「ルンル〜ン♪」
黒の教団には、大きな風呂がある。
そして教団には女性が少ないため、ゆっくりと入る事ができた、ミランダはご機嫌で歩いていた。
自分の部屋へ入ろうとした時、
『ミランダさんっ!』
ふいに呼び止められる。
せっぱ詰まったような、少年の声。
振り返ると、アレンがこちらを見つめていた。
アレン『ミランダさん。お願いがあるんです』
ミランダ「あら、何かしら?」
『僕、お母さんとの思い出があまりなくて。寂しくて。…少しだけでいいんです。甘えさせてくれませんか?』
「…はい?」
唐突の事に少し戸惑うミランダ。
だがしかし、少し恥ずかしそうな面持ちで、すがるようにアレンに見つめられると、断りづらい。
相手は少年だし、少しくらいならと思う事にした。
クスクスと小さな声で笑いながら、ミランダは笑顔で答える。
「いいわよ。お部屋に入りなさいな」
『はいっ♪ありがとうございますっ♪』
部屋に入り、ミランダがお茶を出す。少し談笑をしたあと、ミランダは「このままだと私が恥ずかしいから」と明かりを小さくした。
薄暗い部屋の中でミランダが「おいで」と囁くように声をかけると、アレンはミランダの胸の谷間に顔をうずめた。
ミランダを抱き締めるように両手をまわす。
『ミランダさん、良い香りがする』
「うん、さっきお風呂に入ってきたから」
アレンの両手がミランダの胸を触る。「…んっ…」思わず感じてしまい、声が出る。
(だ、だめよ。私ったら、相手はアレン君よ。少年相手に感じちゃいけないわ。この子はお母さんが恋しいだけなんだし)
ミランダは心の中でつぶやきながら、声を出さないようにガマンする。
ガマンするために、アレンのサラサラの白い髪をなでた。
アレンは気持ち良さそうにウットリしていたが、しばらくすると指を動かしてきた。
ミランダの乳首をこするように。
「…あっ!…やん…あの…アレンくん…んっ…」
ミランダはさすがにアレンを止めようとするが、アレンは全く聞いていない。
それどころか、ますます激しく責めてきた。
両乳首をクリクリと優しく、しつこく摘み上げ、ミランダが軽くイってしまうと、今度は右手で左乳首をいじりながら、右乳首を吸いあげ、舐め始めた。
「…あっ…やっ…あ、ダメ…ダメよ、また乳首だけでイっちゃう…」
『何度でも乳首だけでイってください』
乳首から口を離し、答えるアレン。でも両乳首への、優しい愛撫は止めずに。
「そっそんな。こんな…アレン君、だっダメよ。離して。許して。」
『乳首だけで、何度もイっちゃうなんて、ミランダさんは、やらしいんですね』
アレンは黒い笑みで黒い言葉を投げかけると、キュっと両乳首を少しだけ強くつまんだ。
「ああー!」
ビクビクビクッとミランダはまたイってしまった。
ミランダの服は、どんどんハダけて、最初は洋服の上から胸を触られていたのに、
いつのまにか、乱れた素肌を直にイジられていた。
『ミランダさん、下も、もうグシャグシャですよ?脱がしてあげますから、ジッとしててください』
「えっ?そっそんな事しないでいいから…」
アレンは見た目からは想像もつかない程、力が強かった。
ミランダが慌てて止めようとするが、全くかなわない。
アレンは下着を脱がし部屋の片隅に放り投げ、ミランダの両足をグイと広げた。
「…あっ見ないで…」
薄暗い部屋の中でも、恥ずかしくて、声は小さく、少し涙声が混じっていた。
『あまり大きな声を出すと、部屋の外に聞こえちゃいますよ?』
「…っ!」
ビクリと体を震わせ、息を飲むミランダ。アレンは両足の間に体をうずめ。
クリトリスを舐めはじめた。唾液を塗り付けるように、優しく、ゆっくりと。
「…んっ…ふ…」
声を殺し、息をひそめる、ミランダ。
アレンはクリトリスを舐めながら、右手でオマンコをユルユルとなぞる。
愛蜜が限りなく溢れてくる、オマンコの穴にツプツプと指を2本、沈みこませると、
それだけでまたイってしまったらしく、キュウキュウと指をしめつけてきた。
ミランダの熟れた体のイヤらしさに、アレンは限界だった。
『ミランダさんっ!ごめん!…もう我慢できないっ!』
アレンは服を全て脱ぎ捨て、
それまでの、ミランダに対する、余裕と、焦らしかた方が、まるで嘘のように、
熱くたぎる自身をミランダの蜜壺にイキナリ突っ込んだ。
「ああーっ!!!」
ビクビクビクッ!と入れられただけで、また入れられただけでイってしまうミランダ。
キュウキュウとグチャグチャのオマンコに絞めつけられて、アレンは、メチャクチャに腰を動かす。
ミランダは声に出せないほど、感じてアレンの首にしがみつく。
アレンがミランダの最奥まで突いた瞬間、2人は一緒にイってしまった。
※※※
『あっあの中出ししてしまってごめんなさい。』
『最初はイタズラだけのつもりだったんです。てゆーか、本当に最初は甘えるだけの、つもりだったんです』
切々と言い訳をつづけるアレンに、ミランダは怒ることが出来なかった。
「もういいわ。大丈夫よアレン」
「妊娠しないようにコムイさんに処置してもらうし、アレン君の名前は出さないから」
そう言いながら、アレンの乱れた髪をなでる。
すると、アレンは少しホッとした表情をしたのだった。
着替える時に『だって、ミランダさんの体、エロイんだもん』と余計な事を口ば走っると、ミランダに軽〜く、ペシッと頭を叩かれた。
【終わり】