「全く何故、俺様が本部までわざわざ行かねばならんのだ!」
門番アレスティーナ=ドロエ=ギョナサン=P=ルーボーソン=ギア=アマデウス5号
のレントゲン検査を終えたバク=チャンは不服そうに呟いた。
それもあのアレン=ウォーカーに呼ばれたのだ。理由が全く思いつかない。
「まあまあ、落ち着けよバク」
子供をなだめる感じでフォーが声をかける。
「ウォーカーのことだから何か真剣に話すことがあるんだろ」
「というか、なぜおまえがついてきてるんだ。来い、と言った覚えは無いが?」
「来ちゃ悪いかよ、バカバク。」
「なにをこの・・・」
言葉はそこで遮られ、バクの視線はある方向に釘付けになっていた。
フォーもその方向を見ると、そこにはリナリーの姿があった。
こちらの視線に気づかないままリナリーはどこかに歩いていった。
「ああ、リナリーさん・・・」
バクはリナリーにうっとりしている。
「・・・・・・・・・・」
そんなバクを見ていたフォーはどこか暗い顔をしていた。
そんな顔に気付いたバクは不思議そうに尋ねる。
「どうした、気分でも悪いのか?」
「!いやいやいや、別になんでもねえよ!」
「なんでそこで慌てる必要がある?」
「なんでもねえって、言ってんだろ!ちょっとあたしは本部を回ってくるからまたあとでな!」
逃げるように去っていくフォーを見つめるバク。
「なんなんだあいつは?」
不思議に思いつつもとりあえず、アレンの部屋に行くことにした。
コンコン
「バクだがウォーカーは居るか?」
「バクさんですか?どうぞ入ってください」
バクが部屋に入り部屋を見渡すとそこには大掛かりなテレビやコンピューターが置いてあった。
「なんだこれは・・・」
これはどう見ても普通のコンピューターなどではない。いったい何に使うのであろうか?
「バクさん、お久しぶりです」
そんなことを考えているとアレンが奥から出てきた。とりあえず、この疑問は考えないようにしよう。
「ウォーカー、いったい何故僕をこんなところに呼んだんだ?」
そう言って机に置いてあったコーヒーを飲む。
「単刀直入に言いましょう。バクさん、リナリーを抱いてください」
「ぶっ!!」
思わず、コーヒーを盛大にふきだしてしまった。
「なっ、なっ、なんてことを言ってるんだ君は!!冗談なのか!?」
「いいえ、本気ですよバクさん。僕も、リナリーを抱きたいんですけど
なかなか勇気を出せないんですよ。そこでですね、あなたに抱いてもらいたいんですよ。
そこにコンピューターがあったでしょう。あれは盗撮カメラの映像をこちらに
流す装置なんです。だから、ここにある超小型カメラをあなたの帽子にでもつけて
リナリーが感じてるところを見たいんですよ」
笑顔でこんなことを喋っているアレン。だが、こんなことをやるバクではない。
「俺様がそんなことするわけないだろうがっ!!」
すると、アレンは不敵な笑みをして聞いてきた。
「じゃあ、良いわけですね?」
「なにがだ?」
「リナリーの盗撮写真をコムイさんにばら撒いても」
「!!!!!!!!!!!!!!」
「あれをコムイさんが見たらきっとバクさんただじゃすみませんよ。
というか、命の補償もしかねますね」
バクにも分かる。きっと奴はドリルやらマシンガンを持って
地球の果てまで追ってくる。
「そっ、それだけはやめてくれ!頼むから!」
「じゃあ、ヤってくれますね?」
「・・・・・分かった・・・・・・」
こうして、バクはアレンに従うことになった。
早速、リナリーの部屋に行く。
これから自分がやろうとしていることを考えると興奮してきた。
「俺が・・・リナリーさんを・・・。!!!ぐわあああ、ジンマシンがでた!!!」
そこに、幸か不幸かリナリーが出てきた。
「あれ、バクさん。どうされたんですか」
「いやいや、なんでもないんだが君に用があってね」
「えっ!・・・もしよろしければ・・・中で話しませんか?」
「そうですね、入らせてもらいます」
そして通された部屋はいかにも年頃な女の子の内装だった。
まず、第一段階をクリアしたバク。
「ここまではいい感じだ」
と心の中で呟く。しかし、問題はこれからだ。
すなわち、どうやって抱くか。
方法としては、素直に告って相手も好きだったら抱く。
無理やり襲う。のどちらかだ。
普通に考えれば無理やりした方が手っ取り早くすむ。
しかし・・・
「あなたが好きです!」
バクは告ってしまった・・・
カメラを見ていたアレンも終わったな、と諦めかけていたその時
リナリーが返した言葉は信じられないものだった。
「私も・・・あなたが好きです」
ベッドの上にリナリーを押し倒し、唇を重ねる。
「んっ・・・ふ・・・はふ・・・」
バクの舌はリナリーの口を積極的に攻める。
そして、リナリーも応じるように舌を絡めた。
「はあ・・ふう・・んん・・ふあ・・・」
舌を絡めつつもバクの手はリナリーの上着を脱がしていた。
リナリーの整った胸を触ると心地よいやわらかさが伝わり
適度な弾力は手を押し戻す。
「んっ・・・」
「感じてるのか?」
「よく・・・わからない・・・」
そう言ってきたので前よりも強く揉む。
「んう!・・・あっ」
「はあ・・・ああ・・・ふぁ・・・んぁ」
前よりも感じるようになったみたいだ。今度は乳首をつまむ。
「ふぁ!あぁ、ああ」
さらに乳首をなめてせめたてる。
「そっ、そんなところ・・・あふ、あ」
「んっ、んんっ・・・あん、あっ」
そろそろいいだろう。
「もう・・・下に行ってもいいか?」
すると、リナリーは顔を赤らめながらうなずいた。
「ええ・・・いいですよ・・・」
まだ誰にも触られていないリナリーのそこは綺麗だった。
「やっ・・・そんなにじろじろと見ないでください・・・」
ついそこを見すぎたようだ。リナリーが恥ずかしそうな顔をしている。
まずは秘裂に沿って指を動かす。
「はあっ、あぁ・・・ん、んん・・あ、ふぁぁ」
「ん、くぅ・・あっ、ああっ・・・あっ」
そしてその穴に指を沈める。
「ふあぁっ!」
一際大きな声が上がった。指を出し入れする。
「んくっ、あぁ、んあぁ、あっ」
「ひぁ、ん、あぁ、・・・!」
「そろそろ・・・欲しいの・・・お願い・・・」
上目遣いでリナリーが頼んでくる。おそらく、この顔には誰もが抑制が効かなくなるだろう。
バクも例に漏れずその一人だった。
己のモノを秘裂にあてがい
「いくよ、リナリー」
一気に貫いた。
「んぅぅぅぅぅっ!!ああっ!!」
リナリーの悲鳴が上がる。
「大丈夫か、やっぱり止めたほうが・・・」
「止めないで・・・私は痛く・・・無い、から・・・」
「でも・・・」
明らかに強がっている。でも涙が出ていても笑おうとしている。
「ここまできたんだから・・・最後までして・・・」
リナリーの心を読み取りバクは頷いた。
「でも、ほんとに痛かったらちゃんといってくれ・・・」
「分かった・・・」
バクはゆっくり動いた。快感に慣れさせるためにゆっくり動いた。
「うっ!ああっ!んくうっ!」
「うはあぁぁ!あんっ・・・あっ」
まだ痛みが取れていないようだが若干媚声が入れ混じっている。
「いっ、いいから・・・もっと激しくしてぇ!」
「あっ、ああっ、あぁっ、あああっ!・・・なんかへん・・・
になってきた・・・!」
とめどなく溢れる愛液は腰の動きを早め、いやらしい音が響く。
ぐちゅ ぐちゅ ぐちゅ
だんだん激しくなっていく腰の動きにリナリーは頭が真っ白になりそうだった。
「ふぁあっ、あっ、んはぁっ、んあぁぁっ、あぁんっ!」
「あっ!あっ!あっ!あっ!・・・ひゃあぁ!もうっ・・・だめぇ!」
バクはもう限界だった。
「くっ・・・もうだめだ。出す・・・ぞ?」
バクは驚いていた。目の前の少女がリナリーではなく
フォーになっていたことに。
「フォー!?どうなっているんだ?なぜお前がリナリーさんに化けていた?」
「だって・・・バクはいつもリナリーのことばかり・・・
あたしのことなんて見てもくれなかった・・・だから思ったんだ。
あたしがリナリーになればバクも気付いていてくれる!
好きになってくれる!!」
フォーはまるで今まで溜め込んでいたものを吐き出すようにいった。
なぜ、気付いてやれなかったのだろう。こんなにもじぶんを愛してくれていたというのに!!
「すまなかった・・・」
フォーを抱きしめる。
「お願い・・・最後までして」
バクは深く頷きもう一度挿入した。
「ああぁっ!」
「あっ!あぁっ!あ!ああぁ!・・あああぁぁぁっ!!」
フォーの中に精液を流し込んだ
「くうっ!」
どぴゅ どぴゅ どぴゅ
「ふぁあぁぁ・・・バク・・・大好きだよ・・・」
アレンの部屋ではアレンがリナリーの出ているところだけを編集していた。
アレンはフォーは好きではないためだ。
そしてついに編集が終わる。
「やったー!これで毎日リナリーのはだかを・・・」
「へえ、誰の裸だって?」
「だからリナリーの・・・」
!!!!!!!!!!!
この声はまさか・・・恐る恐る、後ろを振り向くとそこにいたのはやはり
コムイだった!
「ノックしても返事が無いから入ってきてみると・・・
君がこんな子だったなんて。仕方ない、実験室でしつけなきゃ。」
「いやちょっと待ってバクさんも」
慌ててにげようとするがもう遅い。
「問答無用!さて何しようかな?」
アレンを引きずっていくコムイの姿は実に楽しそうだったらしい・・・