ガタンゴトン……ガタンゴトン……。
線路の上を走るたび、その特徴的な音をさせながら車内が揺れています。
この時間はちょうど込む時間なんでしょうか、通勤帰りでスーツを着た人や、私と同じように制服を着た男女で、電車の中は満員状態でした。
溢れる人でギュウギュウ詰めの中、私はドアに体を押しやられながら……窓枠から外の夜景を見つめていました。
(もうこんなに暗く……瀬場さん……心配してるだろうな……)
私は今日、学校が終わった後に、初音島唯一の駅から本土の方に出かけてました。
生まれて初めて電車に乗る……しかも、私だけで行くと言い出したとき、瀬場さんはとても心配そうな顔をしていました。
車でお送りします……それが駄目なら、せめて私もご一緒させて下さい……。
そんなことを何度も言いながら、とても私のことを心配してくれた……。
(ごめんなさい、瀬場さん……これだけは、どうしても……自分の力……だけで……)
迷惑をかけて申し訳ないと思いながら、私は右手に持っている通学カバンに目を向けました。
その中には、プレゼント用の可愛いらしい包装がされた……小箱が入っています。
あの人に……大好きな先輩に渡す……誕生日プレゼント……です。
(先輩……喜んで……くれるといい、な……)
男の人は実用的な物のほうがいいと聞いたから……私は先輩に腕時計を贈ることにしました。
これで気にいってくれるのかな……それともやっぱり……こっちの方がいいのかな?
そんなふうに何度もお店で悩みながら、彼の手首に一番似合いそうなものを選びました。
初音島にも時計を売っているお店はあるけど、憧れの人への……特別なプレゼントですから……。
わざわざ、本土の有名な時計専門店にまで行って買ってきたんです。
(ステキなのが……見つかってよかった……早く先輩に……朝倉先輩に渡し……たい……な……)
たくさん歩き回った疲れと、急にホッとしてきたからでしょうか……私はなんだか、ウトウトと眠くなってきてしまいました。
そのまままぶたが重くなり、目の前のドアに体を預けてしまいます。
初音島は終点の駅だから……このまま眠っちゃっても……。
「んん……ん……んぅ………………キャッ!」
そうしてしばらく目をつむっていたら……突然、ふともものあたりに気持ち悪い感触が感じられました。
真っ黒なタイツで覆われた私の足を……誰かが撫でてきているような……。
まるで手で触られているみたいな感触が、後ろのふとももに感じられたんです。
「え……え、え……な……な、に……」
これだけ人で満員の車内です。
誰かのカバンやバック、または体の一部が当たってしまうこともあるかもしれません。
いくら初めての電車とはいっても、それぐらいなら私にもわかります。
でも……今感じているこの感触は、とてもそんな『偶然当たっている』とはいえないもので、あきらかに『それが私の体に触りたいから』とわかるものなんです。
「え……や、やめ……て……やめて、下さい……」
ドアの方を向いているため、背後に誰がいるのかはわかりませんが……とりあえず私は嫌がる素振りをみせました。
しかし、その嫌な感触は離れてくれず……続けてふとももをサワサワと撫で回すように動いていったんです。
これは……これはもう……間違いなく、人の手です。
「あ、あ……う……い、嫌……いや……」
人に触られているとわかると、急にとてつもない嫌悪感が胸をあふれてきました。
おまけに手の動きは大胆になっていき……ひざ裏からスカートのふちあたり、私のふともも全部をまんべんなく撫でまわしてくるのです。
サワサワサワサワサワ……。
「う、うぅ……お、おね……がいです……やめて……やめてくだ……さ……」
こんないやらしいことを生まれて初めてされて、私はおもわず泣きそうな声を出していました。
そして、恐怖で体が震えていく中……ようやく気づいたんです。
私の頭のすぐ後ろで、男の人の息づかいがしていることに……。
「はぁはぁ……き、きみ……すごくかわいいね?……体もこんなちっちゃくて……あ、足もキュッて締まってて……た、たまんないよ……」
背後にいる人が、頭の後ろでささやくように話しかけてきました。
声の感じからして、そんなに若くない男の人だと思います。
その人は、私の耳にハァハァと息を吹きかけながら……触った足の感触を伝えてくるんです。
「この……く、黒いタイツもすごくいいよ……この足で、おじさんのお、おちんちん……しゅりしゅりして欲しいなぁ……はぁはぁ」
タイツで覆われたふとももをスリスリしながら、知らない男の人がよくわからない言葉を言ってきます。
きっと私を、誰か他の知り合いの子と間違えているんでしょう。
こんなこと、見ず知らずの人がしてくるはず……ありません。
制服を着て背中を向けているから……他の風見学園の子と……勘違いしているんだと思います。
「やめて、くだ……さい……ち、ちがいます……あなたの、知り合いの子じゃ……私は……ア、アリス……です……」
名前を言えば、すぐにわかってくれると……そう思ったんです。
でも、そのふとももを撫でてくる手はなぜか止まらずに、徐々に上に向かってきてしまいました。
そのままスカートの中にまで差し込んできて……お尻の付け根の肉をプニプニと触るんです。
「ア、アリスちゃんっていうんだ……名前まで教えてくれるなんて……き、君も乗り気なんだね?ね?」
え……?……のり……き……?
名前を言ったのに、私はこんなことされたくないのに……男の人はとても嬉しそうにしながら、息を荒くしていきました。
ついにその手がすっぽりとスカートの奥にまで入れられ、フルフルと震えるお尻に這わせられました。
白いパンティと黒いタイツ、二枚の布にピッチリと覆われた私のお尻を……知らない男の人が触ってきます。
「あ!……う、う……い、いや……おしり、まで……な、なんで……どう……して……」
わからないことだらけで、私の頭は混乱していきました。
そんなこともおかまいなしに、その手はお尻の上をサワサワと動いてきます。
男の人の手のひらはとても大きくて……片手でも小さなお尻がほとんど包まれていました。
「あぁ……お、お尻もちっちゃいねー……おいしそうにフルフルふるえて……か、かわいいよ……」
お尻なんて褒められても……少しもうれしくないです。
その手はタイツごしの感触を楽しむように、わざとシュリシュリと音を立てながら撫でてきます。
手のひらが右、左、右、左と動き、真ん中の割れ目で止まったかと思うと……ムンズッ!とお尻の肉が掴まれました。
「ひゃん!……あ……あ、あ……いや、いや……」
おもわず出てしまった悲鳴も……電車が走る音に全てかき消されていきます。
お尻を掴んできた手はわきわきと動きだし、モチモチしたお尻のお肉を揉みこんできます。
モミモミモミモミモミ……。
「あ…あ…あ……そ、そんな……もんだり……しないで……くださ……あぁぁ……」
「はぁはぁ……や、やわらかいなぁ……とってもプニプニしてて、や、やわらかいよぉ……アリスちゃんのおしり……」
やっぱり、電車の音で聞こえていないんでしょうか……私の言葉を全て無視して、その人はお尻の感触に酔っているようでした。
5本の指で左右を両方揉むように、グニグニと肉に食い込ませてきて……。
そして真ん中の中指を、お尻の穴がある割れ目に……ズブッ!と突き入れてくるんです。
「う、んんぅぅ!……や、や……だ……そこ……は……」
「こ、ここが……アリスちゃんの、ウ、ウンチの穴だね?……タイツとパンティごしにも、わかっちゃうよ……はぁはぁはぁ」
その窄まりを探り当てると、男の人は更に鼻息を荒くさせていきました。
中指にグリグリと力が入れられてきて、タイツとパンティがグイグイとお尻の穴に食い込んでいきます。
それごと中に入ってしまうんじゃないかというほど……ズズズッと指が穴に突き入れられます。
「あぁ……い、いや……いや、い……や……入れて、こないで……そんな、ところに……」
どうして……どうしてこの男の人は、私のそんなとこに触りたがるの……。
汚いものが出てくる……触っちゃイケナイとこなのに……。
「はぁ、はぁ……あぁ……おじさんもう我慢できないな……こ、ここでシちゃっていい?……い、いいよね?」
お尻の穴からスッと指が離れると、その人は急にスカートを上まで捲りあげてきました。
そしてもう片方の手を腰の辺りに差し込むと……タイツのすそを下にずらそうとしてくるんです。
「え……な、なにを……やめて……おろさな……い……で……」
何を『シちゃう』のかはわかりませんでしたが……私はとりあえず脱がされるのを止めようと、必死になって体を動かしました。
あまり身動きが取れない中、なんとか手だけを後ろにまわし、その汗でベトベトした手を掴みます。
「も、もう……や、やめてくだ、さい……こ、こんなこ……と……」
「な、なんで止めるの?……だ、大丈夫だよ、周りには気づかれないように……あ、あぁ、そうか……お金が欲しいんだね?」
お金……?
お金をあげれば、知らない女の子にこんなことをしてもいいの?……………そんなわけないです。
そんなものを貰って、好きな人以外に体を許す女の子なんて……この世にいるわけないです。
「ち、ちがいま……す……お、お金なんて……いりま……」
「後でちゃんとあげるから、ね?……こんな幼い顔して……じ、焦らしてまでくるなんて……イ、イケナイ女の子だなぁ……はぁはぁ!」
手を止めようとしたことで、更に男の人を興奮させてしまって……さっきよりも強い力で、グイグイとタイツが引っ張られていきました。
本気になった男の人の力に、ピッチリとお尻を包んでいた黒い布が……パンティごと降ろされていってしまいます。
「あぁ……だ、だめ……脱がしちゃ……いや、です……あ、あぁ……」
その訴えもむなしく……お尻を覆っていた二枚の布が、ついに膝まで降ろされてしまいました。
窮屈そうにしまわれていたお肉が、プリンッと外に飛び出しながら露出されます。
こんな人がいっぱいの電車で……知らない男の人に脱がされて……私は、下半身を丸出しにしてしまいました。
「あ、あぁぁー……か、かわいい……真っ白で、ツルツルしてて……と、とってもおいしそうなお尻だよぉ……ジュルッ」
私のお尻にため息をつきながら、男の人はためらいもなくそこに触れてきました。
手のひらでプリンプリンっとお肉をはじきながら、少なめに付いている脂肪を左右に揺らしていきます。
布ごしではなく……直接お尻を触られる感触は……さっきの何倍も気持ち悪いです。
「う、うぅ……き、きもち……わるい……きもちわるい……いやいやいや……いやぁ……」
何度口に出しても、小さな私の声は届くことはなく、またその手の動きも止まりません。
吐きそうになるほどの気持ち悪さの中、私のお尻にその人の両手が添えられていきました。
そしてそのまま、左右のお尻の肉が……グイッっ!と割り開かれてしまったんです。
「ひゃあ!……あ、あぁ……う、うそ……そんなの……ダ、ダメ……ですぅ……」
お尻を見られただけでも嫌なのに……ついに谷間まで開かれて、恥ずかしいお尻の穴が見られてしまいます。
そのすぐ下にある……女の子の大事な部分までも……丸見えになっていくんです。
「あ、あー……アリスちゃんのお尻の穴とおまんこ……ど、どっちもきれいなピンク色で……た、たまんないよぉ!」
片方の手でお尻のたぶを押さえながら、もう一つの手が直接穴を触ってきました。
恥ずかしさでヒクヒクっと震えるピンクの窄まりに、そのまま太い指先がグリグリと押し当てられます。
おまけに……ときおり下の割れ目の方にまで……クチュクチュっと触れてきています。
グリ……グリグリグリ!……グリュゥゥゥ!……クチュ、クチュ、クチュゥゥゥ!
「あ、あ、あ……い……や……おしり……したも……き、きもち……わるいです……やめて……う、うぅぅ……」
恥ずかしい穴と大事な割れ目が……男の人に好き勝手に弄ばれていきます。
汚いところの穴を味わうように、指の腹が肛門のしわ一本一本にまで這わせられ。
赤ちゃんが生まれてくる、縦に一本だけ伸びた割れ目に……グチュグチュっと指が入ってきてしまいます。
「あぁ……あ、あったかいよ、アリスちゃんのおまんこ……い、いますぐここに……おじさんの、い、入れてあげるからね?」
下半身から急に全ての感触が消えて……背後からゴソゴソという布ずれの音が聞こえてきました。
狭いところから、必死に何かを取り出しているような……そんな変な音が、私の耳に聞こえてきたのです。
「……う、う……な、なに……してるん……で……!?……え……え、え……」
最後まで言い終える前に……割れ目の入り口に、何か熱い棒のようなものがグチュッと押し当てられました。
さっきの指とは違い、それは明らかに太い……太すぎるとわかるものが、大事なところの入り口を……ドクッドクッと小刻みにノックしてくるんです。
「う、動かないでね?……今、アリスちゃんのかわいいまんこに……このぶっといの入るからね?……はぁはぁはぁ……」
両手でガシっと腰を掴むと、その人はその棒を押し込むように腰を送り込んできました。
ピッタリと閉じた私の割れ目に、むりやりこじ入れてくるように……棒の先っぽが、徐々に入ってきてしまいます。
そのミリミリミリっと音がしそうなほど窮屈な感触に……違和感をともなった痛みまで感じられてきます。
「!?……い、いや……い、痛……い……なにを……いれようとして……は、はいり……ませ……ん……そんな、の!」
ほんの2、3センチ入ってきただけなのに、痛みよりも何よりも、私はそれが中に入れられることに恐怖を感じました。
私の……女の子としての本能が、これを入れさせてはいけないと……激しく拒んでいるんです。
最後の力を振り絞り、私は体をむりやりにでもよじりながら、それから逃げようとします。
「い、いや……やめて!…やめてくださ……い!……お、おねがい……です……い、いれないで……いれないで……」
小さな体を必死に動かし、つい最近話せるようになった声をできるだけ絞り出しながら……私はそれを懸命に拒みました。
しかし、男の人に固定された腰はどうしても外れずに、そのまま硬い棒がズプズプズプ……っと入り口の肉を押し開きいていきます。
「いや、いや…入って、こないで……た、助けて……せんぱい、せんぱい……朝倉せんぱ…!?…あ、あ、あぁぁ!!!」
助けを呼ぶ声もむなしく……ついに、その大きな棒がズブブゥゥゥっ!と根元まで入れられてしまいました、
途中で何か引っかかるものを破りながら……その男の人が……私の体の中に入ってきてしまったんです。
皮肉にも……大好きな人の名前を……口にしながらの……最中に……。
「お、う!うぅ!……すごくき、きつい……アリスちゃんのおまんこ……ほんとにち、ちっちゃいんだねー……ま、まるで初めての子の中みたいだよぉ……」
男の人は私の中に入れたことにとても嬉しそうです……でも、その声はほとんど聞こえませんでした。
体を引き裂かれたような痛みと、もう取り返しのつかない喪失感……。
そういったものが頭の中でグルグルと渦巻き、まるで耳がなくなってしまったみたいに……周りの声も、音も……聞こえなくなってしまったんです。
「あ……あ、あ……う、うぅぅぅ……う……ひっく、ひっく……せ、せんぱ……い……せんぱ、い……」
目から流れてきた大粒の涙が、ツツーっと頬をつたっていきました。
しかしいくらその涙を流しても、喉をしゃくりあげて泣いても……もう失ったものは戻ってきません。
そんな私の心情を知ってか知らずか……男の人は、無残にも体に突き入れた熱い杭を出し入れしてきたんです。
「はぁ、はぁ、はぁぁ!……い、いい……あったかくて……きもちいいよ、アリスちゃん……足を閉じてるからすごく窮屈で……う、うぅぅぅぅ……!」
ガタンゴトンと揺れる電車の揺れを利用しながら、男の人はその腰を前後に打ちつけてきました。
静かに小刻みに……そして速い動きがお尻の肉を打ちつけ、ピチャン!ピチャン!とエッチな音をさせていきます。
せめてもう少し足を広げられれば、痛みを押さえられるかもしれませんが……膝に降ろされているタイツのせいで、それすらも叶わないのです。
「はぁ、はぁはぁ……ア、アリスちゃん……き、君はすごくきもちいい……おまんこしてるね?……い、今までの人も、すごく喜んだでしょ?……」
「う、う、う……い、いたい……で……ぁ、あ、あ、あぁ!……いや……い、や…ぁ、あ、あ、あ、あ!」
私がいくら痛がっても、その人は手加減することなく腰をパンパン打ちつけてきます。
それによって、口から出している私の悲鳴が……規則的な別の声になってしまうんです。
まるでそうされることを喜んでいるような……卑猥なものに聞こえてしまうんです。
「あ、あ、い、や……あ、ん、ん!……いた……や、め……あ、ん!ん!」
「はぁ!はぁ!……や、やっぱり……こんなちっちゃな体して……エ、エッチな女の子だったんだね?……そんなにあえぎ声を出して……はぁ、はぁぁぁ!」
腰を掴まれていた手が……突然、私の体の前に回されてきました。
両腕のわきの下を通り、制服の胸のあたりにまで伸びてきます。
「ひ!……あ、あ、う……む、むね……さわら……な……あ、ん、ん、ん……」
お尻を突かれる動きは続いたままなので、拒む声もすぐに喘ぎ声に変換されてしまいます。
その手が、制服のボタンがあるあたりに……ガシっと掴むように押し付けられました。
制服ごしとはいえ、自分でもあまり触れたことのない胸が触られていきました。
「あ……こ、これ、風見学園の制服だよね?……め、めずらしいなぁ……この電車には普通、乗ってこないはずなのに……」
両方の手のひらが、私の胸の上でグチャグチャと動き回ります。
まだ成長途中である、硬いしこりが残ったおっぱいを……モミモミモミモミと好き勝手に揉んでくるんです。
胸のところにあるリボンが、その乱暴な揉み方でどんどん折れ曲がっていってしまいます。
「あぁ……この制服で緑のリボンってことは……ふ、付属の二年生?……アリスちゃん、じゅ、14才なの?……はぁ、はぁ、はぁ!」
おっぱいを揉みながら、興奮した男の人はハァハァと気持ち悪い息を吹きかけてきました。
そのまま顔を私の髪に押し付けながら、スーハースーハーと息を吸い込んできたりもします。
「う、う……や……せん……ぱ……い……せん、ぱ……い……うう、うぅ、う……」
私の目から……徐々に光が消えていきました。
大好きな人の顔すら……忘れてしまいそうになりながら……男の人にただ体を打ちつけられています。
ガクガクと激しく腰を揺らされるたび……頬についた涙や、股の間から出てくる液体などが……ピチャピチャ床に落ちていきます。
「ん……う、う……ん……や……め……て……やめ……あ、あ、あ……」
「はぁ!はぁ!……あぁ……な、なんか……アリスちゃんの膣、す、すごくちっちゃいから……もう……う、う、う!」
男の人は……更に腰を激しく……打ちつけてきました。
私の体はもう……痛みを含んだ全ての感覚が……消えていっているような気がします。
速まっていく動きの中……私はただ……これが早く終わって欲しいと……そう思っていました。
パンパンパンパンパンパンパン!
「あぁ、い、いきそう!……このまま中に、だ、出しちゃいそうだよ……い、いい?……今日は平気な日?ねぇ?」
そして……いっそうその棒がズブゥッ!と押し入れられると……お腹の奥のあたりに……ピタッっと押し当てられました。
中でそれが……ブルブル震えているのがわかりながら……私は……わたし……は……。
「う……う、う……うぅ……う……」
人形のように……ただ体を揺らされ……私は……首をコクコクと……上下に動かしていました。
「いいの?……い、いいんだね?……だ、出しちゃうよ?……このキツキツまんこに……このまま……あ、あ、あぁぁ!!!」
……ドックゥゥゥゥゥゥゥ!!!
お腹の中で……その棒がビクンっと跳ねて……何かが弾け飛びました。
そこから……ドクドクドクっと液体のようなものが出て……私の体の中に……入ってきます……。
ヌメヌメしていて……きもちわるい……ヌルヌルしていて……きもちわるい……。
ドクドクドク!……ドクンドクドクン!……ドクゥゥゥゥ!
「ううぅぅぅ、あう、う……き、きもちいい……アリスちゃんに……14才の女の子に……ドクドク中出ししちゃってるよぉぉ……」
私の体を……ギュゥゥゥっと抱きしめながら……その人は……とても嬉しそうに……。
この人……誰だっけ……私のこと……抱きしめてくれる人……先輩……?
…………せんぱいって……だれだっけ……。
その後のことは……あんまりよく覚えていません。
たしか……私は男の人と一緒に電車を降りて……お城みたいなキレイな建物に……連れて行かれたような。
そこで……体の色んなとこを触られたり……男の人の色んなとこを触ってあげたり……してあげた気がします。
「そ、そう……そうやって座ったままね……こ、これをこうやって……両方の足の裏で挟んで……」
「…………………」
「あぁ、い、いいー……シュリシュリ擦れるぅぅぅ……も、もっと激しく上下に……そうそう……じょ、上手だよぉ……」
早くお家に……帰りたいな……それで……先輩に会って……。
「はぁ、はぁ……ア、アリスちゃんの足コキ、とってもきもちよかったよ……おじさん興奮して……い、いっぱい出しちゃった」
「…………むんぅ……むぅ……」
「ほら、あ、あーんってお口開けて?……そう、そのまま……し、舌できれいに……あぁ、あ、あったかい……」
渡さないと……大好きな……先輩の……お誕生日に……。
「はぁ、はぁ!……あぁ!き、きつい……ギュウギュウだ……き、きもちいいよぉアリスちゃん……ハァ!ハァ!」
「……う……う……う……う……う……」
「くぅぅ!……ア、アリスちゃんは……お尻の穴もすごく、ち、ちっちゃいんだね!……おちんちん食べられちゃいそうだよぉ!」
一生懸命選んだ……先輩の腕に……とっても似合いそうな……ステキな時計……。
「そ、そこに立っててね?……アリスちゃんのお、お人形みたいな体……おじさんが、あ、洗ってあげるから……」
「………………ん……んぅ」
「あ、あぁぁ……かわいいお尻の穴とおまんこから……ドロドロのザーメン……た、垂れてきちゃって……ゴ、ゴックン……」
お人形……私は……お……にん……ぎょう……にん……ぎょう……。
「お嬢様……お嬢様……?」
おウチを出てから……ずっと……その動く乗り物に……乗ってる。
前に座ってる人が……輪っかみたいなのを……グルグル回してて……あれで動かしてるのかな。
「アリスお嬢様、いったいどうなされたのです……昨晩、遅く帰って来られてから……一言も口をきいて下さらず……」
楽しそうだな……私も……動かしてみたいな……ね、ピロス?
『ふふ、アリスには無理さ……あれは人間が扱うものだからね』
あ……そうなんだ……じゃあ私には……無理だね。
「……まぁよろしいです……彼にお会いすれば、お嬢様もきっと元気を取り戻されるでしょうから……」
すごいな……さっきから……隣の絵が……どんどん変わってる。
「……お嬢様……学校に……風見学園につきましたよ……アリスお嬢様?」
あれ……止まっちゃった……なんでだろう……壊れちゃったのかな。
『ほらアリス、その開いたとこから外に出るんだ……それが君のやることだよ』
そうなの?……ピロスがそう言うなら……出てみようかな……。
「いってらっしゃいませ……お嬢様……」
何をすればいいのかな……周りにいる人達に……ついていけばいいのかな。
『そうだよアリス……あの建物がある方に歩いて……動いていけばいいんだ』
うん……わかった……足を動かせば……いいんだね。
「おーい!アリスー!」
にしても……人間がいっぱい……こんな中に私がいて……いいのかな。
『ハハハ、平気さ……アリスは人間そっくりなんだから……きっとバレないさ』
そうなんだ……でも……人間に似てるなんて……なんかやだな。
「ハァハァ、ひ、ひでぇなーw……せっかく呼んでるのに、無視することねぇだ……ろ……!?」
ねぇピロス……あそこには……何があるの?
『あそこにはね……君のお友達がたくさんいるんだよ……』
ふふ……やだな……私の友達はピロスだけ……人形が人間の友達になんて……なれないよ?
「アリス……おまえなんで……なんでその人形……また持ってきてんだよ!」
痛い痛い……うでが取れちゃう……この人……私のこと……壊そうと……。
『きっとアリスのことが嫌いなのさ……そんな人間なんて無視して……早く行こうよ』
うん……やだね……人間って……自分勝手で。
「お、おいアリス……待てよ……アリス!」
ねぇピロス……きょうは……いいこと……あるかな?
『あるさ……僕と一緒なら……アリスはずっと幸せさ』
ありがとうピロス……大好きだよ……ずっとずっと……いっしょにいて……ね……。
終