おとめ「あなたがさくばんどこへいっていたのかわたしはしりたいです」
よしゆき「わたしはいいたくありません」
おとめ「それはなぜですか?」
よしゆき「あなたにはいうひつようがないからだとわたしはおもいます」
おとめ「わたしはこまりました。あなたはわたしをこまらせたいのでしょうか?」
よしゆき「いいえ。ちがいます」
おとめ「そうであればすなおにはなしてください」
よしゆき「それはできません。なぜならわたしはあなたにうそをつきたくないからです」
おとめ「わかりました。もうききません」
よしゆき「もうしわけありません」
おとめ「わたしにはあなたがなぜさくばんかえってこなかったかわかります。とくべつなおんなのにおいがするからです」
おとめ「わたしはこんばんあなたといっしょにねることをていあんします」
よしゆき「それはできません」
おとめ「あなたはわたしのきもちをしっています、そうですね?」
よしゆき「はい」
おとめ「わたしはもうなにもいいません。そのかわりにあなたもどうようにちんもくしてわたしをだきしめてください」
よしゆき「わかりました」
おとめ(いまはこれだけでかまいません。なぜならわたしはかならずあなたをてにいれるからです)