長編エロ尻小説  
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」  
(ファイル09)  
 
教師はストレスが溜まる職業のためか、変態的な行動で発散  
しようとするものが多い。  
国語教師はトイレに盗撮カメラを取り付け、ナオミの秘密を記録  
することに執念を燃やしていた。  
小便・大便はもとより、ナプキンの交換、そしてそれの回収すら  
もくろみ、瞬く間に彼の部屋はナオミグッズで溢れかえった。  
テープもよく売れ、のちにネットで劣化してはいるものの、映像が  
出回り「幻の美少女盗撮」としてマニアの間で有名になる。  
この国語教師は十数年後、生徒へのストーカー行為で捕まるが、彼の  
違法行為の原点こそナオミであり、そういった意味ではこの男も  
ナオミの魔性によって破滅させられたひとりなのかもしれない。  
 
女性数学教師のイジメもまた凄まじかった。  
あるとき水泳の授業があり、体育教師はスクール水着姿のナオミを  
もっと観賞したいがために、彼女だけに居残りを命じた。  
潜水の練習という名目で、何度もナオミを潜らせる。  
水面からプクンと尻が現れるたびに、体育教師は狂喜した。  
彼があまりにも水中尻に熱中していたため、ナオミが教室に戻れた  
のは着替えの時間も終了し、次の授業が始まってから30分以上も  
経ってからだった。  
 
その女性教師は、生徒たちから人気があった。  
気さくな性格で情にも厚く、話の判る理想の教師だ。  
しかし南空ナオミには冷たかった。  
女性教師の容姿は、ナオミと比べかなり劣っているが、外見上の  
優劣だけでなく、ナオミのことが生理的に好きになれない  
ようだった。  
授業の最中、スクール水着のまま入ってきたナオミに、彼女は  
まるで変態でも見るかのように眉をひそめた。  
「南空!今までプールで遊んでたのか!?  
まったくいいご身分だな、おまえは!」  
教室を更衣室代わりに使っていたので、ナオミは着替えることが  
できず、またプールサイドに置いてあったクマのプリントが入った  
お気に入りのバスタオルも、なぜかなくなっていた。  
(彼女の持ち物がなくなるのはよくあることで、水泳の授業の後、  
下着が消えることもあった)  
ナオミは自らのカラダを隠すことも許されず、ポタポタと雫を  
垂らしながら、教壇の脇に無言で立ち尽くしていた。  
さすがに恥ずかしいのか顔を赤らめ、左手は胸に、右手は股間の  
ところに添え、やや前かがみの姿勢で、みんなの視線を防ごうと  
したものの、それはかえって厭らしさを増してしまうポーズだった。  
その証拠に、倒錯的な興奮を覚える男子生徒の息遣いが、だんだん  
荒くなっていく。  
 
「南空!なんとか言えよ!!」  
女性教師のヒステリックな声に、ある女子生徒が答えた。  
「南空さんは鬼塚先生に居残りさせられていたんです」  
ナオミは、はっとしてその声の主に目を向けた。  
自分を庇ってくれるクラスメイトなど、今までいなかったからだ。  
が、次の瞬間、彼女の淡い期待は見事に打ち砕かれた。  
「きっとふたりで厭らしいことをしていたんだと思いま〜す♪」  
男子生徒もさらに煽る。  
「あのバカ先公、ナオミちゃんの尻が好きなんやでぇ〜〜!!」  
教室中が爆笑する。  
「なっ、なんですって・・・!」  
女性教師は般若のような顔になっていく。  
彼女の実家がヤクザだという噂は、本当なのかもしれない。  
「南空ぁ!てめえっ!!」  
つかつかとナオミのそばまで来ると、思い切り髪を引っ張り上げた。  
「いっ・・・痛い!!」  
頬を引っ叩かなかったのは、痕が残ると問題になると計算したのか、  
まだ教師としての良心が残っていたのか・・・  
いや、むしろ長い髪を掴みあげた方が、ナオミにとってより屈辱的で、  
激しい痛みを伴わせることができると思ったのだろう。  
 
ナオミはあまりの痛さに、女性教師の腕にしがみつくような格好で  
カラダを海老反らせた。  
スクール水着に、小さなふたつのポッチが浮かび上がった。  
かわいい乳首に気がついた男子生徒が口笛を吹く。  
「子供のクセに、おまえは大人を誘惑したのか!?」  
「・・・しっ、してません!!」  
「ウソをつくなあああ!!」  
そのとき、先ほどの女子生徒が言った。  
「先生、南空さんのどこがいけないのか、みんなで調べたほうが  
いいと思いま〜〜す♪」  
「・・・ん?どういうことだ、惣流?」  
「せっかく南空さんが水着になっているんですから、どこら辺が  
エッチなカラダなのか、みんなで確かめてみたらどうでしょうw」  
教室中がどよめいた。  
「・・・うむ、あたしも気になっていたんだ。鬼塚先生は、こいつの  
どこが気に入ったんだろうねェ・・・」  
女性教師は個人的なつぶやきを漏らすと、ナオミに教壇の上に  
登るよう命令した。  
ナオミは顔を真っ赤にして首を振ったが、股間を膨らませた男子  
生徒に両脇を抱えられ、教壇の上に無理やり立たされてしまう。  
「わっ!?こっ、怖い!」  
「おいおい、南空。別にストリップをやるわけじゃないんだぜ。  
ここは学校だからな。調べるのは水着の上からだぞ」  
男っぽい下卑た言葉で、女性教師は笑った。  
 
 
(2〜3日後に続く)  
 

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