*雪乃風乃は「あげるわ」無しでフリーダムに交代しまくります。
面倒なので風乃の台詞は表に出てる最中も『』で通します。
願望叶って雪乃といい関係まで到着した白野蒼衣は、なしくずし的に風乃とも愛し合うことに。
その夜、ベッドで営みを交わす蒼衣だが、大変な気苦労に始終苦笑いしながらハメることになる。
「姉さんはすっこんでてくれない?」
『あら、やっぱり二人っきりが一番なのかしら』
現在、既に全裸の雪乃の上で蒼衣は腰を振っている最中なのだが、その隣に現れた風乃が雪乃をからかう。すると雪乃はいきりたち、膣を突かれ感じながらという状態のまま姉に悪態をつくのだ。
「別にそうは言っていないわ! ただ、鬱陶しいから出てくるなってだけよ」
『寂しいことを言うのねえ。素直じゃない雪乃にはこうよ!』
そして、雪乃と風乃は入れ替わった。
「あ、あの……」
まさに挿入してピストン運動をしていた最中だったので、蒼衣はこの交代に困惑する。
『続けて頂戴? 可愛いアリス』
「……はい」
こんな普通でない交際状況だが、せっかく好きな相手と付き合えている蒼衣は仕方なく受け入れる。雪乃もとい、風乃の乳房に顔を埋めてしゃぶりつつ、奥を突き上げる。
『いいわよアリス、とっても気持ちいい。そうだ、いいことを思いついたわ。体位を変えたいから一旦抜いてもらえるかしら』
「いいけど、なんか悪い予感がするなあ……」
その予感は的中する。
引き抜くと同時に風乃は四つん這いとなり尻を向けてきた。白く丸い尻肉を目の前でフリフリしてくるので、さしもの蒼衣も我慢ならずに揉み始めてしまう。
『そのまま割れ目を開いて? そう、そうよ――』
「いやぁ!」
次の瞬間、雪乃の悲鳴があがった。
風乃はわざと恥ずかしいポーズを取り、あまつさえ尻の割れ目を開かせ、それから雪乃に身体を返したのだろう。
肛門を見られた恥ずかしさに、雪乃は顔を真っ赤にしながら涙目になり、蒼衣を睨みつける。怒っているが、可愛い表情だ。
「なんてことをしてくれるの? いくら私達がこういう関係だからって、こんな場所まで――」
『いいじゃないの、せっかくの恋人に私達の全てを見てもらいましょう?』
風乃はちゃっかり自分も恋人のうちにカウントしている。
元々、雪乃と付き合う気でいた蒼衣は苦笑いするばかりだ。
「全てって、姉さんが良くても私はまだ隅から隅までを見せるつもりは――あぁん!」
姉妹の言い争いを聞いていても置いてきぼりになるだけなので、蒼衣はバック挿入で雪乃相手に続行した。
「ちょっと! まだ私は姉さんとの話がついてないの!」
「でも、せっかくこういうことするために時間取ったのに、姉妹喧嘩で終わられたらたまらないよ」
蒼衣はパンパンと腰を尻に打ちつけ、雪乃をよがらせる。
『ふふっ、雪乃ばかりずるいわ。交代よ』
「そんな勝手に……」
『あっ! あぁ! ああん!』
風乃は問答無用に主導権を奪い、喘ぎ声を響かせる。
「風乃さん、僕そろそろ出したいんだけど……」
『いいわよ? 今日は安全日だものね』
「待ちなさい! わざわざ手間をかけて健康管理をしたのは私なのよ? 楽して甘い汁をそそろうなんてそうはさせないわ!」
雪乃が肉体を取り返し、目で「早く出しなさい!」とすごんでくる。
『酷いわ雪乃。この前も、その前も、前の前の安全日の日も私は一度も中にもらっていないのよ?』
「ふん、死人がイイコトできるだけでも感謝したら?」
「うぅ、二人とも……」
蒼衣は気まずい思いで突き続け、ついで尻肉を揉む。
『そうね。安全日のチェックは雪乃の愛によって行われているのだから、やっぱり優先権は可愛い妹に譲るべきなのかしらね』
「……っ! 私は付き合ってるよしみで恋人らしい務めをしてやってるだけで、愛情なんてくだらない感情抱いてないわ!」
『あらあら、なのにどうして、そもそもアリスと付き合っているのかしら』
「そ、それは……」
止まらない争いを他所に、「あのぅ、正常位に戻ってもらっても……」と、蒼衣はかなり遠慮がちに頼む。雪乃は「チッ!」と舌打ちしながら表を向いた。
蒼衣は腰を振りつつ上から胸を揉みしだき、そして言った。
「そのさ、それって僕が二回出せば解決したりしないかな?」
『二人分出してもらえれば、言い合う必要は確かにないわね』
「けど、いつも一回出したら萎んでるじゃない」
「いや、勃たせて復活させればいいし……」
蒼衣の答えに、雪乃はしぶしぶ頷く。
「じゃあ、雪乃さんからいくよ」
――ドピュ! 一発目を放出し、雪乃は果てる。
『じゃあ、次は私の番ね』
蒼衣はしばし風乃に胸とアソコを弄び、再度興奮しなおすことで棒の元気を取り戻す。再び挿入して腰を振った。
――ドピュ! 二発目の放出で風乃も果てた。
「ふぅ……。雪乃さん、風乃さん、二人ともありがとう。すごく気持ちよかった」
終了