「っく…」  
「さあ、これで主導権は私の物ね…」  
俺は大の字でベッドに縛りつけられて、全裸になっていた。  
しかし、この体制だとエリカのスカートの中が丸見えなのだ。  
「…義之、貴方私の下着を見たわね?このスケベ」  
「し、仕方ないだろ。目がいっちゃうんだから。」  
む、とエリカが頬を膨らませた。  
そしてエリカは縛り付けられている俺に近寄ってきた。この位置だと青い下着が丸見えだ。  
「恋人の私に歯向かったら…こうだ!」  
そう言った途端、俺の分子を踏みつけてきた。  
 
そのとき、後ろからエリカを羽交い絞めにした男がいた  
「へっへっへ、なにをしているのかなぁ?エリカちゃん?」  
「ちょっ、何するのよっ!やめなさいっ!!」  
 
縛り付けられている俺はなにもできない。  
 
見知らぬ男は、エリカを拘束しながら、俺に見せ付けるようにエリカのスカートをめくり、  
股間を弄った。  
 
「や、あんっ、やめて、お願い!!」  
俺と戯れていたせいか、既に準備万端だったエリカはあっさり反応してしまっていた。  
 
「エ、エリカに何しやがる!!」  
俺は叫んだが、男は聞き入れない。  
 
「自分達だけ楽しんでないで俺達も混ぜてくれよ」  
 
 
・・・俺達?  
 
俺は聞き逃さなかった。  
他にもいるらしい・・・?  
身動きの取れない体で、出来るだけ辺りを見回してみたが、思いのほか部屋は暗い・・・。  
 
そんな俺を見透かしたように男はエリカへの愛撫を強めた。  
「くっくっく、よそ見してる場合か?お前の可愛い彼女がこんな目にあってるんだぜ?」  
 
「あっ!嫌っっ!!あああっ、あん!!・・・あっ!!!」  
 
最初は抵抗していたエリカだったが、今は男の愛撫の虜になり、  
男の指の動きにあわせて自分がより感じれるように体を動かしていた。  
 
「おいおい、感じすぎだろ?こいつ好きモノか?」  
 
男は俺が思っていること、そして考えたくないことを的確に言い当てた。  
感じている・・・それがショックだった。  
いくら戯れの途中だったとはいえ、エリカが俺以外の見知らぬ男の愛撫にここまで感じている。  
 
「そろそろ欲しいんじゃないか?え?言ってみなよ」  
 
「嫌っ嫌よ・・・誰があんたなん、ああああああああっ!!」  
 
男がエリカのクリトリスを指ではじいた。  
 
「もう我慢できねえんだろ?この淫乱の体はよ?」  
 
「お願い、もうやめて・・・許して・・・なんでもするから・・・お願い・・・おかしくなっちゃう・・・」  
 
「俺の奴隷になるって言ってみな?」  
 
「あ、あっ・・・ど れ ぃ・・・言えば・・・あっ、あっ、言えば許してくれるの?」  
 
「や、やめろエリカ!言うな!!」  
「あっああああああああああああああああ!!!!!!」  
 
俺の言葉はエリカの絶叫に掻き消された。どうやら男の愛撫でイってしまったらしい。  
男はエリカがぐったりとなって動けなくなったことを確認し、拘束を解き、俺に近づき、  
「ギャラリーは私語厳禁なんでな。」と、言いながら俺の口を縛り付けたのだった・・・。  
 
「さあて、ギャラリーを黙らせたところで、本番に行くかな。」  
男は再び、盛大にイってしまって意識が朦朧としているエリカの傍に近寄り、俺に見せ付けるように  
後ろからエリカを抱きかかえ、足を広げた。  
「あ・・・いや・・・」  
「ほーら、エリカちゃんはお前以外の男の愛撫でもこんなにぐちょぐちょになるんだぜ〜?」  
「いや・・・いや・・・見ないでぇ・・・」  
「欲しいんだろ?俺のちんぽが?」  
「そんな・・・そんなわけ・・・ない・・・」  
言葉とは裏腹にその陰唇は愛液で溢れかえっていた。  
まるで男の来訪を心待ちにしているかのように・・・。  
 
そんなエリカを見て彼女の陥落を確信したのか、男はニヤニヤと笑いながらエリカへの愛撫を再開した。  
エリカの股間に顔を埋め、舌でエリカの性欲を刺激する。  
「あっ!!いやっ!!そこは!!・・・あんっあっあっ!!」  
溢れ出る愛液をジュルジュルと吸い上げ、肉芽を舌で執拗に刺激すると、  
俺とのSEXの時よりも大きな声を上げて悶える。  
 
俺と違ってエリカは拘束されているわけではない。  
抵抗しようと思えば出来るはずだ・・・。  
なのに、男の愛撫にただただ身を委ね、快楽に溺れた声をあげ続けるエリカ。  
 
 
俺にはそれが何よりも痛かった・・・。  
 
 
しばらくすると男は愛撫をやめ、顔を上げた。  
突然の中断に一瞬不満そうな表情をするエリカに男は再び質問した。  
 
「どうだ、そろそろ俺のちんぽが欲しくなったか?」  
 
「・・・・・・」  
 
黙るエリカ・・・もう言葉の抵抗もない・・・。  
 
「そうか、もう止めるかな。」  
「・・・・・・い、いや・・・・・・」  
「いや?止めて欲しいんだな?」  
 
しらじらしい質問を続ける男・・・もう止めてくれ・・・これ以上は俺がどうにかなってしまいそうだ・・・。  
 
 
「・・・・・・いや・・・」  
 
「あぁ?どっちなんだ?はっきりしねえと本当に止めるぞ?」  
 
「いや・・・・・・止めないで・・・・・」  
 
「止めてどうして欲しいんだ?」  
 
「・・・・・・・入れて・・・」  
 
「あん?声が小さくて聞こえねえよ。もっと大きな声で言わないと本当に」  
 
「入れてください!私のおまんこに、あなたのおちんちんを入れてください!!お願いしますぅ!!」  
 
エリカはついに陥落した・・・。  
 
後ろから抱きかかえられ、挿入される。  
わざと、エリカが男を受け入れてる場所を俺に見せつけるように。  
「あ、んんあっ!あっ!いやっっ!あっイイ・・・!義之、義之、ごめんっごめんっ!」  
 
男の豪快なピストン運動に激しく悶えてしまうエリカは、  
その罪悪感から何度も俺に謝るが・・・それは俺を余計惨めにさせた・・・  
 
「気持ちいいか?エリカちゃん?」  
 
「ん・・・(こくこく)・・・ああっ!」  
頭を上下に振り素直に応える  
 
「ちゃんと声に出して言えよ、彼氏に聞こえるようによ」  
「あっ・・・気持ち・・・いいです!凄くいいですっ・・・!」  
「彼氏とどっちがいい?」  
「・・・ああ、言わせないで・・・」  
 
腰の動きを止める  
 
「あ、そんな・・・」  
「正直に言わないとやめちゃうぞ?」  
「いや、それだけはいやっ!してっもっと突いて!もう、我慢できない!イカせて欲しいの!」  
「だからどっちが気持ちいいか言ってみろよ、」  
「あなたです!あなたの方が気持ちよすぎるの!義之ごめん、もう戻れない・・・!」  
「俺の奴隷になるか?」  
「なります!なりますからっ!!!早く、早くイカせてええええええええええ!!!!!」  
 
「契約成立っと!」  
 
男はそう言うと、ピストン運動を再開した  
勢いよく膣内を突かれまくり、あっという間に絶頂に辿り着く  
「あっ!あっ!あああっ!ダメっ!イクっ、イっちゃうの!!またっ見知らぬ男にイカされちゃうっ!」  
「いや、いやああああああああああああああああ!!!!!!」  
 
最後の絶頂を迎えたエリカはぐったりとなり、そのまま気絶してしまった。  
男は俺の拘束を解いたが、俺はどうする事もできずに  
ただ絶望に打ちのめされ、俯いているだけだった・・・。  
 
ボゴッ!  
 
頭に鈍い痛みが・・・、  
どうやら男は無防備の俺を後ろから殴ったようだ・・・。  
意識が朦朧としていく中、男と誰かが会話しているのに気がついた。  
・・・女の声?どこか・・・聞き覚えのある・・・?  
 
「ありがと♪」  
「いえいえ、姐さんのためならお安い御用ですよ」  
 
「ふふっ♪正義のお姉ちゃんとしては弟君が宇宙人に騙されるのを黙って見てられないから  
これに懲りて弟君も変な女に騙されないようにね♪」  
 
「姐さん、こいつはもう気絶してますよ」  
 
・・・・・音姉・・・・・・!?  
 
徐々に意識がなくなっていくのに反比例し、俺の中に強烈な感情、憎悪が湧き出していた・・・。  
 
 
続く  
 

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