「う〜〜 トイレトイレ」
今 猛烈な便意に襲われている僕はメフィストに従うごく一般的な暗殺者
強いて違うところをあげるとすれば武器がショーテルってとこかナーー
名前はユルト
例によって塔のラトリア2に囚われているのだ
ふと見ると上から一人の若い男が飛び降りてきた
(ウホッ! いい男…)
そう思っていると、突然その男は僕の見ている前で装備を変更しはじめたのだ…!
あまりにも悠長なもんだから僕は待ちきれずにこう言った
「(さっさと)出 さ な い か」
「よかったのか、ホイホイ背中向けて 俺は黒ファンだって構わず突き落とす人間なんだぜ」
そういえばこの塔2は落下死しやすいことで有名なところだった
早くトイレに行きたい僕は誘われるままホイホイと牢を出て歩き出してしまったのだ…
「ダァーイスンスーン」
それが僕の最期の言葉だった。
=YOU DIED=