テストの採点で夜遅くまで学校に残っていた日のことだった。  
疲れた体をひきずって、職員駐車場へと向かった恭子は  
待っていたらしい数名の生徒に取り囲まれた。  
何か用かとたずねる間もなく、みぞおちに深く拳を入れられた。  
「ごほっ!ごほ、ぶふぉ……」  
胃がせりあがり、内容物がのど元までこみあげる。  
動かぬ体を生徒2人に両脇を持って引きずられ、  
連れこまれたのは1階の端にある教室だった。  
 
電気の消えた室内には、いくつかの懐中電灯が置かれて  
闇の中に不気味な光の影を踊らせている。  
涙のにじむ眼で周りを見渡して、恭子は全身から血の気が引くのを感じた。  
たち篭る熱気。1人や二人ではない……10人以上の男子生徒たちが  
自分を凝視しながらとりまいているのだ。  
 
恭子は教卓の前で皆の方を向き、跪かされた。  
「やめなさ……っ」  
掠れた声で命令しようとするも、美しい顔は蒼ざめ  
嘔吐感にともなう涙と鼻水でよごれている。  
「あぁっ」  
腕を後方へ引っ張られた反動で、胸が前方へ突き出された。  
荒い呼吸と共に淫らに上下に揺れるそれは、砲弾のように大きい。  
無理な姿勢と巨大な尻と、弾力ではじけそうな太股のために  
捲くれあがったスカートがぴりぴりと裂け始めている。  
折り曲げられた膝には擦り傷がつき、ストッキングには伝線が走っていた。  
破れ目から白い滑らかな皮膚が見えている。  
高価なハイヒールは片方なくなっていた。  
脂ののった年上の女の肉体がこれ程みじめに  
かつ扇情的にふるえる姿に、室内の熱気がぐぅっと高まった。  
 
「授業だ」  
「授業だ」  
「先生、授業して」  
 
興奮にわななく声がそこここからあがる。  
一部の我慢のきかない者たちが、たまらずズボンをおろし  
自分の性器を扱き始めた。  
 
狂奔する生徒たちにかつぎ上げられ、恭子は並べた机の上に  
仰向けにされ、大の字に縛り付けられた。  
「まずどうする?」  
「おっぱいだ、おっぱいが見たい」  
「脱がせろ」  
「脱がせろ」  
スーツのボタンが引きちぎられ、ブラウスも同様にされる。  
藤色のブラジャーに包まれた二つの小山は、まさに巨乳と呼ぶにふさわしかった。  
興奮した生徒の1人が腹の上に馬乗りになり、ブラジャーを引きちぎろうと  
力まかせにひっぱった。  
「痛いっ!やめて、やめなさいーっ」  
なかなか外れないそれに業を煮やした彼は、隙間に指をいれて  
ぐいっと鎖骨の方へと押してずらした。  
ぶるんとまろびでた白く巨大な脂肪の塊は、輝くように脂がのり  
はじけるような弾力に溢れていた。  
「でけぇ……」「牛みたいだ」  
「乳首もでかいぞ」  
上に乗った生徒が手のひらに余る乳房をにぎりしめるようにし、  
薄い茶色の乳ウンごと乳首に吸いつく。  
「ちゅばっ!ちゅばっ!!」  
「俺にも吸わせろ!」「捏ね繰り回して遣れ!」  
「いやっ痛いぃっ!握り締めないでぇっ!!うむぅっ」  
吼えるように声をあげる恭子の、濃くルージュを塗った唇に  
生徒の1人がしゃぶりついた。  
「先生……先生……ずっとこうしたかったんだ  
 先生の綺麗な顔、舐めまわしたかった……  
 授業中もそう思ってずっと見てたよ……  
 ポケットに手を入れてこっそり扱いてた事もあった……  
 先生……全然気が付いてくれなかったね」  
執拗に恭子の顔を舐め上げながら、生徒は自分のものを扱いている。  
今や群がり襲い掛かる生徒たちは、乳は言うにおよばず恭子の顔や手足、  
指の股、脇、臍に至るまでしゃぶり、舐めまわし、唾液を擦り付け続けた。  
 
暗い教室の中で、胸をあらわに大の字に縛り付けられた女体が  
喘いでいるのがぼんやりと浮かび上がる。  
撒き散らされた精液と、女体に塗りこめられた唾液のために  
締め切った室内はむっとした臭いで篭っている。  
「あそこがまだだぜ」  
周囲で荒い息を吐いていた生徒の1人が口火をきった。  
「あぁ、あそこがまだだな」  
「縛っちまったぜ、どうやって脱がすんだ?」  
「鋏で布を切ればいい」  
「誰か鋏をもってこい」  
持ち出されたのは冷たく光る古い鉄製の大きな断ち裁りバサミだった。  
「どこから切るんだ?下からか?」  
「上からだ、スカートも、ストッキングも、パンツも1度に裂いちまえ」  
大きく開かれた鋏の刃が、恭子の白い腹、臍の下の部分にあてがわれた。  
「ひぃっ……」  
冷たい刃物の感触に産毛がそそり立つ。  
気に入っていたブランド物の高品質なスカート、  
パンティストッキング、その下のシルクの総レース製の下着の  
さらに下に刃が差し入れられ、じょきり・じょきりと音をたててそれらが切られてゆ  
く。  
きつく締め付けられていた白い腹肉が、布が裂ける音と共に盛り上がり  
やがて黒々とした茂みがこんもりと現れた。  
「いっ、嫌、嫌ァァーーーっ!!」  
身を捩って抵抗する恭子を生徒たちは力づくで押さえつけ、  
精液で汚れた誰のものともわからぬブリーフを口の中に押し込んだ。  
 
「んむっ、ふぐぅ……んむ、むむーーっ」  
豊かに濃く生えた陰毛の上を通り、  
やがてその丘から、さらに下方の深いクレバスの部分にそって  
冷たい刃は進み始める。  
「んぅっ……」  
固い鉄の感触が、敏感な部分に触れてゆく。  
じょきじょき……とある程度まで鋏で布を裂いてしまうと、  
生徒たちは残りのストッキングをびりびりと裂き、下半身を覆っていた布を  
すべて取り払ってしまった。  
「くくっ、見ろよ、このパンツぬるぬる湿ってる」  
「ストッキングにまで染みてるぜ」  
「鋏にも汁がついてる……先生、感じちゃった?」  
気が遠くなりそうな屈辱の言葉に、恭子はきつく目を閉じ、全身を震わせていた。  
 
 
「すっげぇ……ここって、こんななってるんだ」  
懐中電灯で照らしつけながら、生徒の1人がつぶやいた。  
生徒たちの凝視の中で、内股を限界まで開かされた恭子は  
ひたすら局部を弄られていた。  
生徒の指が閉じられていた陰唇を開き、その奥に隠された肉壷を  
あらわにさせると、ぬれぬれと絶え間なく湧き出てくる愛液がしたたった。  
ひくひくと濡れてふるえる襞は膣口にかけてだんだんと濃く色を変え  
それ自体が生き物のような趣でグロテスクに蠢いている。  
「これがクリトリスだろ」  
生徒の1人が小さな肉芽の包皮をめくりあげ、そっとその敏感な器官に  
触れると、恭子の尻が電撃を受けたかのようにバウンドした。  
「あぁやっぱ感じるんだ……」  
そのままこりこりとそこを嬲ると、恭子は声も出せぬまま痙攣し、  
プシャアアーと黄金色の尿をほとばしらせた。  
「うわっ!!先生が小便漏らした!」「臭ぇ!」  
生徒たちは後ろへ飛び退り、喜び笑いあった。  
あまりの恥辱の極みに、恭子の瞳孔は開き、その精神は発狂寸前だった。  
 

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