初音島は蝉に支配されてしまっていた。  
 どこに逃げようと、どこに隠れようと、その鳴き声は鼓膜を振動させて精神の崩壊を助長させる。  
「ほーら、うたまるー水鉄砲くらえ〜♪」  
「ふにゃーん」  
 加えて暑さが体力を奪う。扇風機はつい1時間前その寿命を全うして天に召された。  
 もう神も仏もいない、救い様の無い世界。  
 俺はテーブルに突っ伏していた体を、畳の床にばたんと倒した。  
 こんな場所で俺はこれからどーやって生き……  
「にゃ、にゃ! うたまるやったなぁー。それー!」  
「ふにゃあ〜ん♪」  
「──ってお前らだけ、なんで水に浸かってんだよ!」  
 自宅の庭でビニール製の簡易プールを作って水浴びを楽しんでるさくらとうたまるに、  
俺は恨みがましくツッコミを入れた。  
「だって暑いんだもーん。お兄ちゃんも遊びたかったら早く宿題終わらさなきゃだめだよー」  
 そう、俺は今さくらの家で夏休みの課題をこなしている。  
 夏休みもそろそろ終盤なのに、俺がまったく課題をこなしていない事に気付いたさくらが、  
半ば強制的に自宅に引きずり込み、彼女が指定した量をこなすまで監禁されるハメになってしまったのだ。  
 最初のうちはさくらも横でいろいろ助けてくれていたのだが……いつの間にか今の状態だ。  
「そんな楽園見せられてたら集中できねーよ……ってか、暑すぎる」  
「ん〜確かに暑すぎるかも。扇風機も壊れちゃったし……じゃあ、今日は終わりにしよ〜♪」  
「マジいいのか? よっしゃ、俺もプール入れさせくれ!」  
 がばっ、と起き上がり、俺は汗に濡れたTシャツを一気に脱ぎ捨てた。  
「うにゃ! お兄ちゃん入ったら水溢れてなくなっちゃうよ〜」  
「じゃあ、プール行こうぜ、プール。桜公園の近くに出来ただろ?」  
「いいよ。じゃあ、お兄ちゃん水着用意してきゃいなよ」  
「おっけー、おっけー♪」  
 さっきまでの脱力感はどこへやら、俺は喜び勇んで家に帰った。  
 
「ふー……やっぱ夏にプールはたまらんなぁ〜」  
 プールに着いた俺たちは、それぞれの更衣室に入ってプールサイドで待ち合わせすることにした。  
 さくらより先に着替え終えた俺は、プールに浸かって水死体のように身を浮かべていた。  
 全身の力を抜けばあっさりと身は浮く。周りがヘンな目で見てる気がするがそこは気にしない。  
 と言ってもここは思っていたより人が少ないな。  
 きっとみんな海の方へ行ってるんだろう。なんたってここは島なんだし。  
 人の来ないプールなんか作って経営は大丈夫なんだろか……まぁ、余計なお世話か。  
「お兄ちゃん〜お待たせ〜♪」  
 そんなことを考えてるうちのさくらがやってきた。  
 スクール水着に身を包み、腰には大きめの浮輪をしっかりと身につけていた。  
「お前はどこの小学生だ……」  
 ツッコミを入れながら、俺は水死体をやめて体勢を戻してプールに立つ。  
 とたんにさくらは頬をふくらます。  
「むぅ〜だって普通の水着はさっき着ちゃったんだもん。ボクだって恥ずかしいんだよ〜」  
「恥ずかしがることはないぞ。誰が見ても違和感は無い」  
「それはどーゆー意味〜? ボクは立派なレディなんだからもっと大人っぽいのが似合うもん!」  
 思わず“大人っぽい”水着姿を想像してしまう。  
 とりあえずビキニか? それでいてパレオなんかを腰に巻いたりするのか?  
「( ´,_ゝ`)プッ」  
「あー馬鹿にした〜! むぅ〜これでもくらえ〜!!」  
 とんっ、とさくらが地面を蹴って思いっきりこっちへ飛び込んできた。  
「うわっ、ちょっと待っ──」  
 ざっぱーーん!!  
 さくらの体ごと俺は水中に追いやられ、慌てたために少し水を飲んでしまった。  
「……っはぁっ! 馬鹿、あぶねーだろ!」  
「へへ〜馬鹿にしたお返しだよ〜」  
 ちゃっかり俺の首に両手を回して抱きついているさくら。  
 ちょっといい感じの密着感だが、間にある浮輪がすげー邪魔だった。  
 
 そうして俺たちはひとしきりプールで遊んだ。  
 遊んだつっても俺は勝手に泳いで、さくらは隠して連れてきたうたまるとじゃれあってるだけだったが。  
「なぁ、さくらさーずっと浮輪つけてるけど、もしかして泳げないのか?」  
「うにゃっ!? そ、そんなことないよっ、ボクは1`くらい余裕で泳げるんだから」  
「……………………じゃ、泳いでみ」  
 さくらの側に行って、俺は浮輪を持ち上げて彼女から離してやった。  
「わっ、わっ! ダメっ! 足つかなっ、お兄ちゃん助けて〜」  
「やっぱ泳げねーんじゃねーか」  
 さくらは俺の胴体にしがみついて、なんとか溺れるのを免れる。  
「足つかないから浮輪は必要で、浮輪があれば泳げなくたってよかったんだもん〜」  
「まぁ、理屈はわからないでもないが……じゃあ、俺が教えてやるか?」  
「うにー……いいの?」  
「ま、今日は勉強見てもらったしな、泳ぎ教えるくらい構わないぞ」  
「やったー! じゃあ早くやろっ? まず何をすればいいのかな?」  
「っと、ちょっと待て。うたまるどうした、うたまる?」  
 さっきまでさくらと遊んでいた不思議生命体の姿が見えない。  
「あ、あそこ──!」  
 さくらが指差した方向には、まさしくさっきの俺のように水死体になって浮かんでるうたまるの姿があった。  
 ……つーか、ほんとの水死体くさいぞ…あれ…  
「う、うたまるも一緒に溺れちゃったんだよー」  
「くそ、あいつも泳げねーのかよ!」  
 俺は慌ててうたまるの元へ泳いでいこうとしたが、  
「わわっ、だめっ! ボクがおぼれちゃう〜」  
 俺の体から外れてしまったさくらが必死に空気を求めてもがいていた。  
「あーもーめんどくせー!!」  
 俺は乾いた空へ、対空砲のように叫ぶのだった。  
 
「お兄ちゃん〜これって結構疲れるね」  
 プールの端につかまって、永遠とバタ足を続けていたさくらがふと呟いた。  
 あれからなんとかうたまるを救った俺たちは、奴を受付に預けることにした。  
 受付のおばちゃんは、動物を連れ込んでた事を咎めることなく、快くうたまるを預かってくれた。  
 さくらは寂しそうだったが、お菓子をもらったうたまるはまんざらじゃなさそうだったな。  
「んじゃ、そろそろ浮輪につかまって泳いでみるか」  
「はぁ〜い」  
 二人なったところで、俺はさくらに泳ぎを教えるべくまずはバタ足をさせた。  
 最初アホみたいにでかく水を掻くさくらだったが、だんだんとリズムをつかんで形になってきた。  
「あ、進むよ〜お兄ちゃん」  
 浮輪をビーチ板の代わりにしてばしゃばしゃとスイスイ泳いでいく。  
 さすがは天才というかなんというか…あとは息継ぎさえ覚えればあっさり一人で泳げそうな気がする  
「思ったより簡単だねぇ〜♪」  
 なんつーかあまりに得意げなので思わず悪戯をしたくなる。  
 俺は前を泳ぎ過ぎてゆくさくらのわずかに膨らむ胸元へ手を伸ばした。  
 
「──!? ひゃんっ」  
 突然の事に驚いたさくらは思わず浮輪を手放してしまう。  
 いくらバタ足を覚えたからといってもそれだけで浮かぶことはできない。  
 さくらは慌てて俺にしがみついてくる。それを利用して俺はさらに悪戯を続ける。  
「やっ、お兄ちゃん…ちょっとぉ……あっ、こんなとこで触っちゃだめだよ……」  
 左手で胸を、右手で秘所の割れ目を擦ってやると、敏感なさくらはたちまちしおらしくなった。  
「いやーさくらがあまりにもあっさり泳ぐんでちと邪魔してやろうと」  
「お兄ちゃんやめようよぉ…これじゃ泳ぐどこじゃないよ…」  
 切なそうな表情で密着されると、こっちにも変に欲情してしまう。  
 周りには気付かれないように体を水に沈める。  
 膨らんできた乳首を親指で擦りつつ胸全体を揉み、秘所に滑らせた方は生地をずらし、膣内へ指を入れた。  
「やんっ、お兄ちゃんだめぇ……」  
 泣きそうな顔で訴えてくるが、体は感じてるらしく、第一間接まで入れた指をしっかりと締め付け、  
あきらかにプールの水とは違うもので濡れてきているのが解った。  
 入れた指をくねくねを動かしてやりながら、親指でまだ包皮に包まれたクリトリスを触ってやる。  
「あっ、だめっ、だめだよぉ……そんなふうにいじっちゃたらぁ………あっ…お兄ちゃん……?」  
 いい感じにさくらを高めたところで、俺は指を抜き去って彼女を解放してやる。  
 頬を紅潮させて切なそうに見つめてくるさくら。  
 口には出せないが『何でやめちゃうの』と言いたげな表情だ。  
「人がいないところのがいいだろ?」  
「……………………」  
 きょろきょろと周りを見回した後、さくらは恥ずかしそうにうなずいた。  
 
「んっ……あっ……ひゃん、あっ…お兄ちゃん……」  
 俺たちはシャワー室に移動して、一番奥の個室に入った。  
 さくらを立たせたまま壁に寄りかからせ、俺はその前にしゃがみこんでクンニをする。  
 何人かが他の個室を埋めていたが、  
シャワーの水音の方が大きく、さくらの我慢する声はあっさりとかき消された。  
「……そろそろいいか、さくら?」  
 返答を待たずに俺は立ち上がって、水着の前から固くなったモノを取り出す。  
「うん、いいよ……」  
 さくらは魅入られたように俺のモノを見つめながら頷いた。  
「こんな格好……」  
 挿入しやすいように彼女の片足を抱えると恥ずかしそうに視線をそらす。  
 秘所を覆う布地をずらして、いざ挿入というその瞬間──  
 バタンっ!  
「──!?」  
 と隣の個室に人が入った。いくらシャワーの音がうるさくても隣だと聞かれてしまうかもしれない。  
 さくらも同じ事を思ったのか、行為を止めて一旦離れようとした。  
 だが、繋がる気満々だった俺はそうはいかなかった。  
「あっ!? やんっ! だめっ!」  
 俺はさくらを自分とタイルの壁に挟み込むようにして挿入してしまった。  
 俺の勢いに体勢を崩してしまったさくらは、体を支えるために人が入った方の壁に手をついた。  
「……どうしましたー?」  
 不自然な声と仕切りを叩く音に、若そうな女性の声が尋ねてきた。  
「なんでもないですから…気にしないで……」  
 挿入された感覚に震えていたさくらがなんとか声を返す。   
 俺も声を出さなくてよかったと本気で安心する。隣は女一人しかいないと思ってるはずだ。  
 こんなとこですること自体、ある程度覚悟はしていたが、こんなスリルを味わうとは思ってなかった。  
 
「んっ……お兄ちゃん…今はっ、んっ…ダメだよぉ……」  
「そんなこと言っても挿っちったんだから、声だけ我慢してくれよ」  
「そんなぁ……」  
 小声で話しながらとりあえず体勢を整える。  
 さくら全体を持ち上げて、いわゆる駅弁スタイルってやつにして、壁に背中を預けさせる。  
 宙に浮いてるのが不安なのか、さくらは俺の首にしっかり両手を回してすがりつく。  
「んっ…………っ……んんっ……」  
 この体勢だとさくらはほとんど俺のされるがままだ。  
 さすがに激しくするわけにはいかないので、ゆっくりと動いていくが、  
声が出せないさくらはその分快感が内に溜まっていくのか、どんどん愛液を分泌させ、きつく締め付ける。  
「……さくらもうイキそうだろ……?」  
 恥ずかしいのか、きつく目を閉じたままぷるぷると首を振るさくら。  
 そんな強がりを見せられるとどうしても意地悪がしたくなる。  
「……じゃあ、もう少し強くしてもいいよな?」  
 俺は浅いところを擦っていたのを、奥まで挿入するようにして早く出し入れしてやる。  
「んっ! んんっ〜! っ、あっ……もっ、もうっ、ダメなのっ!……んんっ──!!」  
 さくらが達した瞬間となりのシャワーが止まった。  
 そのことにさくらはあわてて口を閉じ、快感を内に押さえ込むようにビクビクと強く痙攣した。  
「……ほんとに大丈夫ですかー?」  
 声の様子からして苦しんでいると判断したのかもしれない。  
「っ……はぁはぁ……だ、大丈夫ですから、ほんとに気にしないでいいですよー」  
「そうですか……」  
 なんとか元気よく答えてみせるさくらを不信に思いながらも、隣の人はシャワー室を後にした。  
 
 
「すっごく、すっごく怖かったんだからね〜!」  
 一息ついた後、俺に開放されたさくらは床に尻餅をついて、講義の声をあげた。  
「お兄ちゃんのバカ! 意地悪! スケベ!」  
「悪かったけど、バレなかったからいいじゃんかよ」  
「そーゆー問題じゃないの! まったくえっちすぎるよお兄ちゃんは〜」  
 これ以上罵声を浴びせられるのは勘弁したいので、キスをしてうるさい唇を塞ぐ。  
「んっ!? んっ、んっ……んっ………んんっ…………っはっ……はぁ…ずるいよ…そうやって……」  
「なあ、さくら、実は俺まだイッてないんだけど……」  
「も、もうダメだよ〜また誰かきたら──」  
「今度はたぶん大丈夫。プール使用時間過ぎたみたいだし、周り誰も使ってないってことはもう人こないよ」  
 ここから見える壁掛け時計を指差してやる。  
 すでに5時を過ぎていて、もうどこからも音はしない。  
「さくらとでなきゃ治まりそうにないよ、コレ」  
 さくらの手を取って、俺のモノを握らせる。  
「うにー……今回だけなんだからね。もう絶対人が来るところでしないんだから」  
 さくらはしぶしぶ了承すると、俺は彼女を立たせ、後ろ向きに壁に手をつかせる。  
 念のためシャワーも出して、声を掻き消すようにする。  
「んじゃ、行くからな」  
「……うん」  
 また布地をずらして本日二度目の挿入を試みる。  
 
「んっ……んんっ……あっ……あっ……入ったよぉ……」  
 深く挿入して、さくらの奥まで満たす。  
 さくらの膣内は体と同じで小さく狭い。その分俺のモノを際限なく包み込んで快感を与えてくれる。  
「……さくら、水着外して」  
 俺に促されるままさくらは水着の肩紐を外して、小振りな胸を露わにする。  
 さくらも十分に感じてくれいるらしく、乳首が存在を主張し、触れればピクンを反応する。  
「あんっ、んっ……んんっ…ふわっ……そこ……んっ、んんっ……」  
「ここ触られるの気持ちいいか?」  
「んっ、うんっ……気持ちいいよ……体がぴくぴく反応しちゃうのぉ…あんっ、あっ……」  
 乳首に触れる度に、膣内もきゅっきゅっと締まり、愛液もじわりと溢れてくるのがモノを通してわかる。  
 潤滑液が溢れれば溢れるほど、ピストンのスピードが速まり、繋がった場所の水音もいやらしく大きくなった。  
「凄いなさくら……こんな濡らして。膣内はきついのに簡単に出入りしちゃうよ」  
「あっ、あんっ、だって……お兄ちゃんが…んっ、たくさん擦るからぁ……」  
 胸を揉んでいた手を腰に戻して、本格的に強く突き入れる。  
 出入りするモノはさくらの蜜に濡れて怪しく光ってる。  
 こんな幼い体をしたさくらが、男のモノを受け入れて性感を味わっていると思うとゾクゾクしたものがある。  
「お兄ちゃんっ、そんなっ、強くされたら……もう、もたないよぉ……」  
 俺の突きに合わせてツインテールがひょこひょこ揺らしながら、さくらは振り返って限界を訴える。  
 二度目の挿入ですでに限界が近かった俺は、さくらに合わせるように出し入れを強くした。  
「あっ、ああっ、ふわっ、あっ、ダメっ、ダメッ…もう出ちゃうよっ……!」  
 そういえばさくらの『イクっ』ての聞いたことがないな…  
「さくら、イク時はイクって言ってよ…」  
「ダメっ、もう…ボクっ……イっ…あっ、イッちゃうっ!……んんっ、ああんっっ──!!」  
「くっ、さくら──!」  
 さくらが痛いくらい締め付けてくるのに合わせて、俺は深く挿し込み射精した。  
「ああっ、あっ…んっ、んっ……あっ……ん……お兄ちゃんの……きてるよぉ……」  
 断続的な射精を受けながら、さくらは絶頂の余韻に身を震わせた。  
 
 
「なんか異様に疲れたな」  
「むぅ〜お兄ちゃんがしなくてもいいことしたからでしょ〜」  
 プールからの帰り道、俺たちは手をつないで帰る。  
 照れ臭さはあるが、さくらが嬉しそうだからこーゆーのもいいと思う。  
「でもさくらいつもより感じてたよな。見つかると思って恥ずかしがってたのが良かったんかなー」  
「そんなことないもん! もう絶対あんなとこでしないんだから!」  
「するとかしないとか大きい声でいうなよ」  
「あわわっ……むぅ〜、とにかくもうしないからね!」  
「へーへー」  
 ……次はどこでするかな〜。  
「むむむ〜また何か企んでる顔してる〜」  
 背伸びして俺の頬をつねるさくら。  
「痛てっ! 何も考えてねーって」  
「ほんっとに、お兄ちゃんってえっちなんだから」  
 頬を膨らまして機嫌の悪そうなさくら。でもつないだ手はしっかりと握り返している。  
「ま、しょーがないよな…さくらが好きなんだから」  
「うにゃ? 何か言った?」  
「なんにも」  
 ヒグラシ鳴く夏の夕暮れ。  
 つないだ手の温もりを確かめながら、俺たちは家路についた。  
 
「……なぁ、なんか忘れてる気しないか?」  
「うにー…ボクもさっきから気になってるんだよねー……なんだっけー?」  
 
 うたまるをプールに置き忘れてきたことに気付いたのは、その日の夜になってからだった。  
 
「ふにゃ〜〜ん……」  
 
《さくらSS 終わり》   
 

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