かったりぃ・・・・というより、眠い。  
少し前にサッカーボール型の目覚ましが暴れ回っていたが、布団の中に引きずり込んで沈黙させた。  
夢うつつの中で音夢の声が聞こえていたような気もするが  
気のせいだと決めつけて、気持ちの良いまどろみの中に横たわる。  
・・・・・・・・  
・・・・・・・・  
・・・・・・・・  
昨夜は遅くまで音夢とイチャついていた。  
腰がだるいし、身体が言うことを聞いてくれない。  
底なし・・・・という程ではなかったが、昨日は何度かイかせても  
なかなか満足してくれなかった。  
共に絶頂を迎え、余韻に浸りながら愚息を引き抜く。  
するとすぐさま音夢は口でキレイにしてくれる。  
してくれるのはいいんだが、そのまま息子が元気になるまでくわえ続け  
物欲しそうに上目遣いでねだってくる。  
誘惑に負け、熱くほぐれた肉色の蜜壺にまた突き立てる。  
音夢から日常では聞くことのないような嬌声が上がり、  
普段はおくびにも出さない甘く媚びた声をもっと聞きたくて、夢中で腰を振りたてた。  
限界が訪れ、膣に思いっきりぶちまける。  
引き抜く。  
音夢がくわえる。  
結局、精根尽き果てるまでこれの繰り返し。  
どうりで身体が鉛のように重いわけだ。  
というわけで、本日は自主休校。  
おやすみ〜・・・・・  
 
・・・・・・・・・・・  
・・・・・・・・・・・・ゴソゴソ  
・・・・・・・モソモソモソ・・・・  
・・スルスル・・・スルスルスル・・・  
・・・・・・・・・ペチョ  
生暖かく、ぬめりを持つ柔らかなものが  
つい数時間前までギンギンに張りつめていた部分を刺激した。  
それはなおも動き続け、色々な場所を這い回る。  
・・・・・・・・気持ちいい。  
昨夜の義妹の口淫を思い出す。  
・・・・・というか、そのもののような気がする。  
重い目蓋をこじ開けて下半身を見るが、顔にかかった掛け布団が邪魔をして何も見えない。  
なおも下半身から痺れが駆け登ってきて、身体はだるくて動けないのに  
頭の中がまどろみと性的な気持ち良さでいっぱいになる。  
局部は熱いのに、下半身全体は少し肌寒かった。  
おそらくパジャマのズボンやパンツはすでに剥ぎ取られているのだろう。  
ふと、息子を襲う刺激が途絶える。  
寝ぼけた頭で布団の向こう側を伺うと、音夢が離れる気配。  
ここまで元気にさせておいて、そりゃないぜマイシスターなどと思っていると  
再び肉棒を襲う、温かくて気持ちの良い刺激。  
だが今度は口奉仕ではなかった。  
朝立ち以上に憤り勃ったペニスが余すことなく熱い壁に包まれる。  
こ、これは・・・・・  
「はぁ、はぁ・・・・・兄さん」  
切ない吐息。  
熱く濡れた感触が俺の分身をくわえ込む。  
中は少しザラついていて、それが絡み付くように快楽を与えてくる。  
 
・・・・これは・・・・音夢の・・・?。  
まだ頭の中は半分ほど寝ぼけていたが、なぜだかそれだけはわかるような気がした。  
俺の下半身の上で腰を振る音夢を想像する。  
耳に付く粘質の水音。  
「兄さん・・・・・ああっ・・・・兄さんっ!」  
濡れた媚声で自分の名を呼ばれると、それだけで体の奥から熱いものが込み上げてきて  
何もかもを憤りにまかせてブチ撒けたい衝動に駆られる。  
それを知ってか、音夢の動きが激しさを増す。  
「気持ちイイ?  兄さん、気持ちイイのっ?」  
興奮した声が布団の向こう側から聞こえる。  
トロトロの蜜が、陰茎の根元どころか袋の方にまで滴り、そのまま垂れ落ちて尻まで伝わった。  
ものすごい濡れ具合だった。  
キツく締め付けてくるのに、これだけ愛液が出ているため滑りも良い。  
もう、ダメだ・・・!  
「・・・・・ね、音夢っ」  
伝えたい気持ちを込めて、義妹の名を呼ぶ。  
「きてっ・・・・・・兄さん、出してっ!!」  
俺の気持ちが伝わり、それに答えるべく音夢の膣がギュウゥゥッと締まる。  
その絞り上げに腰が浮いてしまう。  
「音夢っ!!」  
愛しい義妹の名を叫び、胎内深くへと朝一番の白濁液を解き放った。  
ドクッ!! ドクッドクッ、ビュクッ!! ビュクッ、ビュクン・・・ッ!!  
ゴポゴポと膣奥に精液が注がれて行く。  
最後の一滴まで出し尽くし、俺は身体をベッドへと沈めた。  
荒い息を布団の中で篭らせ余韻に浸る俺に、音夢が優しく声を掛けた。  
「・・・兄さん、起きた?」  
わかってるくせに、わざと聞いてくる。  
そんな義妹が無償に可愛く思えて、愛くるしい笑顔を見たくて、俺は身体をゆっくりと起こす。  
 
窓から差し込む柔らかな朝の光。  
開いた窓から入り込む優しい風。  
揺れるカーテン。  
そして、最愛の義妹の笑顔。  
「おはよう、兄さん」  
腰掛けていた身体をベッドから下ろして、音夢は柔らかく微笑んだ。  
「兄さん・・・・・・・・・その・・・・・今の、どうだった・・・?」  
その笑顔の頬に朱が差し、義妹は情事の感想を聞いてくる。  
手にしたコンニャクを見せながら。  
・・・・・・・・・・・・・・・・コンニャク?  
灰色の直方体。  
中に浮かぶ黒い粒。  
たしかにそれは、見まごうことなくコンニャクだった。  
しかも大きい。  
そのブロック状のコンニャクの中程には縦に小さな切れ目が入れてあり、  
そこからは白くてとろみが付いていて、よく見なれた液体が垂れてきていた。  
なんとはなしに嫌な予感がして、恐る恐る聞いてみる。  
「なあ音夢、手に持っているソレは・・・?」  
音夢は見ての通りだと答え、さらには笑顔のままこうのたまった。  
「コンニャクは気持ち良かった?」  
 
何と答えればいいのか。  
寝ぼけていたとはいえ、あろうことかコンニャクを音夢の膣内と思い込み  
夢中になって射精しまくってしまうとは・・・・・  
ちょっとした自己嫌悪に襲われる。  
しかもそれ、聞くところによると昨晩のおでんの残り物らしい。  
三角に切られずにそのまま放り込まれ、一昼夜おでん汁の中に浸っていた巨大なコンニャク。  
食えばさぞやジューシーな味わいだったかもしれない。  
いや、にこやかな笑顔で「美味しかった?」と聞かれても困る。  
 
なおも複雑な顔をしていた俺に、こう付け加えた。  
「ごめんね。 しばらくは、その・・・・・・できそうにないから・・・」  
合わせた指をモジモジと動かしながら、恥ずかしげに逸らされる視線。  
・・・・・・・・・・・・・・・・  
なるほど、どうやら生理が始まったらしい。  
「なんだ、そんなことか・・・・気にしなくてもいいのに」  
そういうわけにはいかないでしょっ! と、顔を朱くして言い返してくる。  
なんだか照れる音夢が無性に可愛くて、もっと恥ずかしがらせたくなってくる。  
「女の子は生理前には凄くエッチになるって聞いたけど  
 そうか・・・だから昨夜はあんなに激しかったのか・・・」  
恥ずかしさの余り、髪に結ばれたリボンまでもがモジモジと動き出す。  
真っ赤な顔をさらに紅くする音夢に、なおも言ってやる。  
「俺は生理中でもいっこうにかまわないぞ?  
 どんなふうに澱物が垂れてきてるのか見てみたいし、   
 血がヌメヌメと絡みついてきて案外と具合良・・モガッ!!」  
しかし最後まで言うことはできなかった。  
何かが俺の口を塞いだのだ。  
・・・・・・・コン・・・ニャク・・・・?  
煉瓦ほどもある大きさのコンニャクが、口の中に勢い良く押し込まれた。  
「もうっ、兄さんのバカ!」  
グリグリとねじ込まれる。  
だし汁の染み込んだコンニャクは美味かったが、中から別の何かが染み出してきた。  
これは・・・おでんの汁じゃない!?  
それはドロリとしていて苦くて、ちょっぴり粉っぽくて。  
なま暖かい粘液が舌の上にドロリと垂れ落ち、口内に溜ってくる。  
舌の下側の粘膜部に入り込み、舌を動かす度にねちょねちょと絡みついてくるこの感触は・・・・!  
 
「もう、信じられないっ! フケツっ! バカっ!」  
なおもグイグイと口の中に押し込んでくる。  
ゴプリ・・・  
するとコンニャク内部に溜まっていた大量の濁液が、さらに口の中へと流れ込んできて  
口内に溢れかえったそれは喉の奥へと・・・  
ゴク・・・  
粘り着く最悪の喉ごし。  
こ、これは・・・・・・俺の・・・?  
俺は自分のを・・・!!!  
そのことを理解した瞬間、頭から血の気がサーっと引いてゆき、意識が霞んで行く。  
「・・・・・・・・? ちょっと兄さん?  二度寝しないで下さい!」  
カクカクと揺さぶられ、これは二度寝ではなく気絶なのだと心の中でツッコミを入れながら  
俺の意識は暗闇の中へと沈んでいった。  
 
END  
 

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