「ぶうう、またそんな顔して弟くんは赤ちゃん欲しくないの?」  
 えっちな事が苦手だった人が何イッテンデスカ! という俺の青少年の主張は聞いてもらえず。  
 音姉は一人、男の子が何人だの、女の子は〜とか夢の家族構成に夢を馳せていた。  
 その様子がとても微笑ましくて少し悪戯心が沸き起こる。  
 俺は指折り数える音姉の後ろに回り、その胸を軽く撫で上げる。  
「ひゃっ!? いきなり何するんですか、弟くん!」  
「未来の赤ちゃんに取られてしまう前に堪能しておこうかと」  
「えっ! ええっ!?」  
 予想以上の反応に笑みを噛み殺しながら標準というは寂しい胸を更に弄る。  
「弟くん、さっきしたばかりなのに……」  
 そんな台詞を聞きながらも身体のラインに沿って手を這わせる。  
 指先を移動させると胸の頂点は既に固く興奮してるのが分かった。  
「身体の方はもっとしたいみたいだけど?」  
「そ、それはっ……んっ」  
 最後まで言わせず唇を奪う。突然の行為に驚いたのか一度離れる音姉。  
 プハッと大きく息を吸い込む口を再び塞いで今度は舌を滑り込ませる。  
 お互いの舌と舌を絡め合わせ、くちゅくちゅと唾液が混ざる音が微かに響く。  
 長いキスを終え顔を引くと名残惜しげに唇の間に透明な橋。  
「弟くんのエッチ……」  
「まだいけそう?」  
 返事の代わりに三度目のキs  
 
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