「やめろ竜崎っ!!」
「よく見ていてくださいよ月君。まあ見たくなくても目を閉じたって音は聞こえますから。
それにその手錠も月君の足を繋いだ鎖も絶対に外せません」
「いやっ!お兄ちゃん!助けてぇ!っ!」
「粧裕!くそっ!竜崎!!やめろ!やめてくれっ!粧裕は、粧裕は関係ないじゃないか!!」
「身内なら同罪ですよ月君。ほら、よく見ていて下さい、粧裕さんのここ。
まだ幼いのにこんなに赤く充血して…。ひょっとしてもう男を知っているんじゃあないんですか?」
「ひっ!!っそ、そんなわけっ、ないよぉおっ!あっ、あは、ぁあっ!!」
「そうですか。それならこれで処女喪失ですね」
「!!っいやぁぁぁーーーーーっ!!!!!」
「−−−−−−っ!!」
「ほら見えるでしょう月君。よく見て下さいよこの血の色。
今まであなたがやってきたことよりはずっと生ぬるいじゃないですか」
その血をすくって見動きのとれない月の顔に塗りたくるL。
「お前…っ!!ゆるさ、な…!!!」
「ううっ、ひ、ああ、お兄、ちゃん…っ」
「うっ、ううっ、ぅ……」
「粧裕……。
…竜崎。もう気は済んだだろ…?さあ、はやく妹を連れてここからいなくなってくれ…っ!」
「いえ、……。まだ終わってません」
「!?…竜崎、!な、にを…!」
「月君も興奮しているのでしょう?」
「何を、馬鹿なことを…っ!!」
「馬鹿な?じゃあ………ほら、このそり立ったペニスはいったい何なのでしょう?」
「…………っ!」
「目の前であんなことをされれば誰でもそうなります。ましてや18歳なら普通です。
…………ほら、粧裕さん。立って下さい」
「……!?な、に…?」
「今度はお兄さんですよ」
「!!!」
「今更妹を犯すくらいの犯罪を恐れる必要はありません。愉しみたいのでしょう?月君だって」
「竜崎、…L!」
「何も偽らなくてもいいですよ。あなたは今までだって自分のしたいがままにしていたじゃないですか。
あんなふざけた能力でこの私さえ手玉にとろうとして」
「やめて、くれ、頼む、やめ……っ!」
「…ほら、すぐに全部、入りました……」
「あ…、あああ……っ!」
「お、にい……ちゃ……っ」
「ほら粧裕さん、お兄さんは身動き取れないのですから、あなたが動かないといつまでたってもそのままですよ。
それとも愛しいお兄さんとずっと繋がっていたいですか?」
「!……………う、……ううぅ……」
「さ、ゆ………」
「…そう、もっと、腰を高く上げて、お兄さんを気持ち良くさせてあげて下さいよ」
「おにい…ちゃ……ん……んっ、んぅう……っ」
「さゆ、さ、ゆ、さ……ゆ……っ」