神田がまだ13才のとき、幼なじみであるリナリーは11才であった。  
年が近い二人は仲が良く、あまり人になつかない神田もリナリーには多少心を開いていた。  
 
ある深夜、神田がすっかり眠りについていると、ノックの音が聞こえた。  
 
ぱちりと目を覚まし、  
緊急の任務だろうか?それにしては気弱なノックだ、と神田はドアを開けた。  
「…なんだよ」  
 
ノックの主はリナリーだった。  
 
しかしいつもと様子がちがう。  
 
全身が震えていて、目には涙が溢れていた。  
 
「入れ」  
と神田が言うと、リナリーは黙って部屋に進んだ。  
 
神田がドアを閉めると、リナリーは糸が切れたように突然泣き出した。  
 
神田は理由など聞かない。  
リナリーは自分の無干渉さを求めてきた事を知っているからだ。  
 
 
ちょうど2時間ほど前  
リナリーは男のファインダーの5人と密会していた。  
「コムイ室長にプレゼントをあげるから相談したい」という名目でリナリーは呼び出されていた。  
まさかあんな事をされるとは思わず、軽い気持ちで男達の待つ倉庫へと向かった。  
 
リナリーが倉庫に到着すると、男達はすでに全員揃っていた。  
「兄さんの相談ですよね。何でも聞いてくださいね!」  
リナリーを見て、男達はにやにやと笑った。  
 
リナリーは  
なにか嫌な雰囲気だな、と気づいたが既に遅かった。  
 
5人に囲まれた。  
「…なっ…いたいっ」  
両脇にいた2人がリナリーの両腕を捕まえて自由を奪った。  
そしてすかさず後ろにいた1人がリナリーの両足に注射器を打った。  
とたんに自分の力で足が動かせなくなった。  
 
「何するんですか!」  
男達はリナリーの動揺を聞いて喜んだ。  
 
「何するんですかだってよ」  
「そんなの決まってるよなぁ。ひひひ。」  
 
男達はリナリーの服をそそくさと脱がせた。  
とたんに小さな乳房があらわになり、リナリーは完全に気がついた。  
(やられる…)  
 
「ちいせぇなぁ。まぁまだ11だもんな。」  
 
「おい早く終わらせろよ。次俺だかんな?」  
 
「へへへ。ガキの素っ裸ってのもそそるな。まずは上。」  
 
正面にいた男がリナリーの胸の突起をつついた。  
びくんとリナリーが震えた。  
恐怖で声も出ない。  
 
くくく、と笑いを漏らす男の口がリナリーの胸に近づいてきた。  
男は汚い舌で片方の乳首を舐め回し、もう片方は指で弄んでいる。  
 
それを見ていた周りのの男達が自らのズボンを下ろし、膨らみ始めた性器を取り出した。  
「あぁ〜我慢できねー」  
彼は性器を自分の手でこすり始めた。  
リナリーの腕を掴んでいた男は  
「いいなぁ俺もしてぇ」  
と感嘆した。  
 
「俺もういける〜」  
1人の男がリナリーの後ろに周りこんだ。  
「お前ちょっとどいてろ」  
乳房を弄んでいた男を促した。  
 
男はリナリーの小さな腰を掴み、固定して、ちっとも潤っていない孔に固くなった性器を据えた。  
そして腰を動かした。  
前戯なしの挿入だ。  
 
「あぁっ!痛い…痛いよ!!」  
黙っていたリナリーがあまりの激痛に泣き叫んだ。  
しかし男が腰を振るのを止めるわけもなく、男性器がリナリーの奥に向かう度、何度も泣き叫んだ。  
 
あろうことなきか、その叫び声は男達を余計に興奮させた。  
限界がやってきた挿入中の男はリナリーの中に醜い液を吐き出した。  
 
「助けて兄さん…」  
リナリーは呟いて涙を溢れさせたが、休む暇はもらえなかった。  
 
「リナリーちゃ〜ん!次いっちゃうよ〜」  
さっきとは別の男にリナリーは床に倒され、足を持ち上げられた。  
また先ほどの激痛がやってきた。  
11才でもちろん処女であった彼女にとって快楽など1つも無く、苦しみのみの感覚だ。  
 
周りでテコキをしていた男達に時々を顔射され  
乳房は常に弄ばれ  
 
陰部は代わる代わるに挿入され続けていった。  
 
「ちいせぇなぁ。まぁまだ11だもんな。」  
 
「おい早く終わらせろよ。次俺だかんな?」  
 
「へへへ。ガキの素っ裸ってのもそそるな。まずは上。」  
 
正面にいた男がリナリーの胸の突起をつついた。  
びくんとリナリーが震えた。  
恐怖で声も出ない。  
 
くくく、と笑いを漏らす男の口がリナリーの胸に近づいてきた。  
男は汚い舌で片方の乳首を舐め回し、もう片方は指で弄んでいる。  
 
それを見ていた周りのの男達が自らのズボンを下ろし、膨らみ始めた性器を取り出した。  
「あぁ〜我慢できねー」  
彼は性器を自分の手でこすり始めた。  
リナリーの腕を掴んでいた男は  
「いいなぁ俺もしてぇ」  
と感嘆した。  
 
「俺もういける〜」  
1人の男がリナリーの後ろに周りこんだ。  
「お前ちょっとどいてろ」  
乳房を弄んでいた男を促した。  
 
男はリナリーの小さな腰を掴み、固定して、ちっとも潤っていない孔に固くなった性器を据えた。  
そして腰を動かした。  
前戯なしの挿入だ。  
 
「あぁっ!痛い…痛いよ!!」  
黙っていたリナリーがあまりの激痛に泣き叫んだ。  
しかし男が腰を振るのを止めるわけもなく、男性器がリナリーの奥に向かう度、何度も泣き叫んだ。  
 
あろうことなきか、その叫び声は男達を余計に興奮させた。  
限界がやってきた挿入中の男はリナリーの中に醜い液を吐き出した。  
 
「助けて兄さん…」  
リナリーは呟いて涙を溢れさせたが、休む暇はもらえなかった。  
 
「リナリーちゃ〜ん!次いっちゃうよ〜」  
さっきとは別の男にリナリーは床に倒され、足を持ち上げられた。  
また先ほどの激痛がやってきた。  
11才でもちろん処女であった彼女にとって快楽など1つも無く、苦しみのみの感覚だ。  
 
周りでテコキをしていた男達に時々を顔射され  
乳房は常に弄ばれ  
 
陰部は代わる代わるに挿入され続けていった。  
 
 
やっと解放された時にはフラフラで、意識がほとんど無かった。  
 
「じゃあまたよろしく〜」  
男達は満足げに手を振り、倉庫を出ていった。  
 
服…服着なきゃ。  
リナリーは腫れあがった乳首や血まみれの膣から目を背け、ノロノロと服を着た  
 
男達は口止めしたりしなかった。  
リナリーの性格上  
おそらく兄には言えないだろうと確信していたのだ。  
 
 
そしてリナリーがフラフラのまま向かったのは  
神田の部屋だった。  
 
控えめにノックをすると、神田はいつものように  
「なんだよ」と出迎えてくれた  
 
こんな夜中に泣きながら  
部屋を訪れたら迷惑に違いない。  
 
でも彼は何かを感じたらしく、いつものように門前払いせず中に入れてくれた。  
 
安心と恐怖のフラッシュバックが同時に沸き上がり、セキを切って溢れた涙。  
 
 
神田は何も言ってこない。  
 
リナリーが眠りに落ちたのは早朝だった。  
それまで神田はリナリーの隣で一緒に起きていた。  
 
 
 
リナリーはどうしたんだ、神田は言わずとも考えてはいた。  
 
何かあったのは一目瞭然。  
しかし神田の知っているリナリーは  
ちょっとやそっとの事ではへこたれない女のはずであった。  
 
ぐっすり眠ったリナリーの目は腫れていた。  
 
 
翌日からのリナリーは何も無かったように、いつも通り振る舞っていた。  
 
周りの大人達は  
昨晩リナリーがされた事に気づかなかった。  
兄であるコムイでさえも。  
 
リナリーが精一杯隠したのだ。  
目が腫れている理由を聞かれれば  
「虫に刺された」と答え、  
痛みで全身の動きがぎこちない理由を聞かれれば  
「修行しすぎかな?」と誤魔化した。  
みんなに心配かけちゃいけない。と子供心に決めていた。  
 
 
 
そして1週間が過ぎた。  
 
リナリーの心の傷は癒えないままだったが、  
毎夜神田の部屋で寝る事で自分の身を守った。  
 
神田にだけは、話した方がいいかな?  
隣で寝息を立てる神田の綺麗な寝顔を見ながら、リナリーは思った。  
 
でも…言えない。  
恥ずかしさや恐怖心が邪魔してリナリーはまた1人きりで抱え込む道を選んだ。  
 
 
ある真昼リナリーは  
今はもう使っていない資料室に、ふらふらと立ち寄った。  
自分は任務が休みだが、大人達は仕事に追われていた。  
する事が無く暇だったのだ。  
 
単なる暇つぶしに来ただけだった。  
 
資料室に入ると、鍵が閉まる音がした。  
 
びくんとリナリーの体がはねた。  
「誰かいるの?」  
 
出てきたのは彼らだった。  
 
「よぉ」  
 
リナリーの貞操を奪った男達だ。  
 
どうしよう…  
リナリーの動機は激しくなり、動けないでいた  
 
すぐに男達に四方を塞がれた。  
 
「お前が1人になるの待ってたんだよ〜ひひひ。」  
 
「お願い…やめて」  
リナリーの願いも虚しく、男達はあの時と同じようにリナリーの自由を奪った。  
 
 
突然、ドアを蹴破る音がした。  
 
リナリーと男達は一斉に振り返った。  
 
物凄い形相で、無言で、ずんずんと向かってきたのは神田だった。  
 
「いやっ…これは」  
男の1人が困り果てた弁明をし始めた。  
 
神田にビビっていた。  
 
「てめーらそいつに何してやがる。」  
 
「あの〜…ん〜と…」  
言い終わらないうちに神田は1人を殴った。  
 
残りの4人は顔を真っ青にしてちびった。  
神田は1人1人に力一杯の拳をぶつけた。  
13才といえどすごい力だ。  
 
5人全員気を失った。  
 
 
「か…神田」  
リナリーは泣き出した。  
安心の涙だ。  
 
「ちっ」  
神田の舌打ちは自身の不甲斐なさに向けられるものだった。  
 
神田にとってリナリーは妹のような存在だった。  
もっとちゃんと助けてあげたかった。  
 
こいつは俺が守る。  
子供心にそう決めた瞬間だった。  
 
 
END  
 
 
 

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