まだ外がかすかに白みかかっている早朝。
トントントン……。
包丁がまな板を叩く音を台所に響かせながら、私は純一さんと音夢さんの為に、朝ご飯を用意していました。
素性もわからないこの私を、この家に置いてくれているお二人の為に、今日もおいしいご飯を食べてもらいたくて。
「おはよう、頼子さん……あいかわらず早いね」
突然、背後から聞きなれている声を掛けられて、私はそのまま後ろを振り向きました。
そこには、まだ眠そうにアクビをしている純一さんが立っていました。
「おはようございます純一さん♪……朝ご飯もうすぐできますから、もう少し待っていてください」
純一さんに笑顔でそう言ってから、キッチンの方に向き直り、朝ご飯の支度を再開しました。
そのまま作業を続けていると……彼が、私の背後に近づいてきているのがわかりました。
そして……私の背中にピッタリと張り付き、そのまま耳元で囁くように。
「今日の頼子さんも……とっても可愛いよ」
「!!!……そ、そんなこと……ないです」
褒められた私は、何も気にしてないようなふりをして料理を続けました。
可愛いと言われたことは素直に嬉しいです……けど、いつもの純一さんなら、たぶんこの後に……。
「ほんとに可愛いよ……おもわず、イタズラしちゃいたいくらいに」
そう言って純一さんは、ハァハァと息を荒くさせ始めました。
彼が興奮している様子を見て、私はこれから起こることをなんとなく察してしまいました。
今日もまた……何かされるんだろうなと……。
「ん!……あぅ……い、いやぁ……」
そう思った矢先、突然、お尻をモゾモゾとまさぐられる嫌な感触がはしりました。
まるで痴漢のように、欲望に染められたいやらしい手つき……。
そのまま横を振り向くと、彼の手が私のお尻に向かって伸びていたんです。
「……じゅ、純一さん……やめて下さい……お尻から手を……」
「やっぱり朝はこうしないと……目が覚めないんだよなぁ、俺……」
そんな冗談めいたことを言いながらも、純一さんは私のお尻から手を離してくれません。
こうして毎朝、台所に立ち朝食の用意をしている私に……エッチなことをしてくるんです。
顔だけを後ろに向けられ、突然ディープキスをしてきたり……後ろから抱きつくように手を回され、急におっぱいを鷲づかみにされたり。
今日は、純一さんの一番のお気に入り……私の大きなお尻を撫で回してきています。
いくら相手が好きな人とはいえ、こんな場所でそんな痴漢のようなことをされるのは、恥ずかしくてたまりません……。
上には音夢さんだっているのに、もしこんなところを見られたら……。
「純一さん……や、やめて下さい……」
私は彼の手をお尻から離させるために、その手を掴もうとしました。
しかし、その私の手は逆に純一さんの空いたほうの手にガシッと乱暴に掴まれてしまい……。
「おっと、動くなよ……それとも……乱暴にされたいのか?」
「う………」
その言葉で私を威圧し動けなくさせ、純一さんはお尻への愛撫を始めました。
そのまま彼の右手が左右に動き、メイド服のスカートごしのお尻を撫で回すように、いやらしく這わせられます。
「んぅ……ダメ……ダメェ……あぁ……」
背中にゾクゾクするような感覚が走り、まともに立っていられなくなった私は、手を台所のシンクにつき体を支えました。
「その格好……わざわざお尻突き出して、俺に触って欲しいってこと?……結局乗り気なんじゃん……頼子さんも」
彼の言うとおり、シンクに手をついた私の体は、まるで純一さんに触ってもらうためにお尻を後ろに突き出している姿勢になっていました。
「ち、違います……触って欲しいなんて……あぅ!」
慌てて否定しようとした時、下半身が外気に触れるのを感じました。
服の上からでは我慢できなくなった純一さんが、私のメイド服のスカートを一気に上まで捲りあげてきたんです。
白いパンティに窮屈そうに包まれた大きなお尻が……彼の目の前に露になります。
「あぁ……見ないで下さい、純一さん……恥ずかしい」
「恥ずかしい?……そりゃそうだろうなぁ、こんなにでっかいお尻を見られたんじゃ……」
「いや、いやぁ……大きいだなんて言わないで……」
口では抵抗しても、体は抵抗できずに……私はただネコ耳と体を震わせて、純一さんにされるがままです。
それをいいことに私の臀部への愛撫はますますエスカレートし、さするだけだった彼の手の動きが、モミモミと揉みしだくように動き始めます。
まるでおっぱいを揉むときのように、指先に力を入れて、パンティごしのお尻を蹂躙してきます。
「あぁ……すげぇモチモチしてる、たまんねぇ……」
「ん!んぅ!……ダ、ダメぇ……そんなに揉んだりしたら、また大きくなって……」
「だからしてるんだろ?……頼子さんのでっかいお尻、もっともっと大きくなるように!」
私の大きなお尻に興奮したのか、今度は両手を使って左右のお尻の肉を掴んできました。
10本の指が、柔らかいお尻の肉に跡がつきそうなほど、グイグイと食い込んできます。
「あぁ……ん……ハァ、ハァ……」
「ほんとおっきいよなぁ、頼子さんのお尻って……ほら、全然手のひらに収まりきらないし」
お尻が大きいこと、気にしているのに……純一さんは、わざと何度もそのことを言って、私を恥かしめてきます。
そのまま彼の手は、私のお尻ぞいに下へと降りていき、ついには男の人を受け入れる部分……股の間の割れ目にまで伸びてきます。
クチュ……
「あぅ!」
「なんだ、もう濡れてるじゃん……お尻揉まれて気持ちよかったんだ?」
「ち、違います……これは……」
彼の指先に触れられたそこは、薄い布ごしにも濡れている音が聞こえるほど、いやらしい液体を溢れさせていました。
毎日毎日、純一さんに胸を揉まれ、お尻を撫でられ、熱い肉棒を突き入れられているこの体は……意識せずとも、すぐに男の人を受け入れる準備をしてしまうんです……。
「俺も……頼子さんのお尻揉んでたら、すごく気持ちよくて……ほら、ここがもうこんなになっちゃったよ」
純一さんは、そのままパジャマのズボンを下に下ろし、勃起したペニスを露出させてきました。
すでにおヘソにまで届きそうなほど、大きく反り返ったおちんちんが私の視界に飛び込んできます。
昨夜、あんなに何度も私の体に射精したのに、もうあんなに……。
「!!!……そ、そんなもの……わざわざ見せつけないで下さい!」
ドクドクと脈打つペニスを見せられて、思わず私は顔が真っ赤になりそのまま泣きだしそうになってしまいました。
でも、そんな羞恥にあえぐ私を見て、純一さんは……。
「あぁ…可愛いよ頼子さん……毎日見てるのに……いまだに処女みたいな反応するのがたまんねぇ……ハァハァ」
純一さんは、私に見られていることに感じて、更に興奮を増した様子です。
私の視線に反応するように、おちんちんがヒクヒクと動きまた一回り大きくなりました……。
「ほら……こいつも頼子さんの中に入りたいって、頼子さんのお尻にぶち込みたいって言ってるよ……」
「え……」
入れるって、まさかこのままここで……?
そんな疑問を抱いている私をよそに、純一さんはその勃起している肉棒をお尻に擦り付けて来ています。
もう我慢できないと言わんばかりに。
「あ……ん……純一さん……そんなに擦りつけたら……」
こんな熱いものをお尻に擦り付けられたら、嫌でも私の体は反応してきてしまいます。
受け入れちゃいけない……受け入れちゃいけないのに……それが入ってきたことをつい考えて、下半身を更に、はしたなく濡らしてしまいます。
「あぁ……頼子さんのお尻柔らかくて、ちん○すげぇ気持ち良いよ……もう我慢できねぇ……このまま入れてもいいよな……?」
そのままパンティだけを横にグイッとずらされ、隙間から覗く割れ目にペニスをあてがわれました。
膣口とペニスが触れ合うと、そこから淫液が混ざりあう、クチュッという水音が聞こえました。
「え……ま、待って……音夢さんがもうすぐ起きてきちゃうから、それだけは我慢して下さ……」
「もう遅いよ……頼子さんだって、こんなにお○んこビショビショにして……ほんとは欲しいくせによ!」
「あ……あぁ!ダ、ダメぇ……」
私の訴えもむなしく、純一さんはそのまま腰を前に押し出し、割れ目の中にペニスを挿入してきました。
ヌルヌルになってすべりのよくなった膣内は、彼の大きな肉棒を一気に根元まで飲み込んでしまいます。
「あ、あ、あぁ!……あはぁ……ん」
拒んでいたはずなのに、熱いペニスがズブズブと進入してくる快感に、私の口からは思わず甘い声が漏れてしまいました。
「ほぉら……ダメとか言っといて、一気に根元まで飲み込んじゃったよ……どぉ?気持ちいい?」
「うぅ……し、知りません……」
そう言って気にならないふりはしていても……挿入された膣内を中心に、お腹の中がじわじわと熱くなり始めています。
純一さんはそのまま後ろから私の腰を掴み、自分の腰を前へ前へと送り出してきました。
膣内のペニスがお腹の中で前後し、私の体に快感を与えてきます。
「あぅ!……は!はぁ!……や、やぁ……!」
「う……き、気持ちいい……頼子さんの朝○んこ……最高だよ」
いやらしく舌なめずりをしながら、どんどんペニスを突き入れてくる純一さん。
その肉棒も膣内の粘膜で更に大きくなったようで、私のお腹の中をグリグリと刺激してきます。
「この体勢ですると……頼子さんのでかい尻がよく見えるよ……余計なお肉がいっぱい付いて、突くたびにタプタプ揺れて……ほんとやらしいケツしてるよなぁ!」
ペニスを突き入れたまま、純一さんが乱暴な大声を張り上げてきました。
そして次の瞬間。
バチン!
「い、痛!……」
風船が割れるような音が鳴るのとほぼ同時、お尻に痛みが走りました。
純一さんの手のひらが、まるでオシオキをするように、私のお尻を平手打ちしてきたんです。
「いやぁ!そ、そんなところ叩かないで……」
「ほんとは叩いて欲しいんだろ……突かれるたびに、いやらしく尻を振りやがって……気持ちいいくせに!」
嫌がる私の言葉も無視して、純一さんは私のお尻の肉をなおも叩き続けてきます。
バチン!バチン!バチン!
「あう!……い、痛いですぅ……いや、いやぁ……」
叩かれる回数が増すたびに、お尻がどんどん真っ赤になりヒリヒリした痛みが広がってきます。
「頼子さんの料理してる時の後ろ姿さ……艶かしくてたまらないんだよ。キッチンを動き回りながら、このでかい尻を揺らすところを見てると……」
「あんぅ!……べ、別にわざと揺らしてるわけじゃ……私はただ二人に喜んでほしくて、一生懸命やってるだけで……きゃぅ!!」
弁解の言葉が、そのまま羞恥の悲鳴に変わる。
純一さんの右手が、私の尻肉をちぎれるほど乱暴に鷲づかみしてきたからです。
「嘘つけ……ほんとはこの尻で、毎日毎日俺のこと誘惑してるんだろ?音夢に自慢のヒップを見せ付けて、優越感に浸って……いやらしいな頼子さんは!」
純一さんはお尻の肉を掴んだまま、私の体を固定させ、腰の動きを更に早めてきました。
そのあまりの速さに、彼のお腹と私のお尻の肉が激しくぶつかり合い、部屋中に乾いた音を響かせます。
パンパンパン!
「あぁ!あくぅ!純一さん!……は、激しす……ぎ!」
「何言ってんだ、激しくされるの大好きなマゾ猫のくせして……もうお○んこの中グチョグチョじゃんかよ!」
彼の言うとおり、突かれるたびに割れ目から流れ出す淫らな液体。
膣壁をペニスで激しく擦られて、私の頭の中は甘美な感覚に包まれてゆきます。
体が言うことを聞かなくなり、押し寄せてくる快楽に身を任せて……。
「あん!あ!あ!……ハァ、ハァ……!」
こんな朝早くから、こんな場所で、半ばむりやり、お尻を叩かれて犬みたいな格好で犯されてる……それなのに……。
「あん……あ、あはぁ!……き、きもち……い……あはぁんぅぅ」
まちがいなく自分の口から吐き出された、淫らな喘ぎ声。
そのだらしなく開けた口の端からは唾液が流れ、台所のシンクにピチャピチャと落ちています。
ついさっきまでただ突かれるだけだった体は、純一さんの動きに合わせて腰を前後に揺らし、自らも快感を増そうと動いています。
いつのまにか私は、ただ快楽に身を委ねるだけのメス猫になっていました……。
「うく……そんなに腰振って、いつもの頼子さんらしくなってきたじゃん……」
「ハァ、ハァ……あんぅ!……あ!あ!あ!」
もはや快楽に支配された私の耳には、純一さんの言葉は届きません。
今日が危ない日だということを伝えるのも忘れて、ただ交尾をする動物のように体を前後に揺らし、純一さんのペニスを貪ります。
頭がおかしくなりそうなほどの快感を体全体に感じながら、私は絶頂へと徐々に登りつめていきました……。
「じゅ、純一さん……純一さん!……あぁ!もう……あぁぁぁぁ!」
ビクンと体が硬直し、私は純一さんの名前を叫びながら絶頂に達しました。
その瞬間、体中に力を入れた反動で膣内が収縮し、中のペニスをおもいきり締め上げてしまいました。
「く!……そ、そんなにお○んこ締めたら……あ……で、出る!」
苦しそうな声を上げながら、純一さんはペニスを根元まで押し入れてきました。
子宮口にまで届くほど奥まで入れられ、ペニスがお腹の中でピクピクと動いたのがわかり……そして。
ドクン!……ドクドクドク……。
「!!!……ひあぁぁぁ!」
ペニスの先から熱いザーメンが吹き出て、お腹の中で一気に爆発しました。
ドクドクドクと音が聞こえそうなほど、大量の液体が次々と子宮に流れ込んできます。
「う、うぅぅ!……あぁすげぇ……頼子さんのお○んこに、搾り取られる……」
気持ちよさそうな声を上げて、私の膣内に精液を吐き出す純一さん。
ペニスの先からドクドクと排出され、次々に流れ込んでくる生温かい精液。
「あ、熱い……純一さんの熱いのがいっぱい……あはぁ……」
そして……お腹の中で温かい液体を感じとり満足したようなため息をつく私。
ピクピクと体を打ち震わせながら、そのまま私の意識は、絶頂後のまどろんだ意識に包まれていきました……。
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それからしばらくして……音夢さんが2階から起きてきたのは、私達が情事を終えてから5分ほど経ったころでした。
あと少しでも終わるのが遅かったら、音夢さんに私と純一さんがシテいるところを見られてしまっていたでしょう……。
その後も、私と純一さんは何事もなかったように、音夢さんと一緒に朝食を食べました。
食事の途中、さきほどの情事で顔が赤くなっている私を、音夢さんが心配してきたときはどうしようかと思いました。
少し風邪気味だからと誤魔化したけれど、ほんとのことなんて……言えるはずもないです。
あなたの大好きなお兄さんと、セックスしていたからですなんて……。
「あんまり無理しないでね、頼子さん。体壊したら元も子もないんですから……って私が言えた義理でもないんですけど……」
「はい……ありがとうございます……」
私のことを心配して、優しい言葉をかけてくれる音夢さん。
でも、もし彼女が本当のことを知ってしまったら……。
何も知らない音夢さんの顔を見て、私の良心が痛みました。
「ん?……あぁ!もうこんな時間!ほら兄さん!何をモタモタしてるんです!早くしないと遅刻しちゃいますよ!」
「わかってるって……ったく、朝からうるさいやつだなぁ」
ブツブツと文句を言いながらも、純一さんはイスから立ち上がり、音夢さんに引っ張られていきました。
そんなやりとりを見ながら、私はお二人を玄関まで見送ります。
「じゃあ、行って来ますね頼子さん♪……申し訳ないですけど、家のことお願いします」
「はい……いってらっしゃい音夢さん、純一さん」
バタン!
玄関の扉が閉じて二人が外に出ていったことを確認した……その時、股の間から何かヌルっとした生温かい液体が溢れ出てくるのを感じました。
「……あ……ん……」
さっき中出しされたばかりの精液が、割れ目からドロリ……と流れ出て、ふとももの内側を伝わり床に落ちていきました……。
終わり