〜ロビーにて〜  
 
パタパタパタ・・・  
 
「・・・!!・・・・・・!?」  
 
ふむ、何やら子供達が騒いでいるようだ。  
アグモンやギルモンといった成長期デジモン達が  
浴衣姿で数体何かを奪い合って遊んでいる。  
しかし、表情は真剣そのものだ。  
何だ?何かを奪われてしまったのか?  
 
私はその子供達へと近づいた。  
アグモンの方が何かの瓶らしきものを持っている。  
するとギルモンが私にしがみついて言った。  
 
「クレニアムモン!助けてくれぇ!」  
 
「・・・?、何故私の名前を知っている?」  
 
「クレニアムモン、私だデュークモンだ。」  
 
「・・・は?私の知っているデュークモンは  
 そんなに小さくなかったはずだが・・・?」  
 
「私だと言ってるだろう!オメガモンが持ってきた怪しげな薬を  
 酒に混ぜられて成長期まで退化しちゃったんだよ!」  
 
「何!?じゃああのアグモン達は・・・」  
 
未だにアグモンやブイモン達が瓶を巡って争っている。  
おそらく、あのアグモンがオメガモンなのだろう。  
黒い笑みを湛えながら嘲笑うかのように悉く攻撃をかわす。  
しかし、成長期だからと言っても攻撃は半端ではない。  
あれは本気で攻撃しているのではないか?  
 
「頼む!助けてくれクレニアムモン!  
 一生のお願いだ。あの元に戻る薬を奪ってくれ!」  
 
「薬・・・ってあの瓶のことか?」  
 
「そうだ!頼む・・・」  
 
「しかし、その瓶割れてしまったぞ?」  
 
「えっ!?なぁ!!何だってえぇえぇえぇえぇえぇ」  
 
|ブイモン《マグナモン》の攻撃によって割れてしまった瓶の中身が  
床に染み込んでいってしまった。  
それを見て|ギルモン《デュークモン》の表情が驚愕に変わる。  
 
「スマン、攻撃当てちゃった♪」  
 
|アグモン《オメガモン》が茶目っ気たっぷりに  
悪戯な笑みを投げかける  
 
「『当てちゃった♪』じゃあねえだろぉおぉ」  
 
半狂乱になりながら|ギルモン《デュークモン》が叫び  
口から火球を吐き出しながら暴れている。。  
やれやれ、胃が痛い・・・。又余計な仕事増やしやがって、  
私はどうしたらいいものかと思案しつつ  
|アグモン《オメガモン》を捕まえる事にし魔槍クラウ・ソラスを構えた。  
 
「で、どういう訳だ?」  
 
捕らえられた|アグモン《オメガモン》に皆がジリジリと詰め寄った。  
ただ、攻撃を当ててしまった|ブイモン《マグナモン》は  
シクシクと泣きながら落ち込んでる。  
 
「えぇ、だってぇ、皆酔ってきたから  
 面白くしようとしただけじゃん☆  
 ドゥフトモンだって結構ノリノリだった癖に」  
 
「|某《それがし》は、そんなつもりは毛頭無い也」  
 
|ガブモン《ドゥフトモン》は冷め切った口調で|ブイモン《マグナモン》をあやしながら答えた。  
 
「元に戻す薬はもう無いのか?」  
 
|シャコモン《デュナスモン》が|アグモン《オメガモン》にたずねた。  
|アグモン《オメガモン》は全く悪びれている様子など無くニヤニヤしながら答えた。  
 
「もし、無いって言ったらどうする?」  
 
「その時は・・・なぁ・・・」  
 
|クダモン《スレイプモン》がクレニアムモンへと目配せする。  
クレニアムモンは魔槍クラウ・ソラスを構え、  
ジャキリと|アグモン《オメガモン》の首元へ当てた。  
 
「多分、皆同じ考えだと思うなぁ」  
 
|ギルモン《デュークモン》が怒りに身を震えさせながら答えた。  
クレニアムモンは冷ややかに俺を見つめ  
皆の意見を待っている様子だ。  
ロイヤルナイツとはいえ今はアグモンなのだ。  
攻撃に耐えられるはずも無く、槍が首筋に食い込む。  
完璧主義者で任務達成率No.1のクレニアムモンは、  
皆が殺せといったら、本当に俺を殺すかもしれない。  
これ以上黙ってたら本当に殺られる・・・。  
 
「わ、わかった。薬は無い事もないけど、  
 調合するのに少し時間がかかるんだ。」  
 
「どの位?」  
 
「二日間・・・」  
 
「二日間かぁ・・・丁度帰るまでの日付ではないか、  
 ふむ、良いだろう。ただし、調合できるまで遊ばせんからな」  
 
そう言い私は槍を更に首元へ近づけ|アグモン《オメガモン》脅す。  
 
「わ、わ・かっ・・た・・・」  
 
苦しそうにそう言う|アグモン《オメガモン》を解放すると  
クレニアムモンは被害にあった彼等を一瞥すると部屋を出て行った。  
 
「そういえば、あのお酒何処やったっけ?」  
 
突如|ドラコモン(青)《エグザモン》がその疑問を口にし、  
皆それにやっと気づいたかのように同時に叫んだ。  
 
「「「アルファモンが持ってった!」」」  
 
先程、アルファモンが来て残っていた酒を持って行ったのだ。  
 
「で、でも、これから解除薬できるし、  
 大丈夫じゃないか?」  
 
「アルファモンか・・・」  
 
皆、これから増えるであろう被害者に更に憂鬱になるのだった。  
 
 
コンコン・・・ガチャ  
俺はふと部屋の扉がノックされ、眠い眼を擦りつつ扉を開けた。  
 
「ん、誰?・・・あぁアルファモン。入って・・・」  
 
私は案内されるまま部屋に入った。  
両手に抱えた物を床に降ろすと、  
アルフォースブイドラモンに言った。  
 
「今から酒を飲まんか?  
 飲めるように取り合えず度数の低いのを持ってきた。」  
 
そういいつつなにやら白い液体をグラスに注いでいく、  
3分の1位入れたところで残りに透明なものを注ぐ。  
 
「これも十分度数が低いが、  
 カルピスで割れば初めてでも飲めるだろう?」  
 
そのグラスを満たすと新しい瓶を空け自分の物にも注ぐ、  
何やら自分の物とは違う茶色い液体は  
今入れてくれたこの酒とは又別のもののようだ。  
 
「はい、何か食べる?」  
 
カルピスで割ったお酒を俺に渡し聞いてくる。  
 
「う〜ん、いいや  
 今はあんまりお腹が空いてないから・・・」  
 
そう言いグラスの中の氷をぐるぐると回し弄ぶ、  
俺がそうしているとアルファモンが自分のグラスを差し出す。  
俺はそれを見て察し自分のグラスを  
その茶色い液体が並々と注がれたグラスに近づけた。  
 
「何に乾杯しようか・・・  
 今日だけで結構いろんな事があったし、  
 とりあえず、初めてに乾杯」  
 
カイン・・・  
アルファモンがそう言い俺のグラスに軽く当て  
その茶色い液体を飲み、俺の様子を見ている。  
俺は初めてのお酒という事で軽く口をつけチビチビと啜る。  
 
「ん、なかなか美味しいかもしれない」  
 
「だろ?まだいっぱいあるから作ってやるよ?」  
 
そう言い、瓶を持ち上げる。  
俺は酒を口の中で反芻しながらカルピス割りを飲み干した。  
アルファモンがもう一度作ってくれる。  
それを見つめていると急に体が熱くなってきた。  
俺は震える手でカルピス割りを受け取った。  
 
「大丈夫か?震えてるぞ?」  
 
アルファモンはグラスを持った俺の手を  
上から包み込むようにして握った。  
アルファモンの手が温かい。  
 
「な、なんか体が熱いんだ。酔っちゃったかな?」  
 
「別に無理して飲む事ないぞ?」  
 
「ん〜ん、大丈夫、お酒美味しいし。  
 折角入れてくれてるんだしね。」  
 
俺はそう言いカルピス割りを軽く飲んだ。  
すると猛烈な眠気が襲ってきてしまった。  
視界が霞む、アルファモンがぼやける。  
グルグルと世界が回っていき  
俺の意識はフェードアウトしてしまった。  
 
「大丈夫か?」  
 
私はグラリと傾いたアルフォースを支え、  
グラスを奪い取った。  
どうやら眠ってしまったらしい。  
結構カルピス多めにして薄めたんだが・・・。  
すると、アルフォースからモワモワと白い蒸気  
みたいな物が立ち上ってきた。  
俺はその状態を見つめていると、  
その蒸気が段々晴れてきた。  
ただ、そこにはアルフォースの姿は無く、  
変わりに蒼いブイモンの姿があった。  
 
「おいっ!?大丈夫か?」  
 
グラグラと体を揺するが「うぅ〜ん・・・」という声をあげ  
起きる気配が全くない。小さくなってしまった体には鎧は既に無く、  
裸同然の状態で寝ている|ブイモン《アルフォース》の股間には  
先程とは比べ物にならないくらい小さなポッチが付いていた。  
私は興味をそそられてツンツンとつついた。  
 
「うぅ〜ん・・・。」  
 
すると、それ自体が意思を持っているかのように  
むくむくと小さいながらも硬く屹立してしまう。  
駄目だ駄目だ、私は一体何をやっているのだ?  
寝ている上に無防備な成長期デジモンを虐めるなんて、  
しかし、そんな私を嘲笑うかのように呼吸と共に  
大きく上下して揺れている。  
私はその小さな物に齧り付いた。  
 
「ふゎっ!?アルファモン?・・・うぅっ!」  
 
流石に股間に快感を送られて目を覚ましたらしい  
小さい|それ《・・》はビクビクと私の口の中で跳ねている。  
その小さな脈動の自己主張に私は更に舌を使い  
酒の混じった唾液を刷り込む・・・。  
その内に限界が近いらしくビクビクと小刻みに痙攣している。  
私は、それを口で感じ取り一気に吸い上げた。  
 
「あぅぅぅ・・・吸わないでぇ  
 ひゃっ・・・で、出る・・・」  
 
ドビュルルルルルルルル  
その小さな体の何処に入っていたのだろうか、  
大量の精を私の口内に撒き散らすと  
快楽に悶えうっとりとした表情で  
だらしなく舌をたらし、体を弛緩させている。  
私はその小さな体を抱き起こし  
その可愛さのあまり抱きしめながら聞いた。  
 
「アルフォースブイドラモンなのだな?」  
 
「な、なにを当たり前のことを」  
 
俺はまどろみの意識の中で違和感に眼を覚ました。  
あれ?何故俺は抱き上げられているんだ?  
俺とアルファモンの身長差は大して変わらなかったはず、  
俺は抱きついているアルファモンを両手で引き離し  
まじまじと自分の体を見つめる。  
 
「あれ?俺、縮んでるぅ!?」  
 
「そうみたいだな、可愛らしいぞ。」  
 
「な、何で?まさか、酒に何か入れたのか?」  
 
「私は何も入れていないが、  
 どうやら飲み残しの酒に何か入っていたようだな、  
 多分これを飲んでいた連中も  
 お前と同じように小さくなっているだろうな」  
 
「『いるだろうな』って、そんな悠長に・・・。  
 本当にアルファモンが原因じゃ無いんだな?」  
 
「心外だな・・・、私を疑っているのか、  
 じゃあ証拠を見せてやる。」  
 
そういうと俺が止める間もなくアルファモンは  
俺の飲み残しのカルピス割りを一気に飲み干した。  
 
「か、間接キ・・・」  
 
「何をそんな事を今更・・・  
 大体そんなことを気にする間柄でもないだろう?」  
 
「し、しかし、  
 薬入りだと言っといてそれは・・・」  
 
「まだ不満か?」  
 
アルファモンは軽く俺に口づけをし  
瓶に残っていた酒を一気に飲み干し瓶を床に投げ捨てた。  
 
「これで、お前と同じになれるわけだな?」  
 
そう言い俺をベッドの上に戻し、  
アルファモンはその隣に寝転がった  
 
「大きいままだと、アルフォースと  
 同じ目線で、喋る・・事が・・・  
 出・来な・・く・・な・る・・からな・・・」  
 
そういうとアルファモンはガクリと気を失ってしまった。  
アルファモンが退化していく様子を見ていると。  
何故か先程刺激された俺の性器が怒張していくのを感じた。  
な、何故だ!?何故俺はこんな事で興奮してしまっているのだ。  
俺のそんな考えをよそにアルファモンから蒸気が立ち上る。  
靄が晴れるとスヤスヤと尻尾を抱きながら寝ている  
紫色のデジモンがいた。これはド、|ドルモン《アルファモン》?  
俺は早速|ドルモン《アルファモン》を揺さぶり起した。  
 
「|ドルモン《アルファモン》?|ドルモン《アルファモン》ったらぁ」  
 
「うぅ・・・おぉ、縮んでいる。予想通りだな」  
 
すると、俺のスリットからはみ出しているものに気づいたらしく  
ニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべながら言った。  
 
「何をそんなに興奮してるんだ?  
 そんなにやりたいのか?」  
 
「な、何を馬鹿な事を俺はそんなつもりでは・・・」  
 
すると儚くも想像してしまった俺の物は素直だった。  
再び脈動と共にビクンビクンと屹立し始める。  
 
「こ、これは違う!!ただお前がそんなことを言うから」  
 
「では、私とやりたくないのか?」  
 
「う・・・」  
 
俺は|ドルモン《アルファモン》にそう言われたものの  
やりたい本音を言えずに黙り込んでしまった。  
するときっぱり言い切れない俺を見かねたのか  
俺の物をパクッと口に咥える。  
先程とは違う長い舌を巻き付けるようにして扱いて来る。  
 
「嫌なら嫌といったらどうだ?  
 止めてほしいならいつでも止めてやるぞ?」  
 
|ドルモン《アルファモン》は優しくそう言うと  
ある程度の硬さを持った物を解放し、  
自らの肛門を熱い滾りを持ったものに当てた。  
 
「そろそろ、頃合だろ?  
 私もそれで楽しませてくれないか?」  
 
そう言い、|ドルモン《アルファモン》はその肉棒へと腰を沈め始めた。  
彼の中は、な、なんて熱いんだ。うくぅ、し、締まるぅ・・・。  
俺は性器で彼の体温と鼓動を同時に感じていた。  
 
「ふぅおぅ・・・ア、|ブイモン《アルフォース》の物  
 凄く良いぞ。硬くて、脈動しててビクビクと  
 そ、そんなに我慢してたのか?」  
 
「ア、|ドルモン《アルファモン》がその気にばかりさせるからぁ  
 うぅ・・・い、良いよぉ、はぁうぅ!」  
 
私は更なる快感がほしくて腰を上下に揺らしながら前後に動き、  
私は尻尾を彼の菊門の中へと無理矢理ねじり込んだ。  
|ブイモン《アルフォース》が私の股間のスリットに手を伸ばし  
股間の襞をずらすとそこに現れた私の物を上下に扱いた。  
全身の力が抜けていくようだ。とても気持ち良い。  
尻尾、性器、肛門の三点から与えられる快感に私は  
至上の幸せをかみ締めていた。  
 
「|ドルモン《アルファモン》のせいだ。  
 お、俺がこんなにエロくなっちゃったのは・・・」  
 
俺はお腹の中で暴れまわる尻尾に前立腺を刺激され  
そのうえ熱い肉壁に肉棒が擦られ  
俺は一気に絶頂まで伸し上げられてしまった。  
俺の股間に熱いものが込み上げてくるのが分かる  
 
「うぅ、ま、また出る・・・」  
 
|ブイモン《アルフォース》はそう言うと一瞬体を硬直させたかと思うと  
私の中に熱く滾る精をぶちまけていた。  
 
「あ、熱いぃいぃ・・・」  
 
私の中に注ぎ込まれる彼の精は、とても熱くて  
|ブイモン《アルフォース》に扱かれている物から精液が勢いよく迸った。  
精液は|ブイモン《アルフォース》が左手で全て受け止めてくれたお蔭で  
ベッドは汚さずにすんだようだ。  
 
「もぅ、汚く汚しちゃって・・・。  
 俺、お前の精でここから動けないんだから  
 綺麗にちゃんと片付けてくれよ」  
 
そう言い俺は左手に付いた精液を舐め取っていた。  
|ドルモン《アルファモン》は"ぬちゃぁ"という音と共に肛門からペニスを引き抜くと  
俺のお腹を舐めて精液を綺麗にしてくれた。  
その勢いのまま俺の唇を奪ったのはこの際良しとしよう。  
 
「ふむ、どうせこんな事をやるのは、  
 オメガモン辺りだろう。後でゆっくり  
 元に戻してもらうさ・・・。  
 それより、また温泉行くか・・・?」  
 
「うん、そうだな。  
 え?だけど服が無いぞ?」  
 
「このぐらい子供の姿なんだし誰も気にしないよ。  
 それに向こうに浴衣ぐらいあるだろ。」  
 
|ドルモン《アルファモン》の提案に俺はタオルだけ持つと  
そのまま二体一緒に裸のまま廊下を走っていった。  
 
 

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