広い、気が遠くなるような広さの回廊で、彼女は一人佇んでいた  
朝露に濡れた紫陽花のような瞳が、廊下の先の誰も居ない空間を見据える  
瞳を閉じ、息を吸って、ゆっくり吐き戻す  
再び開かれた瞳には、決意と憎悪、そして少しの恐怖が混じっていた  
両の手に包み込まれたオーブを見つめる  
神話に聞く深淵を思わせる色をしたそれは、震えていた  
「アナスタシア…」  
彼女は小さく呟いた  
オーブが震えているのは怒り故か、恐怖故か  
推し量る事の出来ぬざわめきを抱き、彼女は祈るように世界の軸を曲げた  
 
耳鳴りの響く様な音に意識が引き戻される  
先ほどまで自分が立っていた広い回廊  
しかし、世界を取り巻く空気と光は違っていた  
自分が"異物"であることを実感し、魔力を帯びた白枝を握りしめる  
「…ほう、貴公か」  
回廊の奥から、低く冷たい男の声が響く  
右に魔術師、左に長槍を携えた戦士を従えた男…"この世界の主"はさして驚いた様子もなく彼女を見やる  
「多少は賢いと思っていたのだが…私の世界に侵入するとは…」  
対になった、鈍い光を放つ湾曲した刃を引き抜く  
「どういう事か分かっているのか?」  
びくり、と彼女はわずかに身を強張らせたが、男を射抜く視線に揺らぎは無い  
「分かっています。これはアナスタシアを手にかけた報い…  
その魂を、貴方のエストになんてさせやしないっ!」  
宣言し、白枝を掲げ術式を展開するとソウルの輝きを孕んだ光珠が五つ、彼女を取り囲んだ  
 
 
「ん、ふぅっ…あ、はぁっ…や、だぁっ…」  
広い空間に、粘膜の擦れ合う水音と女の涙声が木霊する  
―彼女は男の手の内を知っている。手練の騎士であることも同様に。幾度か戦線を共にしたから  
―故に彼女の手の内も知られていた。触媒が無ければ唯の小娘だということも同様に  
「おねがっ…も、やめっ…あ、やっ、んぅっ…」  
彼女のコートは既に斬り裂かれ、晒された白い肌は傷口から流れる血液で彩られていた  
両の手は背後で縛られ、両脚は無理矢理に開いたまま長槍に固定され身動きがとれない  
彼女の雌孔は復讐すべき世界の主の剛直に貫かれ淫らな音を響かせている  
胎の最奥を何度も突かれ、雁首で膣を抉られ、白い乳房を無造作に掴まれても、彼女には泣き喚くことしか出来ない  
腰を打ちつけられる度に秘裂の上の小さな突起が押しつぶされ、びくりと身体が痙攣して男を締め付ける  
締め付けると胎の異物感が増幅される。おまけに二人の白霊にまで視姦されている。  
屈辱感で気が狂いそうになるのに、唇からは甘い吐息が混ざり抗議一つ満足にできない  
「あっ、や、らめっ、私っ…もうっ……!」  
涙目になりながら自分を組み伏せている相手に懇願する  
ふと、自分を犯す男の動きが止まり、ゆっくりと肉棒が引きぬかれた  
「………え…?」  
予期せぬ事態に彼女は間の抜けた声を発し、上気した頬で男を見上げる  
「どうした…?止めて欲しかったのだろう?お望み通りにしてやったまでだが?」  
「なっ……そん、な…」  
先ほどまで剛直を咥えこんでいた雌孔は外気に晒され打ち震え、蜜を滴らせていた  
「クク…まさか続けて欲しかったのか?」  
「ち、違っ…そんな、ことっ…な……ひゃうっ…!」  
男は勿体つけるように先端で秘裂をなぞった。それだけで彼女は猫のように鳴き身体をのけぞらせた  
「そうだな…続きをして欲しければ…」  
にやりと黒い笑みを浮かべながら、男は言い放った  
 
 
 
 
 
 
 
「IDの数だけ腹筋しろ」  
 

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