箱舟での激戦を駆け抜け、本部に戻ってきた教団に所属する者たち。
エクソシストも、そうでない者も、今、自分が生きている事に感謝し、死んでいった仲間に祈りを捧げ。
束の間の休息だ。
ミランダにとっては入ったばかりの教団だが、リナリーやアレンや教団のみんなは、優しく何度も色々な事を教えてくれる。
自分に出来る仕事を探して、毎日を頑張っていたのだが。
『うるせえ!俺に命令すんじゃねえ!』
ある日、神田に怒鳴られてしまった。
きっかけはとても些細な事だ。
リナリーやみんなが神田の体の事を心配していたので、一緒に食事でもどうかと誘っただけだ。
「で、でも…みんな心配しているし、ちょっとくらい…」
『くどい!』
間髪をいれず、どなる神田。
リナリーや他の人なら、多少食い下がって説得しても、ちゃんと引き際を知っている。
だが、そんなものを分かる事が出来ないミランダは、ついつい、しつこくしてしまったのだ。
「お…お願い。みんな神田さんの事を心配しているの。少しだけ元気な顔を…」
クドクドと、ずっと続くミランダのしつこい説得に、神田はついにキレてしまった。
ミランダの腕を無造作に掴み、いきなり歩きだす。
「…なっ…何…?」
とまどうミランダをふり返る事なく、歩き続け、神田は自分の部屋へと入っていった。
ドサッ
ベッドの上に放り投げられ、恐怖で動けないミランダの目の前で、部屋のドアの鍵を閉める。
『おまえ、一度痛い目に合わないと、わからないみたいだな?』
冷たく低く響く声。
ミランダは抵抗することもロクに出来ずに、あっという間に、両手を縛られてしまった。
ベッドの上で、ミランダにまたがり、首を押さえ付ける。
『声を出したら、みんなに聞こえるぜ?』
薄暗い神田の部屋の中、神田は上着だけを脱ぎ、ズボンの前だけを崩し、まだ何も反応もしてない自身を取り出した。
『歯、立てたら、殺すぞ』
殺気さえ感じる一言に、恐怖で震えるミランダは何も言い返せない。
ミランダの前髪を掴み上げ、ムリヤリ口に突っ込こむ。
「…んっ…んむう…」両手を後ろ手に縛られたミランダは、不自由ながらも、必死に歯を立てないように、舌と唇で奉仕する。
最初は恐怖で嫌々やっていたハズが、しばらくして、神田自身が固く大きくなってきた頃には、フェラ〇オそのものに興奮し、舐めるのに夢中になっていた。
神田がミランダの口から自身をはずす。
ジュポっと、いやらしい音が響く。
『ムリヤリ口にネジこまれて感じるなんざ、大した淫乱じゃねーか』
嘲笑を含む言葉と、自分を見下す冷たい目。
神田はミランダの服を脱がし始める。
抵抗する事も、大声で叫ぶ事もしないミランダに、余裕を見せつける様に、丁寧にゆっくりと。
背中で両手を縛っている為、服をすべて脱がす事はできず、中途半端に体に巻き付く洋服。
それは、かえって成熟した彼女の体をさらにいやらしく神田に見せつけた。
スカートを捲り上げ下着をはずす。
そこには、もうすでにトロトロと愛液が溢れていた。
『淫乱女』
低く短く呟くと、すっかり固くなった自身を、いきなりズプっと突き入れた。
「やっ!ああ〜っ!」
それまで、頑張って口を閉ざしていたミランダも、たまらずに声を出してしまった。
ミランダに構わずに、腰を激しく打ち続ける神田。
「…あっ…やっ…あっ…」
一度声に出てしまうと我慢できなくなったのか、ミランダはあえぎ声を押さえられない。
神田の固くて熱い自身に、ヤケドをしそうなくらいの感度を覚え、イキっぱなしになってしまうミランダ。
「…やっ!ああ〜っ!」
キュウキュウと絞めしめつける、いやらしい蜜壺。
神田は自身を締め付ける感触を楽しみながら、さらに激しく突きあげつづける。
『そんなにコレが気持いいのかよ?淫乱女』
「…い…やっ…あっ…ああっ…」
耳元で侮蔑の言葉を囁くと更にキュウっと締め付ける、彼女のいやらしい体に神田もそろそろ限界だった。
ミランダの体をひっくり返し、四つん這いにさせる。
背中で縛られている、ミランダは顔を布団に押し付ける形になるが、かまわずに尻を持ち上げさせた。
後ろから容赦無く突っ込み、激しく突き上げる。
体位を変えたせいで、感じる場所が変わったのか、またイってしまうミランダ。
イき続けてヒクヒクと締め付ける蜜壺に、神田は熱い白濁液を吐き出した。
ズルっと自身を抜き出すと、ミランダの口に、またムリヤリ突っ込む。
『おまえの、いやらしいマ〇汁が汚したんだ。キレイにしろよ』
「んっ…んむ…ん…」ピチャピチャと音を立てながら、丁寧に舐め取るミランダ。
『これに懲りたら、2度と俺に命令なんてするな。わかったな?』
【終わり】