「何ですか!?あなたは!?一体どこから!?」  
俺の目の前にいるのは小間使いで偶像を操っている  
「ひいいいい!どうかご勘弁を!」  
「ただで逃がすわけにはいかないんでな、死んでくれ」  
俺は剣を小間使いに突き立てる  
「そ、それならば、偶像に言うことを聞かせますから!」  
「何でもだな?」  
「も、もちろんでございます!」  
俺は小間使いと共に階段を降り偶像の居る場まで行った  
目の前には白い霧が立ちこめていて、向こうが見えない  
「ほんとに大丈夫なんだな?」  
「私が操っているのです、大丈夫です」  
小間使いの手元には淡い黄色の光がある  
おそらくはこれで操っているのだろう  
「ではいってらっしゃいませ・・・」  
俺は霧の中に入っていった  
教会の奥に誰か居る。恐らく偶像だろう  
俺が偶像の近くに寄ると、偶像はにっこりと笑みを浮かべた  
そしておもむろに服を脱ぎ始めた  
「うふふふ・・・あなたも私をこんな風に使うなんてね?」  
綺麗で不気味な声だが聞いていると体温が上がる  
偶像は服を脱ぎ終わるとこちらを向いて  
「私が脱がせてあげるわ・・・」  
 

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