夜中、一人でこっそり起きるとオレは、パンツを洗いに昼間めぼしを付けていた池に向かった。  
念のためにあたりを見回す。よし、誰もいないな。  
ズボンを脱ぎ、パンツをおろす。なんか、一人でも心許ないのでズボンだけ履いてしまう。  
ボコモンから分けて貰ったアワアワの実をポケットから取り出し、パンツを水に浸し、実を付けようとした時、  
「何やってるの〜?拓也く〜ん?」  
心臓がひっくり返った。  
泉は、オレのすぐ後ろの木陰から出てきた。ちょっと意地の悪そうな、にやにや笑いをしてる  
「おお、お前こそこんな夜に何してんだよ!?ね、寝てたんじゃないのかっ?」  
オレは必死にパンツを隠そうとしながら、大声を出してごまかそうとした。ったく、参ったな  
「ばかっ!そんな大声出したらみんな起きちゃうじゃない!」  
「あ・・え、・・え・・」  
「何持ってるの〜?パンツ?」  
オレは耳たぶまで真っ赤になっていくのがわかった。か〜〜、いやなトコ見られちゃったな  
「オレはき、綺麗好きなのっ!ふ、二日に一回はぱ、パンツ変えないとヤなの!」  
しどろもどろに答えると、  
「ふ〜ん・・洗濯ねえ。ひとりで洗えるんだあ。えらいねえ拓也。わたしより小さいのに」  
「ち、小さいのは関係ないだろっ!あ、あっち行けよ!寝ろ!」  
泉のやつ、笑ってるよ。  
「やだよ〜っ、わたしも洗おう〜っと。ね、それ貸して?」  
云うが早いか、オレの持ってるアワの実を取っちまった。  
「向こうむいてなさいよ?」泉はまた木陰に入っていく。マジかよ、知らねーよ。オレ  
やがて白いパンティーを持った泉が出てきた。なんかこいつも顔、赤いぞ?  
「一緒に、洗お?」  
 
二人でパンツ洗ってると、泉が云った。  
「わたし達、下には何も履いてないんだよね・・変だよね、こーゆーの」  
変なのはおまえの方だ、と云おうとしてオレは泉の顔を見てぎくり、とした。  
目がとろんとしてて、やらしい、というか熱っぽい顔をしてる。女の子でこんな顔するやつ見るの、初めてだ  
オレは洗濯する手を止め、さっきからドキドキいってる胸に手をあてがう。  
「ねえ、見せっこしようよ?」  
「ええっ?何いってんだよ、おまえ」  
「だから、わかるでしょ?」  
「ヤだよオレ!そ、そんな恥ずかしいコト出来っかよ!?」  
なんか、変だ。オレの体が。さっきから。フルチンの上にズボン履いてるせいだ、と思っていたけど  
あそこが、堅くなってきてる。  
この気持ち。前にもあった・・・  
「オレ寝るっ!おまえも帰って寝ろよな!」オレはパンツを絞るとねぐらに戻ろうと立ち上がった。  
泉に目をやると、泉は紫のスカートを履いていなかった。  
 
「日本の男の子は、女の子に恥かかせて平気なの?」  
「お・・おまえ、勝手に脱いじゃったんだろーっ!知らないよ・・」 
オレは泉から目をそらしながら云う  
「もう、見たでしょ?拓也。ダメだよ、拓也も見せてくれなきゃ」  
オレは観念した。  
「わかった、わかったよ・・でもいいか、このコト絶対喋るなよ?秘密だぞ?」  
「うん、約束だよ」あっさりしやがって。外国帰りの女の子って、みんなこうなのか?  
もう、なるよーになれ、ってんだ。オレは目をつぶってズボンを勢いよく脱いだ。  
堅くなってるチンチンに引っかかって、ぶるっ、と揺れる。恥ずかしいなあ。もう  
「・・・わ〜〜。ふう〜〜ん・・」  
「もお、いいだろっ、履くよ?」オレがズボンに手を伸ばすと、  
「ダメよ。わたしだってまだ履いてないし。拓也だって、まだよく見てないじゃない!」  
「別に、いいよ・・見なくて・・」  
「なによ!失礼しちゃうわね!」泉が、オレの目の前まで近寄ってきた。  
「あたし、なんか暑いわ・・拓也、全部脱がして・・」お姉さんぶって云う  
もう、すっかりこいつのペースにはまっちゃったな。しょうがない。二人とも、下半身裸だしな。  
へんてこな帽子を取ると、綺麗な金色の髪が現れる。そこらへんで見かける染めた色ではなく、  
本当の金色だ。何て云うか、気品ていうの?そんな感じがする。  
上着とシャツを脱がせる・・泉は、長いソックスだけの真っ裸になった。こいつ、おっぱい小さいな  
オレより背、高いのに。  
オレもゴーグルに帽子、上に来てるモノを全部脱ぐ。二人とも、裸でしばらく互いを見つめ合っていた。  
こんなとこ、他のヤツに見られたらどうなるんだろう?  
「さわってみたい?」  
「え・・う、うん・・」  
泉はオレの右手を取って、自分のおっぱいにあてがう。小さいけど、明らかにオレの胸とは違う感触。  
あったかい。やわらけえ・・女の子って、なんか凄いな・・。オレが手のひらにちょっと力を入れると泉は  
びくっ、と背中を反らせた。息使いが、荒くなっている。気持ちいいのかな?  
オレの方も、チンチンがさっきからどんどん上に上がってきている。なんか血がたぎってる、つうか  
別の生き物みたいだ。あそこが苦しいよ・・  
 
「・・んんっ、は・・っ・・んん・・」泉は我慢できないみたいに、  
「・・わたしの股の間に指入れて・・ね?」 
また、オレの手を取って、白く鈍く光るおなかのずっと下へと導く。  
・・・ちゅく、ちゅ・・と小さな音がする。泉の中は暖かい、いや、暑い。  
オレはどうしていいのかわからなかったけど、ちょっとずつわかってきて、指を少しずつ動かしてみた  
ごくり、と唾を飲み込む。  
指が濡れてきていることに気が付いた。なんだこいつ?おしっこ漏らしてるのかな?  
「・・んあ、た、拓也っ・・んあああ〜〜〜!」  
びくん、びくん、と身体をのけぞらせると泉は膝をついてその場にへたり込んだ。ど、どうしちゃったんだ?  
「へへ、・・いっちゃった・・今年で2回目ね・・」  
「え?」オレが目を白黒させてると、  
「拓也もいかせたげるね」云うが早いか、オレのチンチンを膝ついたままで口でくわえた。  
「わ!ばか!き、きたねえよっ、よせ!」  
「お姉さんにまかせなさい!汚くなんかないよ・・んんっ・・ん、ん・・」  
オレのアタマはあまりのコトにぐるぐる回っている。夜なのに、周りが光って見えるようだ・・  
泉の舌がオレのモノにまとわりつく。痛いのか、くすぐったいのかわからない、変な気持ちだ。  
でも、ああ、な、なんか・・こんな気持ち、こんな感じ・・初めてだ・・  
オレは思わず声を出してしまう  
「んっ・・な、何・・気持ちいいよ・・あ、ああっ・・何か・・凄い・・」  
泉はアタマを激しく上下させながら、ちゅっ、じゅ、じゅる、ちゅ・・と音をさせてオレのモノを舐めている。  
なんだかすごくいやらしい。これがいやらしいってコトなんだな・・・気持ちよさにぼうっとそんなコトを考えていると、  
おしっこが出そうになって来た。  
 
「あ、ああ、泉っ、何か出ちゃうよ!」  
オレは反射的に泉を突き飛ばした。  
「・・いったーい・・なによ・・」  
「ご、ごめんな・・おしっこ、泉にかかっちゃうと思って・・」  
泉はにっこりして、  
「拓也って優しいのね・・拓也、もう少しで大人だよ?こっち来て?」  
アワの実を自分のおなかとオレのチンチンに付けると、  
「抱き合って・・拓也の、わたしのおなかにつけて・・そう、動いて?」  
オレのモノは泉のおなかの上でぬるぬると滑る。さっきの泉の舌も気持ちよかったけど、これも・・  
にゅるにゅるとまたいやらしい音がする。抱き合ったままで泉がオレの耳元に「ふ〜」と息を吐く。  
背中がゾクゾクする。オレはまたさっきの感覚が押し寄せてきて必死に腰を動かした。  
「拓也、白いの出してごらん?ぴゅっ、て出したコトある?・・」耳に入らなかった  
やがて、目の前が真っ白になって、オレのチンチンは何かが引っこ抜かれるような感触に包まれた。たまらない感じ・・  
「んああっ、何か出るよっ、泉っ!ああ・・ひあ・・っ・・う・・っ」  
オレは泉の胸一杯に射精した。そのまま、泉を力一杯抱きしめると、その場に泉ごと座り込んだ。  
 
 
 
「あ〜あ、べとべとだ・・な、池に入って洗おうぜ?」  
「冷たくない?あんた炎の闘士なんだから、ここを温泉に出来ないの?」  
「出来るか!じゃあおまえもフェアリモンになっておっぱい大きくしてみせろ」  
「云ったな〜こいつーーえい!」  
「わ、冷てぇ!冷たいって!」  
 
                                   了  
 
 

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