深夜の駐車場。
愛車の運転席で、恭子はオナニーに耽っていた。
シートに座った姿勢のまま、そっと股を開く。
タイトなスカートを履いているので、その間隔は僅かだ。
裾から指を差し込み、パンティストッキングと下着の上から
そっと秘部をなぞる。
昼間の熱気で蒸れたスカートの中は、むっと湿っているが
局部ににじむ染みは汗が原因ではない。
美しくマニキュアをほどこした指で、
クリトリスにあたる部分を繰り返し擦る。
「んんっ……」
腰の奥を弱い電流が流れたような感覚が襲い、
ブラジャーの中で乳首がピンと勃つのが解った。
もう一度、そこを捏ねるように指先で弄ると
とくとくと愛液が分泌され、下着もストッキングもぬるぬるになった。
「んふうン……」
鼻息が漏らしながら恭子は身をよじり、大胆にスカートを捲くった。
そしてストッキングに指をかけ、下着ごと膝までずりおろす。
暗い車内に、見事な量感をたたえた白い太股が
エロティックに浮かびあがった。
付け根には、白い皮膚と対照的に真っ黒な陰毛がこんもりと茂っている。
「あぁ……っ」
恭子は瞳を閉じ、背をそらすと、陰毛の奥に隠された割れ目に中指の腹をあてた。
そして改めて激しくこすりはじめる。
「んっ!アアッ!アハァッ!!!」
膨らんだクリトリスをこすり、捏ねまわしていうちに
粘い透明の汁がじゅくじゅくと溢れ、秘部はみるみるうちに肉泥と化した。
ゆっくりと中指を膣口に深く埋没させ、激しく抜き差しを始める。
「ふぅっ!んふぅっ……!」
尻を揺らし、獣のように身悶えながら
恭子は引きちぎるようにブラウスのボタンを外すと、
身もだえしながら自分で胸を揉みしだいた。
恭子の胸は砲弾のような形をしており、異様なまでに巨きい。
指の谷間に乳首を入れ、きつく挟んで捏ねると
巨大なその白い脂肪の塊がぶるぶると震えた。
いつのまにか、割れ目に沈む指が数本に増えているが
うねり蠕動する紅色の穴の中に、飲み込まれてしまいそうに見える。
「ひィぁ…あぁ……熱い、あそこが熱いのぉ……」
こってりとルージュを塗られた唇がだらしなく開き
よだれと共に、淫らな声が零れる。
「誰か……太いの、いれてぇ……
私の熱いオマンコに突っ込んでぇ……あぁ〜っっ!」
絶頂に達した恭子は、ぐったりとシートにもたれかかった。
恍惚とした表情、美しい貌にかかる乱れた長い黒髪が艶かしい。
ゆるく開いた唇から生き物のようなピンク色の舌があらわれた。
1度イッたとはいえ、体の奥はまだ何かが滾っている。
恭子はゆっくりと体を起こすと、前方のダッシュボードに手をかけた。
中から、厳重に紙で梱包された何かがでてきた。
蕩けた瞳でそれを見つめ、ゆっくりと包装を剥がしていく。
現れたのは直径4cm、長さ20cmはあろうかという大きさの
男根を形取った張型であった。
大学時代の悪友が、シンガポール土産に呉れたそれは
水牛の角に革を張りつめて作られた逸品である。
恭子は舌に唾液を溜め、張型の先端からそれをとろとろと垂らした。
あえかな臭いをはなちながら、透明の液体が流れておちる。
うっとりと瞳を閉じて、その上からねっとりと舌を這わせると
硬い茶色の皮革が、唾液の水分で色を変え始めた。
再び足の間に指を差し入れ、燻っていた身体の奥に火をつける。
「んむぅ……ふふっ……」
淫らな笑いを洩らしながら男根を模した張型をほおばるその姿は
日中、凛とした厳しさで生徒を指導する女教師と同じ人間とは思えない。
(あのコ達のココってどんな味がするのかしら……)
荒く鼻息をつきながら、恭子は大切な教え子のペニスを想像する。
(拓弥のあそこは固そうね……夢津美とはもうセックスしたのかしら……)
(健二の童貞は私が奪いたいわ……私が上に乗って……)
(努は……ふふ、知らないふりで限界まで焦らして、レイプっぽく持ちこんで……)
禁断の妄想に身体の奥が燃える。指の動きが激しくなる。
とめどなく溢れる愛液が太股の下までたれ、車のシートに染みをつける。
「あぁ、あぁ、あぁあ、……アハァッ」
恭子は身悶え、大きく足を広げた。車内が狭いのがもどかしい。
片足をダッシュボードに乗せ、もう片方はサイドシートに伸ばし
秘部が丸見えになるまで股を開いた。
「んんん……あぁ……私を犯してぇ……っ」
自らの唾液で湿らせた、ゴツゴツした張型が粘膜の奥へ
ぎりぎりと飲み込まれてゆく。
「あああああ……ほお……ほぉほぉ……」
濡れた口唇がOの字に開かれ、獣めいた息づかいが洩れる。
「あぁ……入っていく……アタシの奥に……獣のペニスがぁ……」
「ぁああ、あああ、あはあああああああーーーーーーっ!!」
ある程度飲み込んだところで、恭子は力を込めてその張型を自分の中に押し込んだ。
「おおっ……おおおおっ……んぶふぅっ」
両手を使ってぐりっ、ぐりっと角をねじこむ。
固い先端が子宮の奥にあたるのがわかる。
「ヒイッ、ヒイッ……キヒイイイィッ」
恭子は全身を貫く絶頂と恍惚に白目をむき、歯を剥き出しにして噛みしめている。
限界まで広げられた膣口から赤い血の筋が流れおちる。
熱気で窓が白く曇る愛車の中、恭子は一匹の美しくも卑しい動物と化した。