漆黒にも似ている闇の中にぼんやりとした光源が一つだけあった。  
その僅かな光が、暗闇に浮かぶ少女を照らす。  
美しい銀色の髪と透き通るような肌を持つ盲目の美少女――銀だった。  
そして、彼女の傍でモソモソと気色の悪い動きをする男がもう一人。  
そのカラーコードが意図するところが全く分からないような人物、黄だ。  
さしずめ黄ばんだパンツというところだろうか。  
黄は銀を座らせたベッドの隣で、PCの画面と相対し続けている。  
「くっそ、あの野郎、粗悪品よこしやがって…! 設定が面倒くせえったらありゃしねえ!」  
中年太りした体を揺すりながらひとりごちるその姿は醜いとしか言いようがない。  
美少女の銀と比べるとその懸隔は凄まじいものがあった。  
ふと銀を良く見てみると、彼女の体から太いコードが伸びていて、それが黄の操作するPCに繋がっていた。  
そしてもう片方は、銀の首筋についている機械のコネクタのようなものに接続されていた。  
「へっへっへ……」  
PCのファンの音だけが響く部屋の中で、汚らしい化け物が笑い声を上げる。  
黄は、椅子を回転させると、銀の方を向いた。  
そしてキャスターを転がして、銀の目の前まで接近する。  
並みの人間ならその臭い息に閉口してしまいそうな程に顔を近づける。  
銀はそうされても動じない。心も自我も、ドールにはない。  
「さぁて、ちょっと手こずったがようやく完成したぜ。ダチに回してもらった裏で出回っているドール用プログラム……  
クックック……技術ってのはぁ、こういうことに使わねえとなぁ……」  
ひたすらに下卑た笑み。口の中で唾液がねちねちと音を立てる。  
「そう思うだろぉ? なぁ?」  
長くて太くて所々隆起してしまっているくたびれた舌を出すと、銀の頬をゆっくりと味わうように舐めた。  
銀の肌は唾液で黒く染まった。  
だがやはりこんな気色の悪いことをされても銀は表情一つ変えはしなかった。  
黄はそれがお気に召さないようだ。  
「ちっ、……マグロなんか犯してもつまんねーんだよ。だがよぉ」  
途中で言葉を切ると、乱暴に銀の細い顎を掴み、にたぁと頬を目一杯吊り上げた。  
「もうすぐお前の喘ぎ鳴く姿が見られると思うとぞくぞくするぜぇ」  
黄は、速やかにPCの前まで戻ると、キーボードを一度だけタッチした。  
同時に、銀に異常が起きた。  
両手で肩を抱きかかえ、俯き震えている。  
ピクピクと痙攣にも似たような律動を繰り返し、堪えられないようにベッドに横になった。  
 
「おっと」  
黄は慌てて、衝撃で抜けそうになったコードをおさえた。  
銀は以前荒い息を繰り返している。幾ら呼吸しても空気が入らないというように喘いでいた。  
しばらくしてやっと落ち着き、今度は死んだように目を閉じて動かなくなった。  
「あら、死んじまったか?」  
その言葉を否定するように、ゆっくりと銀の瞼が持ち上がっていく。  
「お」  
体を起こし、頭に手を添え、覚醒させるように頭を振った。  
「わ、たし……あれ……」  
銀が初めて、『自分』を認識する。  
しかし、銀は自分がどうしてそこに居るのかが分からなかった。  
「あ、の、誰か、いますか……?」  
不安そうに虚空を見つめながら喋る彼女を見て、黄は満足げに笑った。  
銀にロードされたプログラム。それは人格のプログラム。  
だが、誰かの人格のコピーというわけではない。  
記憶などはなく、銀という少女に相応しい人格をエミュレートする。  
もちろん黄が妄想して設定した人格にすぎないが。  
「お嬢ちゃん、お名前は?」  
「……私? 私は……銀。銀です。此処はどこですか? いえ、それ以前に私はどうしてこんなところに……」  
「おっと、あんま考えるなよ。大切な人格が壊れちまうぜ」  
「え」  
「それじゃ楽しませて貰おうか」  
黄はベッドの上に飛び乗ると、銀に覆いかぶさるように近づいた。  
「え、ちょっと、おじさん……! 何するの……!」  
銀は黄の体を必死に押し返すが、黄の体重には為すすべない。  
黄は銀の両手をとってベッドの上に押さえつけた。  
銀は目をつむって必死でもがくが、くねくねと艶かしい動きになるだけで用をなさない。  
その姿を見て、黄は興奮し始めているようだった。  
荒い息を立てながらもその顔は喜びに満ち満ちている。  
 
「はぁはぁはぁ……!」  
「おじさんっ……やめてっ、お願い!」  
黄の唇から舌が垂れる。それは徐々に降りてきて、銀の頬の寸前まで近づき止まる。  
「……ッ!」  
銀の体がびくりと震えた。何か得体の知れないものが自分の肌を寸前でくすぐっている。世にもおぞましい感覚だった。  
黄はその反応を見て満足すると、先ほどと同様に舌を頬に落とした。  
ねちょりとした肌を溶かされるような感覚に銀は思わず叫んだ。  
「いやぁっ!」  
「へ、へへへぇっ!!」  
先ほどと同じことをしているだけなのに、人格があるだけでこの違い。  
黄はどんどんその反応に昂っていく。  
柔らかな銀の肌をおいしそうに味わう。口付けし、舌を顔の縦横無尽に走らせた。  
銀の顔は涎でべとべとに汚されていく。  
「お願いっ、やめてぇっ……!」  
銀は思わず涙を流したが、それも黄にとっては快楽のスパイスでしかない。  
瞼さえ彼の舌が汚すターゲットだった。  
そしていよいよ、彼の舌は唇に近づいていった。  
「ッ! やめっ! ムぐっ!」  
制止の言葉はかき消された。  
銀の口を覆いつくしてしまうように塞いだ黄の口は最早どんな悲鳴も漏らさせない。  
黄の汚い舌が、銀の口の中に進入していく。  
彼女が必死に引っ込めている舌を触手のように絡め取ると、丹念に愛撫する。  
「ちゅ……ちゅば……ねちょっ……じゅる、ずる」  
唇を揉むように吸い尽くし、同時に自分の唾液を銀の中に送り込む。  
銀にはそれを拒むことが出来なかった。  
喉の蓋をすることもできず。容赦なく黄の唾液が嚥下されていく。  
黄は飽きもせず、まるで口で性交するかの如く何度も銀の中に舌を突き入れる。  
銀はそれに必死に抵抗し続けたが、やがてそれが苦しくなるだけだということに気付いた。  
拒否をせず、しかし受け入れることもせず、ただ為すがままになった。  
しかし時折吐き気を堪えきれず、ピクピクと体を震わせては、黄を喜ばせた。  
しばらくして、ようやく口を犯すことに飽きたのか、黄が銀の唇を解放した。  
「へへへ、やっぱり生の女の反応ってのはいいなぁ」  
「……どうして、こんな、ことを」  
銀は、口を弄られ続けたせいで上手く喋れなかった。  
「あ? 楽しいからに決まってんだろ」  
「私は、何のために……」  
銀はうな垂れた。どうして自分がこんな目に合うのか、深く考え始めてしまった。  
 
「あーやっぱり存在条件を設定するべきだったな。このままだと人格崩壊しちまう。  
せめて3発抜くまではもってもらわないと」  
黄は銀に理解できないようなことを口走った。  
「どういうことですか……?」  
「お前は俺の性玩具なんだよ、分かるか?」  
「性、玩具……違います。私は」  
黄に反論するため、銀は自分の中を探ってみたが、何も見つからなかった。  
あったのは、名前とか、好きなものとか、そんな個人的な情報しかない。記憶がない。  
存在理由が、ない。  
「そん、な……」  
「おら、分かっただろ。お前は俺のなんだよ」  
分かりたくなかった。  
存在理由は確かにない。もしかしたら黄の言う通りかもしれない。  
だが、少なくとも彼に弄られるのは嫌だった。  
どうにかして逃げたい。周囲の音を探る。  
絶対聴覚をもつ銀はある程度の距離なら目で見るような精度で物体を感じることができる。  
逃げ道はすぐに見つけられた。  
逃げ出そうとして、そこで銀は止まった。  
これでいいのだろうか、と。黄は確かに酷いことをしたが、他の人間がそうしない保証がどこにある。  
存在理由のない自分などゴミですらない。  
それに比べて、ここに居れば自分は存在できる。性玩具だろうと何だろうと必要とされている。  
安心だ。ここに居れば安心。  
「へへへ、それでいいんだよ、それでぇ」  
硬直してしまった銀の考えを見透かすように黄はいった。  
「…………」  
「ほら、舌を出せよ」  
銀の肩を抱きながら、黄は要求した。この男、まだ食い足りないのか。  
銀は先ほどのおぞましい感覚を思い出し、恐ろしくなった。  
しかし、どうすることもできない。  
ぎゅっと一度唇をかみ締めたが、おずおずと舌を出す。  
「……いい子だ」  
黄は銀の舌を吸った。  
 
「っ!」  
歯で甘咬みし、舌で銀のそれをこちらの中に来るように導く。  
銀は舌を振るわせながら、未知の領域に踏み込んでいく。  
黄の中は彼を体現するような気持ち悪さだった。  
所々にタバコの吸いすぎで壊死したんだか、変容を遂げたのか分からない突起物がある。  
その感触は異性物の胃を想像させるようで、本当に溶かされてしまいそうだった。  
彼のテリトリーの中で銀の舌はなすすべなく犯され続けた。  
そして、徐々に変化が訪れた。  
(あ……れ……)  
たまに銀の体が断続的に震える。それは決して苦しみから発せられたものではない。  
それは彼女の弛緩しきった体を見れば一目瞭然だった。  
(な……んで)  
「ぴちゃぴちゃ……じゅる、ちゅ……じゅる……むちゅ」  
銀は時折舌から伝わる感覚にもどかしさを感じていた。  
それは未知の感覚。くすぐったいような、波にもまれるような、不思議な感覚。  
だけど決して嫌いな感覚ではなかった。寧ろ好き。  
だが、これは変化ではなかった。  
最初から起きていた信号を銀がようやく感じ取れるようになっただけなのだ。  
何にしろ、銀は黄が舌で彼女を弄るたびに発生するそれに心奪われ始めていた。  
あんなにもおぞましかった彼の口内も、既に馴染み始めている。  
「ちゅ、ちゅっ! じゅじゅるる、ちゅぱっ、むちゅ、ちゅ」  
銀はいつの間にか彼に合わせて動くようになっていた。  
彼の刺激したいところ、自分の刺激して欲しいところを先読みし、彼のために空けておく。  
そうすることでより快感を得られることを知ってしまっていたのだ。  
ふと、黄は永遠に続くかと思われた長いキスを突然に終えた。  
「……あ」  
銀は不承の声を上げたが、それに自分で気付き恥ずかしそうに俯いた。  
「くくく、随分ノリノリだったじゃねーか」  
「そ、そんなこと、無い」  
「そうか、体のほうはそうは言ってないみてーだけどな」  
「あんっ」  
急に走った刺激に銀は媚声を上げた。黄が背中から手を回して彼女の乳首を摘んだのだ。  
彼女の乳首は今までの行為で激しく隆起していた。黄はそれをすり潰すようにこねくり回す。  
「ほら、これはなんなんだ?」  
「こ、これは……」  
「まぁ、認めたくないならそれでもいいけどよぉ、得られるはずの快楽を逃しちまうぜ」  
「え……」  
快楽を逃すという言葉に反応した銀の声は、確かに悲壮が混じっていた。  
黄は銀が呆けているすきに、銀の上着を手際よく脱がしてしまった。  
最早銀の抵抗は見られない。自ら無意識に脱がしやすいように体を捩っていた。  
下着も取り外すと、黄は銀の背中に位置取り、彼女の胸を荒々しく揉み始めた。  
「あんっ、あっ、はっ……」  
 
胸からの刺激は口でする感覚より遥かに強かった。一揉みされるたびに先ほどの何倍もの快楽が銀を襲う。  
その口と目は、だらしなく緩み始めて、快楽に溺れていることを伺わせた。  
黄は乳首への刺激も忘れない。彼女の感覚を読み取り、絶妙なタイミングで摘み弾く。  
「はぁぁっん!」  
しばらくの刺激の後、銀は大きく体を反らし、びくびくと何度も体を奮わせた。  
イってしまったのだ。気持ちよさそうに体から力を抜き、くたりと黄に体を預けている。  
黄はその弛緩した手を取ると、ある場所に導いた。  
「…………ッ!」  
銀の手に灼熱のように熱い剛直が握らされる。びくびく脈動するそれはまるで心臓のようだった。  
一昔前の銀ならばすぐに手を放しただろうが、今は違った。  
銀は一体これが何なのか、これが自分にどんな快楽を与えるのか、興味があった。  
思わずギュッギュッと握り返し、その形を確かめる。  
「グッ! 馬鹿! もっと優しく扱いやがれ!」  
「ご、ごめんなさい……」  
「性玩具のくせに自分だけ気持ちよくなってんじゃねーぞ。ちゃんと奉仕しやがれ」  
銀はそれが黄のものであると知ると丁重に扱った。  
しかし後ろに手を回しているためで上手く触ることができない。  
それに、どうすれば気持ちよくできるのかもよく分からなかった。  
とりあえず今度はもっと優しく握り返してみた。  
ギュギュ  
びくんと黄の体が揺れるのが分かった。ようは刺激を与えればいいのだ。  
銀は今まで黄にされてきたように、彼の剛直をさまざまな方法で刺激する。  
その結果返ってきた黄の反応で、どんな方法のどんな強さでどのポイントが良いのか的確に割り出す。  
擦り続ける手のひらの中で、どんどん大きくなる剛直に銀は感激にも似た興奮を覚えた。  
それは彼女の試みが成功しているという証明。  
そしてこんなに大きなものが、そこまで考えて銀の思考は止まった。  
(これ、どうなるの……?)  
「良くやったな。ご褒美をやろう」  
「ッ!」  
黄が急に銀の耳の中に舌をいれたせいで、銀の思考が深みにいたることはなかった。  
銀の中で最も敏感な器官、耳を舐められ、銀は異常な快楽を与えられた。  
足のつまさきから頭のてっぺんまで一本の棒を突き入れられたように、伸びきってしまいそうだった。  
「あああああっ!」  
 
激しく脱力し、黄の剛直に添えた手が緩む。  
「手はそのままだ」  
黄は銀の手を自分の手で覆うと擦らせ続けた。  
銀はかろうじて手を動かしていたが、その顔はもう緩みきっていて、口元から涎を垂らし、  
目も気持ちよさそうに蕩けていた。  
黄の猛攻はそれでも止まらなかった。ようやっと彼女の秘所へと手を伸ばす。  
下着の中に手を突っ込み、淫烈にいきなり2本指を差し込んだ。  
「…………!!!」  
蕩けていた銀が目を丸くする。  
自分の中に異物が入ってきたのだから当然だろう。  
だがそれよりも遥かに快楽が大きかった。  
彼女の中はもう十分に濡れたぎっており、侵入してくるものを  
今か今かと待ちわびていたのだ。  
それに気付いていなかった銀は、ふいに来た激しい快楽に卒倒しそうになった。  
何度も何度も達してしまう。  
「あっ! あっ! あっ! あんっ!」  
黄はそれを面白がるように、収縮を繰り返す膣の中をかき回し、銀のオーガズムの手助けをしてやった。  
愛液を絡め取るように指に塗りたくると、銀の口元まで持っていき突っ込む。  
もう銀はそれに驚くことなく、自らの愛液をいとおしいように飲み干した。  
「……いかん、そろそろ俺も」  
銀の手はまだ黄の一物を擦り続けており既にそれは破裂寸前だった。  
黄は銀の体を反転させると、互いに向かい合うような形にした。  
自分の股間に、彼女の秘所が来るように、僅かにずらして、擦り合わせるような形で座らせた。  
「……んっ、あぁっ!!」  
意識が遥か彼方へと飛んでいた銀は、自らの秘所と肉棒が擦りあわされる快感によって目覚めた。  
黄はゴスゴスと腰を動かし、彼女の愛液で肉棒をぬめらかしている。  
その度に銀には抗いようの無い快楽が押し寄せていた。  
「ほら、入れてみな。きっとイっちまうほど気持ちいいぜ?」  
黄は悪魔のように囁いた。  
「あ……はぁ……あぁ……」  
銀はそれに抗おうともしない。  
恍惚とした笑みを浮かべ、腰を上げ落とし、黄の一物を一気に飲み込んだ。  
「あああああああああああああああああああああっ!!」  
絶叫が木霊する。銀は涙を浮かべながら快楽の津波に呑まれた。  
最早躊躇いも、試行錯誤もない。ただ本能のままに快楽を貪るために、腰を上下左右に動かす。  
激しく、激しく、その剛直が折れてしまわんばかりに。  
「ぐっ……はぁっ!」  
野獣のような銀の動きに流石の黄もうめく。  
銀の中は狭くきつく、そして包む膣の内面も良質。  
並みの男ならものの数秒もしないうちに果ててしまうだろう。  
しかし、それでも黄は玩具を相手にしているのだ。  
玩具相手にこちらが飲まれるようなことはあってはならない。  
黄は水のようにうごめく銀の腰を両手でしっかりと掴み固定した。  
そして、ラストスパートをかけた。  
パンパンパンパンパンパンパン!!  
「あっ! あっ! あんっ! あああっ! あぁっ! あっん!! あぁぁん!」  
「オラ! 行きやがれ! 行っちまえ!」  
罵声を上げながら行った最後の一突き。黄に限界が訪れる。  
肉棒が膣内で膨れ上がったかと思うと、収縮し、その先端から  
おびただしい量の白濁液が噴出され、子宮口へと流れ込んでゆく。  
「……ッ! あ、アアアアアアアッ!!!」  
銀も肉棒の脈動と自らの体に種を植え込まれる感覚に絶頂を迎えた。  
 
―――  
 
「へへへ、今度はどんなプログラムをロードしようか」  
「…………」  
黄は銀の髪を優しく撫でる。  
「お前は何がいいと思う?」  
「…………」  
黄が問いかけてももう何も銀は答えない。  
ぴちゃぴちゃと、何かをしゃぶる音だけが部屋に響いている。  
「そんなに旨いか、それ?」  
「…………」  
あれから銀は黄の肉棒をずっとしゃぶり続けていた。  
しかし、そこに表情はもうない。  
余りにも強すぎた性感に人格は破壊され、元のドールに戻ってしまった。  
唯一性欲だけを残して。  
「いやぁ、ドールって本当いいもんですねぇ」  
 
終  
 
―――  
 
 
マオ「って話考えたんだけど、どうだ?」  
ギン「…………知らない」  
ヘイ「…………俺の出番が無い」  
ホァン「俺は喜んでいいのか、悲しんでいいのか」  
ヘイ「…………出番が無いよりマシだろう」  
ホァン「本編ではお前の方が出てるからいいじゃねーか」  
ヘイ「……主人公なんだから当然だ」  
ギン「…………(私なんてほとんど出番ない。私ヒロインじゃないのかな。  
   エロパロのネタにされるためだけの存在? 13,14話に期待しよ)」  
マオ「それで実際のところどうよ?」  
ギン「…………(校正しろ)」  
ヘイ「…………(マオ童貞疑惑)」  
ホァン「…………(このオチはどうなんだ)」  
マオ「それじゃエロパロ板にアップロードしてくるわ!」  
ギヘホ「すんな!!!!!!!!!!!!!!」  
 
終わり  
 

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