連日のキラ捜査・・・弥 海砂のマネージャー兼監視・・・僕は疲れていたのかもしれない。  
 
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ある晩僕はベットに寝そべり手帳を広げ弥 海砂のスケジュールの確認をしていた。  
「・・・はぁ・・・。」  
思わず溜息がでる。  
いくら容疑者監視も兼ねてるとわいえアイドルのマネージャーって・・・  
キラ捜査に僕は必要無いってこと?  
捜査に向いてないってこと?  
僕は無性に哀しくなってきた・・・。  
 
ピロロロ・・・  
 
メール?プライベート用の携帯電話がメールの着信を告げた。  
 
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僕は無意識のうちにそのサイトを覗いていた。  
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―翌日の朝  
 
「局長、竜崎、ライト君・・・お願いがあるんですが・・・」  
「なんだ松田?改まって。」  
局長が聞き返してきた。  
「あの・・・今日はミサミサもオフですし・・・あの・・・1日休暇でも頂けたらなー、なんて。」  
 
 
「・・・いいんじゃないですか?僕はいいと思うよ。竜崎、父さん?」  
ライト君はいつも何かと僕に気を使ってくれる。  
「そうだな。松田は弥のマネージャーも兼ねてるからなかなか気も休まらんだろう。どうだろう竜崎?」  
局長は竜崎に意見を求める。  
 
「・・・いいんじゃないですか。今日はヨツバも動きそうにないですし。」  
 
 
意外だった・・・ライト君と局長はともかく竜崎がこんなにあっさり・・・。  
とにかく僕は3人に深くお辞儀をすると上機嫌で自分の部屋に戻った。  
 
部屋に戻った僕は急いで『SAYU』にメールを打つ。  
 
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仕事おわったよ(^O^)/  
じゃ約束通りに!  
*松田*  
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『SAYU』  
昨夜たまたま開いたあのサイトで僕はある書き込みを見つけた。  
 
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SAYU|東京都|20歳|  
都内で\希望♪  
本番NG×  
年下NG×  
優しそうな人がいいな♪  
 
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援助交際・・・売春・・・それがどれだけ愚かな罪なのかは理解している。  
僕の職業?それが何?  
ストレスで押し潰されそうだった僕には越えてはならない壁があまりにも低く思えた。  
 
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仕事用の携帯電話の電源をり、僕は捜査ビルを後にした。  
 
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待ち合わせ場所に着いたよ〜。  
人がいっぱいいてわかんないかもしれないから  
着いたらTELしてください♪  
*SAYU*  
090********  
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待ち合わせ場所に着いた僕は震える手で『SAYU』に電話をかけた。  
 
トゥルルルルルル・・・トゥルルルルルル・・・ピ  
『・・・あ、はい』  
 
『松田です・・・はじめまして』  
 
『はじめましてぇ・・・SAYUです』  
 
可愛い声・・・若く聞こえる。  
『着いたんだけど・・・どこにいますか?』  
 
『・・・・・』  
 
『・・・SAYUちゃん?』  
 
『・・・後ろ・・・』  
 
『え!?』  
 
振り返えりすぐ後ろにいる『SAYU』を見て僕の顔から血の気がひいた。  
 
少女は一目でわかるくらい明らかに20歳ではない。  
制服、幼い顔立ち、高校生といったとこだろうか?  
だが今はそんなことはどうでもいい・・・このコは・・・このコは・・・  
 
―――局長の娘さん!!?  
 
夜神局長の娘・・・夜神粧裕ちゃん・・・たしか現在高校生・・・  
会ったことはないけど捜査資料の写真で何度も見たことがある。  
粧裕・・・SAYU・・・夜神・・・SAYU・・・  
人生最大のミスだ、僕はなんて馬鹿なんだぁ〜っ!!!  
こんな、こんなことが局長にバレたら・・・  
なんでこんなことに・・・・  
 
どうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・  
 
「・・っ田さん・・・」  
 
 
 
「松田さん?」  
 
 
SAYUちゃ・・・いや、粧裕ちゃんの言葉で僕はこの現実に戻された。  
 
「どうしたんですかぁ?」  
粧裕ちゃんがうつむいている僕の顔を覗きこんだ。  
 
小さな顔・・・大きな目・・・綺麗な唇・・・・・・  
 
僕はロリコンとかそういった趣味は一切ないけど・・・可愛い・・・それは事実だ  
・・・でもこのコは局長の娘さん・・・これも事実・・・  
 
「ま〜つぅ〜だ〜さんっ?」  
 
悩める僕に決断の時が迫っていた。  
 
粧裕ちゃん、局長、粧裕ちゃん、局長、粧裕ちゃん・・・  
 
2人の顔が僕の脳を交互に過ぎる。  
 
・・・バレなきゃいい・・・バレなきゃいい・・・  
バレない・・・絶対にバレない・・・  
 
 
そう・・・バレなきゃいいんだよ!  
 
 
 
――吹っ切れた。  
 
 
「あ、ゴメン、粧裕ちゃんが学生だったからちょっとビックリしただけ・・・さ、行こか?」  
 
「うん♪」  
 
粧裕ちゃんは僕の腕にしがみついてきた。  
 
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「ね、ねぇ粧裕ちゃん何処行くの?」  
 
「ひみつ♪」  
 
何処で何を『する』のかわからぬまま僕は粧裕ちゃんの言うままにあるいた。  
 
「でもよかったぁ、松田さんがこんなにカッコイイ人で」  
他人からカッコイイなんて言われたのは生まれてはじめてだ。  
「あ、あの・・・粧裕ちゃんはこういうのよくするの?」  
 
「え?」  
 
「だから・・・援助交際みたいなの・・・」  
 
「はじめて・・・友達にすすめられて・・・」  
粧裕ちゃんは恥ずかしげな顔をする。  
「・・・松田さんは?」  
 
「ぼ、僕もはじめてなんだ・・・何となく携帯見てたら・・・」  
ホントは強がっていかにも常習みたいに言おうかと思ったが恥じらう粧裕ちゃんを見て正直な言葉が出た。  
しばらく沈黙がつづいた。  
 
 
「着いたよ♪」  
 
 
「え?ここって・・・」  
 
看板を見て僕は呆然とした。  
 
『マンガ喫茶 APPLE NOTE』  
 
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店内に入ると粧裕ちゃんはカウンターで個室ペアシートを手配してもらっていた。  
 
マンガ喫茶初体験の僕はただその様子横から眺めるだけであった。  
 
 
「行こ、松田さん」  
 
僕は粧裕ちゃんに誘われるがままその個室へと入った。  
 
4方を囲まれているだけのスペースに二人掛けソファー、テーブルにはパソコンとゲーム機。  
とっておきの暇潰し空間という感じだ。  
 
ソファーに座りドリンクバーのソフトドリンクを飲みながら僕らは小一時間たわいもない雑談をした。もちろん小声で。  
こんなに歳が離れてるのに驚く程話しが合う。  
僕の精神年齢が低いってこと?  
 
そして話しが途切れたその時、粧裕ちゃんは僕の手を握ってきた。  
 
いくつになっても女の子に手を握られると照れるもんだな・・・。  
 
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「粧裕ちゃん・・・あの、あのさ・・・」  
 
 
粧裕ちゃんは無言で僕の唇を人差し指で塞ぎマブタを閉じ顎を上げる。  
 
―――粧裕ちゃん・・・  
 
僕は粧裕ちゃんの手を握り返した。  
 
 
―――局長・・・ごめんなさい。  
 
 
 
僕らは唇を重ねた・・・。  
 
 
 
柔らかい・・・それに若い子特有のこの香り・・・。  
粧裕ちゃん震えてる?・・・可愛い・・・  
 
―――粧裕ちゃん・・・粧裕ちゃん・・・  
 
一旦唇を離し僕らは見つめ合う・・・どちらからというわけでもなく笑いが吹き出した。  
 
再度唇を重ねる・・・。  
 
互いに相手の唇に貧りつく・・・音をたてないようにゆっくりと・・・  
 
舌を侵入させると粧裕ちゃんもそれに応えてくれるかのように舌でつっつき返してくれた。  
 
僕は粧裕ちゃんの下唇を丹念に吸った。  
―――柔らかい・・・粧裕ちゃん・・・  
僕はこの高校生の少女にどっぷり酔っていた。  
 
―――その時  
 
粧裕ちゃんは手で僕の股間をさすりだした。  
 
「粧裕ちゃん・・・!?」  
僕は思わず唇を離した。  
 
「ん、んーっ」  
今度は唇で塞がれる。  
 
僕の股間はもうすでに公衆の空間の緊張感とこの少女の柔らかさと香りのせいどパンパンだった。  
 
粧裕ちゃんは優しく円を描くように僕の股間を摩る。  
 
ジィ・・・ジィーー--・・・  
 
粧裕ちゃんが僕のズボンのジッパーを開けホックを外しズボンを下げようとした。  
僕も腰を浮かせ手伝う。  
 
 
そして粧裕ちゃんが勢いよくズボンとパンツを下げると僕のソレが勢いよく飛び出した。  
 
 
「きゃん!?」  
 
粧裕ちゃんは思わず声を上げた。  
 
そりゃ声もあげるだろう。  
突然異性のいきり立ったソレが出てきたのだから。  
 
互いの顔が赤らむ・・・。  
粧裕ちゃんはニッコリ微笑むと僕のソレを優しく握った。  
 
「松田さんの・・・熱い・・・」  
 
小声で呟く。  
 
そりゃこんな美少女の小さなな手で握られたらもうそれだけで・・・  
粧裕ちゃんはゆっくりソレをしごきだした。  
 
粧裕ちゃん・・・粧裕ちゃん・・・  
身体中の血液がソコに集中するみたいな錯覚に襲われる。  
 
しごく速度を速めつつ粧裕ちゃんは舌先で亀の頭を舐めだした。  
 
―――気持ちいい・・・  
 
僕は思わず声が出そうなのを必死で堪える。  
 
尿道を舌で刺激されたその時・・・  
 
 
ピュッ!ピュッ!ピュ  
 
僕の精液が粧裕ちゃんの口内を襲った。  
 
・・・・・・。  
 
頭の中が真っ白になった・・・。  
 
粧裕ちゃんは突然の襲撃に驚くも、精液を手の平に吐き出した。  
昔、アダルトビデオで見たことがあるようなその図に僕はドキッとした。  
 
手の平に出した精液と唾液が混じったソレを見て、粧裕ちゃんは微笑む。  
 
「・・・ゴメン、口に・・・」  
僕は小声で謝る。  
 
粧裕ちゃんは放出後の僕のソレを口いっぱいに頬ばりぎこちなく吸いはじめた。  
 
僕のソレを掃除してくれる粧裕ちゃんが愛しく思え髪毛を優しく撫でた。  
 
―――可愛い・・・  
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店を出てから駅までの道、どちらからというわけでもなく僕らは手を繋いだ。  
 
―――愛しい・・・粧裕ちゃん・・・  
 
「ね、ねぇ・・・粧裕ちゃん・・・また・・・また、僕と会ってくれないかな・・・?」  
 
 
――ギュ・・・  
 
粧裕ちゃんは僕の腕に抱きつき寄り添ってきた。  
 
 
「・・・粧裕も・・・粧裕も同じこと考えてた・・・。」  
 
 
それから駅まで無言であるいた。ただ寄り添いながら・・・。  
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駅前に着くと粧裕ちゃんは急いで構内に入ろうとした  
「じゃぁ電車もうすぐだから粧裕行くね♪」  
 
「あ、粧裕ちゃん、お金・・・これで・・・これでいいかな・・・?」  
 
僕は粧裕ちゃんに1本握らせた。  
 
粧裕ちゃんは何か申し訳なさそうにうつむきながらソレをポケットにしまった。  
 
「今度は・・・今度はお金とか無しで・・・ね♪」  
ニッコリ微笑む。  
 
 
「うん!」  
僕も微笑み返す。  
 
構内に向かおうとした粧裕ちゃんはもう1度僕の方に振り返る。  
 
「あーっそれとお父さんには内緒・・・ね♪」  
 
そう言い残すと今度こそ構内へと入っていった。  
 
 
―――えーっ!?知ってたの?!!  
 
 
僕は少女の背中を見てただ呆然と立ち尽くすだけであった・・・。  
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場面変わって捜査ビル―――  
 
竜崎、夜神親子の3人はヨツバの捜査資料に目を通していた。  
 
『竜崎』  
 
PCからワタリの呼び掛け。  
 
『模木さんから入電です』  
「わかった、ワタリ」  
 
竜崎は携帯電話を取り出しすと模木に電話する。  
 
 
「あ、私です・・・・はい・・・はい・・・松田が?・・・はい、わかりました。」  
 
ピッ  
 
電話を切り再び捜査資料に目をやる竜崎。  
 
(フフフ・・・おもしろくなりそうですね・・・)  
 
ただ不思議そうに竜崎を見つめる夜神であった。  
 
 
 

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