みっくんとともちゃんは、まぁことりの親友と言って差し支えないほどの存在である。
ことりが度を過ぎた可愛さを誇っているから目立ちはしないが、実際は二人とも美少女である。
「朝倉君、優しいよね」「あんなにことりに振り回されて・・恋人でもないのにねぇ?」
恐らくはグチだろう。
今日も今日とてことりのマネージメント(と言う名のデート)に駆り出された青年のことを想い。
二人は、溜息をついた。
彼女ら共通の想い人・・・朝倉純一は、女運がいいのか悪いのか、癖のある少女によくモテる。
普段は学園一の変わり者である杉並と一緒にいることが多く、それだけで敬遠されることも少なくない。
「朝倉君、彼女いるのかなぁ・・・・?」
「ことりじゃないって言ってはいたけどね」
「ことりが相手じゃ勝ち目ないよ・・・」
呟いて、また溜息。
共同戦線をはったはいいが、二人は自身を平々凡々な女生徒と認識しているため、勝ち目は奇跡でも起こらない限りないと思ってしまっている。
「ねぇ、朝倉君……そんなにことりのこと好きなの?……私達より……?」
そう甘えるような口調で言いながら、ともちゃんは俺の手を取り、そのまま自分の胸にその手を持っていく。
彼女が唯一ことりに勝っているところ。
その豊満なバストにムニュゥと俺の手が沈み込み、手のひらの中心にはすでに固くしこった突起物がコリコリといった感触を返してくる。
「そりゃあ私達一人一人じゃ、ことりに勝てないのはわかってるけど……でも、2人一緒なら……」
突然のことに驚いている俺に、今度はみっくんが自分の顔を近づけてくる。
同学年にしては幼く見える彼女の可愛い顔が眼前まで迫り、ピンク色の唇がパックリと開かれたと思うと、そのまま俺の唇の中に舌先を進入させてきた。
甘い唾液をまとった舌が口内を這い回り、それによって勃起してしまった股間にまで手をまわしてくる。