『え?私の子供の頃の遊び?
『ええ 保守がてらリナリーの子供の頃の話しとか聞かせて貰えたらなって
『んーとね 神田とはよく遊んだわよ。歳が近いしね。
『神田とですか? よく遊べますね〜 あんな短気で仏頂面のキューティクルと
『あはは 神田とはよくお医者さんごっこをしたよ。
『え お医者さんごっこですか?
『うん 私は盲目の患者さん役でね。神田が私のお口にお薬を入れてくれるの。目が見えない患者さん役だから ずっと目を閉じてなきゃダメなんだけど…
なんかちょっと温かくて変わった臭いのする お薬の容器をお口に入れられてね。早くお口にお薬が出るように 舌で舐めたり吸ったりするの。
すると 神田が私の頭押さえて薬の入れ物が激しく動いたと思ったら すごーく変な味の薬が沢山口の中にでて 飲むと目が見える様になるっていう お医者さんごっこ。
『… … …。へ へぇ〜…
『後は 私が声が出なくなる患者さん役で 神田の注射で声が出るようになるってのもやったわ。
『…
『すごいの!声を絶対出さない様にって我慢してるのに 神田の注射をされちゃうと 我慢出来ないのよ!絶対出ちゃうの。
『リナリー 昔を懐かしんで今夜僕とお医者さんごっこしましょう。キリ(`・ω・´)