「人形みたいだな…」  
「ホントだな。うんともすんとも言わねえ」  
白銀の髪と透き通る黄土の瞳。小さな唇は一文字に結ばれたまま動いていない。  
肌も白かった。艶やかとも思えるその色はなんとも艶めかしく、服の下にある部分を想像して男達は興奮していく。  
「…寒い」  
「…は?」  
「ここ…どこ?お兄ちゃん達…だれ?」  
明らかに困惑した風の、少女の目。同じように男達も困惑気味となった。  
「どうしたんだ?コイツ…」  
「さあ…?状況がわからなくなってるみたいだな…」  
「お兄ちゃん達…だれ?」  
問い掛けてくる少女の瞳はいたいけでいじらしいが、残念ながら男達の興奮材料にしかならない。  
無垢な少女を犯すと考えただけで、男達の股間には徐々に血が集まっていく。  
「どうする?」  
「…試してみるか」  
「はあ?」  
何か閃いた風の男が、杏に近づいた。なんの抵抗もされる事なく、男は杏の側に腰を下ろす。  
その笑みがいやらしいものである事に、杏は気づいていない。  
「お嬢ちゃん?」  
「…なに?」  
「お嬢ちゃんは、ここがドコだかわからないだろう?」  
「…うん」  
「お嬢ちゃんは、自分の家がわかるかい?」  
「…思い出せない…」  
 
杏は、真剣にその問いに答えている。杏の記憶の中で、我が家と言うものは極めて薄い存在であり、そうすると杏の記憶の中の我が家とは、もう存在しないのかもしれない。  
男はまた口を開く。  
 
「そうだろう?だから俺達が助けてあげたんだよ?」  
「…助けてくれた?」  
「そうだ。君にごはんを食べさせて、寝る所を作ってあげたんだ」  
「…」  
「君の名前は?」  
「…杏」  
「じゃあ杏ちゃん、お願いがあるんだけど?」  
「なに?」  
「ここは俺達の家でもあるんだ。だから杏ちゃんはココに住ませてもらってる」  
「…」  
「だからって追い出そうってもんじゃない。ただ…」  
「…?」  
「俺達の言うことは、何でも聞くんだ」  
 
「マジかよ…」  
「ああ…マジだ」  
「…脱いだよ?」  
杏は、従順だった。男の言ったこと全てに納得し、言われるがままに従った。  
さっきの男の要求にも。  
「俺好みの体だな」  
「…ああ、膨らみかけの感じの胸…たまんねぇ」  
最後の、下半身を隠す布一枚を残し、杏は全身を男達の前に見せる。  
細い首筋、小さな肩、シミ一つないような白い肌。それだけでは無い。  
少しだけ膨らんでいる胸と、その先のかわいらしい突起はふるふると震え、杏の意志とは関係なく誰かに触れられるのを嫌がっている様だ。  
「あ〜!イジメてやりてぇ」  
「まあ待てよ…わざわざ下着一枚残したんだから…色々楽しみ方あんだろ?」  
杏は胸を庇うような素振りを一切見せず、正座したまま男達を見ている。少しだけ頬が赤らんでいるのは本能的な恐怖からだろうか。  
胸をなぶられ、犯される事、そんな事を今の杏は想像していない。  
 
「脱いだよ…どうしたらいい?」  
何をされるかわからないまま、杏は男達の言葉を待っていた。  
言いなりになると言う事に何の抵抗も見せない。最初から玩具の様な杏に、男達は思い付いた命令のどれを聞かせるか選別していく。  
「最初の内だけだよな?綺麗な身体ってのは…」  
「そうだな…なんか最初の内は…緩めに…」  
「でも…」  
相談を止め、杏の様子をもう一度確かめる。その身体は自分達の蹂躙を待っている様にしか、男達には見えなかった。  
いつ爆発するかわからない欲望を考えれば、最初から過激な事をしてしまうかも知れない。  
そう考えると、男達の思案は深まっていく。  
 
「い、いいなりになるんなら…」  
「な、なんだ?」  
「た、たとえばオナらせるとか…」  
「そ、それじゃ俺達気持ちよくなれねえぞ?」  
「馬鹿!杏ちゃんは濡らす、俺達は興奮する、一石二鳥じゃねえか!」  
「あ…そうだな…」  
「お前言葉責めが好きだったろ?実況させるとかな…」  
「それはいいな…」  
「ああ。俺の中の>>802番目の神が導きだした」  
「そうか。結局下着一枚残した意味はねえが…」  
「神が言ってるんだ」  
「そうだな」  
 
布団の上で杏は正座を続けていた。男達がゆっくりと近付いてくるのを目で追い、目の前に腰を下ろすのを見届けてから視線を少し下げる。  
「杏ちゃん?」  
「なに?」  
「杏ちゃんは、オナニーって知ってるかな?」  
「お…なにー?」  
「知らないのか…?」  
「…うん」  
申し訳なさそうに俯く。それを見て男達には少しだけ罪悪感が芽生えたが、欲望の強さにはなんの変わりも無い。  
「杏ちゃんは女の子だよね?」  
「うん…」  
「杏ちゃんの一番大事な場所はどこ?」  
「…わからない」  
「俺達が教えてあげるよ」  
男の一人が杏の後ろに周り、腰を掴んだ。杏の体は軽々と持ち上げられ、浮かせられた腰の下着に、もう一人の男が手を掛ける。  
「じゃ…脱がすよ?」  
「うん…」  
抵抗どころか、杏は自ら腰を浮かす手伝いをして、男のされるがままに下着を取られていく。美しい脚をつたい、最後の布は取り払われていった。  
「杏ちゃん、脚開いて」  
「ん…」  
小さな体の割には美しく、細長い脚を肩幅程に開いて、男達に惜しげもなくその中心を見せた。  
 
「こ、ここなんて言うかわかる?」  
「…せいき」  
「あ、はは…そうだよ…」  
本物を、初めて間近で見て、逆に男が動揺してしまった。  
 
産毛に近い陰毛は、隠さなければならない裂け目を隠していない。地毛が白いせいもあるのか、その立てスジは少女そのものだった。  
柔らかそうな肉はぽってりとして粘膜を隠している。が、その肉は間もなく開きっ放しになる事だろう。  
粘膜が見えないのは、処女の証だろうか。割れ目からかすかに覗く裏の唇は、いやらしく見えた。  
 
見とれてしまった自分を取り戻し、男は説明を始め直す。  
「ココが杏ちゃんの大事なトコなんだよ?」  
「…大事?」  
「そう。ココを使って杏ちゃんは俺達と仲良くなるんだ」  
「仲良くなるの?」  
「そうだ。杏ちゃんがいっぱいココを使ってくれれば、男達と沢山仲良くなれる。おまけに気持ち良くなれる」  
半ば催眠のように、男は杏を諭していく。今、居場所のわからない杏にとって、優しく接する人間は魅力的に見えた。  
抵抗する気もなく、従う事に疑問も持たなかった。簡単に男の言うことを信じてしまう。  
 
 
「…使って」  
「ん?」  
「せいき…使って…」「え?」  
「私…仲良くしたい…」  
杏は自分のソコを、仲良くなる為の道具として捉えた。  
 
「杏ちゃん、自分で弄ってごらん」  
男の趣向を満たす為の命令は、杏にとって何の抵抗も無かった。性への知識はほぼ欠落しているのだ。ここに快楽の一押しをすれば、杏は簡単にその快楽にハマっていくだろう。  
繋がれた鎖の音をチャラチャラとさせながら、杏は男達の言われた通り、もくろみ通りの体勢となって、男達の目を惹きつけていく。  
柔らかい股を大の字に開き、二つの脚の付け根の中間にあるモノを見せる。男達の捌け口となるべく開発されるソコはまだ、薄桃色の鮮やかさを持っており、目にも美しかった。  
 
「おお…」  
男の一人が喜びの声と同時に息を飲む。杏は細く白い指の一つ、人差し指をしっとりと濡れた穴へ差し込んだ。  
「あ…」  
親指と中指は粘膜を精一杯引き延ばし、男達にその薄桃色を見せつけ、穴には人差し指が入っていく。言われた通りに動く杏だからこそ見れた光景でもあるだろう。  
「ん…」  
その小さな指でも今の杏には苦しいらしく、ソコに自分達の欲望をたたき込めると考えると男達はまた興奮した。  
飲み込んでいく膣の動き、杏自身の液体で美しく汚れていく指が艶めかしい。  
「くっ…」  
「よ…よく解すんだ。俺達が後で良いことしてやるんだからな」  
 
杏はコクリと頷き、言われた通りの事を、自らで愛撫を、自慰を続けていく。  
「あ…はぁ…」  
「そ、そろそろよくないか?」  
「あ、ああ」  
粘膜全体が潤いを持ち始め、人差し指の出し入れの度に膣からはいやらしい音が聞こえ始めた。男の一人は手筈通りに支度をし始める。  
 
 
「あ、杏ちゃんもういいよ」  
「…?」  
「も、もういいから、ちょっと言うとおりにしてくれるかな?」  
杏は手を止め、ベタベタになった人差し指を引き抜いた。無表情は変わっていないがその頬は少し赤く染まり、息も荒い。杏自身が準備をした穴の支度も出来ている。  
男の言うがまま、杏はまた鎖をチャラチャラと鳴らし、両脚を持ち上げた。太ももの下に腕を通し、その手で粘膜を拡げさせて。  
穴は相変わらずヒクヒクと、男根の到来を待っている。  
「じゃ…行くよ」  
「ん…」  
先があてがわれただけで杏の粘膜は反応し、若干の吸い付きを見せた。そのままゆっくりと、杏の聖所が、穴へと変えられる儀式が行われていく。  
 
「ん…んん」  
「ほら…全部入った」  
恋人でも何でもない相手を貫く事に、男は何の抵抗も無い。易々と破瓜させ、杏が用意した快楽へと身を任せていく。  
 
締め付ける温もり、準備された滑らかさは男に快感を与えた。杏自身はただ言われた通りに体を動かし、懸命に中をコントロールし、男の希望通りに快楽を与えていくだけである。  
それでも反応してしまった乳首は男の目に止まり、弄ばれていく。  
「こんなにちっちゃいのに…反応しちゃって…」  
男が固くなったそれを握り潰すと、杏はイヤイヤするように体をバタつかせた、が、それだけで男に逆らおうとはしない。  
「ふ…んん」  
「このおっぱいも素敵な形にしてあげようねー」  
杏は自分の事に精一杯のようで返事はしなかった。男は構わずたっぷりと中を、乳房を、肌を味わっていく。  
「こんな可愛い娘が自由に出来るなんて夢みたいだよ」  
「あ…はぁ」  
「好きにしていいんだから…好きなだけ…出すよっ」  
「あん…あん」  
男は杏を抱え上げ、自分の上に座らせた。杏を無理やり大股開きさせ、反応しているもう一つの場所、クリトリスを指で擦る。  
「あっ…ああああ…」  
「また締まりが良くなった…杏ちゃんはそんなに欲しいの?」  
「ひっ…ひゃっ」  
「聞こえてないか…」  
男は指を下にずらし、粘膜を触っていく。  
「いや…ソコは…」  
「あれ、もう一つの穴も動いてるよ?」  
「お…おし…」  
「杏ちゃんって高校生じゃなかったの?」  
「出ちゃう…出ちゃうの…」  
「そっか…出しちゃえ」  
男はもう一度指を戻し、爆発寸前だった豆を握り潰した。  
「ひゃあああっ!」  
 
 
そして。  
 
 
 
ちょろちょろ…  
「ちょっとやりすぎたか?杏ちゃん失神しちまった」  
「お、俺の番まだだったのに…」  
「俺が掃除、してやっから起きたら好きなだけやりな」  
「…そうだな。時間はあるんだし」  
「しっかし…」  
しっかりと、汚れを知らなかった聖域からは液体が流れ出していた。同様に、その少し上の部分からも金色の液体が零れていた。  
放心状態の、杏から。  
 
 
「へ…へへ。なんか興奮するよな。こういうのって…」  
「俺も前からやってみたかったんだ…」  
男達は白磁のような杏の肌へ、マジックを走らせていく。  
「こ、この後どうすんだ?」  
「ま、まあ任せろって…」  
何度となく犯された疲労から、杏の眠りは深いままだった。  
 
男達は欲望のままに杏の体を弄び、アソコを好き放題使い、休む間なく乳首を勃たせ、もう一つの穴も開通させた。次の調教への下地を既に準備したのだ。  
杏の体の開発。それは男達にとって快楽と好奇心を同時に得られ、また、時折聞こえる杏の喘ぎ声はそれ以上の欲望も満たしていった。  
同時に男達は杏への支配欲に駆られた。これ以上の調教、また、男達の趣味通りの事を次々と杏に実施していくのである。  
そして、今夜。  
 
「ん…」  
「目ぇ覚めた?杏ちゃん?」  
「ここ…は?」  
「ウチの近くの公園の…さ」  
杏がもがくと、いつもとは違う鎖の音がした。鎖の音にかき消されてか、男の言葉は一部聞き取れなかった。  
「今から…ね?その内…よ…」  
そう言うと男は杏の目の前の扉を閉めて、その場を立ち去った。  
目覚めたばかりのせいか男の声はほとんど耳に入らず、杏はしばしぼんやり過ごした。  
 
が、少しずつ自らの置かれた状況を知り、男達の狙った不安へと杏の感情は変化していく。  
「あ…あ…嫌…怖い…」  
杏は自らの体が今、どれほどいやらしく見える姿なのか知らない。  
 
両手は、天井から下げられた鎖に、両手首を拘束した手錠をかけられて、下げられない様になっていた。全裸の杏は勿論、その乳房を隠すことは出来ない。  
乳房は杏の女の部分だ。若干控えめの膨らみとは言え柔らかく、その乳首は美しい。が、ソコは男達がイヤらしく彩りを加えていた。  
右の乳輪に沿って描かれた黒丸。そちら側の乳房には容赦なく「揉んでぇ」「触ってぇ」などが書いてあった。  
左の乳房には矢印が乳首に向かって幾つも書かれ、乳輪の辺りには「ここ、勃つよ!」と意地悪く書いてある。  
腹には下衆な形の落書きが幾つも書かれていたが、比較的少なかった。しかし、下腹部が近づくと別である。  
杏の下半身は男子用小便器に大股座りになるようにくくりつけられ、腰は少し突き出す様にされていた。  
男達に突っ込まれたせいで若干開くようになった性器は、その入り口が解るようになり、杏の意思とは裏腹に男をいやらしく男を待ち構えていた。  
男達を受け入れた結果、垂れ流しとなった愛液がそれを彩っている。  
 
勿論、落書きは過激さを増した。下腹部に書かれた矢印は全て杏の秘所を差しており、クリトリスの上部に「はめて」と平仮名で書いてある。  
クリトリスの周辺は黒丸で囲まれ、「ここも勃つよ」と細い字で書かれていた。  
太ももには様々に  
「おまんこ」  
「いれて」  
「マンコ」  
など、直球となった言葉が幾つも並べられていた。  
因みに、見えない所には「下もちょうだい」など、後ろを開発した事をほのめかす落書きもあった。  
 
杏が幾らもがいても、出来る動きは腰を突き出す程度だった。これでは、男を誘う程度にしかならない。幸いこの公衆便所は小便器も個室になっており、実際の使用者がない限り杏の姿は見えなかった。  
とは言え、鍵は開いている。  
 
「怖い…怖い…」  
杏が一人、声を殺して怯えていると、利用者の気配がした。  
この公衆便所に、小便器は3つしかない。同時に3人以上、もしくはこちらのトイレに来たらアウトである。  
 
利用者の男は、  
「その小便器の前で」脚を止めた。  
 
今、公園は深夜である。本来、この時間にここを訪れる人間など本当に限られているのだ。  
しかし、消えかけの電灯が扉の隙間から覗き、人が来ればすぐに解る静寂の中で、杏は不安に駆られていた。はっきりと他人の気配を感じてとる事ができるのだ。そして今明らかに、この扉の前に、居る。  
 
「ここ…だな?」  
男は既に、此処に何があるのか聞いている様な事を呟いた。  
杏は恐怖から、失禁しそうになっていた。今から訳の分からない人間の前で、これだけイヤらしく見せられる体を晒し、秘部を、全てを蹂躙されようと言うのだ。不安は募る。  
キイ…  
扉が開き、光の向こうから男は杏に、男子用小便器に近寄った。  
 
「まずは…普通に…っと」  
男は杏の前でチャックを下げ、まだ臨戦態勢となっていないモノを取り出す。薄暗い中で、杏の姿ははっきりと捉えれられていた。  
が、構わず男はモノを持ち、その先を普段と変わらず小便器に、今の杏の腹の辺りに向けて構える。  
「…」  
杏は黙っていた。杏にとっての恐怖が、男がはっきりと姿を見せた時、自らの尿道が緩むのを感じていた。それはちょうど、男の尿が放たれたのと同じタイミングだった。  
チョロチョロ…  
男はなんのお構いもなく小便を杏に向けて発射する。金色の液体は杏の体を伝い、杏の秘部の粘膜に触れてから滴り落ちていく。  
同時に失禁していた杏は、男を受け入れる穴の上部から小便を噴き出し、女の身体で男子用の便器に放尿をしていた。  
それは男の小便と混ざり、杏の穴の辺りへ収束し、杏の股下へと滴っていた。  
 
男は、自らの尿が杏を犯している風を見て興奮した。  
杏の股下に見えるのは、突き出ている本来の便器の部分だ。杏の背中の後ろにも、便器の一部分が見える。  
それと対比する場所に、尿が便器に溜まるすぐ上に杏の穴が存在するのだ。男を受け入れる。  
美しい体も、乳房も、落書きされて便器に括りつけられていた。  
その対比が、男を異様に興奮させた。  
杏の股から滴る尿が、新たに真下の便器に溜まっていく。  
 
「た、たまんねぇな…」  
「ひゃんっ!」  
杏の秘部に男が指を差し込むと、杏は敏感な反応を見せた。  
まだ使い込まれたと言うには美しすぎる杏の性器を、男は広げて、楽しむべき穴を確かめる。  
「便所にしちゃ…上等すぎる」  
「い…はぁ」  
自然に滲み始めた愛液を見て、男は自分のモノをもう一度取り出した。  
 
「いれさせてもらうぜ?便器ちゃん?」  
杏の大きく開かれた性器は、男を易々と飲み込んでいく。桃色の粘膜は男のために、だらしない液体溢れさせていた。  
「なかなかキツい…な」  
「ぬ、抜いて…」  
「冗談じゃねえ。俺はお前のお仕事の為にわざわざ使ってやってんだ」  
開脚された部分に股間を押し付けながら、男は次のネタを探していた。落書きは、杏の女の部分が標的にされるように施されている。  
「まずは…この小さいおっぱいからだ!」  
「ひゃうっ!」  
「まだ半勃ちじゃねえか。しっかり勃たせてやるよ」  
乳房の先に付いている突起を、乳房が伸びる程引っ張り、指で転がす。指の腹で押しつぶしていくと、コリコリと言う感触が男に伝わった。  
「いつも発情してるのがわかるように、ちゃんと勃たせるんだ」  
「くうっ…」  
「お前の体に書いてある事は使用方法なんだからな。さて…」  
再び杏の体に目を落としていくと、白い肌にかかっていた金色の雫が、杏の尻からも滴るのを見つけた。もう一つ使える穴があった事を思い出して、男はその中に指を入れた。  
「ひっ!」  
「こっちも使えるんだろ?」  
「だ、だめ…」  
「?」  
「もうずっと…出てないの…」  
尻穴の筋肉がキツくなり、指の動きを妨げる。  
 
「そうか。溜まってるなら後で出させてやるよ」  
「ひうっ!」  
あっさり指を引き抜くと、再び杏の性器を弄る。大事な部分は男の玩具になって、どんな扱いをされても液を垂れ流すようになっていた。  
「ココが小便の穴だな?…この穴で小便が出来るようになったりしてな…」  
「つ、つつかないで…」  
「そろそろ一発目だ…お前もイかせてやるよ」  
具合よく性器は絡み続け締め付け続ける。杏の目もいつの間にか虚ろになり、なすがままとなっていた。  
それを見て笑みを浮かべ、男は落書きの一つを読みあげる。  
「射精の際には…」  
「…」  
「ココを触ると喜びます。締まりも良くなります。沢山触ってください。だってよ」  
「…?」  
「皮を剥いてお使い下さい…ってな」  
「えっ?」  
その場所は充血して、自分の存在を見せ付けているようだった。  
杏の正気を飛ばす引き金でもある。  
 
男は半勃ちのそれを爪を立てて摘んだ。  
 
「じゃ…イきな」  
「…やぁぁっ!」  
クリトリスを摘まれ、杏はもがきを強くした。一段と強い締め付けで男の射精を誘う。  
「…イイぞ。うん?」  
同時に、自らの腹にかかる黄金水を見た。杏の尿道から自分の下腹部にかけられている。  
「ダメじゃねえか。便器なのによ…とにかく、出すぜ」  
 
 
溢れ出す程の精液を、杏の性器は飲み込んでいった。  
 
「それと…お返しだ」  
「?」  
「便器に小便ひっかけられたんだからな。お返ししてやるよ」  
 
杏は自らの体の中に、新たな何かが注がれているのを感じた。それが何か。少しずつ解り、顔色が変わる。  
 
杏の性器と、男の性器の繋がった場所から溢れ出す、金色の液体。  
 
「出してやるよ。便器に」  
「お…おしっこ…」  
「これで本当の便器マンコだな」  
 
ジョボジョボ…  
 
 
 
 
 

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