多くの風見学園の生徒に混じって、私とみっくんとともちゃん……3人で桜並木の中にある通学路を歩いている。  
周りでは朝の挨拶を交わす声も聞こえて、もうすぐ夏だというのに桜が散っていないこと以外は、どこの学校でも当たり前に存在する、登校の風景に見える。  
しかし……今の私が置かれている状況は、そんな日常的という言葉とは程遠いものだった。  
 
「ハァ……ハァ……あ、あ、あ……ん、んぅぅ……」  
 
ただそこを歩いているだけなのに、私の呼吸は激しく乱れていて、口からは悩ましげな声と共に甘い吐息が漏れ出している。  
体中が……特に下腹部が、急激な熱に犯されている感覚に悶えながら、桜の花びらで敷き詰められた通学路を歩いている。  
おまけにみっくんとともちゃんの歩く速さに比べて、私のそれは極端に遅く、少しでも気を抜くと二人に置いていかれてしまっている。  
 
「ま、待って……みっくん、ともちゃん……あんまり速……く……あ……あ、歩かないで……」  
 
ふとももをモジモジとよじりながら、私はおもわず前を歩く二人を呼び止めた。  
すがるようなその声を聞いて、みっくんがクルっと後ろを振り向き、めんどくさそうな顔をしながら私に近づいてくる。  
 
「もう、私達は普通に歩いてるってばぁ……ことりがすっごく遅いの!……そんなのろのろ歩いてたら、遅刻しちゃうよ?」  
 
あまりの遅さに見かねたのか、突然彼女は私の手をグイっと掴み、半ば強引にその体を引っ張り始める。  
 
「!?……や……そ、そんな急に……!」  
 
急に早く歩かされて、両足に感じる振動がそのままダイレクトに下腹部に伝わる。  
私のアソコに埋め込まれたアレが、それによって更に敏感な部分を刺激してしまう。  
 
「や、あ、あん!……ダ、ダメェ……み、みっく……ん……ぅ!」  
 
おもわず口から漏れだしてしまう喘ぎ声。  
その悩ましい声を聞いたみっくんが小悪魔的にクスっと笑うと、私にだけ聞こえるような小さな声でささやく。  
 
「いいのかなぁ……そんな色っぽい声出しちゃうと、周りの生徒にバレちゃうよ?……そ・れ♪」  
 
みっくんが目線で合図した先。  
そこには、2人の言いつけでギリギリまで短くした制服のスカートがあった。  
ちょっと屈むだけでお尻が見えてしまいそうなスカート……そこから伸びる健康的なふとももを伝って、半透明のドロっとした液体が垂れてきている。  
 
「あ……うぅぅ……」  
「ダメだなぁことりってば……いくら気持ち良いからって、こんなところでエッチなよだれ垂らしちゃって……ねぇ、ともちゃん?」  
 
まるで私が自主的にコレを付けているかのように、彼女はからかうようにクスクスと笑いながら、もう一人の親友の方に顔を向ける。  
その先には、みっくんとは対照的に、私を軽蔑するような目線で見つめているともちゃんがいた。  
 
「ほんと……いくら私達に言われたからって、ローター付けたまま登校なんて信じらんない……この変態……」  
「!?……う、うぅ……ひどい……」  
 
その冷やかな言葉が、私の心の奥をグサリと突き刺した。  
私がこんなにも身悶えている理由……それは、ともちゃんの手に握られているその小さなリモコンのせいだった。  
それには、私の大事な部分に埋め込まれたピンクローターの起動をあらわすランプが、ただ無機質に点灯していた。  
朝家を出て、二人に会ってからすぐそのスイッチを入れられてしまい、膣の中ではもう10分近くもローターが動きっぱなしのまま歩かされていた。  
 
「お、おねがいともちゃん……せめて学校に着くまでは止めておいて……気になってうまく……あ、ぁ……歩けないの……おねがい……」  
 
対等の立場である幼なじみなのに、まるで主従関係にあるようなお願いの仕方をする。  
本当は気になって歩けないというよりも、気持ちよくなってしまって……といった方が正しいのかもしれない。  
ともちゃんはその優等生ぶった私の言い方を不快に感じたのか、つまらなそうにふんと鼻で笑うと。  
 
「でも……まだ『弱』だし……ことりのそのスケベお○んこじゃあ、むしろ物足りないくらいでしょ?」  
 
そう冷たく言い放ちプイっと前を向くと、彼女はそのまま何事もなかったかのように歩き始めてしまった。  
もちろん、ローターのスイッチはONにしたままで……。  
 
「……そ、そんな……あ!……ぅぅ……」  
 
どんなにいやらしい言葉で罵られても、今の私には言葉を返す余裕がなかった。  
少しでも体に力を入れると、膣内をキュっと締め上げてしまいそれがそのまま快感に繋がってしまうからだ。  
スイッチを切ってもらえないとわかった私はしかたなく、みっくんと繋いでいない方の手で子宮のあるあたりを押さえながら、必死に足を動かし始める。  
 
「平気平気♪……もう校門もすぐそこなんだから……ほらがんばって、ことり♪」  
「う、うん……」  
 
この状況では、嫌味にしか見えないようなほどかわいい笑顔を見せながら、みっくんはふたたび私の手を引いて歩き始めた。  
彼女の言うとおり、あと5分もすれば学校に着くはず……それまで……それまで我慢すれば……。  
しかし、そんな私の甘い考えは、次の瞬間に見事に打ち砕かれることになる。  
 
「おっす!……みっくん、ともちゃん……おはよう!」  
 
背後から聞こえてきたその男の子の声を聞いて、私の背中がゾクっと反応する。  
後ろを振り向かなくても、声でわかってしまった……今、私がもっとも会いたくない人物がそこにはいる。  
 
「あ〜、朝倉くんだ♪……おはよー♪」  
「あ……朝倉……くん……」  
 
先に振り向いたみっくんとともちゃんは、私の後ろにいるであろう朝倉君に向かって挨拶をしている。  
でも、私は振り向きたくない……今だけは……会っちゃいけないのに……。  
そんなことを思いながらしかたなく振り返ると、皮肉にも彼とピッタリと目が合ってしまった。  
 
「よぉ、おはよっす……ことり」  
 
少し照れくさそうにしながら、私にだけ特別な挨拶をする朝倉君。  
私が今どんな状態にあるのか知る由もない、彼のその無垢な笑顔が少し恨めしかった。  
 
「朝倉君……お、おはよっす……」  
 
体に走る快感を我慢しつつ、私はなるべく不自然にならないようにしながら挨拶を返した。  
声が震えていたような気もするけど……大丈夫、バレてはいない。  
 
「ふ〜ん……ことりにだけ、そんなふうに挨拶するんだぁ……♪」  
「え……い、いや……別に……」  
 
みっくんのその意味ありげな言い方に、朝倉君は顔を真っ赤にしてごまかした。  
この程度で赤くなるようなら、私の体に起こっていることなど気づきようもないかもしれない。  
その様子を見て少しほっとした時、膣内で小刻みに震えていたローターの動きがピタっと止んだ。  
 
(……よかったね、ことり……大好きな朝倉君に会えて……)  
 
おだやかでいて、優しく語りかけてくるようなともちゃんの心の声。  
ローターのスイッチを切ってくれた彼女のその声が聞こえて、私はとっさに彼女の顔を見つめる。  
しかし、彼女の表情を見たとき……その考えはまるで見当違いだということがわかってしまった。  
彼女のその大きな瞳には、私に対する嫉妬の炎がメラメラと燃え上がっていたからだ。  
 
「と、ともちゃ……」  
 
思わず声をかけようとした、次の瞬間……。  
 
(その好きな人の前で……どこまで我慢できるかな……?)  
 
ヴヴヴヴヴィィィィィィィィィィン!!!  
 
「!?……ふあぁぁぁぁ!……あぁぁ!」  
 
周りに聞こえてしまうんじゃないかと思うほどの強烈な振動音と共に、割れ目の中のローターが急激に暴れだした。  
さっきまでの小刻みな揺れ方とは違い、膣の中の粘膜をグリグリと擦りあげてくるようなその動き。  
まるで生き物のように動くそれが、私のお腹の中でうねり狂う。  
 
「あ!あ!あん!……あはぁん!……い、いやぁぁぁ!!!」  
 
さきほどまでのとは比べ物にならない快感の波に、私の口からは叫び声ともいえるほど大きな喘ぎ声が漏れてしまった。  
我慢できないほどの体の疼きに両足がガクガクと震えて、おもわずその場にへたり込む。  
 
「?……ど、どうしたんだ……ことり?……急に大声出して……?」  
 
急に叫び声をあげて地面に座り込んだ私に、朝倉君が当然のように奇異の目を向けてくる。  
周りを見るとそれは彼だけでなく、他の登校中の生徒も同じような目線を私に向けていた。  
女の子が……しかも学園のアイドルとまで呼ばれている子が、突然色っぽい喘ぎ声を出したとあっては、その注目を集めないわけがなかった。  
 
(おいおい、どうしたんだ白河さん……急に喘ぎ声なんか出して……)  
(すげぇエロかったよなぁ、今の声……俺、勃起しちゃったよw)  
(さすが黒下着付けてるだけあるよねぇw……スケベなことでも考えてたんじゃないの?)  
(アイドルだなんだいっても……やっぱ結構たまってんのかなぁ?クスクス……)  
 
周りの生徒達による卑下た心の声……いや、実際に声に出している人もいる。  
今、私が出した声を使っていやらしい妄想をする男の子。  
私に対してあまりいい印象をもっていない、女の子達による侮蔑の声。  
 
その人たちの心の中までわかってしまう私には、人間のむき出しの欲望がダイレクトに入り込んでくる。  
そして、そんな言葉に心は嫌悪を感じても、体のほうはその被虐心を快感に変えようとしてしまっている。  
 
でも……隣にいる朝倉君にだけは、そんな目で見られたくない……その想いを支えに、私はなんとか体に力を入れて立ち上がろうとした。  
 
「ん……な、なんでもないの……ちょっと気分が……わ、悪くなっただけだから……」  
「またいつもの頭痛か?そんなひどいなら、今日は休んだほうが……」  
「へ、平気ですから……早くしないと……ち、遅刻しちゃいます……よ?」  
 
朝倉君から差し伸べられた手を取り立ち上がった私を見て、周りの生徒も何事もなさそうだと判断したのか、ほとんどの人がさっきのように歩き始めた。  
 
(ほんとに平気なのかよ……ことりはいつも無理ばっかするから心配だな……)  
 
その時、朝倉君と触れた手からの温かいぬくもりと共に、彼の優しい心の声が伝わってくる。  
こんなにも優しい彼のことを裏切りたくない……。  
その一心でなんとか震える足を前へ前へと押し出す。  
 
「……ん……ぁ、ぁ……ハァ、ハァ……ん、うぅぅ……」  
 
なんとか歩き始めたものの、お腹の中をジワジワと広がっている快感の熱はさめるわけもなく、どうしても声だけは小さく漏れてしまう。  
おまけに気温もそんなに高くないというのに、汗までじんわり滲んできて、体の中の温度を少しでも下げるための口での呼吸が止まらない。  
 
(うわぁ〜、まずいってばことりぃ……そんな顔真っ赤にしてハァハァ言ってたら、ローターハメたまま登校する淫乱女だって……大好きな朝倉君にバレちゃうよー♪)  
 
……や、やめて……そんなこと言わないで……みっくん……  
 
(どうせ今だって……朝倉君に見られちゃうかもってだけで興奮してるんでしょ?……もういっそここでスカートめくって見せちゃえば?……そのビチャビチャになった、だらしないお○んこさ……)  
 
……と、ともちゃん……ひどい……ひどいよぉ……  
 
さっきと違い今は朝倉君が一緒にいる為か、二人は今度は心の声を使って私へのいやらしい罵倒を始める。  
その一つ一つの淫語が頭の中で響くたびに、ふたたび私の中のマゾの部分が刺激されていき、スカートの中の陰部からは、とめどなく分泌液が漏れ出していく。  
もはや割れ目から吐き出される淫液は垂れてくるどころではなく、ピチャ、ピチャ、と一歩歩くたびに地面に雫を落としている。  
 
う、くぅ……あ、ぁぁ……どうしよう……こんな……と、止まらないよぉ……  
 
スカートを手で押さえながら身悶える姿は、まるでおしっこを我慢しているように情けない姿に見えてしまっているだろう。  
周りの風景がぼやけるほどに、めまいまでしてきてしまった。  
 
あぁ……ダ、ダメ……これ以上……もう……我慢でき……な……  
 
 

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