「ただいま♪兄さん♪」  
「おかえり……音夢」  
 
玄関で向かい合う俺に、満面の笑みを向けてくる音夢。  
何ヶ月ぶりだろう……この笑顔を見たのは。  
音夢が看護学校に行ってしまって、約半年。  
長い間一人きりの寂しい日々だったけど、夏休みということでひさしぶりに帰ってきてくれた……俺の音夢。  
 
「体……疲れてないか?今日は俺が夕飯作ってやるから、居間でゆっくり休んでろよ」  
「ありがとう♪……でもちょっと汗かいちゃったから、先に部屋で着替えてくるね♪」  
 
そう言って音夢は俺の隣を、甘い匂いをさせながらすり抜けていく。  
その横顔は、どこか前より大人びたような……色っぽい感じがする。  
 
部屋への階段を上っている途中、音夢は突然俺の方を振り向いて。  
「兄さん……ひさしぶりだからって、覗かないで下さいね♪」  
そう言い残して、また再び階段を上っていく。  
そんな……覗かないでなんて言われたら……余計に……。  
 
彼女が自分の部屋に入るドア音を遠くで聞きながら、俺の中でいやらしいイタズラ心が沸いてくる。  
ひさしぶりに……可愛い妹の体をじっくり見させてもらおうかな……ハァハァ。  
 
音夢に気づかれないように忍び足で階段を上り、部屋のドアを少しだけ開く。  
彼女はちょうど横向きに立っていて、俺からは体のラインがバッチリ見える位置だ。  
妹の着替えを覗くといういけない事をしているのに興奮して、つい呼吸が荒くなってしまう  
 
「ふふ……兄さんたら、ぜんぜん変わってなかったな……」  
 
思い出したように笑い可愛い笑顔をみせる音夢。  
その無邪気な顔を見て俺は少し罪悪感を感じた……が、彼女の手がスカートにかけられた途端そんな感情は吹き飛び、再び興奮が戻ってくる。  
 
ああ……やっぱりかわいいよ音夢……俺の音夢……。  
 
スカートのチャックからジーッという音が聞こえ、徐々にピンク色の布地が見えてくる。  
一番下までチャックが降ろされると、膝下あたりにまでスカートがストンと落ちる。  
俺の視界に……ピンク色の可愛いパンティに包まれた、丸いお尻が露になった。  
 
「ん……汗いっぱいかいちゃった……。兄さんにエッチな匂い……嗅がれちゃったかな……?」  
やっぱり……さっきの匂いは、汗の匂いだったのか。  
てことはあのパンティには……音夢の汗がさぞかしいっぱい染み付いて……ハァハァハァ。  
 
一通りスカートを脱ぎ終わると、今度は上着に手をかけはじめる。  
上体をエビのように反らし、ちょうど俺の見ている方向に向かっておもいきりお尻を突き出す……その瞬間。  
ピチン!  
「あん!……やだ……」  
突き出されたお尻の肉に、耐えきれなくなったパンティの布が……尻の谷間に食い込んでしまったのだ。  
そのときの音夢のヒップは、まるでTバックを履いているように左右の尻肉が丸見えになっていた。  
うおお!……す、すげぇ……!  
 
「ん……もぉ……また、パンティきつくなっちゃってる……新しいの買わなきゃ……」  
 
窮屈そうな顔をしながら、谷間に食い込んだパンティを指でなおす。  
その色っぽいしぐさにわが妹ながら、たまらない女らしさを感じてしまって……思わず唾を飲む。  
上半身を包んでいる上着を脱ぐと、パンティと同じ色のブラに包まれた胸が開放されたようにプルンと外に飛び出してくる。  
 
「なんか胸が苦しい……おっぱいも大きくなっちゃってるのかな?……」  
 
そう言って、今度は自分の胸に手の平をあててその大きさを確認している。  
たしかにバストの方も、サイズの合わないブラにむりやり乳房を詰め込んでいるようにムッチリと膨れていて、少し動くたびにブルンブルン揺れてしまっている。  
 
俺はそんなエッチな音夢の体を見ながら……まるで別人のそれを見ているような違和感をおぼえる。  
 
……おかしい……いくらなんでも半年で成長しすぎだよな……胸も、前まではせいぜいBカップくらいしかなかったはずなのに……あんな巨乳に……。  
 
半年前より、どことなく色っぽくなったしぐさや物腰。  
あきらかに成長しすぎている胸とお尻。  
女の子の体が……特に胸とお尻が短期間であんなに大きくなるなんて……まさか……。  
 
「向こうで……俺以外の男と……?」  
 
看護学校の同級生や先生に男がいてもおかしくはない……最近は男の看護士も増えてるらしいし。  
特に音夢は、しっかりした性格の割には寂しがりやな部分がある……優しくされた拍子につい関係をもってしまい……そのままズルズルと……なんてことも……。  
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  
 
「い、いや……先生……ダメです。私には……恋人が……」  
誰も居なくなった2人だけの教室で、私は先生に後ろから抱きつかれる。  
「君はいつもそれを言うね……でもあいかわらずこっちは……もうビショビショじゃないか……」  
耳元で甘く囁きながら、先生の手は私の下半身に伸びていく。  
「ん!……あ……あぁ……ダメェ……」  
抵抗する間もなく看護服のスカートをめくられ、ピンク色のパンティの中にまで指を入れられる。  
先生の熱い指先が、すでに期待するように濡れそぼった割れ目に這わせられる。  
 
「あ……あん!……」  
人差し指と薬指で割れ目を左右に開かれ、長い中指がズブズブと膣内に入ってくる。  
「ほぉら……もう根元まで指が入ったよ。ほんとにいやらしいおまんこだ……」  
「あ……あふぅ……き、気持ちぃぃ……せんせぇ……」  
 
抵抗する素振りを見せるのも最初だけ……私の体はすでに先生に調教されていて、性感帯を少し刺激されるだけで、すぐにいやらしい喘ぎ声を漏らしてしまう。  
 
クチュクチュクチュ……  
「ひぃあ!……あんん……あぁ!」  
挿入された指を中で上下左右に動かされ、膣内からの水っぽい音が私の耳に聞こえてくる。  
空いた指で割れ目の上のクリトリスまで弄られ、膣口はペニスを欲しがるようにどんどん開いていく。  
 
「せ……せんせぇ……私、もう……」  
「欲しくなってきたんだろう?……なら四つん這いになるんだ……後ろから突いてあげるよ」  
「……はい……」  
 
欲望に縛られたまま、私は両手を床に付き犬のような格好でペニスを入れてもらう姿勢をとる。  
先生の手のひらが私のお尻の肉を鷲づかみにし、そのまま左右に割り開かれる。  
彼の視点からは、少し色のついた窄まりまでもが、丸見えになってしまっているだろう。  
こんな恥ずかしい格好……兄さんにもしたことなかったのに……  
 
先生の手が私の腰を掴み兄さんのものより逞しいペニスが、小さな膣口にあてられる。  
「……ほぉら……君の大好きなチン○が入っていくよ……」  
腰が押し出されて、お尻の中に熱い固まりが入ってくるのがわかる。  
「あぁ!……あぁぁん……入ってきたぁ……おちんちん……」  
ペニスがヌルヌルになった膣内を滑るように入り込み、私の体を突き刺した。  
私はそのペニスの形を確かめるように、お尻に力を入れて先生の肉棒を締め上げる。  
 
「う……あいかわらず狭くてよく締まる……。さすが……ついこの前、中学を卒業したばかりなだけあるね……」  
私の女性器を誉めながら、先生は徐々に腰を前後に押し出してくる。  
大きな亀頭の外側のでっぱりが、まるでおまんこの内側をえぐるようにグリグリ擦る。  
「あ……あはぁ!すごい……先生の……大きい!おまん○めくれちゃう……!」  
その膣内に感じる激しさと気持ち良さで、つい私の口からはいやらしい言葉が出てしまう。  
 
「く……彼氏がいるのに……毎日毎日、他の男のちん○咥えこんでよがるなんて……悪い女の子だ……君は」  
「い、言わないでぇ……ああぁん!」  
 
先生とはもう毎日セックスしている……見知らぬ土地で、兄さんのぬくもりを感じられず寂しかった私の体は、先生の誘いを受け入れてしまったの……。  
ごめんね兄さん……いけない事をしているのはわかってるの……でも、先生ったらすごく上手なんだもん……セックスがほんとはこんなに気持ちいいものだったなんて……知らなかった……。  
 
「あん!……ハァハァ……おっぱいも……おっぱいも気持ちよくして下さい……」  
私のおねだりを聞いて、先生の手が脇からまわされておっぱいをもみくちゃにされる。  
「入学当時と比べると……ずいぶん大きくなったね。あんなに華奢で病弱そうな体をしていたのに……」  
 
この看護学校に入学してから、毎日先生に胸を揉んでもらい、私の体はもはや別人と呼べるほどいやらしく成長していた。  
胸はブラのサイズを2回も変えるほど……お尻もパンティがはちきれそうなほどに。  
 
「……それにお尻もでかくなって……ほんとにいやらしい体になったなぁ!」  
今度は手が胸からお尻にまわされ、私の淫乱な体を叱るように大きなお尻をバチンバチンと叩いてきます。  
「あ!あ!……あはぁん!……もっと……もっと私を叱ってぇ……先生…」  
叩かれたお尻の肉は、それに答えるようにプルプル揺れて私の被虐心を更に煽っていきます。  
 
「ふふ……そんな嬉しそうな声を出して……そら!……恋人のちんぽとどっちが気持ちいいんだ?……言ってみろ!」  
思いきり腰を押し出し、その大きなペニスが根元までズブズブ進入してくる。  
私のまだ成長途中の膣内、そのすべてがオスの肉棒で満たされて子宮の入り口にまで届いてしまう。  
「きゃうぅぅ!……せ、先生のちんぽの方が……気持ちいいです!兄さんのより……太くて硬いおちんちん……大好きぃ……♪」  
 
兄さんのより気持ちいいだなんて言って……私って最低だ……こんな最低の妹でごめんね……体は浮気しても、心までは渡さないから……だから……許して……兄さん……。  
 
「とりあえず一回出すぞ……どこに、出して欲しい?」  
「今日は安全日ですから……中に……中にドピュドピュ注いでください……!」  
 
 
昔の自分では、到底考えられないような言葉を使って膣内射精を求める。  
それを聞いた先生が、ラストスパートとばかりに腰を振り、私の頭の中が徐々に真っ白になっていく。  
「あ!あ!あん!……イク!……イっちゃ……!あぁぁ!」  
パンパンと空気の乾いた音が、教室中に響き渡り性欲に溺れたオスとメスが同時に絶頂に達する。  
 
ドクン!  
「ふあぁぁぁぁ!……ああ!」  
お腹の中でペニスがビクンと震えて、そのまま先生の……男の人の濃い精液がドピュドピュと流し込まれてくるのがわかりました。  
ドクドクドク……!  
「うぅ……もっと腰を振るんだ……チンポから精液しぼりとれ!」  
「は……はい!」  
すでに快楽の虜になっている私は、言われたとおりにお尻を左右に振りペニスを刺激して射精の手伝いをする。  
ドクドクドク!……ドクンドクン!……ドクゥ!  
その刺激で2度3度と射精がつづけざまに起こり、そのたびにドロドロした液体が私のおまんこの中をグチャグチャにしていく。  
「ああ……すごい……私のまんこの中……セーエキいっぱい……おまんこ気持ちいいよぉ……♪」  
 
中出しの感覚に震えて、口からだらしなくよだれを垂らす自分……。  
チリン……!  
その時……首についている鈴が、悲しそうな音を鳴らした。  
一瞬、兄さんの優しい笑顔が頭をよぎり、罪悪感に駆られながらも……私は腰を何度も何度も振りながら……そのまま絶頂に達していました……。  
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  
 
そんな……音夢が、あの清純だった俺の音夢が……俺以外の男とそんな濃厚なセックスを……。  
この半年の間……ことりに誘惑されても……さくらに夜這いされても……音夢を裏切るわけにはいかないと……最後まではなんとか我慢してたのに……。  
 
「こんなことなら……ことりやさくらと最後までやっちゃえばよかったな……ハァ……音夢の裏切り者――――!」  
「誰が……裏切り者なんですか?兄さん」  
 
つい大声を出して吼えてしまった俺の前に、いつのまにか着替えを終えていた音夢が部屋から出てきていた。  
あ……変な妄想をしている間に……下着の着替えまで見損ねた……。  
 
「もう……覗かないでって言ったのに。ほんとに兄さんは変わってないんですね……」  
「……お前は色々変わったみたいだけどな……」  
「?……変わったって……何がですか?」  
 
あくまでシラを切ろうとしている音夢に、俺はさっき自分がした勝手な妄想を話した。  
俺はいたって真剣だったのに、それを聞いた音夢のやつはあきれたような顔をして。  
 
「ハァ……で、私が?その兄さんの妄想の中の人とのエッチに溺れて?兄さんのことが、どうでもよくなったと……そう……思ったんですか?」  
一見すると笑顔だが、あきらかに怒っているとわかる、懐かしの裏音夢モード。  
 
「いや……だって……」  
「だってじゃありません!……エッチなビデオばっかり見てるから!そんな下らない妄想ばっかり思いつくようになっちゃうのよ……もう……!」  
 
なーんだ……違ったのか……よかった……。  
安心している俺とは逆に、音夢はいまだ怒っているような顔をしている。  
 
「ところで……さっき「ことりやさくらと最後までやっちゃえばよかった」って聞こえたんですけど……そっちの方の答えも頂けますよねぇ?」  
「……………」  
 
その夜は……音夢とのひさしぶりの甘い夜になるはずが、俺への浮気調査で終わりました。 
 
終わり  

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