受験が近づいている。
それなのに、勉強がまったく手につかない。
美咲ちゃんとメールをして一日が過ぎていく。
もうすぐ卒業。美咲ちゃんとも離れ離れになるかもしれない。
携帯やネットがあれば平気と、前は思っていた。
でも…
何だろう?
ぼくは不思議な感覚でいっぱいになっていた。