「はあっ!はあっ!」  
もうどのくらい走り続けたのだろう、息はとっくの昔に上がって  
心臓は激しく脈打っている。  
全身には汗が滴って長いまっすぐだった黒髪は額や頬に汗で  
まとわりついている。  
 
走りを止めず後ろを振り返る。  
追っ手はもういない。  
追っ手がいないことを知った瞬間、ひざが崩れ落ちて間近  
なブロック塀に倒れこんだ。  
「はあっはあっはあっはあっ」  
ブロック塀に体を預けて何とか呼吸を整えようとするが体が  
必要としている酸素の量に呼吸の量がはるかに追いついて  
いないのは明らかだった。  
息が苦しい。  
昼過ぎのまだ高いところにある太陽もうらめしかった。  
体中があつくてどうしようもない。  
 
そのままなんとかブロック塀を背に座り込んでたっぷり  
3分も経ったのだろうか。  
ようやく息が落ち着いてきてここ数時間の地獄を振り返る余裕が出来てきた。  
何でこんなことになってしまったのだろうか。  
 
こんなことなら蒼司君についていけばよかった。  
「ちょっと本土のほうに用事があるけどさやか先輩も一緒に来る?」  
という彼の言葉に素直について行けばこんなことにはなっていなかった  
と言い切れる。  
この島の桜をずっと見ていたかったのは確かだが、本音は彼について  
いきたかったのだ。  
 
「ちょっと意地悪して一人にしてやろう」  
その軽い気持ちが今の地獄に身を置くことにつながってしまった。  
その彼と分かれて一時間くらい経った後だ。  
 
この初音島が「侵攻」されたのは。  
 
ことの始まりを反芻してみる。  
 
本土に向かうバスに乗る蒼司君をお見送りしてからすぐさま  
高台に向かい、彼の乗ったバスが本土との連絡橋をわたる  
のを見届けてからあの特に大きな桜をまた見に行くことにした。  
 
…そのときにそのバスとすれ違う車両が多かったことは覚えている。  
…観光バスなんかではなくジープとかトラックとかそういう類のものが多かった。  
…それにこの島を囲みつつあるように大小の船が遊弋もしていた。  
…今から思えばそこには侵攻部隊が載っていたのだろうと思う。  
 
そして私は大きな桜のところで多少お昼寝し、おなかがすいたので  
和菓子でも買いに行こうかと思い桜並木を通り商店街に行こうとした。  
その時くらいから上空をヘリがひっきりなしに飛び回っていたのを  
覚えている。  
そのせいで夢の世界から引き戻されたからだ。  
 
それでもその当時は大して気にも留めていなかった。  
それほどに周りの桜に夢中だったのだ。  
 
桜並木道にもうすぐ出ようとしたくらいにちょっと遠目  
だったから声をかけるようなことはなかったが、帽子  
をかぶった桜色をちょっと深くした色の、長い髪をし  
た少女とすれ違った。  
年齢は同じくらいかな?  
彼女もあの桜の木を見に行くのだろうか。  
 
私は並木道に出て、商店街の方向に向かおうとしたそのとき。  
 
−女の子の悲鳴  
 
はっとして道の反対を見る。  
その光景はあまりにも非現実過ぎた。  
軍服らしき服を着た三人組に制服姿の−さっきすれ違っ  
た子もその制服だった−少女がかわいらしい制服を剥ぎ  
取られ今まさに犯されようとしていたのだ。  
 
「え?え?」  
何が起きているのかわからなかった。  
ただ、泣き叫び許しを請う制服姿−もう征服は剥ぎ取ら  
れてしまって下着が引っかかってるだけだったが−の少  
女が遠目でも屈強と分かる男達に好きなように蹂躙されていた。  
 
抵抗はしているようだったが、三人もの体格のある男に  
押さえつけられては普通の少女が抗えるはずがない。  
そのうちの一人が少女の股を開き腰を前後させて彼女を犯している。  
「痛い」とか「やめて」とかの声が最初のうちこそ聞こえて  
きたが、もはや聞こえては来ない。  
 
「うぁっ」  
しばらくして腰を前後させていた男が呻くような声を上げるとともに腰の動きを止めた。  
当然抜いてなんかいない。  
中で出されている。避妊なんかしてはいないだろう。  
だが、少女はもうなんら反応を示していなかった。  
彼女の心は壊れてしまっているのだろうか。  
 
私は呆然と眺めているしか出来なかった。  
ここで警察を呼びにいこうとかの発想にたどり着かなかったのは  
ある意味幸運だったのだろう。  
その少し後に知ることだが、もう既に電話のあるような場所は彼ら  
の掌中に落ちていたのだ。  
もしそうしていれば為すすべなく彼らによる犠牲者の一人に加わっ  
ていたことは想像に難くない。  
 
男達が  
「じゃあ次俺な」  
と入れ替わろうとして場所を代わろうとしたときだった。  
ふとそのうちたまたま視線をこっちに向けた一人と目が合ってしまった。  
 
「(*´Д`)ハァハァ?おい!あっちにも上玉がいるぜ!」  
その男がそう叫んだと同時に私は何をすべきか理解し、即行動に移していた。  
私は走り出した。  
普通に道を逃げるだけじゃすぐに追いつかれる。  
先ほどの桜並木に飛び込むしかなかった。  
 
少し走ったが後ろは振り向かない。  
あの時−自宅のハンモックから裏の林に逃げ込んだ時のように必死になって走った。  
 
「(*´Д`)ハァハァ待ってよ!」  
後ろから聞こえてくる追っ手の声。  
気配からして正気の沙汰じゃない。  
 
それでも振り向くことなく走り続けた。  
別にスニーカーのようなものを履いていたわけではないが、転  
ばなかったのは幸運というしかない。  
 
桜並木を抜け、すぐにあの大きな桜の木のところに戻ってきた。  
先ほどすれ違った少女が桜の木の下にいたが、かまっている暇はない。  
いっきに桜の木の下を突っ切って反対方向の桜並木に飛び込んだ。  
 
そこで悲鳴が聞こえて初めて後ろを振り返ったが、追っ手は二人だったようだ。  
帽子をかぶったあの少女がその二人の餌食になっていた。  
そりゃ逃げてしまった目標より目の前に現れた美少女を襲う  
のは当然だろう。  
彼女は悲鳴と共にあっさり服を脱がされ、一人の男が既に腰  
を密着させていた。  
 
今度はただ黙ってみている訳には行かなかった。  
私は心の中であの子に謝りつつ、桜並木の奥へと駆けていった。  
 
桜並木を突っ切った先は公園だった。  
まだ並木道から出ることなく、様子をうかがいつつ公園に近寄る。  
…静かだ。  
昨日もこの公園にきてみたが、そのときは家族連れやカ  
ップルで賑わっていたはずなのに。  
立っている人はいない。静か過ぎる。  
 
公園に近づいてその理由が分かった。  
地面やベンチに散乱しているそれら。  
あちらこちらで倒れている数人の若い男の子、そして少女  
が身につける下着や履物。  
それらを身に着けていたはずの少女の姿はない。  
精液の臭いも漂っている。  
 
公園の出口のほうを見た。  
最後の一人だろう。  
軍服を着た男に肩に担がれてどこかへ運ばれていく全裸の少女。  
 
私はこの島で何が起きているのかいまさらながら理解した。  
年頃の少女が狙われている。犯される対象として。  
 
うしろからいつさっきの二人が追いかけてくるか知れたものでは  
ないのでまずはこの場を離れることにした。  
どこへ行こうか−繁華街はまずい、住宅街のどこかに逃げ込ん  
であとのことはそれから考えよう−  
 
そう決めて歩き出すが、女の子の履く履物はカツカツ音が出る。  
仕方がないのである男の子の脇にたまたま落ちていた動きや  
すそうなスニーカーをサイズが合うのを確認しつつ拝借することにした。  
この男の子の恋人のものだったのだろうか。  
怖かったので彼が生きているのか否かは確認しなかった。  
 
そして私は道なりに、桜並木の中を進む。  
こうすれば迷わないし、見つかりにくい。  
 
こうして相手をやし過ごしながら住宅街の近くまでたどり着いた。  
しかし、さっきの二人があの帽子をかぶった少女を担いできたと  
ころと出くわしたしまったのは不運だったろう。  
 
少しの距離はあった。  
不幸中の幸いは、ふたりで先ほどの少女を担いでいたもんだから、  
彼らのうちでどちらが追うかの決定が遅れたことだった。  
おかげで一人が追い始める頃には私は住宅街に紛れ込んでいた。  
 
 
 
そして今に至るわけだが、どうしてこう冷静にいられるんだろう。  
 
−そうか、あのときの経験があるからか。  
右手に残るナイフの傷跡。  
あの恐怖がなければとっくに冷静さを失い彼らの餌食になってしまっていただろう。  
 
これからどうしようか思案しているうちに不意に車のエンジン音が近づいてきた。  
−まずい  
今度追われたら逃げ切る自信はない。  
どうしようかと今寄りかかっているブロック塀の先に視線を送った。  
当然のことだが住宅の玄関になっている。  
 
そこに逃げ込むしかなかった。  
表札のついた門をくぐる。  
「朝倉」  
それがこの家の住人の苗字のようだ。  
早く家の中に飛び込もうと玄関の扉に取り付こうとした刹那。  
中からドスドスこっちに向かってくる音が聞こえる。  
 
−中に誰かいる!  
 
やつらだと考えるしかなかった。  
もう逃げる場所もなく、せいぜい脇のそれほど高くはない生垣  
に飛び込むしかなかった。  
服も何とか隠し切ったとき、やつらが何かを抱えて出てきた。  
 
「(*´Д`)ハァハァ極上の素材だよ!」  
「(*´Д`)ハァハァそうだね!顔もスタイルも中の締まりも最高!」  
「(*´Д`)ハァハァこの島はレベルが高くて(・∀・)イイ!」  
またしても少女。  
同い年くらいか?  
 
「に…いさ…ん」  
かすかな涙声が聞こえる。  
全裸にされて肩に担がれる少女は足の先から白濁した  
液体を滴らせながら運ばれていった。  
この三人に犯されていたのだろう。  
 
「おっと、こいつも忘れるところだった」  
一人がスプレーで扉に大きめの×マークを書いていった。  
「ここは調査済みっと」  
 
なるほど、調べた家はこうして二度手間がないようにするんだ。  
−ということは、この家はしばらくは安全。  
 
彼らがいなくなってたっぷり100も数えたあたりで生垣から  
出てそうっと家の中に入った。  
ゆっくり扉を閉めて鍵は怪しまれないようあけたまま。  
振り返って中を見る。  
 
「うっ」  
おもわず口から出てしまった。  
精液の独特の臭いが漂う。  
そして点々と居間のほうに精液が続いている。  
さっきの子は居間で犯されていたのだろう。  
靴が置いてない玄関を上がって居間のソファーを見るとそこは  
白い乾きかけた液体が張り付き、ところどころ赤いものも付着していた。  
 
純潔をあんなやつらに奉げることになってしまった彼女と、愛する蒼司君に初めて抱いてもらった私とを比べるといたたまれなくなった。  
 
しかし、1階はいつ彼らに見つかるかわからない。  
冷蔵庫にあった飲料水と、部屋にたたんでおいてあったタオル数枚  
−そのうち一枚はぬらして−をもって2階に上がった。  
 
2階で最初に空けた部屋は男の子の部屋のようだった。  
高くなっているところにベッドが置いてあるが、部屋の主はいないようだ。  
ベッドを見た瞬間、早くそこで横になりたいという欲求が爆発した。  
階段を駆け上がり、タオルその他は放り出してベッドに飛び込む。  
 
そして意識が落ちていった…  
 
目が覚めたのは夕方。  
曇りがかかっていて夕日は見えず、うっすら雲を染めている。  
足が痛い。  
「夢だったら良かったのに…」  
そうつぶやきながらぬらしたタオルを拾って体を拭く。  
汗のベッタリ感が薄れていく。  
 
蒼司君…  
彼のことが頭をよぎり目頭が熱くなる。  
「助けてよ…蒼司君」  
男の子の匂いのする枕に顔を押し付けて泣く。  
これほど彼のそばにいたいと思ったことはない。  
彼を恋しく思ったことはない。  
 
どうすることも出来ない。  
この島から隙を見て逃げることもできそうにない。  
 
 
 
どれくらいの時間がたったのだろう。  
もう外は暗く、雨が窓を叩いている。  
周りの家に明かりが灯されることもない。  
街頭だけでは心もとなく、暗闇がすべてを支配している。  
 
これからどうなるのだろう。  
部屋のラジオは雑音ばかりで聞こえず、外の情報はえられない。  
いつかやつらに捕まるんだろうか。  
そう考えながらベッドの上でほとんど何も見えない外の暗闇をながめている。  
変化といえば何度かやつらのものと思われる車両が道路を通過するくらい。  
 
そしてまた車両が道を通過して…いかなかった。  
暗さでよく分からなかったが、そこから降りてきたのはおそらく二人。  
ヘッドライトに照らされた影が二つだったからだしそう大きな車両でもないからだ。  
「まさかここがばれて?」  
そう思ったがそうではないようだ。  
この朝倉家ではなく別の家に入っていったようだった。  
別の家に押し入り、明かりをつけ、すぐに消える。  
 
兵士の各滞在時間はわずか数秒。  
何をしているのかが分からなかった。  
が、その数分後にはそれを知ることになる。  
となりの古めの家でも同じことをやり、次はこの家の番か。  
 
−ガチャン!  
階下で玄関が開け放たれる音。  
やはり鍵を閉めておかなかったのは正解だったか。  
怪しまれないはず。  
 
……しかしいつまでたっても  
再び扉が閉められることはない。  
それどころか、1階を捜索しているようだった。  
「なんで?」  
そうつぶやきつつタオルなど、痕跡を抱えてベッドの下に隠れる。  
−ドタドタドタ!  
階段を駆け上がる音、そして  
「ガチャリ」  
この部屋の扉が開け放たれ、明かりがつけられた。  
 
「(*´Д`)ハァハァこの部屋だ!逃げられた女の子の匂いがするぞ!」  
「(*´Д`)ハァハァさあ出ておいで!僕が愛してあげるよ!」  
 
−うそ?  
 
もちろん電気をつけるとかのポカをしたわけではない。  
声を上げていたわけでもない。  
見つかるはずが…  
 
「(*´Д`)ハァハァみぃつけた!やっと会えたね!」  
という声と共に腕をつかまれベッドの下から引きずり出された。  
そいつの顔を見る。  
それは何度も私を追い掛け回した兵士の顔。  
「(*´Д`)ハァハァ,隠れるのうまいけど靴は玄関においといちゃダメ  
だよ〜?マークは玄関扉の×マークだけじゃないんだからさ〜」  
 
絶望感が心を満たしてゆく。  
確かに玄関に靴は一足もなかった。中に女の子がいたはずなのに…。  
そして数秒しか調べていなかった理由も知った。  
彼らは、玄関しか見ていなかったのだ。  
 
が、もう手遅れだった。  
「(*´Д`)ハァハァ、じゃ愛してあげるよ!」  
ベッドの上に引きずりあげられる。  
「いやああああああああああああああああ!」  
抵抗するが、最初に見た被害者のように体格のある男に組み伏せられてはどうしようもなかった。  
 
服の上から胸をもみしだかれる。  
蒼司君のそれとは違う、荒々しいだけの愛撫。  
「いや!やめてぇぇ!」  
手をばたつかせるが、意味がない。  
 
服をナイフで切られ、下着姿にされる。  
そこから先は蒼司君にしか許していない私にとって神聖な領域。  
「(*´Д`)ハァハァ、やっぱり僕の見立ては正しかった!綺麗だよ〜」  
 
「ごめんね…蒼司君」  
 
そう思った次の瞬間ブラの間から手をつっこまれ、直に胸を揉  
まれ、そのままはずされる。  
「(*´Д`)ハァハァ、処女じゃないね?でもさっきから処女ばっ  
かりだったから、こういうのもイイ!」  
 
片方の乳首をしゃぶられ、もう片方も指でこねくり回される。  
なんとか引き離そうとするが、私一人の力ではとてもおよばない。  
それどころか、未だなんら快感を得ていないが、生理反応で乳首が勃ちはじめた。  
「(*´Д`)ハァハァ、乳首勃ってきたね?感じてきたんだ。」  
ますますこいつを興奮させてしまうばかり。  
 
だが、あれ以来、昨晩を含めて蒼司君に愛され、開発されて  
きた体は心より素直だったらしい。  
次第に体が火照ってくる感覚を覚えた。  
「うそ?嫌」  
そう思ったが、こうなっては体は止まらない。  
呼吸は荒くなり、体が、股間が熱くなり始める。  
 
そして男がショーツに手をかけた瞬間、  
「(*´Д`)ハァハァ?濡れてきてるじゃん!そんなに僕がほしいのかい?じゃ、かなえてあげるよ!」  
体の変化に気付かれた。  
男にショーツをナイフで切られ、蒼司君との営みのためにだけ  
ある「そこ」が露になってしまった。  
 
男がきりとったショーツを邪魔そうに放り投げるとき、ショーツが本当に  
湿っているのを知って、私の中で何かが切れようとしていた。  
−犯される、今まで見てきたあの子達のように、こんなやつらに  
もはや動けない。  
男がズボンを下げ、トランクスの前の穴からいきりたった「それ」を  
出し、私の秘所にあてがうのを他人事のように見つめるしか出来なかった。  
 
「(*´Д`)ハァハァ、じゃ挿れるよ」  
秘所の入り口に蒼司君のそれより一回り太くて長いそれの先端が触れた。  
 
−ズブゥゥゥゥゥゥゥゥッゥゥ!  
「あああああああああああ!」  
一気に突きこまれ声を上げずにはいられなかった。  
「(*´Д`)ハァハァ、おまんこもいい具合だね!彼氏とかは幸せだったろうね〜」  
「イヤぁ…やめてぇ…」  
辛うじて振り絞った声は次の瞬間嬌声に変わった  
男がそれを前後させ始めたのだった。  
「あっあっあっ、いやっやめっやん」  
心は行為を拒絶していた。  
だが、蒼司君に十分すぎるほど開発されたそこは男の侵略を受け、  
体はもう本能のまま快楽を受け入れている。  
男がそれを前後させるたびの水っぽい音が増してきた。  
自分でも分かる。  
秘所から愛液が溢れ出て男のそれを包んでいる。  
 
こんな男にいいように扱われている屈辱感、恥辱感。  
蒼司君にもう愛してもらえないかもしれないという悲壮感。  
そして体から容赦なく送られるかつてない快楽が心に襲い掛かる。  
 
「(*´Д`)ハァハァ、いい締め付けだね、まだこんないい子が残ってたなんて」  
−ズブッズブゥグチュッグチュッ  
「あっ、いやぁっ、そんな、だめぇ」  
もはや声を上げても性におぼれる甘い声しかならず、ますます男を興奮させる。  
「あっあっ、うっあんっ」  
 
そして私は子宮口を突かれながら胸を揉みしだかれ、  
あろうことか唇まで蹂躙されていた。  
最初は顔を反らしたが避けられず、蒼司君と交わしてい  
たような深いキスを男と交える。  
 
−思えばここで心が陥ちていたのだ。  
「あっあっあっあっ」  
「うわっ、あっやっんっんっっ」  
それからはもはや私はただ快楽のために腰を振る牝と化していた。  
 
「(*´Д`)ハァハァ、僕もうすぐイクよ」  
腰の速度が早まり、快感が増大する。  
意識が白くなっていく。  
「ああっ!やあっ!あっあっ、なにかくるぅ!」  
体が男のそれをさらに締め付ける。  
そして体の奥から、イクときの、絶頂に登り詰めようとするそれが一気にせりあがり、  
「(*´Д`)ハァハァ、でるぅ!」  
「あああああああああああああああああ!」  
私は男の最後の一突きと同時に背中を反らし、イった。  
 
子宮に熱いものが注がれるのを感じる。  
確か今日は危険日。  
昨晩、蒼司君にすら許さなかったそれを受けとめる。  
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ」  
ドクドクと男のそれが脈動している。  
 
「(*´Д`)ハァハァ、よかったよ〜、じゃもう一回やろうか〜」  
 
と言いながら男はなんと再び腰を前後させ始めた。  
「そんな?」  
ようやく終わったと思った瞬間だった。  
意識せずに、というより意志に反して体が男のそれを再び締め付けていたのだ。  
男が再びそれを硬くする。  
否。  
硬くさせてしまった。  
もはや最も体が発情する危険日に男の精液を受け入れた体は、  
完全に生殖本能の奴隷と化していたのだ。  
 
「うそっ、あっ、そんなっ、ああっんっやんっ」  
男が動くたびまた声が漏れる。  
「やめっ、うわっ、んっ!あっあっあっ」  
 
「(*´Д`)ハァハァ、いいよいいよ〜。あとからほかのみんなにもヤってもらうからね〜」  
 
男が何か言ったが、もう心に届いていない。  
「ああっ!そこはぁ!やん!うっ!だめっ!あんっ!」  
男の激しい、かつ恐ろしいほど的確に私の性感帯を突くピストンが続く。  
膣内の弱いところばかりをえぐられ、何かが加速していく。  
「(*´Д`)ハァハァ、もう君の中は僕のものだよ〜、どこで感じるか分かっちゃったもん!」  
「ダメっ!またぁ!ああっなにかがぁっ、ああっ!くるぅ!」  
私は再びせりあがってきた絶頂に飲まれた。  
「やああああああああああああああああ!」  
「(*´Д`)ハァハァ、うっ、またでるぅ!」  
私は背を反らし、男のモノを締め上げ、搾り出していた。  
−ドクッドクッドクゥッびゅっびゅっびゅっ  
 
−ごめんね、蒼司君。私、汚れちゃった。  
また私の子宮に熱い精液が注がれるのを感じつつ、意識を失った。  
 
 
 

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