今日も平和な契約者一家。  
コタツを全員で囲みながらTVで「ゴランの有様だよ!一週間無人島でバーガー生活!」を視ていたりします。  
「こんばんわー」  
毎度の如く黒の恋人であるアンバーさんが吉牛とゆで卵を土産にやってきました。  
「これ、ポストに入ってたよ」  
銀、蘇芳と黒の隣争いをしながら、アンバーさんは手紙を差し出します。  
 
「拝啓 みんなへ  
 
 近頃めっきり寒くなりましたね。ちゃんと温かくしていますか?  
 食事はちゃんと取っていますか?   
 銀やジュライは知らない人について行ってないでしょうか?  
 黒は髪や髭を伸ばしっぱなしにしていませんか?  
 マオは歯磨きを忘れないようにして下さい。  
 蘇芳は草を拾い食いしてお腹を壊さないようにして下さい。  
 今、志保子と奈良に居ます。(鹿園の絵はがきで分かると思いますがw)  
 美味しい宇治茶を見つけたので送ります。飲み過ぎて夜眠れなくならないように  
 
                                              黄  」  
「楽しんでいるみたいだな、きよぴー」  
蘇芳にブラッシングをしてもらいながら、マオはしみじみと語ります。  
「あと宅急便も来てたよ」  
「健児からか」  
送り主の名前から黒の知り合いのようでした。  
「ああ、あのヤクザのあんちゃんなぁ」  
「きりたんぽだ」  
「自分達の生活も大変だろうに、マメだねぇ」  
未知の物体に興味津々の赤毛の少女に向かい、黒兄さんは説明しました  
「日本の地方料理だ。鍋は時間がかかるから焼くか……」  
目を輝かせて頷く蘇芳、の横で地味にきりたんぽをツンツンしているジュライも少し嬉しそうでした。  
 
黒さん特製の味噌ダレを作り、居間に戻ってくるとそこには七輪が。  
「探してきた……」  
炭火を暖めながら、銀が応えました。  
「結局時間がかかるだろう」  
「味を追求するのは合理的だ」  
七輪を物珍しそうに眺める蘇芳は、このときばかりは銀の味方でした。  
 
「……もぐもぐ」  
「よく噛んで食べるんだぞ、ジュライ」  
「うん」  
「みかん欲しくなるねー」  
「きりたんぽとみかんは合わないだろう、アンバー……」  
「いやいや、餅とミカンとコタツは日本の冬の三種の神器だからな  
 餅もきりたんぽも同じ米だし、意外と合うかも知れないぜ? あ、ジュライ、俺の緑茶は砂糖多めでな」  
と談笑中に、頬張りすぎてむせかえる少女が一人。  
「ごほっごほっ……う〜…」  
銀に背中をナデナデされながら、涙目になった蘇芳は唾液塗れの白い棒を眺めます。  
「欲張るからだ」  
「だって、ボクはいつもこれより太い黒のものを咥えているんだし、大丈夫だとおもうだろ、合理的に考えて」  
「お前は俺のを噛み千切るつもりなのか……」  
「そういえばきりたんぽは旦那のアレを模しているなんて俗説もあったな」  
「お前は何人だ、マオ……」  
黒は駄モンガにツッコミを入れていて気づいていませんでした。  
アンバーがその発言を聞いて頭に豆電球を浮かべていたのを。  
 
その夜……  
ジュライ君がガラスに手を当て、黒の部屋を探っています。  
「……大丈夫。黒は寝ている」  
「うんうん、致死量の睡眠薬をこっそり飲ませたからね」  
「それって大丈夫なの? アンバー」  
黒兄さんはかつて黒の死神と呼ばれた男です。きっと大丈夫。  
「鍵…かかってる……」  
銀の言葉に誰か黒の部屋の鍵を持っている人は居ないかと皆互いを見合います。  
しかし誰も黒の部屋の合い鍵を持っていません。  
「壊す」  
絶対運命黙示録的なバンクで戦車砲が火を噴きます。  
黒さんの部屋の扉は木っ端微塵に消えて無くなりました。ノープライベート。  
「……zzz」  
「よく眠っていまーす」  
アンバーがしゃもじをマイク代わりに寝起きドッキリなレポートをします。  
「下ろすよ」  
それを無視し、蘇芳は一思いに黒のズボンをパンツごとズリおろしました。  
黒兄さんの対戦車砲、いや列車砲が姿を露わにします。  
思わず見慣れた蘇芳もゴクリと唾を飲み込みました。  
「よーし、じゃあさっそく実寸大ヘイたんぽをつくろうか」  
アンバーが音頭をとり、銀が抱えたおひつの蓋を開けます。  
「うわ、熱っ…炊きたてじゃないか!」  
モモンガ、白米の熱気から退避します。  
「ねえ、これ火傷しちゃうんじゃ……」  
実に真っ当な意見の蘇芳。  
「大丈夫……」  
根拠があるのか無いのか分からない銀。  
「まずは棒を堅くして……ん、じゅぽっ、じゅぽっ……」  
「……ぅ……」  
唇を凹ませながら黒棒に吸い付くアンバー姐さん。  
「あ、ズルイ! ボクも……はむっ…ころころ……れろっ……」  
蘇芳は右のタマタマを  
「……ちゅぽっ、ちゅっちゅっ……」  
「ぅ……ん……」  
銀は左のタマタマをコロコロし始め、黒兄さん夢の中でも苦しそうであります。  
「やるね。じゃあこういうのはどう?」  
アンバーさん、義妹に(大人気なく)対抗心を燃やし、黒兄さんのケツ穴に指をIN。  
「……ぅぉ……」  
「ほーら、黒の前立腺はここだよー」  
「おい、目的を忘れてないか?」  
流石は一家の大黒柱。モモンガでもしめるときはビシッとしめます。  
「そうだったね。堅さはこれで充分だし、唾液でお米も付きやすくなったかな」  
「ジュライ、お米をボクの手に……熱っ…熱、熱、……えい!!」  
ホカホカの白米をお手玉しながら、黒茎に押し付ける蘇芳ちゃん。  
心なしか黒Jrが赤く腫れているような気もしますが、多分気のせいです。  
「手に水を付ければいい」  
蘇芳より合理的な銀。ぺたぺたと黒棒をお米で包んでいきます。  
「ちゃんと綺麗に形を整えないと火の通りが悪くなるぞ」  
というモモンガパパの指摘に、てんこ盛りにされた黒棒をニギニギする緑銀赤の三人娘。  
アンバー汁と銀汁と蘇芳汁を絶妙なバランスでブレンドした味噌をまぶして下ごしらえは完璧です。  
 
「おじゃましまーす」  
 
「あ、きたきた。じゃあ舞ちゃんお願いね」  
とアンバーさんが呼んだのは発火能力者の柏木舞。女子中学生です。  
「グロテスクなアイツのがこんなに可愛くなるなんて凄い」  
「大きさは増したけどねー」  
ランセルノプト放射光を輝かせ、舞ちゃんは黒の生殖器に向かって放火しました。  
ちなみに万が一に備えて銀がバケツ一杯の水を準備しているので安心です。  
「根本までじっくり炙ってね」  
アンバーさんのこだわりの指示がとびます。  
「……陰毛に引火」  
「うわあぁぁ!! 銀、水、水!!」  
「駄目……きりたんぽにまで水がかかる」  
「ふーふーするんだお嬢ちゃん! 風だ風!!」  
「……エイプリルが居れば……」  
「フーフーしたら今度は臑毛に燃え移ったぁ!」  
「どうせならヒゲに……」  
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『もしもしウェイか』  
「なんだ? いまアリスの買い物に付き合わされて手が離せない」  
「ねぇ、赤と黒、どっちがいいと思う?」  
「赤だな。ガーター付きの方」  
『お前、火傷していただろう』  
「貴様のせいだろうが!」  
『いい医者紹介してくれ』  
 
 
 
「今度は火を使わない料理にしようね」  
「うん」  
「バッテラ……」  
 
 
 
 
 
白「お兄ちゃんのちんちんが押しつぶされるっ!?……はっ、夢……」  
 
 
 
ダーカーさん ホワイト   
 
第☆話  妹の見る夢は、白より暗い淫夢か?  
 

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