「あ……な、なにして……」
慌てて後ろを見ると、私の目にしわくちゃにされた自分のスカートが飛び込んできました。
制服のスカートをやんわりと押し上げている臀部に、ぴったりと張り付いている手のひら……。
背後にまわっていた音夢さんの手が、私のお尻をガッチリとわしづかみにしていたんです。
「い、いや……音夢さんなにを……」
突然のことで頭の中がパニックになります。
あのまじめな音夢さんが、仮に冗談だとしてもこんなことするはずないです。
信じられない出来事に背中がゾクゾクするような感覚に包まれていきました。
「声、出さないでくださいね……こんなとこ兄さんには見られたくないでしょ?」
優しくおだやかな口調で、彼女の言葉がすぐ耳元でささやかれます。
それにはかすかに脅迫めいたようなものが感じられました。
「そんな……や、やめてくださ……あんぅ!」
嫌がる私も無視して、音夢さんはそのままお尻の肉をモミモミと揉んできました。
彼女の手のひらが動くたび、お尻の肉がだんだんとほぐれていってしまいます。
「あ、あん……や、いやです……そんな揉んだりしないで下さい……」
「ことり、意外とお尻おっきいんですね?うらやましいです……」
ほんとにそう思っているとはとても聞こえない、無感情な口調でささやくと。
彼女は私のスカートをピラっとめくり、パンティごしのお尻にまで触れてきました。
「あん!……ス、スカートの中まで……」
「へぇ、ピンクですか?私はてっきり黒とかだと思ってました……」
「そ、そんなエッチなの……私は履きません……」
「どうでしょう……この体で兄さんをたらしこんだ女の子ですもんねぇー?」
嫉妬たっぷりの笑顔を私にぶつけながら、音夢さんは更にお尻の手を動かしてきます。
大きさをたしかめるようにサワサワと撫でてくると、そのままお尻のわれめにまで指を潜りこませてきます。
「あ、だ、だめ!……そこはダメで……あぁ!」
言葉を言い終える前に、彼女の指先がお尻の穴に触れてきました。
ショーツの布越しからグリグリと指先をこすり付けてきて……。
それだけでは飽き足らず、ショーツのワキから直接イケナイ穴に触れてきてしまいます。
「んぅぅ!……い、いやぁ……そこは汚いです……」
「いえいえ♪……学園のアイドルとまで言われている方に、汚いところなんてありませんよ……♪」
ニッコリとした笑顔で嫌味を言いながら、彼女はネチネチとお尻の穴を攻めてきます。
長い指でツンツンツンっと何度も何度も突ついてきて……。
ある意味女の子のほうを触られるよりも恥ずかしいところを、鳥がついばんでくるようにいやらしく刺激してくるんです。
「あぅ!あ、あ、あん、んんぅ!ダ、メ……ダメですそんな触ったら……あ、あはぁう!」
「ダメダメ言うわりには、何かヒクヒク動いてますよ?……ことりはここが感じちゃうんですか?」
「ちがいます……か、感じてなんてない……ないんです……」
お尻が感じる娘だなんて言われ、それを認めたくない私はイヤイヤと首を振りました。
しかしそのか弱い少女のような仕草が、音夢さんには余計にイラつきを感じさせたらしく……。
「っ!……いつまでも…………かわいいアイドル気取ってんじゃないわよ!!!」
彼女はピクンっとまゆ毛を吊り上げると……指をお尻の穴に入れようとしてきたんです。
「あう!?……あ、あぁ!い、痛い!」
いまだ何かを受け入れたことのない狭い穴に、細い指先がズプッ!と入り込んできます。
とっさに受け入れないようにとお腹に力を入れますが、それでも音夢さんは強引に力を入れて指を挿入してきてしまいます。
「ひゃうっっ!!!あ、あぁやめて……は、入りません……あ、あぅんぅぅぅっ!」
そのまま指先がズブズブと入り込み、ついに長い指が半分以上お尻の穴に入ってきてしまいます。
何かクイを打たれたような、熱いものがお尻の中を駆け巡ります。
「い、いやいやぁぁぁ……ぬ、抜いてくださ……い……」
「だめですよ……だってあなたは、お尻で感じるスケベな女の子なんですからねぇ!!!」
ムキになった声を出して、音夢さんはそのままお尻の穴の指を激しく出し入れしてきました。
直腸の中をまるで生き物が出入りするように、ニュルニュルとそれが動いてきます。
その感覚から逃れたいばかりに、おもわずお腹に力が入っていきます。
「ふん!やっぱりいいんですね……こんなに私の指を締め付けてるじゃないですか!」
「ち、ちがう……ちがうんです……わたしお尻がいいなんて……そんなエッチな子じゃ……」
「嘘!!!あなたはお尻を触られるのが好きなんですよ……アナル大好きの変態アイドルなんですよぉ!!!」
ふたたび声を荒げると同時、彼女の空いた左手がお尻をわしづかんできます。
「あはぁ!……ね、音夢さん……」
「汚らしい……このお肉で兄さんを誘惑して!この穴で兄さんを咥え込んで!不潔不潔不潔!!!」
叫び声になりながら、音夢さんは激しい嫉妬心を私にぶつけてきます。
その感情を表すように、5本の指がグニャグニャとお尻に食い込み、お尻の指がジュブジュブジュブ!っと根元まで差し込まれていきます。
「あ、あ、あ!い、いやぁいやぁぁぁ……やめてぇ!音夢さん!やめてくださいぃぃ!」
両腕をもう一人の少女に掴まれている私には、ただ身をよじり痛みから逃れようとすることしかできません。
でもその仕草はまるで音夢さんにもっとして欲しいような……お尻をイジメて欲しいようなおねだりにも見えてしまうんです。
「は!ずいぶんと卑猥な仕草をしますね……お尻を振ってねだるほどして欲しいってことですよねぇ!」
「うぅ……ち、違います……これは……あ!?い、いやぁぁぁ!」
慌てて否定しようとした言葉が、音夢さんのした次の行動で悲鳴に変えられていきます。
彼女の手が、私のお尻を包んでいた布。
ピンク色のショーツをおもいきり掴むと、それを上に向かって引っぱってきたんです。
「ほぉら!このお尻はこんなにおっきいんですよことりぃぃ?こんな……パンティからはみ出ちゃうくらいにねぇ!!!」
ギュゥゥゥっ!と上におもいきり吊り上げられ、まるでTバックのようにお尻の谷間に食い込んでいくショーツ。
圧力に耐え切れなくなり、左右からブルン!ブルン!と二つの尻肉がはみ出てしまって……彼女の言ったとおりその大きさが強調されてしまいます。
「あぁぁ、だ、だめぇだめです!……そんなことしちゃ……は、恥ずかしい……」
あまりの羞恥と屈辱に、自分の顔が真っ赤になっていくのを感じます。
お尻の肉はギュウギュウとショーツに締め付けられて、痕がついてしまいそうなほど食い込んでいます。
「にゃはははは♪音夢ちゃん、ちょっとやりすぎじゃないのー?」
私のその痴態を見て、目の前の少女がキャハキャハと笑い出します。
その小さな手で私の両腕を掴み、逃げられないようにと戒めている彼女はこの異常な情事を、ただ楽しそうに見ているだけでした。
「お、おねがい芳乃さん……音夢さんを止めて……やめさせて下さい……」
朝倉君への愛がそのまま嫉妬に変わっている音夢さんに、もはや私の言葉なんて届くわけがないです……。
わらにもすがる想いで、私は目の前の小さな少女に助けを求めました。
彼女なら、まだ音夢さんほどは私を恨んでいないはず。
いつも無邪気な子供のような仕草を見せているこの子なら……私を助けてくれると思ったんです。
「…………いやだよ」
胸を引き裂かれるような、無慈悲な四文字の言葉。
私の言葉をあっさり拒否すると、芳乃さんはニヤリっと魔女のように口もとを歪めました。
「ボクのお兄ちゃんを寝取ったスケベアイドルなんか……助けるわけないでしょ?」
「う……そ、そんな……」
唯一助けてもらえると思っていた相手からの、突き放される言葉。
それどころか彼女は、私の胸元に手を伸ばしてきたんです。
「にひひ♪……お尻だけじゃなくて、こっちもおっきいよねぇ?キミは……♪」
イタズラっぽい顔をしながら、彼女は私のおっぱいの大きさを確かめるように指を這わせてきました。
そしてその目的であった場所を探し当てると……キュゥっ!と敏感なところをつまんできたんです。
「きゃふっ!……あぁ、そ、そこは……!」
「あれあれぇ?なんかちょっと硬くなってるにゃー?」
わざと恥ずかしいことを口にして、彼女は服の上からでも痛いほどに乳首をつまみあげてきます。
親指と人差し指、二本の小さな指がキュッキュッキュッと何度も何度も敏感なところを刺激して。
時折ギュウ!っとひっぱるようにしながら、まるで乳首で遊ぶかのようにいじりまわしてきます。
「い、痛い!……そ、そんなしたら取れちゃう……おっぱい取れちゃいますぅぅ!」
「ん〜、でもなんか気持ちよさそうだよ?こんなピンピンにしちゃって……ほんとは感じてるんじゃにゃいのー?」
「か、感じてなんて……ないです……」
そう自分に言い聞かせるようにしながら、私は彼女の問いかけを否定しました。
でも本当は……あきらかに痛みとも違う、何か熱いものが体を包んできていて……。
それが頭の中をとろけさせる様に、私の思考をかきまぜてくるんです。
「もしかして……ボクみたいなちっちゃい女の子にイジられてるって思ったら……イケナイ気分になっちゃった?」
そんな卑猥なことを言いながら、彼女は私の制服を掴むとそれをめくりあげようとしてきました。
「!?……あ、あぁ!や……ぬ、脱がさないで……!」
慌てて押さえようとしましたが、彼女はその小さな体とはおもえないほどの力でガバっ!と上着をめくりあげてしまいました。
いまだ音夢さんに掴まれているショーツとお揃いの、ピンク色のブラジャーが外に露出されます。
「ねぇ、どうなの?……ボクにおっぱいいじられて興奮したんでしょ?」
芳乃さんの心にまで入り込んでくる卑猥な言葉に、私はもう抵抗する力すら入らなくなっていました。
それをいいことに、彼女はそのままブラジャーまでをピラっと捲りあげ……むきだしの乳首をつまんだんです。
「小学生にイタズラされてるみたいで……それで乳首こんなになっちゃったのかにゃ?ねぇ?ねぇ?」
ねぇという言葉に合わせるように、指先がピンピンピンっ……とリズミカルに乳首をはじいてきます。
「あはぁん!あ、あ、あん!……ダメぇ、ダメぇぇ……」
かすかな痛みと快感が交じり合いながら、私のピンク色の乳首がおもちゃにされていきます。