ことり「ねぇ、工藤く・・・じゃなかった・・・叶ちゃん。これから、うちに寄っていかない?」  
叶「・・・・・・うん♪」  
 
二人きりになるといつもことりは私に対して、女の子として接してきていた。  
クラスメイトでは唯一私が女の子だということを知っていることり・・・・・・なんでバレちゃったのかはわからないけど、事情を話したらちゃんと私の家の事情を理解してくれたんだよね・・・。  
学校でいつも男の子のふりをして生活している私にとって、ことりといるときだけは・・・自分を隠す必要がない本当の私でいられる、安らげる時間。  
 
ことり「はい♪・・・紅茶で良かったかな?」  
叶「うん・・・ありがとう、ことり♪」  
 
ことりの部屋に上がってしばらくして、彼女が紅茶の入ったカップを二つ持ってきてくれた。  
彼女の手から差し出されたカップを手にとって、そのまま口元に運ぶといい香りが鼻先に伝わってくると同時に温かい液体が口内に流れ込んでくる。  
そのままその液体をゴクリと飲み込む。  
 
ことり「ふふ♪・・・・・・ふふふ♪」  
叶「?・・・・・・どうしたのことり?・・・なにが・・・・・・おか・・・・・・し・・・」  
 
カラン!  
急にクスクスと笑い出したことりに問いかけようとしたその瞬間、私の体から力が抜けて、  
手にもっていられなくなったカップを床に落としてしまう。  
(な・・・なに・・・・・・?体に力が・・・・・・はいらない・・・)  
体がかすかに震え始めて、私はそのまま絨毯が敷いてある床に倒れてしまう。  
 
ことり「ふふふ♪・・・・・・薬が効いてきたかな?」  
ことりがそんなことを口にしながら、うつぶせに倒れている私の体を抱き起こして、頭を自分の膝の上に乗せる。  
あおむけになった私の視界に、怪しい光りを放っていることりの大きな瞳が写り込んでくる。  
叶「こ・・・ことり・・・・・・く・・・薬って・・・なに・・・?」  
 
彼女の右手がゆっくりと目の前を通りそのまま私のほっぺにあてられて、いとおしそうに撫でられる。  
ことりの手の体温はとても温かく、まるで私の身も心も溶かしてしまうような危険な感じがした。  
 
ことり「ふふふ・・・叶ちゃんかわいい・・・」  
叶「な、何するの?今日のことり・・・・・・なんだか怖いよ・・・」  
ことり「叶ちゃんに・・・ちょっとイタズラしちゃおうかなぁって思って。・・・体、動かないでしょ?でも意識はちゃんとしてるはずだから・・・かわいい声で鳴いてね♪」  
 
彼女の言うとおり、抵抗しようとしても私の体はまるで言う事を聞いてくれない。  
微笑みを浮かべたままの彼女が、仰向けに倒れている私に自分の顔を近づけてきた。  
うっすら濡れている綺麗なくちびるが、私の視界いっぱいに広がって・・・そのまま・・・。  
 
叶「んむぅ!・・・・・・ん・・・んんん・・・・・・・!?」  
ことり「あ・・・あむぅ・・・・・・んん・・・・・・」  
 
身動きの取れない私の唇はあっさりとことりに奪われてしまい、柔らかいくちびるの感触が広がる。  
唇と唇が絡み合い、彼女の舌が私の口の中に入るか入らないかのところでチロチロと動き回っている。  
(・・・うそ・・・私・・・今ことりとキスしてる・・・女の子の唇って・・・こんなに柔らかいの・・・)  
生まれて初めてのキスに心臓がドクドクと激しく脈を打ち始めて、体温がだんだんと高くなっていくのを感じる。  
しばらくして、ことりの唇は私の口から離れて、お互いの唇の間に唾液のアーチが出来た。  
 
ことり「ふふ♪叶ちゃんのファーストキス・・・奪っちゃった♪」  
叶「んん・・・ダメだよ・・・ことり。こんなの、女の子同士でキスなんて・・・変だよぉ・・・」  
ことり「女の子同士のキスが変?じゃあ・・・女の子なのに男の子の格好をするのは変じゃないの?」  
叶「そ・・・それは・・・・・・」  
 
言い返せない言葉を言われて目線をそらした私を見て、今度は彼女の指が私の制服のボタンを一つ一つ外していく。  
ボタンが外れるプチプチという音に自分の服が脱がされていることを実感して、私の羞恥心が更に高まっていく。  
 
叶「え・・・えぇ!・・・ことり・・・やめて」  
ことり「毎日、この男の子の制服を着て学校に行って・・・。仲のいい朝倉くんや杉並くんに、自分が女の子だってことを隠して・・・だましてるなんて・・・・・いけないんだぁ・・・」  
叶「だ・・・だってそれは・・・・・・。あ・・・あぁぁ・・・」  
 
彼女は言葉で私の心を責めながら、慣れた手つきで制服の上着を脱がしてしまった。  
そのままワイシャツもはぎ取られ、白いブラジャーにまで手をかけられ上に向かって捲り上げられる。  
ブラジャーの圧力から開放された私の胸がプルンと揺れ、今まで誰にも見せたことがない膨らみがことりの目の前にあらわになってしまう。  
 
叶「あ!・・・・・・み・・・見ないで」  
ことり「恥ずかしがることないのに・・・♪ふぅん・・・男の子の格好はしてても・・・ちゃんとおっぱいは膨らんでるんだねぇ・・・」  
 
感心したように言い放つ彼女の両手が、その小さめの私の乳房を鷲掴みにする。     
10本の指がその柔らかさと大きさを確認するように、まるで男の子のような手つきでいやらしく揉みあげてくる。  
 
叶「あん・・・そんなに触っちゃ・・・ダメぇ。・・・変な気分に・・・なっちゃうよぉ・・・」  
ことり「柔らかぁい・・・ちゃんと感度もいいんだね♪・・・それにピンク色の小さな乳首で・・・。ふふふ・・・・・・食べちゃおっと♪」  
 
そう言ってことりは膨らみの中心にある突起を躊躇せずに口に含む。  
突然の刺激に体が一瞬ビクンと反応して、もどかしいようなくすぐったさに私は体を左右によじる。  
 
叶「やぁん!・・・・・・く、くすぐったい・・・」  
ことり「あむ・・・んん・・・ふふふ・・・もうこんなにピンピンに立ってきちゃってるよ?もしかして私より乗り気なんじゃないの、叶ちゃん?・・・あむ・・・ピチャ・・・ピチャ・・・」  
叶「乗り気なんかじゃないよぉ・・・。ことりのいじわる・・・あぁんん・・・噛んじゃダメぇ・・・」  
 
さっきまで唇に感じていたことりの舌が、今度は私の乳首をまんべんなく舐めまわしている。  
表面がザラザラしたその舌の感触に、かすかなくすぐったさと心地よさを感じて、私の口からは喘ぎ声ともとれる甘い声が漏れてしまう。  
 
叶「・・・ハァ・・・ハァ・・・も・・・もうダメ・・・私ダメだよ・・・ことり」  
ことり「ん・・・何がダメなの?もう我慢できないってことかなぁ?・・・こっちもして欲しいの?」  
・・・・・・クチュ・・・・・・  
叶「あ!・・・・・・」  
 
彼女の右手が私の下半身に伸ばされた瞬間、部屋の中に水っぽい音が響き渡った。  
その水音は、すでにいやらしい液体で濡れ始めている、私の女性器とことりの指が触れ合った音だった。  
 
ことり「うわぁすごい・・・。もう濡れてきちゃってる・・・・・・お漏らししたみたい」  
叶「ちがう・・・。私お漏らしなんて・・・してない・・・・・・やあぁぁ・・・」  
 
ことりの指先が割れ目の形に合わせて上下に動く。  
やめさせようとしたくても体は言う事を聞いてくれず、ただされるがままに女の子の大事な部分を蹂躙されている。  
相手はことりなのに、まるで大好きな男の子にされているように私の割れ目からは、淫らな液体が溢れ出てきてしまう。  
 
ことり「・・・叶ちゃんのここやらしい・・・♪こんなにヌルヌルした液いっぱい出しちゃって・・・ほら?聞こえるでしょ?」  
 
そう言ってことりはわざとその音が大きく聞こえるように人差し指と中指で愛液と空気を混ぜ合わせて激しく上下に動かす。  
クチュ!・・・・・・クチュ・・・チュ・・・・・・クチュゥゥ・・・  
 
叶「そんなに音させないで・・・は、恥ずかしいよぉ・・・」  
ことり「でも・・・エッチな液を出してるのは叶ちゃんの体なんだよ?・・・すごく感じやすい体なんだね・・・。やっぱり、毎晩朝倉くんのこと想って・・・ここをいじってるから?」  
叶「・・・・・・・・・!?」  
 
ふいに本当のことを言われて、私は言葉を失ってしまった。  
ことりの言うとおり、私は眠る時に毎晩ベッドの中で彼のことを・・・朝倉くんのことを想って自分を慰めていた。  
 
叶「そ、そんなこと・・・してない・・・」  
ことり「嘘つき・・・私には全部わかっちゃうんだから♪・・・朝倉くんのこと・・・好きで好きでたまらないんでしょ?」  
叶「・・・・・・う・・・・・・」  
 
大好きな人への想いまで彼女に知られているのを感じて、私の顔は更に真っ赤になってしまった。  
それを見たことりは更に指の動きをエスカレートさせて、細い指先を今度は膣内の中に進入させようとしてくる。  
 
叶「痛!・・・い、痛い・・・・・・指入れないで・・・」  
ことり「もう遅いよ・・・。見て・・・私の中指・・・叶ちゃんのいやらしいあそこにどんどん入ってっちゃう・・・ほぉら・・・」  
叶「あぁぁぁ・・・・・・やだぁ。入っちゃダメ・・・ダメぇ・・・」  
 
嫌がる私の言葉とは対照的に、分泌された愛液が潤滑油になってしまって、ことりの中指がズブズブと飲み込まれていく。  
指が第二関節ほどまで飲みこまれた辺りで、何かに遮られるように膣内への進入がピタリと止まる。  
 
ことり「あ・・・指の先に何か当たってる♪これ・・・叶ちゃんの処女膜だね・・・・・・ふふふ♪このまま破っちゃってもいい?」  
そう言ってことりが膜の表面を指でかき回すように上下に動かし始める。  
叶「ダ、ダメ!・・・おねがい・・・それだけはやめて・・・破っちゃやだぁ・・・指でなんてやだよぉ・・・・・・」  
(やだ・・・それだけは・・・女の子にされたくない・・・一番好きな人にあげたい・・・)  
 
ことり「ふーん・・・朝倉くんにバージンあげたいんだ?・・・かわいいね♪・・・ちょっと残念だけど、今日はこのままイかせてあげるね・・・」  
 
気づいたら私はもう彼女の愛撫に反抗せずに、ただその快楽に身を委ねてしまっていた。  
今まで中指だけだったことりの指に人差し指も加わり、二本になった指の刺激に下半身には、刺すような痛みともとれる快感が競り上がってくる。  
 
叶「・・・ことり・・・わたし・・・わたしもう・・・・・・」  
ことり「いいよ・・・イっちゃっても・・・。女の子に大事な部分いじられて・・・イっちゃいなよ♪」  
とどめとばかりに、親指で割れ目の上のクリトリスを捏ね回される。  
その瞬間、体中に電撃が走るような激しい快感を感じて私の体が絶頂を迎える。  
叶「あん!・・・あ!あ!・・・・・・・・あぁぁぁぁぁぁ!!!」  
体がビクビクと打ち震えて、私の頭の中はそのまま真っ白な意識に包まれた・・・  
 
 
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叶「ん・・・まだなにか体が変な感じする・・・。」  
ことり「ごめんね、叶ちゃん可愛いかったから。我慢できなくて、ついイタズラしちゃ  
った♪でも・・・気持ちよかったでしょう?」  
 
さっきの情事で乱れた私の黒髪を、ことりがブラシでとかしながら聞いてくる。  
 
叶「そ・・・そんなことないよ・・・もう、ことりったら・・・」  
ことり「ふふふ♪今度は朝倉くんも混ぜて・・・三人でしようか?朝倉くんと叶ちゃんが愛し合ってるとこ・・・見てみたいし・・・ね?」  
叶「な・・・何言って・・・・・うむぅ!」  
 
反論しようとした私の言葉は、急に接近してきたことりの唇に塞がれた。  
そのまま腕を背中に回され抱きしめられ、私の頭の中はふたたび先ほどの甘美な雰囲気に包まれてしまった。  
 
終  
 

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