「ん、ん……じゅぽ!じゅぽ!じゅぽ! ……ん、んふぅ!」  
「美味しい?由夢ちゃん」  
 
弟くんのペニスに顔を埋めながら、お団子頭を激しく振り乱す由夢ちゃん。  
 
妹の髪が行為の邪魔にならないようそっと掻き揚げてあげながら私は言葉をつむぐ。  
 
「さっきまで私のお尻の中にいた弟くんのオチンチンの味は」  
「う、うあぁぁ……ゆ、由夢っく……」  
 
由夢ちゃんの口元はガチガチになった肉を根元まで咥えこみ、ビチャビチャと唾液を口から零している。  
苦味を堪えているのかその表情は涙目。  
 
「耳聞こえないのかなー?由夢ちゃんは。  
 
お姉ちゃんと弟くんがえっちしてたのを物欲しそうに見てたから参加させてあげたのに、  
返事してくれないならもう弟くんを取り上げちゃおうね」  
 
「はむ……お、お姉ちゃん……あむ……お……美味しい……です。ちゅ、ちゅぷ!ちゅぷぷぅぅ!」  
 
私の目をじっと見つめ、たいせつのなモノを奪われたないように由夢ちゃんは口の吸引を強めていく。  
ほっぺをぺコッとへこませて、まるでペニスを飲み込もうとするほどジュブジュブと口深くまで咥え込む。  
 
「とんだ変態さんだね……弟くんもそう思うよね」  
「う、うおぉぉ、す、すごい由夢! こんなすごいのどうやって覚えて……も、もう他の誰かと経験済みだった……のか」  
 
「そ、そんな事……」  
心外な言葉を聴かされて、ショックを受けた由夢ちゃんの顔色がサッと変わった。  
 
「 由夢ちゃん、性に無頓着そうに見えて裏では色々人気者みたいだから。  
こんなHなフェラチオ、男の子に調教されなきゃ覚えられないもん……ね?」  
 
妹をさらに追い詰めて、自分でも酷い姉と自覚してる。でも ……気に入らない。  
 
尊敬してるお母さんの跡を継ぎ、正義の魔法使いとして普段、優しい優等生、  
出来た姉でい続けるには。お母さんを虐めて過労死させたあの女と同じ顔の存在が私を狂わせた。  
 
「まあたお口が止まってるよ。弟くんがイケなくて可哀想じゃない!」  
「!?ぐっ!ごほっ!じゅぶ!じゅぶぶぅぅ!あむ…………じゅ、じゅろろろろ!!!」  
 
いきおいよく由夢ちゃんの頭を上から押さえつけ弟くんのペニスを無理やり吸いませる。  
それは弟くんと関係してから二人で見た、アダルトビデオでやってたイマラチオと呼ばれるようなこと……。  
 
男の人は気持ち良いいだけだけど、女の人の気持ちも苦痛も全く無視した行為。  
二人で気持ちよくなるためではなく、女の人を道具として使うだけの責め。  
 
もし自分がやられたら、弟くん相手でも苦しさで耐えられない。  
 
それを由夢ちゃんは、何度も蒸せたり、吐き出しそうになりながらもなんとかやっていた。  
同じ顔でっ!同じ顔なのに!あの女と同じ顔なのになんで逃げないのよ……。  
 
由夢ちゃんと同じ顔の音夢お婆ちゃんは魔法を憎み、子供の他愛無い魔法でさえ私や、お母さんを叩き罵った。  
純一おじいさんが仲裁に入るとそ知らぬ顔で逃げる。  
 
それはお母さんが死ぬまで続き、やり場のない私の怒りを果たす前に最後まで逃げ切られた……。  
 
「う、うあ……由夢、俺、もうで、でちゃ……そんなしたら、で、でるってぉぉ、あぁ!」  
 
由夢ちゃんはペニスの裏スジをチロチロと舐めあげていた。  
敏感なとこをネトネトしたものが這いまわる感触に、弟くんの腰がビクビク跳ねていく。  
 
顔を汚してあげるのもいいけど、射精直前でお預けにした方が私の復讐のためにもいいかも知れない。  
 
「弟くんの赤ちゃんの素はお姉ちゃんのモノなんだからもう唇を離しなさい。由夢ちゃん!」  
 
「ちゅぽん!……うん……口がかったるくなってきたから、さっさと出して兄さん……ちゅぽん!ちゅぽん!ちゅぽぽん!」  
 
射精直前でブルブル震える亀頭を、由夢ちゃんの口がチュポンチュポンと出したり入れたりを繰りかえしていく。  
止める様子は無い。……この子まさか!?  
 
弾力のある唇と、濡れた口内の刺激がとめどない快感を作りだし……  
私が割り込む前に弟くんが由夢の喉奥までペニスを突き刺してしまう。  
 
「ふ、ふむぅぅぅ!? ううぅぅ!……に、兄さ……んん!ふぐぅぅぅ!」  
「ご、ごめん!出すよ! 由夢の……口に!……で、るぅぅぅ!!!」  
 
弟くんのペニスが大きく膨らんだ途端!  
ドピュドピュドピュ!!!ドピュンドピュン!!!ドピュピュピュピュ!!!  
 
「んん!ん!んぅぅ!……に、兄さんの……いっぱいお口の中に……んふぅぅぅ……」  
由夢ちゃんが弟くんのミルクを唇で受けながら、トロンとした牝の顔で私を見る。  
 
由夢ちゃんに音夢お婆ちゃんの亡霊を見ながら違う事は、これは私の理不尽な復讐という事は理解していた。 
逃げない強さと、先見魔法はお母さんからの因子。  
 
「……お姉ちゃんのモノを取り上げるなんて、昔からそうだったよね由夢ちゃん。  
でも身の程を知ったほうがいいよ。飲みきれずに零しちゃって……勿体無い」  
 
由夢ちゃんの口からはみ出した精液を舐め取り、そのままキスをして吸い出す。  
私はお母さんを愛し、お婆ちゃんを憎んでいた。  
 
二人の血を引く妹を私は愛し、また憎んでいる。そしておそらく彼女も。  
「音姉、由夢……おいで」  
 
そして弟くんを愛してるのは二人とも同じ。この歪な三角関係はどこに行くんだろう。  
弟くんに寄り添いながら、じきそんな理性を快楽が塗りつぶしていった。  
 
 

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