デジタルモンスター
第2話 エンジェウーモン×レディデビモン ※エロ無し
(久しぶりにデジタルワールドへ遊びにきたと思ったら………。ハァ、どうしてレディデビモンがいるのよ………。)
エンジェウーモンとレディデビモンの仲は最悪。
出会うたびにこうもマジバトルを繰り広げられている。
「たぁっ!!」
「きゃ!」
エンジェウーモンはレディデビモンに突き落とされた。
「ううっ………。」
「フフフ………あんたもここでおしまいよ………。」
「何を……………!」
エンジェウーモンの何かがキレた。
舌打ちをし、レディデビモンに襲いかかった。
「なっ!?まだ生きてたの!!?」
「あんたを倒すまでは死ぬ訳にはいかないのよ!」
パアァァン!!
パアアアン!!
お互いに叩きあうビンタ合戦が始まった。
お互いなかなかやめようとしない。
「ホーリーアロー!」
エンジェウーモンはホーリーアローを放った。
「こんなださい技くらわないわよ!」「ガガガガーン。ガ、ガ、ガ、ガーン。」
「あんたの実力なんてしょせんこんなもんよ!」
「うぅっ………!!どうすれば……!!」
エンジェウーモンの攻撃が全く効かない。
「とどめといくわよ!」
「まだまだぁ!!」
エンジェウーモンはレディデビモンを地面に叩きつけた。
「ぐうっ!」
「あんたに負けるくらいならドブにだって入ってやるわ!」
エンジェウーモンはレディデビモンに乗っかり、殴り初めた。
「ほらほらほらぁ!立てるものなら立ってごらんなさいよ!!」
「ちいぃっ!!」
レディデビモンの悔しさがこみ上げてくる。
「とどめの一発ぅぅ!!」
「ぎゃあああぁぁぁぁっ!!!」
ドッッ!!!
しかしエンジェウーモンはレディデビモンにとどめをささなかった。
「な、なぜとどめをささなかった!?」
「だって………あんたを今ここで倒しちゃったら、喧嘩をする相手がいなくなっちゃうでしょ?」
「…………!」
「………サヨナラ」
エンジェウーモンは現実世界へ帰っていった。
「………フン。今度は負けないから………」