「うーん……あいかわらず、おまえの弁当は見栄えはいいのに……まずいよなぁ」  
 
不満そうな顔をしながらも、モグモグと口を動かしている兄さん。  
私達は今、学校の屋上で向かい合ってお弁当を食べている。  
床に広めの敷き布を敷き、まるでピクニックにでも来たかのように仲良く寄り添いながら。  
 
「いやなら……食べなくても結構ですのよ?……お兄様……」  
 
私は兄さんにひきつった笑顔を向けながら、わざと丁寧な言葉遣いで答えた。  
この言い方をしただけで、私の怒りがそのまま伝わったようで彼はビクッと体を震わせた。  
 
「あ、あはは……な、何言ってんだ!全部食べるに決まってるだろう?……愛する妹の作ったものなんだから……あ〜ほんとにおいしいなぁ」  
 
急にわかりやすいお世辞を言いだして、さっきまでの2倍3倍のスピードで口にご飯を運んでいく。  
これ以上何か言ったら……お小遣いが減らされるとでも思ったのかな?  
 
「ではどうぞ♪……まだまだた〜くさんありますからね、兄さん♪」  
 
その後の、兄さんの食べっぷりは見てて気持ちいいくらいおいしそうに食べてくれた。  
自分でもおいしいとはとても言えない料理の数々が次々なくなっていき、しばらくするとお弁当箱が空っぽになってしまった。  
いつも何かと文句は言っても……かならず全部食べてくれるんだよね。  
 
「……ごちそうさまでした」  
「はい♪おそまつさまでした♪」  
 
兄さんは苦しそうにお腹を押さえながら、一仕事終えたようにくつろぎだした。  
私はその姿を可愛く思いながら、いそいそとお弁当箱を片付け始める。  
空になったその箱に、満足したような笑みを浮かべたまま……。  
 
「……なんかお前、嬉しそうだな?」  
「えぇ?そんなことないですよぉ〜♪」  
 
あまりの嬉しさに意識しなくても、つい顔がほころんでしまう。  
自分のそんな仕草を感じて、ほんとに私は兄さんにベタ惚れなんだなぁと思う。  
 
一通り片付け終えた後、私達は体を寄り添うように座った。  
今日は屋上には他の生徒が一人とおらず、さながら私と兄さんだけの空間ができている。  
当然、キスなんかもしちゃったりしたわけだけど……それだけでは終わらなかった。  
 
「なぁ……音夢……」  
さっきご飯を食べていた時と違う、ちょっと怖い表情で兄さんは私の目をまっすぐ見つめてくる。  
「え……な、何ですか?急にそんな怖い顔して……」  
「いや……お腹がいっぱいになったのはいいんだけど……今度はこっちがさぁ……」  
 
そう言って兄さんはズボンのチャックをジーっと下ろし始めた。  
ズボンの上からでも少し膨らんでいるとわかるその場所から、勃起しているペニスを取り出す。  
 
「え……えぇ!ちょ、ちょっと兄さん!……やめてよぉこんな場所で……」  
「大丈夫だって……俺達以外誰もいないし、手でしてくれるだけでいいから……な?」  
 
よっぽど我慢できないのか、兄さんは私の耳に甘く囁くようにお願いしてくる。  
私がそうされると弱いのを知っていて、わざとしているんだろう。  
「ん……わ、わかった……ほんとにちょっとだけだよ?……もう……」  
ただでさえお弁当のことで機嫌がいいだけに、私は兄さんのそのエッチなお願いを簡単に受け入れてしまった。  
 
「平気平気、音夢が激しくしてくれたら……すぐに終わるからさ」  
「う……に、兄さんのエッチ!」  
 
からかわれて顔を真っ赤にしている私を見ながら、兄さんはその敷き布の上に足を投げ出すように座る。  
その固くなったペニスが、青空に向かうように上に伸びている。  
 
「じゃ、じゃあ……するからね?」  
「あぁ……頼むよ」  
おずおずと遠慮がちにしながら、私はその早くシゴいて欲しそうにピクピク動いているペニスに手を添える。  
手の冷たい体温が伝わったのか、触った瞬間にビクンとまるで生き物のようにそれが跳ねた。  
 
「おぅ……音夢の手、冷たくて……きもちいい」  
「に、兄さんのおちんちんが熱すぎるんだよ……学校でこんなに大きくさせてるなんて……」  
 
なんだかいつもより大きくなっているような気がする。  
こんな外でしてあげてるから……兄さんも興奮してるのかな。  
 
そんなことを考えながら、ペニスに添えた手を上下に動かし始める。  
ペニスを包んでいる皮がその私の手の動きに合わせて、亀頭の根元を包んだりあらわにしたりと動き回る。  
 
「こ、こんな感じでいい?……もうちょっと早いほうがいいかな……」  
「う……ね、音夢の好きにして……いいよ……」  
 
少しづつ息が荒くなってきている兄さんを見て、私がきもちよくさせてあげられることが嬉しくなってくる。  
もっともっと気持ちよくなってもらうために、徐々にその手の動きを速めていく。  
私の乾いた手のひらと、兄さんのペニスが擦りあうシュッシュッという卑猥な音が聞こえ始める。  
 
「う、う、うぅ……あぁきもちいい……妹に外で手コキしてもらえるなんて……最高」  
「へ、変なこと言わないでよぉ……」  
 
恥ずかしがりながらも私は手の上下運動だけはやめずに、兄さんのペニスを気持ちよくさせている。  
ただ単調な動きだけでは良くないと思い、今度はペニスをグイッと右方向に曲げてシゴく。  
 
「くぅ!う!あ!ね、音夢……そ、それは……」  
「あ……ご、ごめん!あんまり同じ動きじゃよくないかなって思って……」  
 
兄さんのペニスは、いつも左の方に曲がっている感じだった。  
おそらく、突然その逆方向に曲げられたので痛かったんだろう。  
 
「い、いや……ちょっと痛かったけど……窮屈な感じが結構いいかも……」  
「ん……よ、よかった……じゃあこのまま動かすね?」  
 
兄さんの大事なペニスが、折れたりしちゃったら大変。  
でもきもちいいんだったら……もっと激しくしてもいいよね。  
 
その一見苦しそうに右を向いているペニスを、私は更に高速にシゴきあげた。  
私の腕と兄さんのふとももが何度も何度もぶつかりあい、パンパンパンと乾いた音を響かせるほどに。  
 
「お!お!お!す、すげぇぇ……音夢の高速手コキ……き、きもちいぃぃ」  
「はぁ……はぁ……そ、そうかな?……出したくなったら……いつでもいいからね兄さん」  
 
あまりに激しいその動きに、私の呼吸も荒くなってくる。  
ペニスをシゴいている手首も疲労感で動きが鈍りそうになるが、兄さんが射精するまではとスピードを更に速める。  
するとさっきまでの音とは違い、ヌチョヌチョという水がかき混ぜられるような音がペニスから聞こえてくる。  
 
「はぁ!はぁ!あぁ……兄さん……先っぽから少し出てきちゃってるよ……ねぇ?イク?射精する?イキそうなんだよね?」  
「う!あ!あ!あぁぁ!い、いきそう……こんな早くされたら……お!おぅぅ!」  
 
獣のような声が兄さんの口から漏れ出し、シゴかれているペニスもビクンビクンと脈打ち始めている。  
今まで兄さんにしてあげていた経験から、これが射精の直前の動きだということがわかり、私は空いている左の手のひらを亀頭にかぶせた。  
兄さんの体や私の制服に、精液がかからないように。  
 
「はぁ!あぁ……いいよ兄さん……このままいっぱい……私の手の中で出していいから……」  
「あぁ!ね、音夢ぅ!……で、出る!出るぅ!あぁぁぁぁぁぁ!」  
 
ドビュ!ビュビュビュ!ドピュプププ!  
まるで手のひらの中で何かが爆発したような感触。  
最初にグチャッと固形の塊がかかり、続けて液体としてのザーメンがビチャビチャと私の手のひらにかかっていく。  
中だしされたら間違いなく妊娠してしまいそうなほど、濃い精液が兄さんのペニスから吹き出されていた。  
 
「……はぁ……すごい……兄さんのいつもよりドロドロしてて、量も多いよ……」  
「あ、あぁ……音夢の……音夢の手コキが気持ちよかったから……あ……ま、まだ出そう」  
「うん……全部、全部出しちゃってね……」  
 
手のひらを一旦ペニスの根元にまで下ろし、そこから力を入れて一気に先っぽまで擦りあげる。  
まだ尿道内で止まっている精子を搾り出すと、鈴口から少し黄色がかった最後のザーメンが排出された。  
 
「あぁ、すごいきもちいいよ……音夢……」  
「うん……私も兄さんに満足してもらえてよかった♪」  
 
両手に大量に付着した兄さんの赤ちゃんのもとを温かく感じながら、私は今日二回目の笑顔をその大好きな人に向けて答えた。  
 
終わり  
 

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