「その美しい瞳に私の醜い身体を映さないで下さい」  
そう言って、彼女は私の目を塞いだ。  
 
「その清い指に私の汚れた身体を触れさせないでください」  
そう言って、彼女は私の手の自由を奪った。  
 
 
「ん…っ、っちゅ…、ん、んんっ…」  
彼女の唇が私の勃ち上がったものに口づける音が聞こえる。  
根元から扱きあげ、先端を舌で抉るように舐められるたびに、ぞくぞくとした感覚が腰の奥から込み上げる。  
後ろ手に括られたまま、思わず指先に力がこもる。  
くちゅくちゅと粘着質な音も、時折こぼれる彼女の声も。  
目隠しをされているためか、ことさら私を興奮させる要素となる。  
 
不意に下肢から途切れる感覚。  
肩に軽い重みを感じると同時、口内よりも熱く柔らかい中に私のものが埋められていく。  
「あっ、あ…待、て…っ」  
制止の声も届かないのか、ゆっくりとだが遠慮なく彼女の中に収められた。  
彼女の身体が上下に動くと共に、互いの体液が混ざり合う淫猥な音が響く。  
「あ、はっ…あ、んん…っ!」  
 
「グウィンドリン、様…どう、か…貴方の想う人を、描いて下さ、い…っ」  
途切れながら乞うように甘い声を囁かれる。  
想う人、とその言葉を聞き、見えぬ火防女の姿が。  
豊満な胸を持つ太陽の王女が、私の身体にまたがりみだらに腰を振る姿になる。  
長い髪を振り乱し、頬を染め、私の男根を締めつける。  
もっと乱れさせたいと私は下から腰を突き上げ、より深く交わろうとする。  
「あ、あっ!そんな、そんなに、したら、グウィンドリン、さま…っ!私、もう…っ」  
両手がその胸を揉みしだき、指先で乳首を弾かせている。  
手を自由に動かせないのがもどかしい、やり場のない欲をぶつけるように彼女の身体を乱暴に揺らす。  
 
 
 

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