「…明日の昼ごろって事は…もう1回…するみゅ?」  
「勘弁してくれ〜!」  
りんなの提案に抗議の声を上げる。  
が、りんなはきよしの男根を両手に包み、ゆっくりと揉む。  
柔らかくしなやかな両手のひらとケーキ職人の巧みの業。  
そして桜色に染まった少女の頬。  
きよしの陰茎は一秒ごとにその雄々しさを取り戻していく。  
「り、んな、ちゃん…こんな、こと…どこで?」  
「生地をこねるように優しく、愛をこめて。みゅ♪」  
数分足らずで亀頭は赤く腫れ上がった。  
「さあ、あとはオーブンで焼くだけみゅ。」  
そしてりんなは両手で自らの秘唇をひろげ、  
「余熱は十分みゅ。ここのオーブンで焼き上げるみゅ…」  
とろりとした目つきで誘う。  
膣口はヌラヌラと淫靡に光り、蠢いている。  
きよしは充血した亀頭を膣口に密着させる。  
「そう、みゅ。ゆっくりと、奥まで…  
んっ、くぁっ、いっ、は、あぁ!」  
埋没してゆく。りんなの奥へと。  
まさにオーブンの如き灼熱の肉壷。  
陰茎に密着した膣内壁は包み込む様に蠕動しながら  
男根を刈り取るかの様に締めつける。  
 
りんなは左右に、きよしは上下に腰を振る。  
それぞれの動きにより、亀頭は膣内のあらゆるところを刺激する。  
「んっんんっ、みゅ、んむっ…」  
二人はお互いの舌を絡めあう。  
唾液にまみれる舌と舌。  
汗にまみれる肌と肌。  
愛液にまみれる生殖器。  
神経を融着させるほどきつく抱きしめる。  
「んっ、あぁっ!」  
りんなの声がひときわ高くなる。  
『ここだ!』  
きよしは気づいた。  
膣内のある一点に亀頭がふれるたび、  
りんなが過敏に反応することを。  
りんなの腰を押さえ、その一点に狙いを定め、  
渾身の突きを繰り出す。  
「うはぁっ!そ、こ、すごい…みゅ!」  
びくん、とりんなの身体が跳ねる。  
さらに続けて二度、三度、と繰り返す。  
「あぁんっ!はぁっ!壊れ、ちゃう、みゅ…  
あ、は、んんっ、い、あぁぁぁぁ!」  
膣の締め付けがいっそう強くなる。  
りんなの身体が2,3度痙攣し、全身から力が抜ける。  
きよしは膣口からゆっくりと怒張を引き抜いた。  
 
りんなはぐったりとして、肩で息をする。  
「はぁ…はぁ…気持ち、よかった…みゅ。」  
そしてきよしの心臓の鼓動に合わせて脈動する怒張を手にとり、口に含む。  
「オーブンで焼けたら、おいしく味わうだけみゅ…」  
舌で亀頭を刺激しながら唇ををすぼめ、陰茎を吸い、  
そのまま頭をスライドさせる。  
口内で亀頭が大きく腫れ上がる。  
きよしは尿道をかけあがる熱い滾りを留める事ができなかった。  
唾液で糸をひく陰茎をりんなの唇から離し、  
「それじゃぁ、『オーブン』もきれいにしないとね。」  
意地悪く微笑み、りんなの股間に顔をうずめた。  
膣口からあふれる愛液を舐め取り、陰核を舌で丹念に転がす。  
「ひぃっ!はぁっ、そ、こ、だめ、みゅぅぅぅ!」  
りんなはまたもや絶頂をむかえた。  
「もう、だめ、みゅ…」  
「うん、ぼくも…」  
そして二人はおしよせる睡魔に身をゆだねた。  
 
 
『きよしくん、朝ごはん作りに来たわ!』  
『ありがとう、うさださん!  
こんなにおいしい朝ごはんが食べられるなんて、  
ぼくは幸せだよ!ぼくと付き合ってくれ!』  
「なんちゃってなんちゃってなんちゃって〜!!」  
輝く朝日の下、脳内で怪しい妄想を展開しつつ  
挙動不審気味なうさだヒカルは  
トイショップスーパーおもちゃんの入り口をくぐった。  
「きよしくん、朝ごは…!?」  
用意していたセリフがとまる。  
うさだの目に飛び込んできた光景により  
彼女の思考は停止した。  
 居間の中央、乱れた布団に同衾しているきよしとりんな。  
その周囲に散乱している二人の衣服。  
りんなが寝返りをうつ。  
首筋から背中までの素肌が目に映る。  
うさだには目の前の光景が理解できない。  
いや、理解する事を拒んでいる。  
数分後、現実を理解したうさだはその場から駆け出していた。  
 
 
「はい、ではみなさん、また会いましょうね。」  
プリンセススクールの教壇で必殺のアイドルスマイルを浮かべ  
うさだあかりはホームルームを終えた。  
「あ、ヒカルちゃん、後で職員室に来てね。」  
と言い残し、あかりは教室から立ち去った。  
「にょっ?うさださん、呼び出しですかにょ?たぁっっっぷり怒られて来るがいいにょ〜♪  
それじゃぁでじこたちはさっさと帰るとしますかにょ〜」  
意気揚々とでじこたちは帰っていった。  
 
職員室の前でうさだヒカルは入室をためらっていた。  
(今日の授業、うわの空だったから叱られちゃうのかな…  
今日は、いやな事だらけだな…)  
ため息混じりに職員室の扉を開けた。  
「あ、ヒカルちゃん、入って入って。」  
あかりはソファーの上でにこにこと微笑みながら手招きをする。  
「失礼…します…」  
重い足取りであかりの隣に腰をかける。  
「ヒカルちゃん、今日はどうしたの?元気ないみたいだけど?」  
「ごめんなさい、あかり先生…」  
うなだれたまま、ヒカルはつぶやいた。  
「別に怒っているんじゃないわ。それに『先生』はいらない。  
今のわたしは先生じゃなくて、ヒカルちゃんの従姉なんだから。  
元気の無い従妹を心配するのは当たり前でしょ?」  
暖かい眼差しで話しかける。  
「実は…」  
ヒカルは語りだす。  
今朝、りんなときよしが同衾していた事。  
初恋の相手が手の届かない所へ行ってしまった事。  
 
「失恋…て、いうのかな…  
それとも、ただひとりでピエロみたいに踊っていただけなのかな…」  
肩を震わせ、ヒカルは呟く。  
「だいじょうぶ、ヒカルちゃん。あなたはひとりじゃない。  
あなたを大切に思ってくれる人がきっといるわ。  
だから、忘れちゃいなさい。」  
優しく抱きしめ、あかりが囁く。  
「でも…でも!忘れられないの!!きよしくんの事が!  
きよしくんにはりんなちゃんがいるのに…  
忘れなくちゃいけないのに!」  
抑えていた涙が溢れ出す。  
「泣かないで、ヒカルちゃん。あなたが泣いたら、私も悲しくなっちゃう。」  
あかりの声にヒカルは顔をあげる。  
あかりの目には涙がうっすらと浮かんでいた。  
 アイドルはいつでも微笑んでいないといけない。  
たとえ辛い事があっても、人前では笑顔を絶やしてはならない。  
あかりは今までその教えを守ってきた。  
厳しい撮影現場の監督にも、心無い誹謗中傷にも耐えてきた。  
しかし、今度は耐えられない。  
「ヒカルちゃん、あなたに泣かれたら、わたしの支えが無くなっちゃう。  
私が今まで頑張ってこれたのはヒカルちゃんがいるから、  
ヒカルちゃんが笑って応援してくれるからここまで来れたの。  
だから…泣かないで。」  
力一杯うさだヒカルを抱きしめ、囁く。  
 
「あかり…姉さま…」  
「ヒカルちゃん…忘れさせてあげる。」  
あかりはヒカルを抱きしめたまま彼女の首筋に舌を這わせる。  
熱い吐息が首筋から耳元までかかる。  
「あっ…や、ん…」  
あかりは舌先で首筋から鎖骨のくぼみをなぞり、  
胸元まで螺旋を描くように唾液の筋をつけてゆく。  
「あ、やっ、」  
唇全体で乳房を吸いながら、舌を左右にスライドさせ、  
ゆっくりと乳首まで這い上がってゆく。  
同時に右手は下腹部からさらに下へと伸びる。  
「あ、い、いや…」  
あかりの細くしなやかな指が下着ごしに秘裂をなぞる。  
汚れを知らない乙女のクレヴァスが少しずつ水気を帯びてきた。  
「ほら、少し濡れてきたわよ。ヒカルちゃんってばえっちなんだから。」  
「そんなことっ…あんっ、な、い…」  
「大丈夫。わたしにまかせて、もっとリラックスしなくちゃ。」  
そう言うと、あかりは右手の指の動きに変化をつける。  
まっすぐなぞっていた動きから、少し奥に指を入れ、微妙にカーブを描くように。  
大陰唇と小陰唇の間を指で押し上げられた下着が通過する。  
「あぁぁん!!」  
たまらずヒカルは声を漏らす。  
あかりは右手をヒカルの股間から離してわずかに塗れた指先を口に含み、じっくりと味わう。  
「ヒカルちゃんの、とってもおいしい…」  
指先に唾液を絡め、今度はヒカルの下着の中に手を滑り込ませた。  
 
花弁の間で唾液と愛液をよく混ぜ合わせる。  
「きゃ、あぁぁぅ、ひゃ、うはぁっ」  
ヒカルの膣から粘液が湧き出てくる。  
あかりは鼻の頭をヒカルの雛尖に擦りつけ  
膣口に口づけをする。  
そして唇をすぼめ、じゅるじゅると音を立てて膣を吸引する。  
「うわぁ、ヒカルちゃんすごい。もうおしりの穴までぐっしょりよ。」  
「いやっ…そんなこ、と、はあぁっ!」  
あかりは松葉崩しの体制をとり、二人の秘唇を密着させ  
ゆっくりとスライドさせる。  
小陰唇が直接ぶつかり、擦られ、捲られる。  
包皮が捲れ肉芽が大陰唇と接触する。  
「あぁっ、あ、あか、り、ねえ、さま…ひ、あぁっ!」  
「あっ、うん…は、あ、ヒカル、ちゃ、ん…」  
白濁した意識の中で激しい水音をあげ一心不乱に陰唇を擦り合わせる。  
『あ、ああぁあぁぁあぁぁあぁぁぁっ』  
二人が頂点に達したのは同時だった。  
「わたし、ずぅっと前からヒカルちゃんが大好きだったの。  
誰よりも、ずっと。」  
ヒカルの頬に一筋の涙がこぼれる。  
「うん…ありがとう、あかり姉さま。」  
 

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