「ねぇねぇルーク〜ぅ、私って可愛くないのかなぁ?」
そんな事を聞いてくる彼女は亜麻色の髪をくるんとポニーテールにした、16歳にしては童顔、いっちゃえばガキんちょ丸出しミルク・カラードである。
これでも彼女はそのかわいらしい容姿に似合わず、ローランド帝国忌破り追撃部隊隊長だったりするのだが・・・・。
対してミルクに質問されているのはまだ20代だというのに何故か白髪の、ルーク・スタッカート。
ミルクの部下だったりする。傍目から見れば立場は逆に見えるだろうが・・・・。
「ミルク隊長は十分カワイイですよ。私が保証します!だから怖そうなおじさんや、知らない人、おやつをあげるからこっちへおいで〜〜なんて行ってくる怪しい奴に付いて行ったりしちゃだめですよ!
何度も言いますが、門限は6時です!ま、隊長は良い子なのできちんと分かってらっしゃいますよね?」
そう、ルークを始め、この忌破り追撃部隊の隊員は超がつくほどの『親ばか』、つまりは『ミルクばか』なのである。
そしてそのミルクも
「良い子!?私良い子なの!?やったぁ〜♪」
・・・・とまあお子さまっぷり大炸裂なので、ルーク達は色んな心配が絶えないのだ。
特に、目下の心配事といえば『忌破り』のライナ・リュートなるあのやる気の永遠に失せているだらしない男にうちのかわいい隊長が何やらお熱
(ちょっとずれているが)
だということだ。
「で、隊長。何故そのようなご質問を??」
「え!?いや、だって・・・その、つまり・・・
私がもっと可愛かったらライナがあの美人だけの薄情女より、結婚の約束までした私の所に来てくれるのかなって思って・・・。」
来た!またあの男の話だ。ルークはミルクに対して男女の感情を持ってはいないが、ことあるごとにあの男の話をされると
保護者としての怒りや不安とは別に、何かこう、言い表せない感情がわいてくるようになったのだ。
「み、ミルク隊長にはもっと・・・こう、ふさわしい殿方がいるはずですよ・・・?」
恐る恐る本音を言ってみるとやはりミルクは
「や、やっぱり私には女としての魅力が無いのねぇぇ!!!だからライナにも・・・・す・・す・・・捨てられたんだー!
うわあああああああ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!」
自国以外での危険な、それも好きな男を忌破りとして追うという、お年頃の少女にとってはハードな任務からくるストレス、いやミルクの場合は漠然とした不安の方が大きいであろう。
その感情がささいな事で爆発してしまうほど彼女はすり減っていた。
それはルークにも痛いほど分かっている。
「ううう・・・ひっく・・・ご、ごめんねルーク・・・。私ったらまたルークに迷惑かけてる?
私ったらライナの事になるとつい、イライラしちゃったり、めそめそしちゃったり・・・
ごめんなさい・・・。」
そんなことを行ってくる目の前の少女が、ひどく可愛く、愛おしい。だが、男女の感情ではない。
(・・・・だとすればこのモヤモヤは何だ?)
ルークはしばらく悩み続ける。
そして、意外な結論に至る事になるのだった。
それはある日の夜。
宿の若女将と仲良くなったミルクは今日も食事が終わると女将・・・リリの元へ走っていった。
「さあいらっしゃい、今日もみっちり勉強しようじゃないか、ミルクちゃん。」
「はぁ〜〜い、リリせんせ〜〜ぇ!!」
実は毎晩ミルクは
『男をくどくテクニック・初心者でも大丈夫!上級編!!』というリリの怪しい講義(?)を受けているのだ。
(これでライナもイチコロのコロコロなんだからっ!)
だが実は、この『講義』、完全なるリリの罠であった。
リリは宿に来る好みの女の子を部屋に連れ込み、夜な夜な『百合調教』をするのが趣味であった。
(ああっ、ほんとにこの子は最高の女の子だよ!あたしが今まで調教してきた中で一番タイプさ!)
リリが喜ぶのも無理はない。純粋娘ミルクはリリが命令するあんなことやこんなことを全身全霊超笑顔でこなしてくれるのだ。
「ねえリリさん、これでライナもわたしのせっくす?にイチコロになる!?おなにーして見せてあげたら惚れてくれる!?」
「ああ、なるさ、もちろんだとも。だからほら・・・もっと勉強しないといけないねぇ?
あたしのここからいっぱい蜜が出てくるだろ?それを綺麗に舐めてまずあたしをイチコロにしておくれ・・・・」
そう言って股を広げたリリの元へひざまずき、かわいらしい舌でリリを愛撫するのであった。
ぴちゃ・・・ぺろっ・・・
ちゃぱ・・・・じゅるじゅる・・・・・
何度目かの行為で次第にミルクも慣れてきたのか、舐めるだけでは物足りなくなり、女性器のしくみについて『自習』してみる事にした。
(えっとお、ここが舐めたら一番褒めてくれるおまめさんでしょー?んん・・よく見えないや・・・)
と、指で広げてクリトリスをあらわにする。
『んはぁっ!!み、ミルクちゃん、いい子だから・・・そこ・・そこをもっといじめておくれ・・・・?』
(いじめるの!?いじめたら喜んでくれるの!?じゃあやっぱりあの美人だけの女にいつもいつもいじめられて、ライナは喜んでるのね!?)
そう思ったら無性に腹が立ってきて、おまめさんをちょっと噛んだり、強く吸ったり、いっぱいいじめてやったのだ。
「はぁっ、んんっっっっ、いいよ、ミルクちゃん・・・そのままどんどんいじめておくれ・・・いい子だよ・・・」
だがミルクは『いい子』という言葉にももう反応せず、ただひたすらにライナへの嫉妬心をリリの性器へとぶつけるのであった。
(およ?この穴は何をすればいいのかな?)
とりあえず舌を入れてみた。そうしたら電撃が走ったかのように、リリの体が脈打ったのだ。
「ああ・・・・もうだめだよ、じらさないでおくれ、ミルクちゃん・・・ミルク・・・。
早くあたしの中にぶち込んでおくれ・・・・」
(中にぶち込む?うーん、ベロを入れたら喜んでくれたって事は・・・もっと入れたらいいんだ!)
と、とりあえず自分の指を2本ほど入れてみる。
「あああっっ!もっと!もっ奥まで突いておくれっっ!!」
(奥まで??うーんじゃあ指じゃ届かないなあ・・・・何か良い物・・・あった!)
と、ミルクはフルーツバスケットに入ってあったバナナをリリの秘所に入れてみた。
案の定リリは悶えに悶え、腰を振りながら喜んでくれている。