「サユリ」  
 
私には母親も父親もいない。  
寂しいと思ったことはない。  
初めからいないからだ。  
私には信頼できるワタリがいるから、寂しくない。  
 
だが母親について考えない、といえば嘘になる。  
私が食べている甘い菓子のように、その存在は甘い物なのだろうか?  
 
☆☆☆  
 
 
ワタリはある日病気になってしまった。しかし、たいしたことはない。  
2週間の入院で済む。  
 
代わりにワタリが手配したワタリの代理人はサユリという女性だった。  
女性だからといって、取り立てて捜査に影響はない。  
 
サユリは有能だった。  
ワタリから私自身のすべてを引き継いできたようだ。  
もし、なにかあったらワタリに電話しよう、という私の思いはよ余計だったようだ。  
 
サユリはLの趣味でメイド服を着ている。  
ワタリが極秘に英才教育を受けた女子をピックアップし  
Lに合う人格者を探し出し、Lに合うように育てた。  
 
 
私のフォローを全力でしてくれ、サユリのことを信じられた。  
さすが、ワタリが手配しただけある。  
 
2人は捜査上ホテルに泊り込むことになった。すでにテレビが6台と  
ネット環境がそろっている。それにLが好きなお菓子も  
たくさん準備してある。  
サユリはLのフォローのため、背後から見守っている。  
Lは密室殺人のトリックを暴くために画面に見入っている・・・。  
 
 
場所はニューヨーク。  
連続で4人が殺される密室殺人が起こった。  
学生が4人でパーテイーをしているときに密室で変死した事件が起こり  
それを暴くためにLが呼ばれた。  
Lが呼ばれる規模の事件ではないが、犯人が声明文でLを名指しした。  
 
L(私を名指しするとはいい度胸です。犯人を死刑台に送ってやります。)  
 
Lの心はクールな外見とは裏腹に青く燃えていた。  
 
 
☆☆☆  
 
サユリ「L。私は始めてあなたの元に派遣されました。  
    ワタリはいつもこんな状況のあなたをフォローしていたのですか?」  
 
L「はい。サユリ。あなたはおびえているように見えます。  
  捜査を外れてくださいといいたいところですが、お菓子がなくなっては  
  私の思考能力が落ちます。お菓子の補充だけは忘れないでください。」   
 
サユリ「おびえているのではないんです。あなたはいつもつらい状況に  
    いる人なんだってわかりました。」  
 
L「そうです。」  
 
Lはサユリが心を痛めていることを疎ましく思った。  
捜査に対して雑念が生じるならば、母親のような母性は  
やはり私には、必要ない。  
 
サユリは孤独に事件に立ち向かう青年が悲哀に満ちていて、  
それでいて切なく、とてもいとおしいと思った。  
母親のような気持ちを抱いている。  
 
犯人の姿を防犯ビデオで確認し、過去の犯罪履歴に照らし合わせ  
て、Lは声明文を警察から受け取ってから、半日で事件の犯人を探し出した。  
 
L「私が捕まえた凶悪犯です。私に恨みを持っての犯行です。」  
 
サユリ(すごいわ。Lの推理を始めて目の当たりにした。)  
 
Lは警察に捜査状況を説明し、事件の処理を警察に引き渡した。  
 
L「せっかくきたんですから、ニューヨークを満喫しましょう。」  
そういってLはバルコニーへ出た。  
 
L「そのメイド服はワタリから支給されたものですね。私としてはスーツが  
 望ましいですね。」  
 
サユリ「なぜですか?」  
 
L「私はメイド服に癒されてしまうんです。捜査上メリットがありません。」  
 
サユリ「たまには癒されたっていいんじゃないですか?あなたと同い年の  
    男子はそこまでストイックではないと思いますよ。」  
 
サユリはバルコニーからニューヨーク市街を眺めるLの横顔を見た。  
あどけない顔にクマが目立って、とても疲れている。  
 
サユリの派遣期間はもうすぐ終わる。  
恋しているわけじゃない。  
 
サユリはLの手をつかんだ。  
 
L「何ですか?」  
Lはよろよろと歩いた。  
 
サユリ「耳掻きしてあげます。ワタリからも頼まれているんです。  
    花の水を取り替えたり、女性らしいことをしてほしいと。」  
 
サユリはソファに座ってLの耳の穴の中を見た。  
ふさがっていた。  
Lは天才探偵といわれてはいるけれど、健康管理に関してはまったく無頓着のようだ。  
 
サユリ「すごいですよ。これじゃあ耳が聞こえなくなります。」  
 
サユリは手が器用なので上手にLの耳くそを取り出していった。  
その大きさは両方でビービー弾の玉ぐらいになった。  
 
L「ありがとうございます。」  
 
Lは目を閉じてスースー寝てしまった。  
サユリはとり終わった後を白い綿でクリクリしていた。  
 
サユリの黒いスカートの上にLのよだれがたれていた。  
 
Lは寝てしまったようだ。  
 
Lの頭をそっとひざからクッションに移した。  
サユリはそっと立って、お菓子の補充をしようとした。  
 
L「サユリ。どこに行くんですか?」  
 
眠りに入っていたと思ったLは起きた。  
サユリの手首を掴んで言った。  
 
サユリ「・・・・」  
 
L「もうすこし、母親みたいなことしてください。」  
 
サユリは微笑んだ。  
 
サユリ「こんなメイド服着てるのにお母さんっぽくするのって、なんだか   
    おかしいですね。」  
 
Lは寂しさを抱えている。  
 
サユリはLに膝枕をしていいこいいこした。  
 
 
Lはそれから一晩サユリのひざの上で死んだように眠ってしまった。  
怜悧な探偵の姿はなくなって、親指をかんでいる。  
 
サユリはLにいいこしながらネットをしていた。  
そして耐えられなくなって座りながら寝てしまった。  
 
☆☆☆  
 
L「昨日はありがとうございます。安心してしまいました」  
 
サユリ「寝顔かわいかったですよ。」  
 
Lとサユリは故郷に帰って今日分かれる。  
交代でワタリが退院する。  
 
L「さあ、荷物をまとめてください。帰りましょう。」  
サユリ「はい。」  
 
2人は個人ジェットで極秘に帰国した。  
 
サユリ「じゃあ、またいつか私が必要になったら呼んでください。」  
 
サユリは歩いて駅に向かおうとした。  
 
L「待ってください。サユリ、私とSEXしてみませんか?」  
サユリ(はあ?)「なに言ってるんですか?」  
L「あなたは私にとって必要な人です。私と付き合ってみませんか?」  
 
サユリ「勘違いしないでください。私はワタリの与えられた任務を遂行しただけです。」  
 
サユリはこういいつつ、Lに母性本能を激しく刺激されている自分を  
ごまかせなかった。  
 
L「あなたは私を好きです。だから今回の任務に就いたんじゃないんですか?」  
 
サユリはLに憧れていた。  
だから警察からワタリの養成する探偵集団に入ったのだ。  
 
 
L「来て下さい」  
 
サユリはLに手を引かれるまま、ラブホテルに入った。  
 
L「こんなところにくるのは私も初めてです。」  
 
ちゅ・・・Lがサユリにキスをした。  
 
サユリは猫になめられたような気がした。  
かわいい猫を抱きしめるみたいに、Lにやさしくしてあげたいとサユリは思った。  
 
やさしくしたい。守ってあげたい。  
 
Lはサユリを傷つけたいと思った。自分自身の持つ寂しさや  
孤独をサユリに溶かしてほしい。  
 
 
「サユリ」  
 
Lは傷つけたい気持ちでいっぱいだった。  
寂しさや悲しみをとかしたい。  
サユリはLに抱きしめられ、Lのにおいをかいだ。  
何も香水をつけていない。石鹸の香りもしない無臭だった。  
 
L「顔を上げてください」  
 
少しずつ顔がちかずいて来て、Lとサユリの唇が重なった。  
抱きしめるLの胸が上下して、興奮している事実にサユリはしびれてしまった。  
サユリはLが一歩ずつキスしながら迫ってくるのにあわせて、後ろへ下がると  
やがてベットに寝かされた。コントロ−ラーの上に寝てしまい、スイッチが勝手に入って  
証明が真っ赤になった。刺すような光が妖しい。  
Lはサユリの顔を優しく丁寧に愛撫した。鼻の先、頬、まぶた、  
唇は吸うように何度も口付けた。  
さゆりはLの鎖骨をなぞったり、背中につかまったりして形を確認している。  
 
L「サユリのことをきもちよくしてもいいですか?今回はあなたの性癖を  
 しらべるためのSEXです。きちんと反応してくださいね。」  
 
冷静なLなのに声がうわずっている。  
Lはサユリを起こして、後ろに回って服の上からバストを触った。  
サユリのDカップの胸はLの手の形になって、指の間で乳首をきゅっと掴れた時に  
サユリは眉をしかめた。  
サユリは体に力が入るのと反比例して、欲望がせりあがっていくのを感じた。  
 
L「もうこれだけで感じてるんですか?早く食べてしまいたいです。」  
サユリは恥ずかしさでいっぱいだった。  
Lはメイド服の胸元から手を差し込んだ。  
サユリは服を着ながらパンテイのなかがグショグショになってしまった。  
L「こんなに恥ずかしい格好のメイドは初めて見ました。  
 照れないでください。きれいな胸ですよ。」  
そういいながらLはサユリを足で囲い込んで、乳首をもてあそんだ。  
人差し指と親指で強くつまんでくりくりしたり、つばを付けてぐちゃぐちゃにして  
Lはサユリの顔の変化を楽しそうにみている。  
L「こっちを向いてください」  
サユリの口にLの舌が押し込まれた。  
甘いチュッパチャップスの味がサユリの中に広がった。  
サユリを味わうようにLの舌はいやらしく動いた。  
 
L「すぐに爆発しないでくださいね」  
 
Lは人差し指をひとなめしてからサユリのパンテイの中に這うように入れた。  
サ「あ!待ってください」  
L「駄目ですよ。」  
サ「あ!ん!・・・」  
Lの指はサユリのそこに触れたとたん暴力的に動く。  
サ「あ!ああ!駄目・・!」  
L「こんなに濡らして、変態ですね。」  
サ「もう本当にやめてください!イク・・・・。」  
サユリの愛液を潤滑油にして細かく動く回るLの指先にサユリは  
過敏に反応してしまう。  
 
L「あなたの体はまるでショートケーキのようだ。」  
 
Lは深く息しながら、ジーパンのボタンをはずして脱いだ。  
L「できるところまででいいです。私のことも昨日みたいに癒してくれませんか?」  
サユリはうなずいて、あおむけになったL  
にまたがって耳にキスをした。  
L「もっと下のほう・・・こんなに私は欲しがっているのにわかりませんか?」  
 
Lはサユリの手を誘導した。サユリが人差し指と親指でつまむと  
ピクン・・・とそこは動いた。  
サユリはL自身を口に含んだ。  
Lの体は張り詰めたように硬くなって、苦しそうな顔をする。  
舌先に圧力をかけて先まで味わうとLはうめき声を上げた。  
L「・・・あ!サユリ・・すごい圧力ですね・・・あ!」  
Lはサユリの口の中に出してしまった。  
L「予想外でした。あなたの口を汚してしまってすみません。」  
サ「謝る必要はないです。」  
少しだけ白けた空気が漂い、2人は笑い出したww  
サユリは紅茶を入れた。  
Lはそれに5個角砂糖を入れて飲み干した。  
 
サユリはカラオケをセットして大塚愛のPEACH!を歌った。  
ハートとお尻の歌。  
今は性の対象だけどいつかはハートで愛されたい。  
END  
 

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