気持ちよく晴れた日の校舎屋上。  
午後の授業が始まる時刻になり、  
生徒たちは教室へと戻り始めていた。  
「哀ちゃん、私たちもそろそろ行かなくちゃ」  
「そっだね」  
今日も麻衣自作の弁当を仲良く食べていた二人。  
元気よく立ち上がった麻衣が先に歩き始める。  
短いスカートから柔らかく伸びた白い足。  
揺れるポニーテールの下から見えるかぼそいうなじ。  
哀川はそれらを鑑賞しつつ、ことさらゆっくりと歩いた。  
「哀ちゃん、はやくぅ。もう私たちが最後だよぉ」  
屋上の扉に手をかけながら麻衣が振り向こうとした瞬間、  
哀川が麻衣を後ろから優しく抱擁した。  
「まーいちゃん」  
肩口に顔を埋め、耳元でいたずらっぽく囁く。  
「哀ちゃ……あっ」  
麻衣の白い首筋がみるみるうちに朱に染まった。  
密着した2人の体の、麻衣のスカートの尻の部分に  
何か固いものがあたっている。  
「哀川、こんなになっちゃったから教室戻れないなー…」  
「哀ちゃん、だって、そんな……」  
顔を真っ赤にしながら麻衣が小さな声でうつむく。  
哀川は制服の上からでもはっきり分かる程に勃ちあがった  
自分のそれを麻衣の尻にくりくりと押しあて、より身体を密着させた。  
「麻衣ちゃん、哀川どうしよう?」  
 
哀川は耳元で優しく囁きながら肩や首筋にキスを落とす。  
後ろから伸ばした手を麻衣のスカートの中に忍び込ませ  
白い柔らかな太股をゆっくりと撫でてやる。  
「……あっ、あいちゃ……だめだよぅ……」  
華奢な麻衣の身体がピクンと震える。  
下着の中でピンク色の小さな乳首がキュンと勃った。  
哀川は優しく太股を撫でまわしながら、麻衣の手をとり  
勃起した自分のそこへ導いてやる。  
「ね、こんなに固くなっちゃった……麻衣ちゃん、見る?」  
ぎゅっと目を瞑り、身体をかたくして麻衣はぷるぷると首をふる。  
「麻衣ちゃん、コレ好きだよね……哀川しってるよ」  
「哀ちゃんだめ……」  
「この前うちに来た時、よつんばいで裸になって  
おいしそうに舐めたよね。 射精した精液も飲んだもんね」  
「いやぁん……いわないで……」  
両手を顔で覆い、麻衣はからだを小さくすぼめる。  
哀川はくすくす笑い、そっと麻衣のスカートを持ちあげる。  
白い愛らしい下着があらわれた。  
自分の高ぶりを擦り付けながら、下着を徐々にずらしてゆくと  
麻衣の丸い柔らかな生尻が姿を見せる。  
「ね……麻衣ちゃんあの時なんて言ったんだっけ?哀川に」  
「キャッ哀ちゃんっ……哀ちゃんだれかに見られたら……」  
「ねぇ、なんて言ったの?哀川忘れちゃった」  
「あいちゃぁんっ……」  
麻衣の声が泣き声になる。しかし哀川は容赦なく聞き続ける。  
「ね、教えて麻衣ちゃん」  
「まいは……哀ちゃ…の……ょです……て」  
「聞こえないよー」  
「まいは哀ちゃんの…専用便所ですって……言ったのぉっ……」  
「あっそおだ、そおだったね!」  
哀川は嬉しそうに破顔した。一方麻衣はとうとう泣き出した。  
「哀ちゃんの…意地悪ぅ〜…っ、えぇん……」  
「ごめんごめん、麻衣ちゃん泣かないで〜」  
哀川は優しく麻衣の向きを変え、改めてぎゅっと抱きしめくちづけた  
チャイムは疾うに鳴り、各教室では授業が始まっている。  
2人の他に誰もいない屋上に、空は青く高く広がっていた。  
 

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