「…」  
「おい。見ろよ。もう声も出ないみたいだ」  
今俺の目の前にあるのは男子便所なんだ。どんなに汚されても問題無い。  
綺麗だったのは最初だけ。一回使うと、もう触れない位汚れる。最初が俺だったんだから良いよな。  
 
由夢。  
 
「に、兄さん…」  
「お、意識戻ったな?じゃあ…」  
「兄さん…助けて…」  
助けられないさ。お前はココが似合ってる。全身に掛かったアレも、便器に括りつけられてるお前の体も、似合ってる。  
むしろ気持ち良く使われるように頑張れよ。ほら…  
 
「い、痛い!痛いよ!」  
「桜井すげえなあ…」  
「ああ…由夢ちゃんのおっぱい、ちぎれそうだぞ」  
胸があるんだから、もっと使えよ。無駄に膨らんでるんだから。最初に俺が舐めてやったろ。  
ん…?  
 
「お前ら?」  
「なんだ?」  
「なんで使わねえんだ?」  
「いや、だって…」  
「由夢。お前からもお願いしな」  
「…」  
言うこと聞かねえな。口じゃこう言ってるけど、由夢は喜んでるんだぞ?だって…  
 
「ひうっ!」  
「ほら、ぐちゅぐちゅ言ってるだろ?濡れ方足りないならココ捻りゃあ…」  
「んんっ!」  
「水洗トイレのボタンみたいなもんだ」  
こうやってゴシゴシやれば幾らでも喜ぶんだ。クリトリスなんてモンじゃないな。  
女なのに、こんなに元気なんだし。  
 
「はぁ…ぁっ」  
「ほら、良い声だろ?…由夢。お願いしろ」  
「…」  
「由夢!」  
 
「…わ、私は…朝倉…由夢は…」  
 
さくらさんの言った通り、朝倉の血は…  
 
「い、今から皆さんの…おトイレになります…」  
 
 
こんなモンらしい。  
 
「す、既に使用済みですが…」  
「広げて挨拶しろ」  
「…っ」  
 
「どうぞ皆さんで…お使い下さい…」  
 

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