馬鹿弟子。こいつは本当に馬鹿弟子だ。
そして、その師匠である私も相当の馬鹿に違いあるまい。
何しろ、自分の妹の様に可愛がっていたはずのその弟子を獣の様に犯しているのだから。
「はぁっ、ここが、あぁっ…いいんだろうっ…馬鹿弟子がっ…」
「ししょ、お…だめぇっ…!いやぁ…あ、あぁぁっ!」
私は弟子の股間に自分の不浄な部分を半ば強制的にこすりつけている。突起した部分が擦れあう度に電撃の様な快感が頭の芯へと抜けていった。
「いや、いやぁあああっ!?」
弟子の身体が一際大きく震え、やがてぐったりと力を失った。弟子の股間からはとろとろと水源の様に液体が流れ出ている。
「あ…ししょぉ…なんで…んぐぅっ」
物をいいかけた弟子の唇を強引に塞ぐ。深く、深く。
こいつに私の臭いが染み付くように。
「ん…ちゅ…くふぅ、ちゅ…」
私は呪術師にはまるで不釣り合いな綺麗な金の髪を撫でながら
彼女のローブの紐を少しずつ緩めていった。
馬鹿弟子。私の二番目の弟子。貴族と呪術師の間に生まれた大沼の忌み子。
ボロボロのローブで無理にその不釣り合いな白い肌を隠した小さな娘。
私の前でだけ、にこりと暖かな微笑みを見せてくれる娘。
いつの間にか私は、沼の闇の奥にあの娘の影ばかりを探すようになっていた。
そして遂にはあの娘がいない間は度々不浄な行為を繰り返すまでになってしまった。
「はぁっ…あっ、くぅ…」
スカートの上から不浄な部分をまさぐる。ああ、この指がお前の物だったなら。
お前の白くか細い指。私が術を教える時に握ってやった手。頬の泥を拭ってくれたやさしい手
「っぁあ…触って、くれ…あっ…はぁっ、もっとぉ…んあぁっ!」
お前に、お前にだけ触って欲しい。もっと私に触れて欲しい。
狂おしい程の劣情に駈られながら私はまた、達した。