのに・・・」  
 
リリスモンは右手を構えて空の眼前へと持ってきた。その腕は金色に輝いていて左手と大きさが全く違っている。  
爪の先端からは液が滴り落ちていてまるで蜘蛛か毒蛇の牙を思わせる。  
 
「これは魔爪『ナザルネイル』触れたものを腐食させる・・・と言い伝えられている・・・」  
 
リリスモンが指を動かすとさらに爪の先端からドプッと液が溢れてくる。  
空は恐怖と不安で顔を歪めながらその様子を凝視した。  
 
「正確に言えば、鉤爪で斬り付けて敵の体内にこのウィルスを送り込む技よ・・・フフフ」  
「や、やめてっ・・・!!」  
「怖がるな。そなたの体を腐らそうとは思うてない。言ったであろうウィルスを送り込むと・・・それを応用すれば・・・」  
 
リリスモンは容赦なくナザルネイルで空の胸を鷲掴みにした。  
爪は立てていないが見た目とは裏腹の怪力で千切れんばかりに空の胸を揉みしだく。  
 
「ひゃあっ!?いっ・・・ああっ!!」  
「なんとも幼く、未熟な乳房ね」  
「やめっ・・・あっあっ・・・」  
 
なんとか抵抗しようとする空。しかし体が鉛みたいに重くて思うように動かせない。  
体力を吸い取られた今のままでは抵抗する力も殆ど残されていないようだ。空は必死に手を動かしポケットをまさぐった。  
 
(デジヴァイス・・・デジヴァイスの力なら・・・もしかしたら・・・)  
 
だが一縷の望みを託したデジヴァイスは入れていた筈のポケットから無くなっていた。  
まさかと思い、もう片方も調べてみるがやはり入っていない。  
 
「残念であったな。そなたの聖なるデバイスは此処に連れてくるときに弾き出しておいた」  
「そっ・・・そんなっ・・・んんっ!!」  
「わらわのような暗黒の力を持つ者にとってやっかいな存在となりそうだったのでな」  
「うあっ!きゃんっ・・・くあっ・・・!!」  
 
リリスモンは微笑みながら空の乳房を交互に揉み、弄り回し刺激を与え続けた。  
既に服の上から分かるくらいまで空の乳首は勃起していた。  
 
「フフフ、未だ抵抗を続けようとするとは、その心の強さには素直に敬意を表してやる」  
「くっ・・・ん・・・」  
「だが・・・口で否定し行動で否定しようとも、そなたの体は快楽に溺れておるぞ」  
 
「こ、こんなっ・・・」  
「フフフ、まだ抵抗する気か。・・・少しお仕置きが必要みたいね・・・キュ〜ッv」  
 
楽しそうに笑うとリリスモンは勃起した乳首を指で挟んで抓りあげた。  
 
「ああっ!!いっ・・・やあ!!」  
「さてと・・・ではそろそろ始めるとするか・・・フフフ」  
 
抓りあげられ、さらにその形が鮮明となった空の乳首へ爪の先端を押しつける。  
そしてツンツンと突っついて刺激を与えた。それだけで空はびくんと痙攣しか細い声で鳴いた。  
 
「喜べ・・・そなたの情けない乳房、わらわが進化させてやろう」  
 
そう呟くと、グッと親指の爪を乳首へと押しこむ。  
 
「ああっ・・・あっ・・・うっ・・・」  
グググ・・・ズブリ!  
「ああっ!?いやあああああっ!」  
ずりゅっずりゅっぐちゅり  
 
生々しい音と共に爪を食い込ませグリグリと捻じり込む。  
空は痛みと快感で泣き喚いた。  
 
「いい鳴き声だ。そなたの泣き叫ぶ声は実にそそられる」  
「いやっ・・・も・・・やめ・・・て・・・」  
 
顔を涙で濡らし、必死に懇願する空だったがリリスモンは無視してもう片方の胸に手を押し当てる。  
そして同じように乳首に爪を突き刺して捻じり込んでいく。  
 
「さて、注入完了・・・じっくりと楽しんでもらおうか・・・フフフ」  
ズリュ  
「うっ!!」  
 
爪を引っこ抜くと左手を放して空を開放する。  
空は力なくその場で崩れ落ちへたり込んでしまい、ゼイゼイと息をついている。  
だが十秒もしないうちに強烈な痛みが胸に現れた。  
 
「うあっ・・・きゃあああーーーーっ!!」  
 
空は胸を抱えるように自らの体を抱きしめ地面をのたうち回る。  
既にそんな体力も気力も残されてはいないハズだがあまりの苦痛が彼女の肉体を強制的に突き動かしていた。  
 
「痛い・・・痛いっ・・・いやあああっ!!助けてぇっ!!」  
 
暫くジタバタともがき回った空だったが、やがて動かなくなりピクピクと痙攣し始めた。  
何か胸の中から突き上げてくるような異様な感覚が襲いかかる。空は胸を突き出すようにして仰向けに倒れた。  
 
「ああ・・・うあ・・・あああっ!!?」  
メリメリメリ  
「なっ・・・はっ・・・うぐうっ・・・」  
ボギュッ!!  
 
鈍い音が響くと空の両乳房が徐々に膨らんでいく。空は苦痛に顔を歪めて喘ぐがお構いなしに乳房は肥大化していく。  
既に中学生の体とは明らかに不釣り合いな程に大きくなっているがそれでもまだ終わらない。  
 
グググ・・・ビリイッ!バリバリッビリッ!!  
「あぐうっ!?」  
 
とうとう限界を超えた上着が鋭い音と共に裂け、乳首が露わとなってしまった。  
 
「どうだ?そなたの乳にウィルスを送り込んでやった。人間といえどこの世界ではデータの塊にすぎぬ」  
「あっ・・・そ、そんな・・・嘘・・・でしょ・・・」  
「『色欲』の力を持つわらわならばウィルスに感染させて肉体を改造するなど造作もない事よ」  
 
倒れ込んだまま、呆然と変わり果てた肉体を凝視している空にゆっくりと近づく。  
そして肥大化した胸をぎゅっと掴む。  
 
「そしてわらわの手に掛かれば、そなたは妊娠してもいないのに・・・」  
「えっ・・・ひぎいいいっ!?」  
グチュ・・・ドピュッ!!  
 
リリスモンが乳房を捻ると白い液体が空の乳首から噴き出してくる。  
 
「母乳を溢れさせていしまう」  
「なっ・・・や・・・嘘・・・だよ・・・こんなの・・・嘘・・・だよ・・・」  
「残念ながら、全て真実だよ。んっ・・・クチュッ」  
「うあっ!?きゃふうっ!!」  
 
リリスモンは続けて空の乳房にしゃぶり付いた。そして下品な音を立てながら母乳を貪る。  
 
チュッチュッグチュウ  
「ああ・・・やめ・・・ふあ・・・」  
ぴちゃ。じゅるじゅるじゅるるるるるるるるるるるる  
「うああああああ・・・ぁ・・・ぁ」  
 
たっぷりと空の母乳を搾りとり啜りあげ、その味を存分に堪能する。  
ゴクゴクと下品に卑猥に喉を動かし、口から母乳を溢れさせながらリリスモンは恍惚の笑みを浮かべる。  
将来、空が我が子に与えるハズだったものは無残にも貪り食われていく。  
 
「さすがは愛情の紋章を持つ選ばれし子供・・・そなたの乳は最高に美味だったぞ」  
 
口周りについた母乳を拭い取りながら妖艶に言い放つリリスモン。  
空はすっかり消耗しきって、息をつきながら仰向けのままぐったりと倒れている。  
だがリリスモンはそんな事は全く気にしてない様子で、今度は空の両脚を掴んで大股開きにさせる。  
 
「さて・・・先ほどから、そなたから淫乱な女の匂いが漂ってくるのだが・・・確かめさせてもらう」  
 
動けないでいる空のスカートの中に顔を突っ込むと、パンツに鼻を擦り付ける。  
何度かそれを繰り返すと空は甘い声でか細く鳴いた。  
 
「ぁぁ・・・っ・・・」  
「フフフ、嫌がっているわりには卑猥な汁が流れ出ているわね」  
 
秘所の形を確かめるように擦りつけ臭いを嗅いだ後に、つつっと舌で下着の上から舐めとる。  
 
「はぁっ・・・ん!」  
「フフフ・・・そなたの女である部分は刺激を欲しておるようだ。だが、残念ながら用事があるのは其処では無い」  
 
リリスモンはスカートを破り完全に空の下半身を下着姿にしてしまった。  
そして秘所の上のあたりを、場所を探すようにツンツンと右手の指で突っついていく。  
 
「くっ・・・ん・・・ぁ・・・」  
「さてと、何処にしてやろうか?」  
「な・・・に・・・する・・・つも・・・り・・・」  
 
空の問いかけを無視して場所定めをやり続ける。  
やがて下着の前中心に飾り付けられた小さなリボンの少し下、下腹部の辺りで動きを止めて何度か同じ場所を突っつく。  
 
「・・・ふむ。この辺りが良さそうね・・・」  
「ま・・・さ・・・か・・・や、やめっ」  
 
空はリリスモンが何をするか理解したらしい。  
今度は下半身に先ほどのウィルスを感染させるつもりなのだ。  
あの苦痛が再び襲いかかってくると、空の頭は恐怖で一杯になる。  
 
「お、お願い・・・やめてっ・・・もう・・・イヤ・・・」  
 
いつものお姐さん気質は何処へやら、空は涙でぐしゃぐしゃに歪んだ顔で懇願し始める。  
最も、後輩たちよりも過酷な冒険を潜り抜けてきた彼女も所詮は中学生の女の子。  
ここまでやられて正常でいられるほどの強さなど持ち合わせているはずも無い。  
 
「そんなに苦痛を味わうのが嫌か?」  
 
突然ぐいっと顔と顔を近づけてリリスモンは呟く。  
空は泣きながらなんとか頷いてそれに答える。  
 
「そうか、そんなに嫌なのね・・・だったら望み通りにしてやろうではないか」  
ずりゅっずぶり!!  
「がはっ!!?ひああああああっ!!」  
 
リリスモンはそのまま下腹部に下着の上からナザルネイルを突き刺した。  
肉体へと食い込んだ爪先からウィルス入りの液体が迸り、空の体に感染をはじめた。  
突き刺された痛みと、内部から蝕まれる痛みは想像を絶する苦痛となって空に襲いかかってくる。  
 
「そなたの望み通りだ、もっと苦しくもっと痛みを伴うようにしてやろう」  
「あ゛っ!!あがああああああっ!!?」  
「先ほどはそなたの肉体を肥大化させ成長させるウィルスだった。しかし今回はそなたの体を蝕みデータを完全に書き換えるウィルスだ」  
 
涙を流し、甲高い絶叫を上げ続ける空を見ながら淡々と冷酷に言葉を並べる。  
 
「データを強制的に変え、変貌させる痛みは成長化の痛みの比ではない。思う存分に楽しむがいい」  
「ああ・・・あああああっ・・・!」  
 
空は今度は股間を突き上げるような体勢で苦しみも悶える。  
そしてパンツの中で何かが生々しい音とともに蠢き始めた。  
 
「あっあっあっああっん!!」  
ぱきめきめきぱきょ  
「ぐっう・・・あぎっ・・・!」  
ぱきばきばきごき!ぐりゅぐりゅごりゅっ!!  
 
布越しからでもグロテスクに動き回る様子が確認できるそれは、空の体にとってあまりにも異質な物であった。  
空自身は何が起こっているのかさっぱり分かっていない。とにかくこの苦痛が早く終わってほしいという願いだけが彼女の脳内を駆け巡っている。  
 
「っ・・・は・・・はっ・・・うう・・・」  
チョロチョロ。シャアアアアアアアアッ  
「おやおや、小便をしかぶりおったか」  
 
空の股間から染みが広がり、乾いた音と共に染みは地面にも広がっていった。  
やがて苦痛が治まると、先ほどまでジタバタしていた空は死んでしまったかのように大の字で動かなくなっていた。  
だが胴体が上下し、同時に肥大化した爆乳がぷるぷると震えていて呼吸しているのは遠目に見ても分かるほど。  
そして・・・可愛らしい小さなリボンが飾り付けられていたパンツは失禁の染みができた他、不自然な盛り上がりが出来上がっていた。  
 
「小便をしかぶるほどだ、余程嬉しかったみたいね。感想を言え」  
グリグリ  
「うっ・・・う・・・」  
 
空の頬っぺたをグリグリと足で踏みにじる。  
だがそれに対して抵抗することもなく叫ぶこともなく、空は弱々しく鳴くだけであった。  
面白くなさそうな表情を浮かべるリリスモンだったが左手を使って宙に四角形を描き始めた。  
 
「やれやれ、答えられないほど嬉しいか。よかろう、今度はそなたの変化した姿をたっぷりと拝ませてやろう」  
 
リリスモンが四角形を描いた場所は、くり抜かれる様に空間が変化。そこに大きな鏡が出現した。  
空の体を起して無理矢理引きずると両腕を後ろ手に拘束し、大股開きの体勢にさせて鏡の前に持ってくる。  
準備が終わり、リリスモンは項垂れる空の顔を上げさせ肩に自分の顔を乗せる。  
そして耳元で息を吹きかけながら囁き始めた。  
 
「しかと見ろ。そなたの変貌を遂げた姿をな」  
「・・・あ・・・あっ・・・」  
 
見たくないけど視線は殆ど強制的に目の前の鏡に映った自分の姿に釘付けになる。  
肥大化し爆乳となった胸は服を無残に引き裂いて露出し、きちんと閉まってない水道のようにポタポタと液体が滴っていた。  
大量のおしっこと少量の愛液が混ざった下着からは異様な膨らみが確認できる。  
 
(性器まで肥大化させられてしまった・・・)  
 
空は絶望と落胆の表情を浮かべた。さっきの凄まじい痛みは性器を肥大化させられたせいだと思っているようだ。  
さっきの痛みは無理矢理女性器を広げられ処女膜が破瓜してしまった痛みに違いない。  
あまりにも理不尽な処女喪失に空は嗚咽を漏らす。  
 
「うっ・・・ひっく・・・ひっく・・・えぐっ・・・」  
「ふむ・・・そなた、純潔を失ったと思っているようだな?」  
 
涙を流す空を見て、リリスモンは耳元で言う。  
 
「安心しろ。まだ、そなたの純潔は失われてはいない」  
「・・・ど、どういう・・・こと・・・?」  
「わらわは、そなたの性器にはウィルスを感染させてはおらぬ」  
 
空は「えっ」と驚いたような表情を見せる。  
するとリリスモンが空のパンツの膨らみに手を伸ばし、それを左手できゅっと掴んだ。  
掴まれた瞬間、今まで感じたこともない異様な感覚が空に襲いかかってきた。  
 
「ひゃああっ!?うあああああーーーっ」  
「言ったであろう?今度のはそなたの体を蝕みデータを書き変えるウィルスだと・・・」  
 
リリスモンが掴んだ下腹部あたりの膨らみは徐々に徐々に大きくなっている。パンツ越しなのが余計にその変貌ぶりを際立たせていた。  
やがて大きさが最高潮に達すると、リリスモンは指を動かしそれを扱き始めた。  
 
「あ゛っあ゛っ!!ああああああーーーーーっ!!!」  
ドクンドクンビュルビュルッ!!  
「どうだ空?初めて味わう快感は??」  
 
空の膨らみがモゾモゾと蠢いたかと思うと、その膨らみの頂点からまたもや液体による染みが広がっていく。  
リリスモンが言う通りの空にとって初めての感覚は、彼女の頭の中を真っ白にするには十分すぎるほどだ。  
真赤に染まり、ゼイゼイと息をつくその表情は快楽に歪んでいるかに見える。  
 
「気持ちが良かったか?では、その種明かしをしようか・・・フフフ」  
 
妖艶に笑うと、背中から生えた触手で空のパンツを器用に引っかけて脱がせ始めた。  
パンツが脱がされると、ぬちゃあっと糸が引いていてすっかり汚れ果てていた。リリスモンは脱がせたパンツを空の眼前に持ってくる。  
 
「えっ・・・?」  
 
暫く快感の表情を浮かべていた空だったが、眼前に広がる光景を見て一気にその顔が恐怖に歪んでいく。  
目の前になるのは汚れ果てた自分の下着。それには白濁した液体がこびり付いていた。  
おしっこの匂いがかき消されるほどの雄の匂いのする液体。それはどう見ても・・・。  
 
「せっ・・・精子・・・えっ・・・あっ・・・なん・・・で・・・?」  
「フフフ、こんな台詞はそなたにとって初めてだろう?」  
 
リリスモンはニヤリと笑って耳元でつぶやく。  
 
「 い っ ぱ い 出 し た ね 」  
 
最初は何を言っているのか分からなかった。  
だが、続けて目に入った鏡に映る自分の姿を見てようやく状況を理解した。  
 
「ひっ・・・ひっ・・・いやあああああああああああああああっ!!!」  
 
液で生々しく光る女性器の上。  
そこには逞しくてグロテスクな肉棒が・・・男性器が生えていた。  
 
「どうだ?素晴らしいだろう?ふたなりというヤツね」  
 
空に強制的に生えさせられたペニスを再び掴む。  
そして上下に激しく扱き始める。  
 
「あああっ、やああああっ!!ひぎゅううっ!?あっあっああっ・・・」  
「アハハハハハッ!!そなたは余程欲求不満らしいな。見ろ!扱くたびに精液が溢れ出してくるぞ!!」  
 
リリスモンが手を上下させるたび、空のペニスから白濁液が噴出する。  
全く衰える様子も止む様子もなく止め処なく飛び散っている。  
 
「こんなに射精してもまだ収まらぬか・・・さすがに小娘は若いだけあって元気があるなフフフ」  
「あ・・・おっ・・・ぁ・・・ぁ・・・ぁ」  
 
リリスモンは空から発射された精液を拭い取り左手に、ねっとりと付着させる。  
そして、その左手で空の口を塞ぐようにして無理矢理、精液を舐めとらせた。  
 
「遠慮するな、そなたの精子だぞ」  
「むがっ・・・ふっ、むっ!えぐぅっ・・・がぼっ・・・」  
 
指を空の咥内に捻じり込み、無理やりその味を堪能させる。  
苦しさに歪んだその表情を間近で眺めてリリスモンはウットリと恍惚の笑みを浮かべた。  
 
「さて・・・そろそろフィナーレといこうか空」  
 
リリスモンはもはや抵抗などしないだろうと、空を放して若干の距離をとる。  
そして腕を構えると、ふうっと空に向かって吐息を吹きかけた。  
 
「『ファントムペイン』」  
「あぐっ!!」  
 
吐息は邪悪な色をした煙へと変貌し空の体に巻き付いていった。  
煙はそのものに何らかの力があるようで、ぐったりと倒れていた空を無理矢理立たせて両手と両足を広げさせ大の字にする。  
そしてそのまま空中で固定させる。  
 
「ファントムペインはわらわの最強の技。敵のデータを末端から徐々に破壊させるといわれてるが・・・」  
 
パチンと指を鳴らすと、空を拘束していた煙の一部が姿を変え人型のような形をとる。  
それからはまるで本当の意志のようなものを感じ取り空は恐怖におののく。  
 
「実際には怨念を自在に操って敵を攻撃する技だ。その怨霊たちはわらわの分身も同然。捕えられたら最期、もはや逃げ場はない」  
「くっ・・・あ・・・た、助けて・・・助けて・・・!」  
「無駄だ。そなたの声は何処にも届かない」  
 
冷たく呟き、再び指を鳴らす。すると空の秘所の間近の煙が変化してペニスの形となった。  
それをゆっくりゆっくりと空の秘所の中へと埋めていく。  
煙状だがそれを挿入される感覚は、普通の性器を挿入されるのと変わらず・・・むしろさらに苦痛を感じさせるものだった。  
 
「いっ・・・あぎいいいっ!!痛いっ・・・痛いっっ!!」  
「そなたは先ほど、精液を嬉しそうに舐めていたな。そんなに精子が好きならばもっとくれてやろうぞ」  
 
ズブズブ・・・容赦なく空の秘所に怨霊たちの作りあげた肉棒が付き入れられる。  
やがて処女膜までたどり着くと、さらにゆっくりジワジワと前進を始めた。  
 
「やめっ・・・て・・・もう・・・これ以上・・・は・・・!!」  
 
処女膜まで到達したのに気付いた空は必死に懇願し始める。  
だがその懇願はかえってリリスモンの嗜虐性を煽っただけにすぎない。  
ゆっくりと・・・ゆっくりと、破瓜の苦しみが長く続くように空の処女膜を伸ばして破いていく。  
 
「痛い・・・おね・・・が・・・うあああっ!!」  
メリメリメリ  
「あ・・・ぎっ・・・う・・・た、助けて・・・太一・・・ヤマト・・・!!」  
メキメキパキ・・・ブツン!!  
「ああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」  
 
限界ぎりぎりまで延ばされた処女膜が無残にも貫かれてしまった。  
あまりの痛みと、純潔を失った空は断末魔を思わせるほどの絶叫を上げた。  
 
「ハハハハハ、素晴らしい。実に心地よい叫びだぞ空。では今度こそ正真正銘最後のメインイベントといこうか」  
 
リリスモンの額の宝玉が光った。そこにはリリスモンの司る大罪・・・『色欲』の紋章が浮かび上がっていた。  
それと同時に空に巻き付いた怨霊達が一斉に姿を変える。  
 
「ああっ!!いやあああああああああーーーーーっ!」  
 
先ほど男性器が現れたように今度は女性器が形どられ、空の強制的に生えさせられたペニスをぐにゅぐにゅと包みこんでいく。  
さらに小さな人型の上半身が煙から生えてきたかと思うと空の肥大化させられた爆乳に赤子の如く吸いついた。  
それだけではない、今度は眼前から人型が現れると唇を奪われ舌で舌を絡め捕られる。  
さらには両方の耳、お臍の穴にも新たな人型が現れて吸いつかれチロチロと舌で穿り回される。最後には背後からもペニスが現れてアナルへと無理矢理捻じ込まれた。  
 
「フフフ・・・そなたの穴という穴を犯し尽くし・・・」  
 
処女を破ったのとアナルに挿入されたペニスが同時にピストン運動を始める。  
そして吸いつかれた臍と甘噛みされた耳には舌が挿入されてグチョグチョペチョペチョと舐る。  
 
「そなたの体液という体液を搾り尽してやろう」  
 
空のペニスを覆ったヴァギナはそれを扱きまくり、手でされるよりも凄まじい快楽を与えて精液を搾る。  
乳房からはぴちゃぴちゃと下品な音と共に母乳が吸い取られていき、奪われた唇からは唾液が啜られ容赦なく貪り食われていく。  
 
「んっ・・・んっ・・・っ・・・ぁ・・・ぁ・・・」  
 
もはや空は叫ぶ声すらも上げれない。口を塞がれ、目は涙であふれて視界がぼやける。  
耳からもくちゅくちゅぴちゃぴちゃと卑猥な音が響き渡るだけで、もはやそれ以外は何も聞こえない。  
さらに怨霊達は人型の姿をとっていき、とうとう涙さえも怨霊達に舐めとられていく。  
全身至るとこから吸いつかれて疲労のあまりに溢れた汗さえもその餌食となっていった。  
 
「さて・・・始まったようね」  
 
怨霊達が空を貪る音が響き渡る中、彼女の胸の中心から淡い赤色に輝くハート型の輝きが放たれた。  
それこそまさに愛情の紋章の輝きだった。主の危機に紋章が発動し怨霊達を追い払おうとしているようだった。  
 
「無駄だ、拒絶した所でどうにもならぬよ」  
 
カッとリリスモンの色欲の紋章が輝く。  
すると空の愛情の紋章は一瞬にして黒い触手のような物に縛りあげられる。  
怯えるように淡く光る愛情の紋章だったが、やがて触手に引き寄せられて色欲の紋章に取り込まれていく。  
 
「さあ、わらわに力を与えよ!!」  
 
ゴキリグキリボキリ!!  
 
砕け散るような無残な音が響く。愛情の紋章は色欲の紋章に捕食されてしまったのだ。  
食事が済むと、怨霊達も消え去りドサリと空は地面へと落下する。  
 
犯され尽くされた空はぐったりと地面に横たわっている。  
リリスモンはゆっくりと近づいて空の髪の毛を掴んで体を起こさせた。  
そして首筋に口付けすると強く吸いついて痕を残す。  
 
「ちゅっ・・・これで、そなたはわらわの物となる・・・」  
 
ゆっくりと手をかざすと空の衣服が変貌を遂げ始める。  
それまで彼女が着こなしていた清楚な服でも綺麗な和服でもない、露出度の高いボンデージ姿。  
首輪が掛けられて、そこからは鎖が伸びている。リリスモンは鎖を掴んで犬の如く空を引っ張り起こす。  
そして足をグリグリと顔面に押し付け始めた。  
 
「舐めろ」  
「・・・はい・・・リリスモン様・・・」  
 
虚ろな目をした空は言われるがままにリリスモンの足に舌を這わせ始めた。  
ゆっくりと一本ずつ丁寧にその指を舐めとっていく。  
 
「んっ・・・ふ・・・良いぞ・・・空よ・・・褒美をくれてやろう」  
 
リリスモンの手が光ると、そこから黒い新たなデジヴァイスが出現した。  
その液晶画面には色欲の紋章が怪しい光と共に輝いている。  
 
「これでそなたは、わらわの奴隷だ。喜べ、七大魔王たるこのリリスモンをパートナーとして迎える事ができるのだぞ」  
「はい・・・身に余る光栄・・・です・・・リリスモン様・・・」  
「フフフ、宜しい。では奴隷よ、さっそく選ばれし子供の力でデジタルワールドへのゲートを開いてもらおうか」  
 
空がゆっくりと新たなデジヴァイスを構える。すると紫色の光線が炸裂し、空間に穴が空いていく。  
その穴の中から除くのは、見紛うこと無き広大なデジタルワールドの姿だった。  
リリスモンはその景色をまるで少女のように目を輝かせて見つめた。  
 
「おお・・・ようやくだ・・・ようやくこのダークエリアから抜け出せる・・・」  
 
グイッと鎖を引き空を引きずりながら穴の中へと踏み出す。  
そしてリリスモンはその脚でしっかりとデジタルワールドの大地を踏みしめた。  
 
「フフフフフフ・・・復活の時だ・・・今度こそこの世界、わらわが支配してくれようぞ!!ハハハハハハハ!!!」  
 
リリスモンが笑った瞬間、その場の空気が一変した。青空は一瞬にして鉛色に染まり生い茂っていた木々は朽ち果てていく。  
ついに七大魔王、リリスモンは完全なる復活を果たしたのだ。このままでは世界は再び暗黒の力に覆い尽くされてしまうだろう。  
選ばれし子供達に再び過酷な試練が訪れようとしていた・・・。  
 
〜おしまい〜  
 

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